皆様、こんばんは。

本日も「フェブラリーS」の有力馬分析を行います。
本日も対象は5頭です。

デルマルーヴル
3歳早期の記録になりますが、ヒヤシンスSでは中盤3Fが顕著に緩むラスト2F特化戦でキレ負け。一方で前後半47.1‐51.2秒のハイペースになったレパードSでは早め進出からゴール前まで粘っての2着好走。この2戦で判断すると前半から流れて基礎スピードを問われる形がベストだと思われます。ただそんな適性云々の前に絶対能力自体に疑問があって、JDDではクリソベリルに完敗でミューチャリー・ウインターフェルと時計差なし。レパードSで接戦のハヤヤッコは古馬OP特別を2戦して勝てず。浦和記念では古馬重賞クラス3頭の後塵を拝し、川崎記念ではチャンピオンズC4着のチュウワウィザードに完敗しミューチャリーと時計差なし。ここまでで示して来たパフォーマンスはギリギリ中央G3レベルに届くかという程度のものですから、いくら例年よりレベルが落ちるとは言え中央G1で通用すると言えるだけの根拠はありません。もし流れが向いたとしても、今年はアルクトスやサンライズノヴァなど同じ基礎スピード型で同馬の能力を上回って来る馬が複数いますから、どう考えても馬券圏内まで浮上してくる姿が想像出来ないのが正直なところです

タイムフライヤー
ダートでのベストバウトは2走前の武蔵野S。このレースが前後半46.5‐48.1秒のハイペースからラスト2F目で一脚求められた流れ。タイムフライヤーは中団から最速地点ではワンダーリーデルには見劣ったものの、五分に近い脚を使っての2着好走。3,4走前も前傾戦で直線一脚使えていたものの甘さを見せていたことを考えれば、差しに回る形が結果に繋がったと考えられます。前走チャンピオンズCはややスローで後半要素が強くなったことでトップスピードのレベルの差を見せられた敗戦でしたが、それでも全く通用しなかったわけではなく5着とは0.1秒差なら悪くない内容で、やはり前に馬を置く形の競馬があっていると思われます。2~4走前を見てもかなり高い基礎スピードを持っていると思いますので、ハイペースで差しに回る形だと案外捨てたものではないと思いますが、今回は基礎スピードを活かす流れで強い馬が多数存在。武蔵野Sではトップスピードのレベルでワンダーリーデルに、トップスピードの持続力でダノンフェイスに見劣っていたことを考えると、恵まれたとしても馬券圏内まで届いて来るのは困難かと思ってしまいます

サンライズノヴァ
ギアチェンジが甘くトップスピードのレベルも高くないので、スローで流れてしまうと苦戦する同馬。あまりに例が多すぎて詳しくは書きませんが、人気よりも着順を落としたレースのほとんどがその形になったレース。フェブラリーSにおいても、前後半45.8‐50.2秒の前傾消耗戦になった2018年で4着と好走したものの、翌年は前後半48.0‐47.6秒・中盤緩んでのラスト3F戦になって7着と着順を落としました。スローで戦えないのは前述の理由に加えて、安定しないゲートのために位置を悪くすることと馬群を割れないので大外回しするしかないこと(今まで直線で内を捌いたことがない)も大きく関係しています(4角地点のラップが上がるスロー戦では外回しの負荷は大きい)。2走前南部杯では念願のJpn1制覇を果たしましたが、このレースも前後半45.8-48.4程度(目視なので正確ではありません)とかなり流れたレースを差し切ったもので、やはり基礎スピードを問われる形がベストと言えます。前走は流れたものの自身の形ではない先行策でしたし、その割には59㎏を背負いつつ良く粘った内容でしたので悲観することはないですし、ノーカウントとしても良いレースだったと思います。前述した南部杯では同じ基礎スピード型のアルクトスに完勝し、かなりデキが悪かったとは言えゴールドドリームにも完勝しているように、今年のメンバーなら得意の流れになれば勝ち負けまであって良いでしょう。一方でスローで流れたり、中盤で顕著に息が入ってしまって後半要素を問われる流れになると苦戦必至。取捨は流れ次第

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前走では単穴印を打ったように能力を高く評価している同馬ですが、高評価の決定打となったのが2走前で、このレースが前後半51.1‐50.1秒のスロー。ラスト5F12.3-12.6-13.2-12.0‐12.3秒と3角で一旦緩んで直線で再加速する流れの中、3~4角で持ったまま進出。ラスト2F目で1馬身半あった差を持ったまま詰めて先頭に立ち、最後までノーステッキで楽勝しました。自身最速11.8秒を楽々刻み、ノンコノユメを全く問題にしなかった内容は強いの一語。前半スローで流れたとはいえ、自身ラスト5Fを61.8秒で楽に走破出来ており、これならG1馬相手でも十分に戦えると思わせました。前走は2走前と一転して前後半61.3‐62.9秒のハイペースで、3~4角外目を早めに進出して最後は脚が上がってしまった内容でしたが、ノンコノユメに逆転を許したのはペース耐性の違いが原因と言えるでしょう。3走前も前後半45.8‐48.4秒のハイペースを先行してゴール前で失速した内容でしたので、やはり基礎スピードを問われる流れよりもスローからのトップスピード戦により適性があると思われます。ただ不得意な形のレースでも3走前は2着馬とは通った位置の差が大きかったですし、前走もゴールドドリームに先着しているように全く走れないわけではなく、今年のメンバーを考えれば威張れる戦績。となれば得意のスロー瞬発戦になれば更に、と考えるのは当然。事前人気では考えられないほどに人気がありませんが、あまり舐めすぎていると痛い目に遭います

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馬柱を見ると非常に安定した成績ですが、そんな字面の印象とは裏腹に実は小さくない不安点を複数抱えています。まずは砂被りが苦手だということ。これまでも散々鞍上がコメントしているように砂を被ると嫌がる面があって、どこかで外に誘導する形がベスト。道中砂を被ってレースを投げることまではしませんが、内目枠ならばまず外に出すことにプライオリティを置かざるを得ませんので、当然ながら立ち回りは後手になります。2点目は左回り。5走前にはスタート後&3角以降外に張る面があり、2走前では外に張る面は見せませんでしたが、代わりに直線で全く手前を替えずに伸び悩んだ経緯があります。とは言えこれまで左回りは4戦して3度馬券に絡んでいるので大きなマイナスにはなりませんが、少なくとも右回りがベストであることは間違いありません。ただそんな弱点を補って余りある強みも持っており、それはペース対応幅が広いこと。3走前には前後半46.6‐50.1秒の超ハイペースを早めの立ち回りから快勝したかと思えば、前走は前後半49.3‐48.5秒のややスローから終いの一脚を求められる流れでも好走。好走ペースが限定される馬が多い今年のメンバーに入ると余計のその柔軟性は際立ちます。また芝スタートではテンの行き脚が付きやすい面もあって、スローなら先行策まで取れる点も強みです。以上から柔軟に位置を決めやすい点と砂を被らないで済むという点からも外枠がベター。ペースは問いませんが、トップスピードのレベルにはやや不安がありますので、どちらかと言えば前傾戦がベスト。そして良績が多い渋った馬場になれば尚良しです。他に書いておくべき点としては状態面。使い詰めで前走後には疲れが出たということでしたので、追い切りは良く見ておきたいところです