皆様、こんばんは。

本日からは「秋華賞」の全頭分析を3日間に分けて行っていきたいと思います。
本日は「前編」として6頭を取り上げます。
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シングフォーユー
2走前織姫賞は前後半59.3‐60.9秒の前傾消耗戦を先行バテ。同じような形で3戦目の未勝利戦も完敗しています。好走パターンは前半or中盤が緩んでの後半勝負の形ですが、極端な上がり特化戦ではトップスピードが不足しているのでラスト4F戦でラップが分散する形か、極端な高速馬場ではないラスト3F戦になります。得意な形では2度カレンブーケドールと接戦を演じているように能力的には侮れないものを持っており、スロー想定ならば大穴の資格は持っていると思います。ただ秋華賞は前傾戦になりやすいレースですし、先行馬多数のメンバー構成だけに望みの流れになる可能性は低そうです。2走前は力の要る馬場で良い所なしだっただけに、道悪は明確にマイナス

サトノダムゼル
初戦こそ出遅れて後ろからの競馬になったものの、2戦目以降はゲートも改善されて前向きな気性も相まって先行して抜け出す競馬。その2戦は前後半47.9-46.2秒、同50.4‐46.7秒とそれぞれスローで流れに恵まれた点は否定しませんが、それぞれがなかなか味のある内容。2戦目は直線で抜け出して馬が止めようとしたのか鞭が何発か入っていましたが、鞭が入る度に加速するところを見せていて(過剰に反応してヨレてもいましたが)まだまだ余裕があった印象。3戦目は上がり2F特化戦で11.0‐11.1秒と速いラップを踏みましたが、ここでも鞭が一発入るとビュッと反応して2着馬の前に出ると後は追わず(ヨレて追えなかったというのが正しいですが)の着差以上の完勝。ここまでのキャリア3戦を見ると秘めたる能力はかなりのものがある印象で、3連勝で古馬2勝クラスを卒業するのは並の馬で出来る芸当ではありません。
ただし不安点もあって、先行競馬をした2戦は前述通りにスロー。初戦こそ前傾戦を経験していますが、これは差しに構えたもの。気性が前向きなので秋華賞でも先行競馬になる可能性が高いですが、速いペースを前で受けた経験がない点は小さくないマイナス材料です。また3戦共に鞭に過剰反応するなどまだ子供な面を残していること、450㎏前後の馬が初めて55㎏を背負うことも多少のマイナス材料にはなるでしょう。これまで比較的時計の掛かる馬場しか経験しておらず、高速馬場は未知な点もあります。それでもこういった不安材料を覆すだけのポテンシャルを秘めていることは確かで、軽くは扱えないことは確か。時計が掛かるという点で道悪は歓迎でしょう

コントラチェック
前後半49.2‐46.5秒のスローラスト3F戦のゴール前でレッドアネモスを交わせなかった(交わさなかった?)サフラン賞でルメールJはこの馬のトップスピードの限界を悟り、以降(と言っても実際に手綱を取ったのは菜の花賞だけですが)は逃げることを選択しました。その菜の花賞は前後半46.1‐47.7秒の前傾ラップで逃げて圧勝。フラワーCは丸山Jが跨り前後半48.7‐46.9秒、2F目から一貫して12.0秒前後のラップを刻み続けて4角で一脚使って後続を引き離す完勝。このように基礎スピード値の高さを活かした逃げ(=追走で後続の脚を削ぐ)が真骨頂。ただの逃げ馬ではなく、菜の花賞でもフラワーCでも4角で一脚使って出し抜いたように一定ペースの中でも最後に一脚使えるので、小回りの逃げ馬としては完成度が高いです。
ただしこれらは絶対スピードで差異を作れるG3レベルまでの話。オークスではジョディーにハナを切られて2番手。5F59.1秒のペースを追走しつつ直線早めに先頭に立つも、カレンブーケドールに楽々並ばれて残り300mでは既に余力がない状態だったように、自分のペースで運べないと非常に脆い面があります。フラワーCは強かったですが完全マイペースで5F60.5秒。秋華賞でああいう形になる可能性は極めて低く、後ろから突かれて息が入れられない展開だと苦しいですし、番手に控えたとしてもこれまでハナを切れなかった場合は3戦3敗という事実がのしかかります(推測ですが、この馬はかなり臆病だと思います)。また、気性的に初の関西輸送も懸念材料になります。
好走にはハナを切った上で少なくとも前半の5Fをマイペースで運べることが条件。後半性能は高いものを持っていますので、理想の形になれば勝ち負けになっても良いと思います。父サンデー系の兄・姉は重・不良で4戦4大敗。自身も新馬戦の稍重馬場で敗れており(別の要因も大きそうですが)馬場が渋るとマイナス

