砂の王者

1992年から競馬三昧。好きな馬はナリタタイシンとワコーチカコ。要はリヴリアです。 2016年3連複回収率158%、2017年同188%。圧倒的成績を引っ提げて、2017年10月から「レジまぐ」にて予想販売を開始しました。メルマガ会員様を常時募集中です。 メルマガ予想はダートのみですが、ブログではトラック関係なしに興味あるレースを取り上げます。

2019年05月

【安田記念】追い切り評価

皆様、こんばんは。

「安田記念」の前哨戦及び出走馬の分析は昨日で全頭分が終了。
本日は水・木に行われた最終追い切りの評価を行って行きます。

アーモンドアイ
馬場の真ん中を通して3頭併せの最内。1週前は並び掛けてからの反応が少し鈍いかな?と思いましたが、当週は軽く促されると一気に突き放す圧巻の内容。前肢の可動域が広く、且つパワフルな走法はいつもの同馬の姿。いつも良く見せますが、今回も変わらず素晴らしかったです

ダノンプレミアム
1週前が本追い切り。その1週前はこの馬らしい飛びの大きい雄大なフットワークで、見た目以上に時計が出ているのはこの馬のパターン。当週は軽めも行きたがるような素振りは見せず鞍上の意のままに走れていますし、集中もしています。1週前にはやや立派かな?と見えましたが、当週はすっきり見せており体制は万全。この追い切りを見せられると・・・

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1週前も良かったですが、当週は4F49.6秒-1F11.7秒、4F目から13.2‐12.7‐12.0‐11.7秒という猛時計。動きも正に重戦車のようで迫力満点。ただゴツすぎるわけではなく脚元はかなり柔らかく使えています。強調したいのは左手前だとフットワークがブレてしまい右手前の方がスムーズに走れている点。やはり左回りは良さそうで、これは上昇して来ましたよ。重い印を打ちたいです

ケイアイノーテック
最終追いは坂路で。ラスト4Fから14.4‐13.3‐12.2‐12.0秒と加速ラップでフィニッシュしましたが、ラスト2Fを12.2‐12.0秒と速いラップを継続出来たのは自身初で、高速ラップが続く本番へ向けては理想的な追い切りだったのではないでしょうか。前肢の粘りがもう少しあれば◎評価でしたが、そもそもそういう走法なので仕方なし。動き自体はパワフルで十分に及第点です

アエロリット
軽めの内容ながら、スナップの効いたバネ感たっぷりの走り。コーナーで気合が入りすぎていた点と、直線序盤で物見して集中力の欠けていた分で◎評価とはなりませんでしたが、動き自体は◎評価でもよかったほど。特に後肢の蹴っぱりの強さとバネは惚れ惚れします

グァンチャーレ
坂路単走。ラスト1Fだけ強めに追われる内容でしたが、追い出されると一瞬にしてギアが入ってラスト2-1Fは12.4‐11.8秒の急加速でフィニッシュ。レースと同じくギアチェンジ力は流石ですし回転の速いキレのあるフットワークも好感。一瞬ブレる場面がありましたが、あれだけの急加速なら許容範囲でしょう

フィアーノロマーノ
頭が高くて後ろ脚が外に逃げる走法はこの馬の個性。本当に不格好な走りですが、こういうものです。元気一杯ですし、当週はラスト1F13.1‐11.7秒と強烈な加速力を見せました。以前は坂路で11秒台を出せなかった馬ですから、本当に成長しましたね

ロジクライ
2週続けて坂路。1週前は併せ馬だったこともあるかも知れませんが、左手前に替えてから酷く右にモタれました。当週はずっと右手前でしたので真っすぐ走れましたが、基本的には左回りの方が良いのでしょうね。今週は13.3-12.4-12.2-12.3秒と速いラップを3F続ける持続的な脚を鍛える内容。レース特性にあった追い切り内容で好感が持てます。ただし動き自体はごく普通

サクラアンプルール
1週前が本追いなのでそちらを評価。南Wで併せ馬。頭が高くフットワークに伸びが無いのはこの馬の個性なので問題なし。追い出されてスッと反応出来るのはレースと同じで、かなり前にいた相手に追い付いた点は流石。至って普通

インディチャンプ
坂路でブラックスピネルとの併せ馬。ラスト1Fで追い出されて2馬身先着したことは評価出来ますが、ラスト2-1Fが11.8‐12.4秒と0.6秒も減速する内容。手前を替えた際にふらついたことも含めて、追い出してから味はなかったですね。レースでも持続性が課題の馬で、それを鍛えるような内容であって欲しかったのは事実。高い評価は出来ません

ロードクエスト
南Wで3頭併せの最内。この馬なりに走っているのですが、グリップが弱いので空回り気味に見えますし推進していきません。ですので前進気勢がかじられませんし、鞍上が抑えていたこともありますがあっさり遅れました。予定通りの内容だとは思いますが、流石に高い評価は無理です

ペルシアンナイト
1週前が3頭併せ。直線一杯に追われるも反応は悪く、結局半馬身差を詰められないままフィニッシュ。当週は2頭併せの内。反応は幾分良くなっており馬なりで並び掛けて、50mほど強く追われると1馬身先着。ただシャープかと言われると疑問で、相対的な評価は下の方になります

スマートオーディン
終始右に傾いで走っていますし、追い出されてからは更に右へと意識が向いて教育のステッキが入ると頭を上げて反抗。この気性では高い評価は出来ません。時計は出ている分△ですが、実質?評価

