皆様、こんばんは。

今週は4重賞ございますが、追い切り分析は「高松宮記念」に特化した形でお送りさせて頂きます。残りの3重賞については、最高評価馬のみ掲載させて頂く形を採りましたので、何卒ご了承ください。
尚、評価は5段階評価で、最高点は5点、最低点は1点です。

【高松宮記念】
5点「人気ブログランキング」内ブログ紹介文(A)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位前後)
美浦W単走。1週前に6F76秒とかなり強い負荷を掛けつつ、今週も5F67.9秒、1F11.5秒と緩めない内容。よほどデキが良いのでしょう。それは動きの質の高さが証明しており、前後肢共にグリップの利いた力強い脚捌きに回転力も兼備した好フォームで、そのスピード感は誰が見ても分かるほど。活気も十分で集中もしています。昨年も悪くなかったですが、今年はそれを上回る内容でした。文句なし

4点「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(V)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位前後)
美浦坂路単走。特に右手前に替えてからのフォームが素晴らしく、可動域の広い前肢を大きく使ったバネ感たっぷりフォーム。バネ感がありながらもしっかりグリップも利いているだけにそれが強烈な推進力を生んでいます。調教だけで判断するならば、圧勝した前走も含めて近走の中では最高とも言えるデキと言って良いでしょう

4点タワーオブロンドン
美浦W単走。重厚な馬体がもたらす安定感抜群のフットワークで、一完歩としてリズムや脚元が乱れた箇所が無かった点は素晴らしいの一語。もう少し伸びやかに走ることが出来れば最高でしたが、それでも脚元の柔らかさは目立ちますし、十分合格点の範疇。非常に集中出来ている点も好感が持てます。前半から飛ばし過ぎて失速した前走の内容からは一変という内容で、型通りに上昇して来ました

4点ナックビーナス
美浦W併せ。エネルギッシュな動きで直線は鞍上が抑えるのに苦労するほどの行きっぷりで同入。それでも前走よりはコントロールが利いています。毛艶は前走よりも明らかに良化しており、肉体面・精神面共に前走を上回る状態で臨めそう

4点ダノンスマッシュ
栗東CW単走。今週は軽めの内容。中2週ですし、1週前にしっかりやれているので調整程度で十分。動きには柔らかみがありますし、軽めながら四肢をはじめ体の使い方はキビキビしているので状態は高いレベルで安定している印象です。動き自体は好印象でしたが、ここに来てのCW仕上げをどう考えるかでしょうね。安田師曰く「坂路だと動き過ぎる」ということですが、確かに前走の超抜の動きを見るとそれも納得なのですが、それでも調整過程がこれまでと違っているというのは事実。これが吉と出るか凶と出るかは正直やってみないと分かりません

4点モズスーパーフレア
栗東坂路単走。4F48.9秒の自己最速タイムを計時。ラスト1Fでやや完歩が乱れる場面が散見されましたが、1週前に比べるとその頻度は減っていますし、何よりこれだけ速いタイムを計時したわけですから終いは多少疲れて当然。同馬は牝馬ながらやり過ぎた方が成績が残っている馬ですから、これだけの負荷を掛けられたのは好材料。これで負けたら仕方なしという感じでしょう。中2週の昨年と違い、今年は間違いなく能力を発揮出来るはずです

4点クリノガウディー
栗東坂路単走。リズムの良い弾むようなフットワーク。前後共にグリップ力の強い脚捌きで力強く、これが推進力を生み出しています。ラスト100mは明らかに疲れましたが、ラスト2F目に11.6秒と速いラップを踏んだことを考えると良く我慢出来た方でしょう。掻き込みが強いのでパワー馬場自体はこなせると思いますが、前脚の着地点が馬体の中心に寄る位置になるのでノメるような馬場はマイナスになる可能性があります。出来れば良馬場で

3点モズアスコット
栗東坂路併せ。強靭な四肢に起因する完歩毎の推進力は変わらず。それでいて脚元には柔らかさがありますので、非常に見栄えがします。ただ体の張り自体は素晴らしかった前走時(5点評価を付けました)にやや劣る感がありますし、前を走る馬のキックバックを嫌がってふらついて走っていたのも減点材料。前走がかなり良かっただけにその比較で3点とします。ただ決して悪い状態ではなく、ポジティブな3点と理解して下さい

3点ダイアトニック
栗東坂路単走。かなり楽な手応えながらラスト2F12.6‐12.2秒の加速ラップで登坂。スプリントG1だけに動きの目立つ馬が多く、その中に入ると地味な印象は否めませんが、それでも決して悪い動きではありません。大きな上積みこそ感じませんが、至って順調という印象

