皆様、こんばんは。

本日は秋華賞特集の締めとして全頭の追い切り分析を行います。
上位人気馬に明暗が分かれる結果になったり、穴馬で面白い馬が複数頭居たりと興味深い結果になりました。
が、昨日のバナークリック数が全く伸びなかったので、予告通りに一部のみの公開にします。
本日の両ランキングのクリック数次第で全頭公開に切り替えますので、ご希望の場合はバナークリックのご協力をお願い致します。

では早速参りましょう。

【秋華賞】
ビーチサンバ
栗東CW単走。前走も最高評価◎にしましたが、今回も変わらず順調。体を大きくダイナミックに使えていますし、クビをグッと下げて加速地点では地面と平行になるほど。重心が低い走りは走るサラブレッドのそれですし、これで体調が悪いわけはありません。時計自体は並ですが、この動きの質の高さがあれば問題ないでしょう

ダノンファンタジー
栗東CW単走。1週前に芝コースで負荷を掛けているので今週は軽め。可動域はそれほど広くないものの、それを補う回転が速く力感たっぷりのフットワークはいつも通りで、完歩毎にブレもありません。体も中からパンパンに張り詰めて体調の良さは見た目にもハッキリわかるほど。万全の体制で本番を迎えられそうです

シェーングランツ
美浦坂路併せ。春と明確に変わった点は、走りに柔らかみが出たことと手足の返しが強くなったこと。そして肩回りに筋肉が十分に付いたために四肢の着地点が安定するようにもなりました。併せたコントラチェックを寄せ付けなかったように春より鋭さが出ていますし、2週連続で自己最速のラスト1F12.3秒でフィニッシュ。これは春とは別馬と思った方が良いかも知れません

シャドウディーヴァ
栗東CW併せ。2頭併せの外。最初は先行していましたが、大外を回してコーナーで内の馬を前に出して追いかける形。レース同様にエンジンの掛かりが遅いものの、スピードに乗ってからが圧巻で並ぶ間もなく並走馬を突き放しました。トモが深く入るので後ろ脚の着地点が肩の下あたりまで来ており、これが推進力を生み出す最大の要因。これは他馬と明らかに差別化できるもので素晴らしい才能です。ただし右手前のままで最後まで手前を替えなかった点は非常に気掛かり。手前がスムーズに替わっていれば◎評価でした

カレンブーケドール
美浦坂路併せ。1週前は手前をなかなか替えないし遊んでフラフラ走っているしという内容で心配しましたが、今週はピリッと変身。坂路なので後ろの使い方は良く見えませんでしたが、前は可動域の広い肩を中心に大きく使えており体調は良さそう。4F目から14.2-13.3-12.3-12.3秒と1秒ずつ加速しつつラスト2Fを持続ラップで終えたラップ構成も本番を見据えたもので好感が持てましたし、坂路自己最高のラップ精度だったと言って良いでしょう。追い切りは十分に合格点。あとは台風を見据えた金曜輸送がどう出るかだけです

サトノダムゼル
美浦W単走。2週連続でのW追い。2週ともに内にモタれている点は明確に減点材料ですが、活気は十分にあります。また前でしっかりグリップして後ろに繋げていく連動性も見られますし、手足の返しの強さも十分。動きの質としてはとても高いものがあったと思います。2週連続で同質の動きを見せられたことは体調の良さを証明するものでしょう

メイショウショウブ

栗東坂路単走。頭の高い走りはこの馬の個性なので問題なし。回転の速い力強いフットワークで登坂出来ましたし、ラップ的にも脚色的にも最後まで勢いは衰えず。走法的に距離への疑問はありますが、こと動きだけに関しては高いレベルで安定していると思います

シングフォーユー
美浦坂路併せ。体幹がしっかりしているが故に完歩毎にブレが無く非常に安定したフットワーク。とても良い雰囲気で直線部分に入りましたが、右手前に替えてからの伸びが案外で拍子抜け。ここで一脚使えていればもう一段階評価は上げたのですが・・・迷いましたが△評価まで