エントシャイデン
CW2頭併せ。ここに出走する馬達と比べると重厚感が感じられません。原因は重心の高い走りで、回転の速いフットワークを100%地面に伝えられていないので推進力に欠けてしまいます。一杯に追われましたが突き放せず、むしろ加減していた相手に追い付かれる始末。これでは評価出来ません

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1週前が6Fから時計を出したものの、3F39.9-1F13.1秒で馬なり。当週も4F53.9-1F12.1秒でラストにやや気合いを付ける程度。毎回その間に挟まれる日曜に坂路で時計を出すので今回もそうだろうと思いましたが、時計が53.9‐38.9‐25.0‐12.1秒とこれまた遅い。GIになると4F52秒台半ば1F12秒を切るぐらいの時計を出す馬ですから、4Fで1秒以上遅い時計は心配。というかやれない理由があるのだと推測。これは買いたくないですね。馬体重には注意して下さい(減っているのかも)

サングレーザー
坂路併せ。楽走で2馬身遅れ。至って軽い内容で1週前か日曜にやったと思われますが、映像がないので評価は差し控えます

ということで追い切り評価は以上。

さて、今年の安田記念はご存知の通りの2強対決の図式。
個人的には安田記念という舞台では盤石とは思っておらず、一角を崩すチャンスはあると思っています。
高速馬場適性とハイラップ適性を持つ馬が一角を崩す資格を持っているはずで、週頭次点でその候補は4頭でしたが、追い切りで2頭にまで絞りました。
あとは枠の並びを見て最終決定しますが、現時点で少なくとも言えることは本命は2強ではないということ。
連敗中のGIではありますが、置きに行かずに攻めますので「最終見解」を楽しみにお待ち頂ければと思います。


【安田記念】前哨戦分析3(マイラーズCほか)

皆様、こんばんは。

【マイラーズC】
登録馬:ダノンプレミアムグァンチャーレインディチャンプケイアイノーテックモズアスコット
ラップ:12.6-11.4-12.0-12.5-11.8-10.9-10.3-11.1(48.5-44.1)
前後半差4.4秒の超超スロー。ハナはグァンチャーレも実質的なペースを握ったのは2番手に位置したダノンプレミアム。ダノンが仕掛けを遅らせたことと超高速馬場も相まってラスト3Fは10秒台が2つ並ぶ極限のトップスピード戦に。位置が後ろではお話にならないレース。あまりに特殊で安田記念へは繋がらないレース

・ダノンプレミアム
(マイラーズC)
好発から行き掛けるも絶対にハナには行きたくなかったと見え、抑えて2番手追走。後続の突き上げもなく全く楽なペースのまま勝負所へ。ここでも後続の押し上げはなく、完全に思いのままにペースコントロール出来る展開。残り600m標式=4角出口付近で仕掛けると、残り250mでグァンチャーレを競り落として楽々フィニッシュ。後続勢が何のアクションも取らなかったことで、調教代わりとさえ言える楽なレースになりました。ただ最速10.2秒を記録したトップスピードは流石
(総評)
強烈なギアチェンジ力と上がり性能を武器に2000m以下で6戦6勝。強靭な後駆が瞬発力の源ですが、休養明け後はトモにコブが付いているように見えるほどに厚みが増しています。スタート・折り合いに不安なく、立ち回りが上手くて馬群も割れるとなると死角は限りなく少ないと思えます。唯一とも言える不安点は中弛みのラスト3F戦しか経験していない点。あの強靭なトモを持つ馬としては上がり特化戦がベストのはずで、今までは得意レースしか経験していないとも言えます。ダービーが唯一の4Fロンスパ戦だったわけですが、いつもの圧倒的なギアチェンジ力が影を潜めました。「皐月賞を回避して順調さを欠いていた」「守備範囲外の距離2400mだった」というエクスキューズはありますが、1900m地点の直線入口で反応出来なかったわけですから、少なくとも距離を理由には出来ないでしょう
(安田記念への展望)
ここまで見せて来たパフォーマンスは圧倒的で、ここも性能の違いで押し切り「やっぱり強かったね」となる可能性は高いでしょう。ただ、総評で書いたように中盤がタイトになる流れを全く経験していないのは看過できない材料で、先行馬となれば尚更です。これまで好走してきた流れとは逆ベクトルになるわけで、追走で脚を削がれて直線でいつもの爆発力が影を潜める場面があっても不思議ではありません。逆にスローとは言わずとも、多少でも流れが緩めば圧倒的な後半性能を発揮する可能性は高く、前で競馬出来る位置的優位性を踏まえればアーモンドアイ撃破も現実的なシナリオでしょう。いずれにしてもペースが全て。これまで内枠に恵まれて来た馬で、超高速馬場も踏まえれば今回も内枠希望