3点グルーヴィット
栗東坂路併せ。手前を替えてから体の向きと進行方向が一致していない完歩が続いた点は少々気になりますが、それも徐々に安定しゴールが近づくにつれて加速していった内容は迫力満点。活気にあふれた走りは体調の良さを表すもので、成績とは裏腹に状態は非常に良さそうに映ります

3点ステルヴィオ
美浦W併せ。1週前に強めの負荷を掛けて今週は軽め。その1週前も終いだけ強めに負荷を掛けるような内容で先着を果たしましたが、伸び自体は特筆すべきものでなく、スピード感もイマイチ。そもそも初のスプリント戦に向かうのに終いだけ伸ばす内容にどれほどの意味があるのかも不明

3点ノームコア
美浦W併せ。気持ちだけはやって体が付いて行かない感があった1週前よりは良化。ただコーナーを逆手前で走ってみたり、直線では舌を出して走ってみたりと、どうにもチグハグな感は否めず。唸るような勢いだったヴィクトリアマイル時に比べると見劣りは否めません

3点シヴァージ
栗東坂路単走。前後の連動性が取れていてキレイなフットワーク。ただそれ以上でも以下でもない内容。ややワンペース気味で加速ラップでフィニッシュ出来たとは言え、グッと沈み込むような場面はありませんでしたし、ワンペース気味でスピード感にも欠ける内容。上位馬との比較では至って地味な内容で、いかにも「普通」という内容

3点ティーハーフ
栗東坂路単走。頭が高いので自然と完歩も小さめ。まあこれは今更変わらないので仕方なし。10歳馬ながら毛艶は良好で体にも張りがあってこの馬なりに体調は良さそう。ただ劇的な上昇という様子は全くありませんので、現状の力が出せれば、という程度

2点アイラブテーラー(水曜時点で映像無しのため1週前追い切りが対象)
栗東坂路単走。まともに稽古が出来ない馬で、今回も恐らく前半から掛かったであろう内容。ラスト1Fは一完歩毎に重心が浮いてしまいピッチも落ちてしまった内容。バテました。こればかりは仕方ないですが、他馬と比較して体の小ささも迫力という意味で物足りず、高い評価を下すことは出来ません

2点ダイメイプリンセス
栗東坂路併せ。元々右前を外に回すように使う馬なので力が右側に逃げ気味ではあるのですが、ラスト1Fではそれが酷くなって前脚は右前方向に、後ろ脚は後方に蹴り出すという全くバラバラで連動性が取れていないフォームになっていました。良く見せる馬が多い中で明らかに動きの質で見劣っており、これでは戦えないでしょうね

2点ラブカンプー
栗東坂路併せ。いつも稽古は動かない馬なので、酷い内容でしたがこんなものと思わせてしまいます。ただ2,3走前には珍しく稽古で動けていただけに、前走に引き続いてあっさり遅れたのは残念。しかも決して良くなかったダイメイプリンセスにも劣ってしまう内容でしたので、どう考えても高い評価は出来ません

2点アウィルアウェイ
栗東坂路単走。頭が高く、両前を綺麗に真っすぐ上げられない独特の走法は2歳時から変わらないのでこの点は仕方なし。ただそれ以外は良かったかと言うとそうでもなくて、まずグリップ力が低くて地面を掴めておらず空回り気味ですし、直線部分に入って二度手前を替えた点も減点。また右手前に替えてから左にモタれたように一気にバランスが悪くなった感があって、これでは左回りにも不安。ポジティブに評価出来る点がほとんどありませんので、最低評価も当然

【マーチS】
特筆するほどの動きを見せた馬は存在せず。
あえて取り上げるならば、ワイルドカードローズプリンスダムの2頭

【日経賞】
4点「人気ブログランキング」内ブログ紹介文(B)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位前後)
美浦W単走。頭が高く重心が高いフォームは見栄えしませんが、これはこの馬の個性でいつものこと。それを補うように前脚・後ろ脚共に掻き込みの強さを持っており、その連動性も十分。可動域も広くフットワークの伸びの良さはひと際目立ちます。口周りの泡が見られるのは前半かなり力んだと思われ、その点だけが気になりますが、こと動きの質だけを取ればハッキリとこの馬がナンバー1です

【毎日杯】
4点「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文(W)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位前後)
栗東坂路単走。直線に入る段階でやや頭を上げて反抗するような場面が見られた点は少々気になりましたが、カーブを曲がえり終えると落ち着きを取り戻し、以降は一糸乱れぬフォームで登坂。脚長の大飛び馬で見た目のスピード感はそれほどでもないですし加速までに時間も掛かりますが、トップスピードに入ってからは迫力十分。前後の連動性が取れているのが良いですし、何より全身運動が出来ている綺麗なフォームはここに入ると素質で一枚上だということを感じさせます