皆様、こんばんは。

本日は元々「フェブラリーS」のデータ面をもう少し堀り下げようかと考えていましたが、昨日も書いたように今年はサウジC(アンダーカード含む)創設の影響で、中央勢の横綱・大関格の馬がこぞって回避。参考にならない過去データも多くなりそうですから、それらの掘り下げは意味が無いと判断して中止。代わりに有力馬分析を前倒しで行いたいと思います。
本日は5頭を分析します。

ミッキーワイルド
前後半35.2‐36.1秒のややハイペースで中盤緩んで終いの一脚が求められた麦秋Sが非常に強くて、ラスト2F目最速地点で自身11.5秒の高いトップスピードを見せて完勝。続くプロキオンSでは前後半33.3‐36.9秒の超ハイペースを中団やや前から直線でのギアチェンジで優位性を作って2着。このように流れを問わずに一脚使えるのがこの馬のストロングポイントで、比較的流れに注文がつく馬が多い今回のメンバーの中ではペース対応幅は広いと言って良いかも知れません。前走は大敗していますが、陣営も事前に「叩き台で完調手前」と明言していたように状態が本当で無く、全く能力を出せなかったものですから過度に評価を下げることは危険。2走前のパフォーマンスもそれ以前と比べると高くありませんでしたので、本質的に間隔が開くと良くない馬なのかも知れません。それよりも不安なのは1600mの距離。過去2度のマイル戦ではラスト1Fでやや脚が鈍っている感があって、ベストは1400mで間違いないでしょう。マイル戦は約1年振りとなりますから本格化した今なら違う可能性もありますが、不安材料あることは間違いありません

キングズガード
今年のプロキオンSまではOP特別や地方交流で3着に滑り込む程度の競馬しか出来ておらず能力の衰えを感じていましたが、中距離戦に使われ始めた4走前から様相に変化が。その4走前は前4頭が後続を2秒以上離したので5番手以下馬は実質スローで差せませんでしたが、3走前みやこSは前後半46.6‐50.1秒のハイペースで4角での他馬のゴチャ付きもあり2着好走。3走前チャンピオンズCは前後半バランスこそスローですが、4F目以降緩まない流れを差し込んで3着インティに0.4秒差の5着と連続好走。中距離戦で追走スピードが落ちたことで成績が上がっていることは注目すべき点で、これならまだまだ捨てたものではないでしょう。前走はラスト3F戦気味になって差し込めなかったように、あくまで展開待ちではありますが、ラスト1F12秒中盤~後半までラップを落とすような流れになれば馬券の端に引っ掛かって来てもおかしくないでしょう

インティ
この馬の良い点はいくつかありますが、最大のストロングポイントと言えるのが逃げ馬としては高水準のトップスピードのレベルとギアチェンジ力。その良さ出たレースが昨年のフェブラリーSであり、2019東海Sということになります。共に前半主張する馬がおらず、極端ではないものの前半緩いペースで引っ張って4角出口からの一脚で後続を完封した形でしたが、こういう形になると現役屈指のギアチェンジ力を持つゴールドドリームでもラスト1Fでバテ差す形が精一杯ですから、水準が落ちる今年のメンバーでは一枚以上能力が上でしょう。ただ控える形になるとパフォーマンスを落とす傾向にあって、例えば前走の東海Sは形上は控える競馬で結果を出しましたが、もし逃げてあのラップを踏んでいれば恐らく楽勝出来ていたはずで(馬場差を勘案しても同条件の2019観月橋Sよりラップ精度は低い)やはり逃げてこそという面はあります。そして前走東海Sにしてもそうでしたが、多くのレースで直線手前を替えない不器用さがあるので、なかなか差す形では脚を使い切れないという面もあります。いずれにしても今回のポイントは逃げられるかどうかという点と、逃げられたとしてもマイペースで進められるかとい点。昨年はかなり恵まれた面があったのは事実ですから、前半ペースが上がってしまうと手前を替えない悪癖も相まって何かに差されるシーンは想定しておいた方が良いかも知れません。また現在は除外対象ですが、ドリームキラリなどの強力逃げ馬が存在する場合には一枚評価を下げた方がベターでしょう。揉まれこんだ時の不安があるので、外枠ベター

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前後半48.7‐47.7秒と前半流れ切らず、直線でのギアチェンジとトップスピードを求められたチャンピオンズC、4F目に緩んでラスト2F目でのギアチェンジを求められた前走、共に最速地点で反応出来ずの敗戦。チャンピオンズCについては反応出来なかった時点で鞍上が諦めてズルズル下がったので無駄に大敗しましたが、目一杯追っていても大勢に影響はなかったはず。一方で5走前が前後半45.8-49.7秒の前傾戦で最速地点でも12.0秒のラップしか刻まなかった5走前で好走しており、これらの一連のレースからもギアチェンジ力やトップスピードのレベルを求められない流れがベストと言えるでしょう。ただ得意の流れになった4,5走前は好走したと言ってもメンバーレベルに疑問符が付きますので、根本的な能力には懐疑的。例え流れが向いたとしても積極的に買いたいという要素は少ないです。唯一、行き脚がつく芝スタートでハナを切ってペースを引き上げる乗り方が出来ればチャンスがあると思いますが、昨年のチャンピオンズCでも勝負出来ずに相変わらずの胆力の無さを見せたこの鞍上がそれを出来るとも思えず・・・

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ベストパフォーマンスは2走前だと思いますが、このレースが前後半33.3‐36.9秒の超ハイペースでラスト1F13.0秒まで落とす消耗戦。基礎スピードを強く問われたレースでしたが、その流れを好位から脚を使い続けての勝利でした。前走も過去5年で2番目に速い5F通過タイムでの好走だったことも考えると、前半から基礎スピードを問われる流れがベストだと思われます。過去には前半から緩む流れや中盤が緩む流れでも好走出来ていますが、例えば3,4走前などはラスト1Fで明らかに脚が鈍っており、緩い流れからのトップスピードの持続力には疑問。また6,8走前のスローからのロンスパ戦でもかなり甘さを見せていますので、やはり前半から流れる形が良いという考えに間違いはないでしょう。以上から好走の鍵はペース。前半から流れる形であれば今年の低レベルメンバーでは相対的に上位に位置しますので上位候補。一方で前半からコントロールされる流れでは、ギアチェンジはともかくトップスピードの持続力に危うさがありますのでラスト1Fで失速する形が目に見えます。1400mベストで1600mは微妙に長い感がありますし内を立ち回れる馬でもありますので、せこく運べる極端内枠がベスト


明日も「フェブラリーS」の有力馬分析を続けます