・グァンチャーレ
(マイラーズC)
行く馬が皆無で押し出されるようにハナ。このペースでも2番手とは2~3馬身差の逃げだったように前半は相当楽。更に2番手のダノンプレミアムが仕掛けを待ったことで残り600mだけ全力を出せば良いというレースに。元々ギアチェンジ力とトップスピードはなかなかのレベルなので残り250mまではダノンに対抗出来たものの、持続力で劣り2着フィニッシュ。とにかく展開に恵まれた一戦
(総評)
インで立ち回って直線は優秀なギアチェンジ力で抜け出し粘り込む、というのが好走パターン。過去レースはほとんどこのパターンです。一方で持続力には問題があって使える速い脚は限定的。こういうタイプは坂の下りの惰性で勢いを付けられる(平坦に比べて急激にエンジンを吹かさなくて良いという意味)京都を得意とする馬が多く、この馬もその例外ではなく京都巧者。ガソリン量に明確なリミットがあるので、道中無駄なガソリンを使わずに済むスローがベスト。ただ前後半34.7‐35.5秒のスワンSでも直線一脚使って残り200mでは勝ったと思わせたように、追走スピードが上がっても対応は出来ます。その場合はラストの失速幅が大きくなりますが、それは追走と直線の一脚でガソリンを使い切るからです
(安田記念への展望)
ギアチェンジ力とトップスピードはこのクラスに入っても戦えるレベルにあります。ただし総評でも書いたようにガソリン量の少なさは大問題で、GIにもなると追走スピードが上がるのでそこでほとんどのガソリンを消費してしまうことになります。ハイラップが続きやすい安田記念なら尚更です。好走へのシナリオはまずペースが落ち着くこと、立ち回りは巧くギアチェンジも優秀なので内枠からインで息を潜めること、この2点は絶対条件になります。昨年並みのペースになれば出番はないでしょう

・インディチャンプ
(マイラーズC)
この日はゲートは五分。逃げ馬不在で緩いペース、二完歩目以降で加速が付き前進気勢が強いだけに自然と4番手。ただ道中は緩すぎるペースに頭を上げるなど折り合いにかなり苦労する場面。そんな状態だけに動くに動けず、前に合わせる形で4角からスパート。ただラスト3F目から10.9‐10.3秒と究極的なラップを刻む流れを1馬身半後ろから交わすのは物理的に不可能で、ラスト1Fは更に甘くなってパクスアメリカーナにも交わされ4着敗退
(総評)
2戦目の京都内回り戦でコーナー含んだラスト2F目に10.5秒と究極的な脚を使ったことと、極端なピッチ走法であることから基本は小回り向きで末脚の絶対量に限界がある馬、というのが当初の評価。その評価が一変したのが2走前の東京新聞杯。前後半45.7‐46.2秒と淀みない流れを出負けから前半でリカバーして中団追走。レースのラスト3F11.3‐11.5‐11.9秒と仕掛けが早い中、ラスト2F目でスッと抜け出しての完勝だったわけですが、淀みない流れで自身は出遅れから前半にそこそこ脚を使いつつも直線で一頭だけ違う反応を見せたことは意外でした。元々前向きな馬であること、究極のトップスピード戦だった前走で甘さを見せたことからも、案外前半から淀みなく流れた方が良いのではないかと評価を改めました
(安田記念への展望)
そういったことから例年並みペースの安田記念には合う馬だと思います。ただ、評価を改めたきっかけの東京新聞杯は内枠からロスなく進められたもの。出負けも序盤に挽回して位置を取りましたが、あれとて枠の並びが違えばああはうまく行かなかったでしょうし、内目をロスなく運べた面もあり過大評価は禁物です。またラスト100mは詰められました。あれは鞍上が緩めたところが大きいのでしょうが、これまでの一連のレースを見ても末脚の絶対量には限界があるタイプなのも事実。ラスト1Fの減速地点で踏ん張り切れない点は不安です(血統的に底力を担保する血も少ない)。評価を上げるか下げるかは枠順に依るところが大きく、内枠を取れれば重めの印を打ちたいと思わせる一頭です

・ケイアイノーテック
(マイラーズC)
好発も始めから控える考えだったような感じで後方。超超スローだった道中も全く動く様子はなく、前と合わせる形で残り600m標辺りからスパート開始。ただこのペースでは当然前は止まらず、そもそもトップスピードは並の馬なので、この流れを差すことは不可能。バテたメイショウオワラとモズアスコットを交わしただけの平凡な6着
(総評)
追ってからの反応が鈍くトップスピードも並だが長く脚を使えることが特徴。唯一のGI勝ちとなったNHKマイルCもラスト1F12.0秒の減速地点で差し切ったもの。ただこのレースは中盤で11.9‐11.7秒と顕著に緩みつつラスト1F12.0秒まで落とした低レベル戦。3歳秋以降はスピード負けするレースが続いているのは当然と言えば当然で、絶対スピードの不足をダートで補おうと考えた陣営の考えも理解出来ます(お母さんがケイアイガーベラですし)
(安田記念への展望)
これだけ絶対スピードが不足している現状で、超高速馬場の府中マイル戦を好走しろというのは酷な話です。速い流れを後方で構えて、バテた馬を交わすだけの結果になる可能性は非常に高いです。とにかく異常なほどにハイラップになって、ズブズブの消耗戦になればチャンスは見出せますが・・・

