簡単に秋華賞回顧。

12.8-11.6-12.2-12.3-12.3-12.0-11.5-11.3-12.3-12.9(61.2-60.0)

前後半バランスは61.2-60.0秒も単純なスロー戦と思うなかれ。単純なスローならラスト2Fが12.3-12.9秒と消耗はしません。ラスト5F目からペースが上がって、ラスト4F目からの11.5-11.3秒と言うラップは今日の馬場を考えると相当厳しく、5着に4角11番手の15人気スライリー、6着に4角12番手の9人気ステラリアが差し込んだことを見ても、基本的には差し馬向きの流れになったと考えるべきでしょう。

1着アカイトリノムスメは好位後ろからペースアップ地点で離されずに付いて行き、3頭分外回しながらも押し切ったのですから掛け値なしに強い内容。追い切りでも成長は感じられたわけですが(馬体重こそ増えていませんでしたが)、それにしても素晴らしい成長力を見せました。今日の内容は本当に強いものです。

2着ファインルージュはパドックで一番手評価したように抜群のデキ。かなり早めにレースが動いた展開が向いたことは否めませんが、それでも時計が掛かるスタミナ寄りのレースでここまでやれたことは予想以上でした。元々は直線スピードの優秀さで台頭して来た馬なので、大箱コースでも。

3着アンドヴァラナウトは1角までにソダシをマークできる位置に導いた福永Jの技術と戦略脳がまず凄い。道中は折り合い重視で、スローの流れでもしっかり折り合えました。どんなペースでも対応出来る馬で、今日のロンスパ戦にもしっかり対応しましたが、最後は坂で止まってしまいました。適性に関してはもう少しレースを経て見極めたいですが、センスの塊のような馬です。

4着エイシンヒテンは予想通りの単騎逃げ。前走キレ負けした形だったので早めに出し抜こうと考えたのかも知れませんが、能動的にペースを上げる形になったにも関わらず、ラスト4F目から11.5-11.3秒と言うラップを作ってしまったことは余りに無茶でした。それでも4着に残しているので強いのですが、もう少しゆったりペースを上げる形に持って行ければ3着はあったかも知れません。逃げた時には崩れない。

本命アールドヴィーヴルは7着。好発から行きっぷり良く3番手を追走。結果的にはこれが仇になってしまったとしか言いようがないのですが、ペースが違えば(もっとペースアップがゆっくりなら)松山Jのファインプレーと称賛されていた騎乗だったでしょう。積極的に勝ちに行った騎乗は責められません。一列後ろのアカイトリノムスメが勝ち、一列前のエイシンヒテンが4着ですから完敗。結果論ですが、馬体重維持を重点に置いた軽い調教が一押しを欠いた原因かも知れません。
ただ会員様やnoteご購読者様に言っておきたいのは、推奨理由で書いた手前の話は絶対に間違いではありませんので、次走以降も基本は左回りでは少し疑いたいです。

10着ソダシは楽ではない後半ラップだったにしても負け過ぎ。吉田隼人Jはレース後に「下見所から出たがらなかったり、ゲート入りを渋ったり、レースを拒否するような面が出て来ている」とコメントを残しています。これらから考えると苦しい競馬になってレースを投げたとしか思えず、いよいよ危惧していたブチコの狂気の血が顕在化して来たのかも知れません。

13着ユーバーレーベンは予想以上にパドック気配は良かったです。ただ終わってみるとやはり息が出来ていなかったと言うこと。外回ししか出来ない馬なので内回りコースも本質的に合わないでしょう。今日はノーカウントに近いので、次走以降、特に外回しがマイナスにならない環境で狙いたいです。

以上、簡単ですが秋華賞の回顧でした。
南部杯に続く連勝を狙いましたが、全くダメな予想でした。申し訳ございませんでした。
高期待値馬もパッとせず、今週はいつも以上に疲れました。また必ず巻き返します。