メイショウショウブ
これまでのキャリア中で輝くのはNZT2着とデイリー杯2歳S2着の2鞍。これらは共に前後半差2.0秒以上のスローラスト3F戦という点で共通。これが本馬のベストパターンだとすると、同種の流れだったチューリップ賞・クイーンS・ローズSで馬券外に沈んだ事実はつまりトップレベルでの力差を表します。前後半47.0‐47.1秒とイーブンになった阪神JFで完敗、同じく淀みなく流れたオークスでも惨敗となると流れが変わってどうこうなる話でもなく、スタミナ値が強く問われたオークスでの負け方を見ると距離への不安も出てきます。ここはどう転んでも好走パターンが浮かばず、唯一の可能性は道悪パワー馬場になった場合でしょうか。それでも厳しいと思いますが・・・

カレンブーケドール
新馬戦がドスローから自身ラスト3F11.4‐10.9‐10.7秒の加速ラップで上がってダノンキングリーとハナ差。この一戦で色々と見誤ってしまって、本馬をトップスピード型のマイラーと認識してしまっていました。クイーンCで本命視したのもそのためですが、新馬戦以降のレースを見ると適性はまるで違うもので、それを修正出来なかった点は反省です。
色々と説明するよりもオークスのレース振りを振り返ることで全て説明出来るので、そのオークスを振り返ります。レースは前後半59.1‐59.2秒、中盤2Fも12.2‐12.3秒と大きく緩むこともなくラスト3F地点が最速とスタミナ要求値の高い一戦でしたが、カレンブーケドールは4番手からラスト4-3Fの最速地点で4頭分大外を回しつつ直線入口で早々に先頭に立ち粘り込む2着。最後はラヴズオンリーユーに捻じ伏せられましたが、掛け値なしに強い内容で一番強い競馬をしたと言っても過言ではありませんでした。このレースで証明したように、一定以上のペースを追走しながら最後まで脚を伸ばせるという点がこの馬のストロングポイントで、逆パターン(=スローの上がり特化戦)では能力を出し切れないと言えます。例えば新馬戦やクイーンCなどはその典型で、相手が弱く勝ち切ったとは言えスイートピーSも同様です。
前走紫苑Sは前後半60.5‐57.8秒のスロー、ラスト5F目からペースアップしたものの11.8‐12.0秒と上がり切らずにラスト3F戦に近い形ですから、一番苦手な形になっての敗戦。スタートでやや安めを売ったこと、道中掛かり気味であったことを考えると悲観する内容ではないでしょう。ラスト1Fの急坂地点で1,2着馬に前に出られましたが、この馬はこれまでも坂での加速が出来ていませんので中山コース自体もマイナスに働いた印象です。
さて秋華賞ですが、中山と同じ内回り2000mでも秋華賞の方が流れが速くなりやすいですし、直線平坦という点でより走りやすい舞台なのは間違いないでしょう。あとは流れだけ。オークス同様に序盤から淀みなく流れてくれればそのスタミナ値の高さを活かせるはずです。道悪については確信は無いですが、繋から下を見てもプラスにはならないと思います

シェーングランツ
脚長大飛びでエンジンの掛かりが遅い馬。トップスピードのレベルはトップレベルとの比較では明らかに劣るものの、加速が付いてからは長く良い脚を使える特長があり、ラスト3Fを自身11.3‐11.2‐11.3秒で差し切ったアルテミスSは真骨頂でした。阪神JFでは内枠から捌くことに手間取って最加速態勢を早々に作れなかった分の4着。チューリップ賞・桜花賞はそれぞれ前後半47.8‐46.3秒、同47.7‐45.0秒の後傾ラップで差し馬は10秒台のトップスピードを求められた流れに対応出来ず惨敗。一方で、前後半59.1‐59.0秒で中盤も大きく緩まなかったオークスは、スタミナ値が求められたことと4角手前から加速態勢に入れたことで桜花賞より着順も内容も上げて来ました。ただそれでも桜花賞上位馬には及ばず、春は能力の絶対値でトップクラスに及ばないという印象を残して終了しました。
さて秋華賞ですが、オークスから直行。早くから「秋になれば」と期待されていただけにその成長力が大きなポイントになります。姉ソウルスターリングはひと夏越して完全に萎んでしまいましたが、父が違うのであまり参考にはならないでしょう。彼女がどれぐらい成長しているかは追い切りとフォトパドックで確認するしかありませんので、その辺りは金曜の記事で触れられると思います。ただ成長があったとしても、脚長大飛びで器用さに欠ける面があるだけに内2000mという条件は歓迎とは言えません。ただテンから流れて激流になれば、毎年外回しの外差し馬が台頭するレースだけに極度に気にする必要はないと思います。立ち爪気味ですし、時計が掛かるという意味で道悪はプラス

本日は以上の6頭。

明日は「中編」としてクロノジェネシス・ビーチサンバなど6頭を取り上げます。
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