・モスアスコット
(マイラーズC)
出たなりで中団。かなり緩い流れも道中は動きを見せず、前の動きに合わせて4角~直線勝負。ただそもそもトップスピードには限界がある馬で、10.9‐10.3秒のラップに全く反応出来ず。前のストーミーシーを捕まえられず、後ろのケイアイノーテックに差される極々平凡な7着。あまりにも無反応だったのはかなり気になる材料
(総評)
距離1400mで【2-3-0-1】と最も良績を残している通りの馬。1400m戦は中盤で緩みが発生しにくく、一定ペースで流れやすい距離。同馬は5速は持っていないものの、4速で走り続けられることが最大の特長。昨年の安田記念は道中11秒前半と緩みのない流れを追走しながら、ラスト3Fを11.0-11.0‐11.3秒でまとめて差し切り。ラスト1Fで全頭が苦しくなる中を減速幅を最小限に止めて11.3秒で差し切ったことは同馬の特長を最大限に表すものでした。反面トップスピードには限界があって、故にスローからの瞬発戦は苦手。安田記念の前走安土城Sは前後半35.6‐33.7秒の超スローからのラスト3F戦でしたが、ダイメイフジにキレ負け。次走でGIを勝つ馬がOP特別で敗退した背景にはそういう事実があったわけです
(安田記念への展望)
昨年覇者という事実が表していますが、前後半イーブンで淀みなく流れやすい安田記念は全場のマイル戦の中でも最も適性に合う舞台。更に右回りでは内へモタれる馬なので、左回り替わりは加点が必要です(こちらの記事を参照下さい)。今年もアエロリットやロジクライなどスローに落としたくない先行馬が複数居るとなれば昨年の再現は十分ありえると思えます。ただ気になるのは前走の負け方。向かない流れ・右回りにしてもあまりにも負け方がだらしなく、やや気になる材料ではあります。「良い負け方」からの臨戦なら自信の本命印を献上しましたが・・・とりあえずは最終追い切りを精査したいと思います


次に別路線組の分析

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(総評)
ヴィクトリアマイル時にラッキーライラックの項で書きましたが、そのラッキーライラックと同じステラマドリッド牝系。近親には他にミッキーアイルがいるように先行して持続的な脚を使うことが身上の牝系です。同馬はその通りに持続性が武器。4走前のようにスローから一脚を使うことも出来ますが、GIで勝ち負けすることを考えればハイペース先行で粘り込む形がベストです。スローに付き合ってキレ負けした6走前→ハイペース先行粘り込みの5走前の変わり身は同馬の特長を如実に表すものでした。3走前はスローに落とした駄騎乗、2走前は完全アウェイ戦、前走はあまりにも速すぎるハイペースと敗因はハッキリしています
(安田記念への展望)
前走は1200m通過1分7秒3、1400m通過1分18秒8。あくまで参考記録ですが、1400m通過タイムは日本レコードですからやりすぎでしょう。あのペースで逃げながら0.4秒差に踏ん張ったことを評価すべきかも知れません。今回はハッキリとした逃げ馬不在でスローに付き合ってしまう形が懸念されますが、鞍上は昨年の2度の騎乗経験でスローならキレ負けして持ち味が活きないことは理解しているでしょうから、スローに落ちそうなら自ら逃げる手を打つはずです。大箱・左回り・高速馬場、全てがベスト条件で自らペースコントロール出来るなら2強以下を抑え込む場面があっても不思議ではないと思います


本日分析した6頭の中で「必要能力採点」最上位はダノンプレミアムではないこの馬!
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【安田記念】前哨戦分析2(大阪杯ほか)

皆様、こんばんは。

本日は「安田記念」の前哨戦分析の2日目。
「大阪杯」出走馬と別路線2頭を分析します。

【大阪杯】
登録馬:ペルシアンナイトサングレーザーステルヴィオ
ラップ:12.6-11.1-12.7-12.7-12.2-12.4-11.8-11.4-11.6-12.5(61.3-59.7)

前日の雨の影響で時計の掛かる馬場(4Rまでは稍重)。マカヒキが4着に来てしまう馬場、といった方が分かりやすいかも知れません。それに加えてイン有利の馬場バイアス。レースは前後半61.3‐59.7秒のスローからのラスト4Fロンスパ戦。力の要る馬場に加えてラスト3F目最速でスタミナ要求値が高いレース。外を回した馬はブラストワンピース以外は全滅で、基本は内を回さないと勝負にならなかった

・ペルシアンナイト
(大阪杯)
スタート後に外の複数頭に内に切れ込まれ後ろの位置。インにも入れられず終始外目を掛かり気味に追走。3~4角も5頭分外を回して直線に向き追い出されるも、内のダンビュライト・外のブラストワンピースと比べて反応は地味。残り200m地点ではその両頭に挟まれ鞍上が立ち上がる場面がありましたが、そもそも脚もなく(脚があれば挟まれることもなかった)あの不利は不利ではないです。掛かった上に終始伸びない外を走らされ全く力を出していない一戦ですが、ダンビュライトにも見劣った直線の反応の鈍さは不安になります
(総評)
休み明けは走らない馬で、それにより本当に適性が見えにくくなっているのが個人的な印象。やや前傾気味の2017マイルCSで勝利、4Fロンスパの2018大阪杯で2着、スローラスト3F戦の2018マイルCSで2着とペースの対応幅は広いです。ただ府中は【0-1-0-4】で好走は2歳時のアイビーSのみ。府中マイルは3戦3着外ですが、その内2戦は叩き台の富士S。昨年の安田記念は出遅れから出して行くと猛烈に掛かり、直線は終始行き馬が無く1頭だけ残り200mまで何もアクション出来ず。それでいて0.4秒差6着なら悪くないと言えるもので、字面の戦績だけを見て「府中は×」と決めつけるのはいささか早計かと思えます
(安田記念への展望)
とは言え、前半から終始ハイラップを刻み続けて、スプリント戦的な基礎スピードが要求される高速の府中マイルが向いているかと言われると答えは「NO」。前述通り昨年の安田記念はかなりスムーズさを欠いた内容で情状酌量の余地大ありですが、ただ進路確保出来た残り200mの伸びが地味だったのも事実。基礎能力の高さで圏内近辺には来るでしょうが、「買い」の方向に舵を切る決定的要素がなくて・・・

