皆様、こんばんは。

最初に告知です(この告知は今週末まで継続します。目障りだと思いますが、お許し下さい)。
「デジタル版競馬最強の法則 Vol.5+POG号(4月5日発売)」に記事を提供させて頂きました。
私が担当したのは「ネットを騒がす馬券職人たちのクラシック!」という特集です。名だたる予想家の皆様の中で見劣り感はハンパないですが、読んで頂けますと幸いです。
尚、記事内では「桜花賞」「皐月賞」の印を入れていますが、追い切りや枠順で印が上下することがありますので、予めご了承下さい。


さて、本日は土曜重賞の「ニュージーランドT」について分析していきます。
まずは過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧をご覧下さい。

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「NZT」は中山外1600mで行われるレース。先週の「ダービー卿CT」と同コースと言うことになります。ということで「ダービー卿CT」時に書いたコース解説の一部をそのまま転載します。

中山外1600mはスタート後400m弱で2角出口に差し掛かること、2角出口のコーナー径がキツいことから普通に走らせれば前半が緩みやすいコース。重要なのは後半ラップで、中山以外で1600mコースがある競馬場(東京・京都・阪神・中京)は全て楕円系コースですから(阪神はやや例外的ですが)、3~4角の2F程度に亘って緩んで4角出口~直線で再加速するというのが大体のパターン。従ってラスト3F目か2F目に最速ラップを踏むという形が定番です。ただ中山1600mは外回りコースを使用しますから、ざっくり言うと三角形に近いコース。3角は非常にコーナー径が緩くて直線に近いですから他コースのように中間点で緩むことがないまま4角に突入しますし、逆に他コースでは最速ラップを踏むラスト3F目以降がコーナー径がキツい4角になりますから、ここでの一気のペースアップが起こりにくいです。つまりは2角を抜けたラスト6F目あたりから緩急の無いままにゴールに向かうことになりがちです。

基本的な考え方は上に書いた通りで良いと思います。ただ近5年には明らかな変化が生まれており、それは以下の平均ラップ比較を見て頂けると一目瞭然(ダービー卿CTに関しては過去10年平均)。
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2014年以前は中盤で多少緩みつつも平均的なラップを踏む中山1600mらしいラップ構成でしたが、近5年は中盤2~3Fに亘って明確に緩みが生じている状況。また近5年中4年でラスト1Fが最速というちょっと異常とも言える傾向が出ており、これは如何に仕掛け所が遅いかを表す数字です。従ってこのコースでは比較的重要度が小さいギアチェンジ力を要求される傾向にあるのが近年の「NZT」ということになります。
ただ近年逃げてペースを作った騎手の名前を見ると、逃げる時には無駄にスローに落とす傾向の強い騎手がほとんどでしたので、この傾向は偶然の産物のように思えます。中山の馬場改修に答えを求める向きもありそうですが、他のマイル重賞では同様の傾向は示していませんので、その説は信憑性に欠けるでしょう。今年はカリオストロが逃げるなら極端にペースが落ちそうにないですし、ヒューイットソンJの逃げは前半からペースを上げる傾向にありますので、同馬が逃げるならばが中山1600mらしく道中から比較的速いペースを持続させる能力を問われるレースになると予想します。

このように近5年とそれ以前では別レースのような傾向を示していますので、過去データを掘り下げるのは少々無意味。ただその中でも有効になりそうなものは多少ありますので、いくつかピックアップして記しておきます。

まずは前走クラス別成績ですが、前走重賞組が主流。中でも前走3着以内or3人気以内だった馬は・・・
【6-2-6-21】勝率17.1%(単回値99円)連対率22.9%、複勝率40.0%(複回値102円)
で該当馬は10年連続で3着内好走馬を出していますので、該当馬は要チェック。

前走1勝クラス馬については、そこで勝利していることは最低条件。中でも0.0~0.1秒差の辛勝だった馬【1-0-1-27】に対して、0.2秒差以上馬【0-4-1-8】。着差が大きくなるに比例して成績も上がっていますので、前走1勝クラス出走馬についてはどれだけ着差を付けて勝利しているかが重要になります。

他に注目したいのは馬体重
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私自身1600m以下戦では馬体重に良く注目しますが(短距離戦はやはり筋肉量が重要)このレースも馬体重が重くなるに比例して成績もアップ。
特に牡馬に関しては馬体重460㎏未満馬の不振が目立ちます。
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※上記は牡馬限定データ

最後に人気別成績
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1,2人気が堅調である一方で、3人気以下は混沌。過去10年中7年で6人気以下馬が1頭以上馬券に絡んでおり、6年で「1or2人気馬+6人気以下馬+その他」という組み合わせになっていますので、「1,2人気馬-6人気以下で目ぼしい馬-その他」という組み合わせの3連複フォーメーション馬券は有効そうですね。
その肝となる6人気以下馬は過去10年で9頭が3着内好走。その内7頭は馬番8番以内馬でしたので、やはり中山1600mらしく穴は内から生まれます。また9頭中6頭は前走OP特別or重賞で0.4秒以内敗退馬、残る2頭は1勝クラス連対馬。大敗している馬は1頭しか居ませんので、そこそこ好走しつつも人気の盲点になっている馬には要注意と言えそうです。
また9頭中7頭はそれまでのキャリアが6戦以上馬。この時期はキャリアを重ねていると素質を疑われかねないですが、このレースに関しては経験が強みになるという理解で良さそうですね。

ということで、本日は以上。
ここまで書いて来た内容を予備知識として予想に入りたいですが、今日書いた内容にぴったりハマる中穴馬が居ますので、まずはその馬をご紹介
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中央競馬ランキング
「人気ブログランキング」内ブログ紹介文に水曜日限定で馬名を記載しておきます(10位前後)
未勝利勝ちが前後半46.2-48.1秒の前傾戦で今回人気するだろう○○○○○○○○○を撃破。3走前には前後半45.6‐47.8秒の前傾戦でサクラトゥジュール・ゼンノジャスタ・ドゥーベと言った骨っぽい相手に先着。2走前には上り特化戦にも対応はしていますが、基本的には前半の基礎スピードを問われるなど速い脚を求められない形がベストです。そういう意味でこの舞台は向きますし、カリオストロが飛ばしてくれるなら尚良し。前走着差・キャリアも好走パターンに合致しますので、後は内枠を取れれば相当熱い一頭と言えそうです

もう一頭有力馬を挙げるとすればこの馬
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最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文に木曜日限定で馬名を記載しておきます(5位前後)
その戦績とは裏腹にギアチェンジ力やトップスピードのレベルという面はそこまで高いものを持っていません。前走にしても字面的には前後半48.9‐46.3秒のスローラスト3F戦ですが、スパッとはキレていなくてジリジリ脚を使い続けたという内容。4速を連続させることに長けていそうですから、中山1600mという舞台は本来あっているはずです。このコースらしく前半はゆったり入りつつ、後半に11秒中盤を連続させるようなラップになるならばこの馬が浮上するでしょう