シゲルピンクダイヤ
栗東坂路単走。前走は最終追いがCWでしたが、今回は春同様に最終坂路追いに変えて来ました。荒れた馬場だったとは言え完歩毎にフォームにバラつきがありましたし、ラストは加速ラップではあるものの推進力は落ちて重心は上がり気味。桜花賞前のVTRと20回ぐらい見比べましたが、動きの質は桜花賞前の方が良かったのが事実で、前に前にという意欲は桜花賞前の方が感じられました。気性面の成長で落ち着いて走れているという見方も出来るとは思いますが、ここは自分の感性を信じたいです。桜花賞を100とすれば90ぐらいのデキでしょう

フェアリーポルカ

栗東CW併せ。1週前にしっかり負荷を掛けて好時計を出しているので、今週は終いだけ伸ばす形。3頭併せの最内で外から迫られると抜かせずにスッと半馬身先着。しっかり先着出来た点は良いのですが、外から来られたことを気にしたのか内にモタれて常に左手綱を引っ張られ矯正されていたのは気掛かりですし、頂けません。ただ動き自体はスピード感があって悪くないものでした

クロノジェネシス
栗東CW併せ。1週前は7Fから時計を出したこともあったかも知れませんが、直線完全に煽られる内容での併せ馬遅れ。今週は1週前より素軽さが出た点は良かったですが、馬なりとは言えクビ差遅れる内容。例えば桜花賞時と比較しても推進力は物足りないですし、唸るような行きっぷりがない状況。一言で言えば馬にスイッチが入っていない感じです。折り合い面などを考えると良い方向に出る面もあるとは思いますが、ハッキリと物足りない動きであったことは確か。休み明けの影響を感じる仕上げです

コントラチェック
美浦坂路併せ。3頭併せの最内。逆手前でコーナーを抜けてくるも出口で左手前に。抑え気味ではあったものの真ん中のシェーングランツには圧倒される感じでクビ差遅れ。体は春よりごつくなった印象はありますが、もしかしたら太目が残っているのかも知れません。脚捌き自体はシャープで悪くはないですが、訴えるものはなし(表現が抽象的で申し訳ありません)

ブランノワール
栗東坂路併せ。右手前で走っている時には完歩毎にフットワークのブレが見られたものの、残り150mで左手前に替えてからは走りが決まってスッと一伸びしました。ただラップ的にはラスト2F13.2‐13.0秒。G1だけにこの時計では評価出来ませんね。この馬なりに順調、という評価が一番しっくり来る感じです

レッドアネモス
栗東CW併せ。内から併せる形で半馬身先着。馬自体は活気があって良いのですが、特に肩の可動域が狭くてフットワークには伸びが無いので効率が悪い印象。最後もう一つ伸びきれなかったのはその辺りが原因と思われ、これは距離を考えると小さくない不安材料ですね

ローズテソーロ
美浦ポリウッド併せ。外目を追走して楽々1馬身先着しましたが、タイムは39.3‐12.5秒とタイムはごくごく平凡。クビを全く使わない走法は見た目が悪く、当然効率も悪いので上がり特化の競馬でしか結果が残せていないのも納得。平均的に流れる2000mとなるとガソリンが持たないのではないでしょうか・・・

パッシングスルー
栗東坂路併せ。映像の最初の部分から右→左→右→左→右と手前を替えること5度。手前を替える度にフラつきますし、頭も高め。軸もブレていますし、かなりバタついて走っている印象。ラストも12.4‐13.1秒と急失速しまるで良いところなし。美浦坂路での走りとは全く異質で、栗東の坂路が合っていないのかも知れないですね。とにかく良くないです

エスポワール
栗東坂路単走。4F53.6-1F12.9秒の軽い内容。1週前にシュタルケJが跨ったCW追いも3頭併せでしたが、内容自体は軽いもの。帰厩後の9月19日に坂路で出した時計が一番負荷の高いもので、以降は軽い内容に終始しています。前走時までは1週前に強い負荷を掛けられていましたので、果たしてこんな調教過程で良いのか?とは思ってしまいますね。「しがらき仕上げだから大丈夫」というのはあまりに暴論だと思いますよ。動きの質も高くないです

トゥーフラッシー
美浦W併せ。コーナーから直線への入りは悪くなかったものの、直線では内にモタれて十分に追えず。手応えも外の馬に劣ったまま頭差遅れる内容でした。レースと同様に追われてから物足りず、この弱点を克服出来ていない限りは高い評価は出来ません