・サングレーザー
(大阪杯)
折り合い専念でスタートはソロッと出て最後方近く。序盤は掛かり気味も2角過ぎで落ち着く。残り800m標で馬自身が進出したがるも前が壁で、3~4角中間点で止む無く大外へ進路を切り替え。ただ反応は悪く、直線もバイアス不利の外ということも相まって反応は地味。結局ズルズル下がったステルヴィオ以外は1頭も交わせず12着フィニッシュ
(総評)
マイル近辺を使われていた時は、中盤で息を入れて末脚の持続力で勝負するタイプ。マイラーズCが典型で、このレースが前後半45.8‐45.5秒。4F目に11.9秒と高速馬場を考えるとかなりラップを落とした後に11.4‐11.2‐11.2‐11.7秒と刻んだレースでしたが、自身はラスト4Fを44.5秒(11.3‐11.1‐11.0‐11.1秒)でまとめて余裕の差し切り勝ち。後半の持続性能はかなりのものですが、前半から流れて基礎スピードを問われてしまうとこれが発揮出来ず、それがモロに出たのが昨年の安田記念や阪神カップということになります。従って中距離に距離延長して好成績を残したのは当然と言えますし、前後半59.4‐57.4秒の超スローからのラスト4Fロンスパ戦となった天皇賞(秋)などはドンズバの流れだったと言えます
(安田記念への展望)
この馬の特長を考えると距離短縮のマイルは少々マイナスで、しかもテンから流れて基礎スピードが問われやすい安田記念は条件としては最悪の部類でしょう。ただ昨年の同レースは15番枠から前に壁を作れず掛かり気味に追走し、勝負所も大外を通らされる(高速馬場の勝負所で外を回される辛さは先週のダービーでも思い知らされましたよね)かなり厳しい展開ながらもゴールまでジリジリとは伸びていました。枠の内外が逆ならば結果はもう少し違ったという印象でした。ベスト条件ではないですが、折り合い面も含めて内枠を引ければ馬券の端に引っ掛かってくる可能性はありますし、更に流れが緩めば更に良し。高速馬場は大歓迎です

・ステルヴィオ
(大阪杯)
好発から押して押して2列目真ん中の5番手を確保。やや行く気に逸るも鞍上の拳はリラックス気味で十分コントロール内。3~4角ペースアップ地点でも前に付いて行きそのまま直線に入ったものの、全く伸びは無くズルズル下がるだけでのブービー入線。はっきりと敗因は距離でしょう。後述しますが、前で受けて良さが出ると思っていること自体が短絡的な考え方で(だからこの鞍上はダメ)得意ではない形で、得意ではない距離を走らせると当然このような結果を招きます
(総評)
そもそもが前半はゆっくり走らせて後半の総合力で勝負したいタイプ。全体のペース云々よりも自分のペースで走れるかの方が重要でしょう。マイルCSではそれまでにない先行して抜け出す競馬を見せましたが、あれはあの枠・あのペース(前後半47.1‐46.2秒)だったからこそ成立したもの。もっと詳しく言うなら、序盤は先行各馬が牽制しあう流れでテンが遅いことが奏功し最内枠で労せず位置が取れましたし、またそれ以降もペースが上がらないスロー。先行したと言っても負荷は小さかったですし、またエンジンの掛かりが遅いこの馬にとって下りの惰性で勢いを付けられる京都コースも合った感があります。色々と噛み合ったところが大きかったのに、以降は判で押したように先行策を取ること自体が大間違いなわけです
(安田記念への展望)
今回距離短縮することはプラスでしょう。反応が遅い馬なので大箱コース替わりも好材料。これまでのキャリアでテンから終始ハイラップを刻んだレースは未経験で(中山記念も位置を取りましたが、先頭と4番手には15馬身以上の差があり実質スロー)ここもバカのひとつ覚えのように前受けしようものなら追走で脚を削がれて、持ち味である後半性能の欠片も出せない可能性は高いです。一方で「本来の」前半は脚を溜める策なら話は別。ラスト1Fで必ず減速ラップを踏むレースにおいて、この馬の持つ持続力はハマる可能性大。ただし、超高速馬場のハイラップで外回しする形では厳しく、真ん中から内目枠から馬群を通す形が取れれば、という条件付き。ギアチェンジ力がないので前が詰まらず、という条件も付くでしょうか。難しい面もありますがこの手の馬とレーンJは手が合うと思われ、事実レーンJと父キングマンボ系馬は【6-4-2-5】勝率35.3%(単回値183円)連対率58.8%、複勝率70.6%(複回値147円)と嘘のような好相性(サートゥルナーリアは負けましたけどね・・・)。この「鞍上強化」は心強いですね

「大阪杯」組で最も「必要能力採点」が高いのはこの馬!
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次に別路線組から2頭をピックアップ

