皆様、こんばんは。

本日は秋華賞の全頭分析「中編」として6頭を取り上げます。
昨日の締めに「明日はクロノジェネシス・ビーチサンバなど6頭の分析」と書きましたが、「クロノジェネシス・シゲルピンクダイヤなど6頭」の誤りでした。申し訳ございません。

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ローズテソーロ
新馬惨敗から巻き返した未勝利勝ちが府中2400mで前後半63.8‐59.4秒の超スローラスト3F戦。1勝クラス勝ちが新潟外回り1800m戦で同49.9‐45.3秒の超スローラスト3F戦。2勝共に大箱でトップスピードを活かし切ったレースで、この馬の適性はそこにあると言って良いでしょう。特に2勝目が圧巻の内容で、自身のラスト3Fは10.8-10.5-10.9秒。高速新潟でドスローの斤量52㎏と言えどもこのトップスピードのレベルと持続力はなかなかのもので、そんなに舐められるような馬ではありません。
ただ前走紫苑Sが6着。外枠スタートながら2角で上手くインに潜り込んで距離ロスを最小限に抑えながらも直線での反応は平凡な完敗。同じ中山2000mで前後半61.2‐60.9秒とイーブン気味に流れたミモザ賞でも特に見せ場が無かったことを考えると、やはり小回りコースでは力を発揮出来ない印象です。となると内回り京都2000mが向くとは思えず、紫苑S組を逆転することも難しいのではないでしょうか。道悪は走法的にこなせそうですが、基本的にはパンパンの良馬場が良いのは間違いないでしょうね

クロノジェネシス
トップスピードのレベルと持続力が最大の武器。昇級後に勝ち切った2戦=アイビーSとクイーンCはそれぞれ前後半50.0‐45.7秒、48.4‐45.8秒のスローラスト3F戦。前者では11.1‐10.5‐10.9秒、後者では11.2‐10.6‐11.3秒の上がり脚を使って余裕の差し切り勝ちでした。前後半47.7‐45.0秒と同種の流れになった桜花賞では3着に負けていますが、これは内枠から捌けずに全開スパート出来たのが400mほどで脚を余したことが原因。こういう後半特化の流れでは世代最上位の一頭という認識で間違いないです。
一方で、阪神JFでは前後半47.0‐47.1秒のイーブンラップ、ラスト3F11.0‐11.8‐12.2秒と減速する流れでダノンファンタジーに競り負けたように、前半から基礎スピードを問われる流れでは多少の脆さを見せており、同じく前半から淀みなく流れたオークスでも内で完璧に立ち回ったにも関わらず上位2頭には完敗し、4着以下にもゴール前は詰められました。あくまで最上位クラスレベルの話ですが、このクラスで勝ち負けするには前半に脚を削がれない形がベストだと思います。
秋華賞については前半から流れやすいレース質ですから歓迎とは言えないでしょう。ただそれとて非常に高いレベルでの話で、厳しい流れになったオークスでもカレンブーケドール以外には先着を許していない(今回の出走メンバーで)わけですから、大きな減点とも言えないでしょう。新馬戦でもオークスでも内を上手く立ち回っており、距離を考えてもインで立ち回れる内枠がベター。新馬戦では時計の掛かる馬場でも10秒台の脚を使っており、多少の渋化は問題ないでしょう

レッドアネモス
ここまでのキャリア中で挙げた3勝はそれぞれ前後半差3.5秒、2.7秒、3.6秒の超スローラスト3F戦を逃げるか先行押し切ったもの。スイートピーSも同種の流れでしたが、これは4着に敗れました。それ以外の4戦は全て平均~ハイペースを馬群内で競馬したもので、4戦中3戦は惨敗。揉まれる競馬がダメなのか、追走に脚を削がれる形がダメなのか判然としない面はありますが、ヴィクトワールピサ産駒だけに恐らく前者がその原因だと思われます。それだけに、ある程度ペースが上がっても摩擦が少ない競馬であればそこそこには走れるとは思いますが、それでもマイペースだったスイートピーSで馬券内に残れなかっただけに・・・いずれにしても、流れが速くなる京都内2000mのG1で戦えると思わせるレースを一度もしたことがないだけに、ここは静観が妥当でしょう

