皆様、こんばんは。

本日は「セントライト記念」の有力馬分析を行います。
昨日より体調がやや持ち直しましたので、通常通りのボリュームでお届けします。とは言っても登録頭数が減ってしまい頭数を増やすと最終予想のネタバレに繋がりますので、今回は5頭とやや少なめの頭数になります。ご容赦ください。
では、早速参りましょう。

バビット
まずは前走ラジオNIKKEI賞時の週中分析記事の一部を転載します
前走は隠れたハイレベル戦。それまでに淀みない流れを先行して好走してきた馬だけに、トップスピードのレベルを問われやすいレース条件が決定的に合わないと戦前には考えていました。レースは戦前の想定通りに前後半49.7‐45.7秒の超スローラスト3F戦、ラスト3,2F目に10秒台のラップを刻む流れになりましたが、対応不可能と思えた流れにしっかり対応しましたのでこれには少々驚きました。ただやはり最速地点ではやや見劣ってラスト1Fの減速地点で盛り返した内容でしたので、基本的には淀みない流れでの我慢比べがベストだと思えます。逃げる形がベストとは思いますが、2戦目には好位インから、3戦目には外目番手で競馬していますから番手競馬も対応可能。内枠が取れれば面白いです
その前走は戦前に控える競馬も示唆していましたが、最内枠から好発を切ったことと、抑えようにも抑えられない様子だったため今まで通りにハナを切っての快勝でした。週中記事通りに能力は高く評価していましたので、あの形になれば勝ったのも至極当然と言えて、人気はありませんでしたが決してフロックではありません。今回も能力的には最上位クラスという評価ですが、問題なのは距離。血統的には距離延長も問題ありませんが、かなり前向き過ぎる気性で抑えが効きにくいだけに急坂付きの2200mには少なくない不安があります

ガロアクリーク
春には評価が定まらなかった同馬ですが、全ての判断を迷わせたのが水仙賞の低いパフォーマンス。このレースがスタミナ不足と追走力不足を露呈したレースで、その後のスプリングSが前後半50.5-46.6秒のスローラスト3F戦での快勝だっただけに完全にスロー専用機(新馬戦も同じくスローラスト3F戦)だと判断。従って基礎スピードが問われやすい皐月賞では軽視したわけですが、終ってみれば前後半59.8-60.9秒の淀みないペースを差し込んで3着好走。更にダービーではスロー4Fロンスパ戦を渋太く差し込んでの6着(しかも3角で軽くはない不利を食らって位置を下げて、ペースアップした勝負所では大外を回してのものなので価値は高い)ですから、スプリングS終了段階の評価を180度転換しなくてはいけないでしょう。頭の高い走法で本質的にスタミナを問われるようなレースが向いているとは思えないのですが、春のクラシック2戦の内容+かなりレベルの低いメンバーを考えれば決して軽くは扱えないでしょうね

ヴァルコス
セントポーリア賞は前後半48.2-46.5秒のスローラスト3F戦でキレ負け、前走ダ―ビーでは同61.7-58.4秒のスロー4Fロンスパ戦も残り600mから11.3-11.3秒とそれなりのトップスピードのレベルを求められる流れで全く反応出来ずの大敗。一方で3走前のゆきやなぎ賞では、3分割ラップが48.8-50.9-48.5秒と比較的緩急が少ないラップを残り1000m標過ぎから進出して押し切り勝ち。2走前青葉賞は前後半60.4‐57.9秒のスロー5Fロンスパ戦を残り1400m標で好位まで位置を上げつつゴールまで渋太く脚を伸ばしてオーソリティとクビ差2着。両レース共に豊富なスタミナ量を活かし切った好走で、トップスピードのレベルを求められなければ崩れていないのがここまでの戦績です。そういう意味で5~6Fロンスパ戦になりやすい中山芝2200mは歓迎の舞台ですし、オーソリティをモノサシにすればダ―ビー4着以下馬とは五分に戦える計算ですから、となればここでは格上という評価になります

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前走は前後半60.9-60.0秒の5Fロンスパ戦を先行策から押し切ったという内容でしたが、前半は単純なスローではなく、前半3F35.3秒と馬場と距離を考えればそこそこ流れて4,5F目に大きく緩むインターバル走のようなラップ構成。その上での5Fロンスパ戦ですから先行馬の負荷は大きくて、それを押し切った同馬と逃げて2着に粘った2頭は高評価出来る内容。事実2着馬は次走で勝利を挙げていますので、やはりこの評価は間違っていないと言えるでしょう。元より2歳時からロンスパ性能は見せていて、ここまでで馬券を外したレースはスローラスト3F戦のみ。ロンスパ戦になりやすい中山芝2200mは向く舞台と思えますし、4走前にはかなり骨っぽい相手との一騎打ちを制しているように今回程度のメンバーなら能力的にも通用の素地はあります。案外人気が無いようですが、十分戦える能力と適性を有していると思います

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未勝利勝ちは高速馬場下で前後半59.3‐60.2秒の厳しい流れを差して、自身は11.5‐11.4‐11.6秒とラップを落とさずに走破した内容。このスタミナ量に裏打ちされた持続性能は見逃せないもので、続く1勝C勝ちは前後半61.7-59.7秒のスロー5Fロンスパ戦を快勝。これまでのキャリア中で自身は刻んだ最速ラップが高速馬場下での11.4秒であるようにトップスピードのレベルを求められる流れでは太刀打ちできませんが(前走がそういうレースでした)、スタミナや持続性能を問われる流れでは世代トップクラスの能力を発揮して来ました。スローペースからの上がり特化戦になるとかなり疑わしいですが、中山芝2200mならそういう流れになる可能性は低く、ここは順当に走れる舞台だと思います