・サクラアンプルール
(総評)
一瞬の鋭い脚は並み居るG1馬に交じっても通用するものを持っていますが、使える脚は一瞬。故にコーナー加速から短い直線で勝負を決められる小回りコースがベストで、出来れば追走に脚を削がれないスローの瞬発戦がベスト。昨年あたりから元々短かった使える脚が更に劣化した印象
(安田記念への展望)
前述通りに使える脚が一瞬なので大箱コース替わりはマイナスです。追走で脚を削がれたくない馬なので、テンからハイラップを刻みやすいこのレースへの適正も疑問。というかそもそもが芝・ダートを通してマイル以下戦は初出走。流れに戸惑って終了、という可能性が限りなく高いと思われます 

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(総評)
昨年までは前半の基礎スピードはともかく、後半のトップスピードが劇的に不足しており、特に高速馬場だった4走前ではそれがモロに出ての惨敗。そもそもが南半球産で同世代との比較でも半年程度の遅生まれなので、成長途上だったというのが正解なのでしょう。半年ぶりの実戦となった3走前は出遅れから自身ラスト3F11.1-10.8‐11.2秒で上がりましたが、いくらスローとは言え休養前には11秒前半すら刻めなかった馬ですから明確に成長しています。近2走は元々から備えていた基礎スピードを活かしたハイラップからの押し切り。特に前走は休養前に全く対応出来なかった高速馬場をも克服しての好時計勝ちでした
(安田記念への展望)
確実な成長を示している近走ですが、基礎スピードゴリ押しのレースばかり。小回りでは消耗戦で通用しましたが、府中マイルでは直線での一脚も求められます。小箱・内回り【5-0-0-0】に対し、大箱・外回り【1-0-0-5】の成績が示す通り、基本的には小回り向き。成長した今なら違った面も期待出来ますが、血統的にも米国系の母に父はデインヒル系のゴリゴリスプリンターですから(産駒の距離適性はそうではありませんが)、府中の軽い芝で終いの一脚を担保する血は全く入っていません。適性外の府中のマイルGIで買うにはちょっと説得力が足りないのが正直なところ

【安田記念】前哨戦分析1(京王杯ほか)

皆様、こんばんは。

本日からは前哨戦分析。
火曜・・・「京王杯SC」+「他路線1頭」
水曜・・・「大阪杯」+「他路線2頭」
木曜・・・「マイラーズC」+「他路線1頭」
こんな感じのスケジュールで行きます。

それから、今週に関しては個人的に作成している「必要能力採点表」も週末に公開したいと思います。
yasuda3
上記は一例ですが、このようなレーダーチャートで出走全頭分を公開する予定です。
安田記念については「基礎スピード」「持続力」「トップスピード」「距離適性」「高速馬場適性」「血統適性」の6項目で採点しています。

では早速、分析に入ります。

【京王杯SC】
登録馬:ロジクライロードクエストスマートオーディンエントシャイデン
ラップ:12.3-10.9-11.0-11.3-11.0-11.1-11.8(34.2-33.9)
前後半バランスは34.2‐33.9秒とやや後傾気味で、上位5頭は4角6番手以内馬が独占。道中から11.0秒前後を連続する淀みない流れで推移しているものの、Bコース初日の超高速馬場でのもので字面ほどの厳しさは無し。スプリント寄りの基礎スピードが高く問われた一戦

・エントシャイデン
(京王杯)
出負けから後方追走で直線に賭ける形。直線は最内を突き、特に大きな不利はなかったものの伸びは平凡でラスト1Fの減速地点で差を詰めたものの、大勢を逆転するまでには至らず特に見せ場もなく11着敗退
(総評)
5走前からの条件戦3連勝で一気にオープンまで上り詰めましたが、3連勝は前後半48.9‐45.7秒、47.3‐46.2秒、47.7‐46.0秒といずれも後傾戦。ディープインパクト産駒らしいギアチェンジ力とトップスピードの高さが持ち味で、上がりの速いレースを差すという競馬を得意としています。昇級初戦となった阪急杯はテンから淀みなく流れ、2F目以降少しずつ減速していくラップで3連勝したレース質とは真逆でしたが、後方から差して5着健闘。ただ流れの外からラスト300mだけ脚を使ったもので着順ほどのインパクトは有りませんでしたし、内目でごちゃついて力を出せなかった馬が数頭居たことで相対的に着順が上がったのも事実です
(安田記念への展望)
ここ2走のように淀みなく流れてしまうと追走に脚を削がれてしまうので、希望はスローからのラスト3F瞬発戦。10秒台半ばを刻むトップスピードがありますし反応も速く、並ばれてからも渋太いです。ただGI級に入っても差別化出来るほどかと問われると疑問で、ゲートが安定せず極端に後ろからの競馬になる可能性も考えると、やはり苦戦は免れないでしょうか。内枠希望