エスポワール
とりあえず1月段階と6月段階では別馬かと見紛うほどに馬体が成長しており、1月以前の成績は参考程度に考えた方が良いと思います。具体的には全体に幅が出て、特にトモのボリューム感は雲泥の差。後肢全体に力が入るようになったのでトモも深く入るようになりました。
それによりレース振りも一変。休養前は特に上がり特化のレースにおいて最速地点で置かれる(反応出来ない)レースの連続でしたが、2走前は前後半50.7‐46.1秒の超スローラスト3F戦を自身11.2-10.7-11.2の脚を使って差し切り。馬場を考えるとトップスピードのレベルも持続力も合格点と言える内容。前走は更に重い馬場の中、前後半61.0‐59.8秒。バランス的にはスローですが、捲り馬が発生して5F目から11.5-11.6-11.9-12.2-11.9‐12.2秒と刻む6Fロンスパ戦。これを逃げ馬から3馬身差で追走し、抑えきれない手応えで4角出口で先頭列に並び掛けると直線は引き離す一方の楽勝。非常に優秀なロンスパ性能を見せましたし、7月段階の古馬2勝クラスで0.7秒差の圧勝は非常に価値が高いと言えるでしょう。時計も馬場を考えると優秀です。
さて秋華賞ですが、前走で見せたロンスパ性能は平均的に速いラップが求められる秋華賞のレース質に合うものと思われます。その前走は前半4Fがかなり緩かったので、テンから流れた場合に一抹の不安を感じますが、未勝利勝ちの阪神1800m戦が前半から流れたレースでしたからマイナスになることはないでしょう。後は高速馬場と春のクラシック上位組との力関係が鍵になりますが、その辺りは最終見解で書きます。前走かなり力の要る馬場をクリア。掻き込み系の走法のステイゴールド系オルフェーヴル産駒だけに道悪は大歓迎

フェアリーポルカ
良い脚は一瞬でトップスピードの持続力はかなり物足りない、というのがこの馬の特徴。フェアリードール牝系なので小回りが合う馬で、スローから一瞬の決め脚で抜け出す形がベストでしょう。正にその形になったのが前走紫苑S。前後半60.5‐57.8秒のスローでラスト5F目から徐々にペースは上がったものの11.8‐12.0秒とイマイチ上がり切らずに実質ラスト3F戦になったレース。フェアリーポルカは好発から逃げ馬の真後ろのベスポジを確保。逃げたのがメイクハッピーなので早々にバテて来る可能性を考えて3~4角では一つ隣のカレンブーケドールの後ろに入れる完璧な道中。4角は最内から一脚使って抜け出しほとんど勝った内容の2着でした。立ち回りとしては100点で、使える脚が限定的な同馬には完璧と言える乗り方でした。あの形になればトップクラス相手でも戦えることを証明した一戦と言えるでしょう。
ただし同じスローラスト3F戦でも、残り1Fで先頭に立つも最後急失速したフローラSのように直線が長いコースではトップスピードの持続力の無さを露呈してしまうので、大箱は×。そういう意味で京都内回りは歓迎ですが、問題は追走力。淀みなく流れたオークスではラスト2F地点で完全に手応えを無くしうたように、速い流れを追走すると武器であるラストの一瞬の脚を無くしてしまいます。前後半47.0‐47.6秒とやや前傾気味だった君子蘭賞で最後はサムシングジャストレベルに詰められていたのもそれが原因です。そういう意味でコース形態は合っても流れが速くなりやすい秋華賞は適性的に合わない可能性が高く、好走するとすれば紫苑Sと同じ形(=スローラスト3F戦を内でせこく立ち回って一脚を使う)になるでしょう。ヌレイエフのクロス持ちでパワー馬場は歓迎なので、ノメらない程度の道悪は◎

シゲルピンクダイヤ
先週~週頭の評価を変えました。それを先に言っておきます。
同馬についてはチューリップ賞・桜花賞で本命にしたわけですが、その根拠は速いペースを追走しても削がれない強靭な末脚、京都のラスト1Fを26完歩で走破出来る飛びの大きさ故に阪神外回りが向くだろうという2点。チューリップ賞・桜花賞共にスローになりましたが、もしペースが上がっていても同じように走れていたはずです。それは前傾戦を番手追走し3~4角で不利を3つも食らいながらラストまで脚を使った新馬戦や、イーブンラップながら自身加速ラップで走破した未勝利勝ちが根拠です。つまりは非常に高いレベルの総合力を持っている馬で、ポテンシャルはこのメンバーに入っても1,2を争う馬だという評価は現在でも変わりません。
ただし、それもマイルまでの話。春時点では馬体の造りやレース振りから距離は持つと断言しましたが、オークスでは前後半59.1‐59.2秒と淀みない流れを中団から進めたものの、4角出口地点ではほぼ手応えが無くなっての惨敗。ひと夏越してのローズSは前後半47.1‐45.1秒のスローな流れを好発から番手追走したものの、ラスト100mで明確に止まってしまっての4着敗退。この2戦を見せられると、距離は持たないと言わざるを得ないのが正直なところです。
上で新馬戦や未勝利戦に言及しましたが、世間の印象より基礎スピードを持っている馬で、淀みない流れをインで立ち回れば案外悪くないと考えていましたが、やはり冷静に考えると2000mという距離では難しいかも知れません。また大飛びの馬だけに内回りへのコース替わりも良くないでしょう。思い入れが強い馬だけに見限って走られる怖さはありますが、冷静に考えると厳しいのではないか。それが水曜時点の率直な評価です。大飛びでキレが身上の馬だけに道悪はプラスにはなりません

と言うことで、本日は以上。

明日は「後編」としてダノンファンタジー・ビーチサンバなど6頭を取り上げます。
しつこいですが、明日も公開・非公開は両ランキングのクリック数次第です


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