・スマートオーディン
(京王杯)
前半は折り合い専念で最後方。前走同様に残り800m標すぎから外目を通して進出開始。直線満を持して追い出すも、終始内にモタレ気味。矯正しつつ左鞭を入れるもモタれは解消せず。その影響もあってかゴール前は止まり気味で、伸びはキャナルストリートあたりにも見劣るレベル
(総評)
3歳時の特徴を一言で表すなら「スロ専」。毎日杯では最速10.6秒を楽に記録したようにトップスピードは一級。ただイーブンラップの共同通信杯でラストは全く反応出来なかったように追走力には疑問符が付く馬でした。
故障による長期休養明け後はマイル戦を主戦場とするものの、とにかく折り合い難が酷く惨敗続き。ただ距離短縮した阪急杯で一変。このレースが前後半34.4‐34.6秒で2F目以降淀みないラップを刻み続けたレース。この速い流れに加えて、一頭だけ離れた最後方でとにかく折り合いに専念し実質残り800mだけ競馬をしたという内容。そのラスト800mを自身推定44.3秒で上がって差し切るのですから、やはりポテンシャルは相当なものです。机上の計算では京王杯も差し切れておかしくはなかったですが、前述通りに内へのもたれ方が酷く、本来の能力を発揮出来ませんでした
(安田記念への展望)
とにかく最後方で折り合い専念で流れの外から差すしかないですから、ペースは速かろうが問題なし。ラスト1Fで前が大きく減速することを考ても折り合い的にもペースが上がるのはむしろ歓迎でしょう。阪急杯で見せた後半性能なら後方からでも戦えるポテンシャルは有していますが、やはり問題は左回り。2歳時の東スポ杯でもかなりふらついて走っていたように、左回りでは100%の能力を発揮出来ません。池添騎手は2度目の騎乗となりますし、陣営がこの点を修正出来るのなら一発あっても不思議ありません

・ロードクエスト
(京王杯)
いつも通りの甘いスタートから後方で折り合いに専念しつつ直線勝負。直線は狙ったインを前の馬にカットされ、外に切り替え全開スパートを開始したところ今度は両側から挟まれ立ち上がる不利。これでジエンド、残り200m弱は流してフィニッシュ。このレースについてはノーカウントでOK
(総評)
重賞レベルではトップスピードが決定的に欠けており、2018マイルCSや2019京都金杯のように緩い流れからの一脚を求められるレースでは出番なし。その代わりに基礎スピードには高いものがあり、これは一時期1200m戦を主戦場としていた効果でしょうか。近走でのベストバウトである2018スワンSが前後半34.7‐35.5秒の前傾気味ラップからラスト1F12.1秒まで落とす流れ。2019東京新聞杯や2019阪急杯も同種のレース質で、これらのレースで崩れがないのは偶然ではありません。と同時に2019東京新聞杯、阪急杯であと一歩足りなかったのはスピードの絶対値不足が招いたもので、これらのラスト3~2Fのラップは11秒前半。差し切ったスワンSは11.9‐11.5‐12.1秒と物理的に速いラップが要求されなかったことは注目しておくべきです
(安田記念への展望)
前述通りにスローからの瞬発戦ではノーチャンス。全体に流れてラップが分散する形がベスト。ただそれでも超高速の今の府中ではスピードの絶対値で不足するでしょう。超超ハイペースでズブズブの差し決着になるか、雨降って時計の掛かる馬場になるか、好走のシナリオはいずれかになるでしょう

・ロジクライ
(京王杯)
スタート五分もダッシュが速い馬が2~3頭居たため無理せず控えてインの好位を追走。道中は掛かり気味と言うか、追走スピードが上だが前に馬がいるので無理に我慢させている感じでの追走。直線も逃げ・番手馬が邪魔でスパート出来ず、残り400mでようやく進路が確保出来てスパート開始。ただスッと反応出来る馬ではないので伸びはジリジリ。最後は前は捕まえたものの、ギアチェンジとトップスピードに優れた1,2着馬に交わされ僅差3着でフィニッシュ。惰性で走りたい馬が残り400m過ぎまでスパート出来なかったのは痛恨で、出し切ったとは言えないレース
(総評)
近走でのベストバウトは富士S。12.4‐10.9‐11.3‐11.3‐11.5‐11.0‐11.6‐11.7秒のラップ推移を2番手から抜け出して2馬身差快勝したレースですが、このレースにこの馬の良さが凝縮されています。瞬発力には欠けるものの持続力に優れた馬で、スタートから淀みないペースで先行し(逃げ)てもゴールまで大きく失速せずに走り切ることが出来ます。その良さが出たのが富士Sで、これを再現出来れば馬券内確率はかなり高いと思います。近5走は連対すらなく能力の減退が懸念されますが、東京新聞杯を除き敗因はハッキリ。マイルCSはスロー瞬発戦。阪急杯は終始インに閉じ込められゴール前も立て直す不利があり持ち味の持続性を発揮出来ず。高松宮記念は距離不足。京王杯SCは阪急杯と同様にインに閉じ込められ持続性を活かせず。といった具合
(安田記念への展望)
富士Sだけ走れれば好勝負になるというのは先に書いた通り。その為には前半から積極的に進めることが絶対条件。逃げても良いでしょう。近走変に抑えるところがあるので、陣営のコメントには注意しておきたいですが、ペース判断に優れたこの鞍上を配してくるあたりは今回は先行策になるのではと思います。道中バラければインをロスなく回れますが、前走のように包まれ気味で内で待たされる展開はギアチェンジ力の無いこの馬にとって最悪なので、極端な内よりも真ん中あたりが理想。アエロリットとの内外関係も注目

「京王杯SC」経由の4頭で「必要能力採点」が最も高いのがこの馬
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次に別路線の1頭を分析

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(総評)
競走馬としてのポテンシャルの大きさは言わずもがな。特にギアチェンジ力とトップスピードは現役ではもちろんトップレベルで、当然このメンバーでもピラミッドの頂点に位置する馬です。中弛みからの瞬発戦、ロンスパ戦いずれにも対応し、高速馬場も問題なし、枠の内外も問わず。マイル戦3戦3勝となれば死角らしい死角は見当たらないという世間の評価にも納得です
(安田記念への展望)
とは言いつつも、個人的にはそこそこ危うい面もあると思っています。もしレースがスローバランスで流れるならば順当に好走すると思いますが、問題なのはその逆になった場合。キャリア中で道中11秒前半が続くようなラップは未経験。そこまで速いラップではありませんが、淀みなく流れたという意味では3走前がややヒントになります。その3走前はキャリア中で最も低パフォーマンスだったと言える一戦で、決してそういう流れがプラスに働くとは言えないでしょう。テンから流れた場合には恐らく位置は取れませんが、昨年程度のラップと考えた時に残り800m地点で前と8馬身差なら、ラスト4Fを44秒4~5程度で上がらないと届かない計算になります。この馬のポテンシャルなら問題ない数字だと思いますが、これまでに経験したことのないペースを追走してそのラップで走れるかと問われると、答えは「不明」になります。走れるかもしれませんが、走れないかもしれない。つまりは盤石ではないということです。それでいて人気すること必至なわけですから、能力は最大限に認めつつも本命印は打てないかな、というのが現時点での率直な評価です

【安田記念】これが全てとも言えるデータ

皆様、こんばんは。

先週の「日本ダービー」も不的中に終わり、これでGIシリーズは4連勝後の4連敗。

【宮記念】不的中ナックビーナス(6人気・14着)
【大阪杯】 的中キセキ(2人気・2着馬連3,680円(3点目)
【桜花賞】 的中シゲルピンクダイヤ(7人気・2着馬連4,410円(3点目)
【皐月賞】 的中サートゥルナーリア(1人気・1着馬単1,140円(4点目)
【天皇賞】 的中グローリーヴェイズ(6人気・2着馬連1,780円(4点目)
【NHKMC】不的中アドマイヤマーズ(2人気・1着
【Vマイル】不的中ラッキーライラック(1人気・4着)
【オークス】不的中クロノジェネシス(2人気・3着
【ダービー】不的中サートゥルナーリア(1人気・4着)

もう四の五の言っても仕方ないので、残り2戦で最良の結果を残すためにとにかく準備するだけです。
今週も自らに負荷を掛けて臨みますので、どうぞお付き合い下さい。

ということで今週は「安田記念」。
ビューティージェネレーションが参戦していれば近年稀に見るメンバーの安田記念になっていたので残念ですが、それでもアーモンドアイvsダノンプレミアムを見られるのは幸せですね。
ただ馬券的には話は別。あくまで先入観は捨てて、改めて出走各馬をしっかり分析していきます。

まずは例の如く、過去5年のレースラップ一覧を掲載します。
ただし2014年は不良馬場だったので、代わりに2013年のものを掲載しております。
yasuda
スローだった2016年は例外的で、基本的には高速馬場という下地がある中でハイラップが並びます。

同じ古馬マイルGIでも、京都1,600mの「マイルCS」とはそのラップ内容は全く違います。
以下は、良馬場過去5回分の両レースの平均ラップを比較したものです。
yasuda2

分かりやすくするためにハロンラップ11.5秒以下地点を黄色にしていますが、安田記念のそれは2F目以降継続的に速いラップが続きラスト1Fで急失速する傾向。
対してマイルCSは3~4角で上り下りがあるコースのため自然と中盤で息が入り、ラスト3Fでの持続力を求められる傾向。
言い換えるならば、安田記念は基礎スピードを強く問われ、マイルCSは終い性能を問われる、こんな感じでしょうか。

そこで注目したいのが「あるデータ」
過去5年の安田記念(不良馬場だった2014年を除く)において、「あるデータ」に該当した馬の成績は・・・
【4-3-3-17】勝率14.8%(単回値254円)連対率25.9%、複勝率37.0%(複回値144円)
と抜群の成績。
2015年→2頭、2016年→3頭、2017年→3頭、2018年→2頭と毎年複数頭の3着内好走馬を送り出しています。

各年で該当馬全頭の単複を均等買いし続けるとどうなったかと言うと・・・
(2015年)該当馬6頭→回収率110.0%(1点1,000円購入で+1,320円)
(2016年)該当馬6頭→回収率399.2%(1点1,000円購入で+35,900円)
(2017年)該当馬6頭→回収率200.0%(1点1,000円購入で+12,000円)
(2018年)該当馬7頭→回収率162.1%(1点1,000円購入で+8,700円)

と毎年余裕のプラス収支。

今年も「あるデータ」に該当する全頭の単複をベタ買いすればプラスになる可能性は高いですし、その他の馬券についても該当馬から軸馬を選んだ方が良いでしょうね。

「あるデータ」については、下記バナークリックでご確認頂けます。必見です。
↓ ↓

最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文に月曜日限定で記載しておきます(8位ぐらい)


今年の該当馬で「あるデータ」に該当するのは7頭(アーモンドアイもダノンプレミアムもステルヴィオもペルシアンナイトも該当せず)。
7頭から血統的に最も推したい馬はこの馬
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中央競馬ランキング
「人気ブログランキング」内ブログ紹介文に月曜日限定で馬名を記載しておきます(20位ぐらい)

父か母父からスピードを補給しつつ、ラスト1Fの減速地点で踏ん張れる底力を担保するノーザンダンサーの血が入る形がベスト。
同馬は条件にぴったり当てはまる馬で、当コース実績も多数。適性が不透明な2強から入るなら、この馬から入る方が色々な面でベターでは?