今週はダービー特集。
本日は「青葉賞組」と「京都新聞杯組」です。
第25回青葉賞(G2)良
13.2-11.2-11.8-12.2-12.4-12.7-12.3-12.2-12.0-11.6-11.1-11.7(60.8-58.6)
勝ち時計2分24秒4は過去10年で4番目に速いタイムで、ペルーサの年と0.1秒差と字面の上では優秀なものですが、当日の未勝利芝1400mで1分21秒2、翌日の1600万芝1400mで1分20秒2が計時されるかなりの高速馬場であったことは覚えておきたいところ。5F通過60.8秒はこの馬場を考えるとややスロー。上位5頭中4頭は4角5番手以内馬。高速馬場のスローで後ろは物理的に差せないレース。上がり最速で3着に追い込んだスーパーフェザーが最も強い競馬をした。
1着ゴーフォザサミット
トモに力が付ききっていないハーツクライ産駒にありがちな二の脚が遅いタイプで、直線も瞬時に反応出来ない代わりに追って追って伸びるタイプなので、現状は直線の長いコースがベスト。
テンゆったりだった百日草特別は位置が取れた分、前目で競馬で来ましたが、共同通信杯・スプリングSでは後方からになってしまい直線でスピードに乗った時にはゴール、というレースを繰り返しました。
前走はスタートを決めたことと距離延長も相まって好位から競馬が出来ましたし、ペースも味方。そうなれば終いの確かさはメンバー随一でしっかり勝ち切りました。ただし相手関係はG3レベルにあるかないかという微妙なメンツ。時計も高速馬場によるところが大きく評価は出来ません。
そもそも前走でスタートの課題が解消したかと言うとそう簡単な話でもなく、また近年立ち回り力が必要なダービーにおいては位置取りもさることながら瞬時に反応出来ない脚質も問題。
冷静に考えて力関係は皐月賞組より下という感じで、相当条件が揃わない限り(例えば内枠でロケットスタートを決める、とか)厳しいんじゃないでしょうか。
2着エタリオウ
ここ3戦は12F戦を続けて使っているように、基本的には脚の速いタイプではなくスタミナを活かしたいタイプ。使える脚は長いので基本的には前受けして粘り込みたいタイプですが、初期はゲートが安定せず。そういう場合は捲って出て、スタミナに物を言わせて良績を上げてきました。
青葉賞も4角手前から進出し4角先頭で粘り込みを図りましたが、さすがにオープンまで上がると早い脚の無さは致命的でゴーフォザサミットにはスッと交わされ展開不向きのスーパーフェザーにも差されかけました。格落ちメンバーでそれなわけですからG1級に入れば言わずもがな。道悪は時計が掛かるのと同時に血統的にも歓迎でしょうから、そうなった場合にだけ検討すれば良い馬でしょう。
続いて「京都新聞杯」。
第66回京都新聞杯(G2)良
12.5-10.5-11.7-11.7-12.1-13.2-12.6-12.1-11.3-11.4-11.9
勝ち時計2分11秒0は芝2200mに変更された過去17年で2番目の好タイム。芝は高速状態ではありましたが、近年のこの時期の京都芝としては標準~少しだけ時計が掛かり気味くらいで額面通りに受け取って良いでしょう。前後半58.5-59.3、途中で13.2秒とかなり緩む区間が1ハロンだけありましたが平均に速いペースで流れ、ラスト3F目最速。基礎スピードと総合力を問われたレースで、このペースを2番手で押し切ったステイフーリッシュは強い競馬でした。
1着ステイフーリッシュ
強かった京都新聞杯の前に、ホープフルS以降を振り返ります。
ホープフルSは前半流れた中で出たなり後方。3~4角緩んだ地点で取り付いて直線に向くも、コーナー機動力でタイムフライヤーに置かれ、直線入口のギアチェンジでジャンダルムに置かれ、ラスト1Fで盛り返すも3着。要所の反応で劣ったとはいえ、キャリア1戦を考えれば悪くない内容でしょう。
2走前の共同通信杯は序盤に不利もあり後方(ハナから行く気はなかったようですが)。先頭から2秒ほど遅れた位置から3角過ぎに進出。4角はただ1頭離れた大外を追い込むも、内伸び馬場も相まって前とは差が詰まらず10着大敗。外が伸びない馬場とは言え、あまりに案外な内容でした。馬体が12㎏減っており、状態も本物ではなかったでしょうか。
そして放牧を挟んで馬体も回復した京都新聞杯はレース概要通りに非常に強い内容で完勝。飛びが大きく、過去レースからも瞬時の反応が出来ないので(ホープフルSも減速地点で差しただけ)前受けするというのは正解だったのだと思います。
前後半58.5-59.3のラップを前受けして約2馬身差で完勝ですから、ダービーでも同じ乗り方をすればそこまで引けを取らないと思います。課題は2点。まずはこのレースの疲労&中2週で輸送ですから再度の馬体減りや反動は心配です。それから乗り替わり。横山典弘騎手がどうこうというよりは、藤岡兄とのフィーリングが非常に合っていた感がありましたので、乗り替わりがプラスには働かないんじゃないかという点。これらは直前追い切りなどで判断したいですが、少なくとも印は回す一頭になると思います。
2着アドマイヤアルバ
未勝利を勝つのに5戦を要しながら、昇級しても結果を残し続けていますが、こういうタイプは高い基礎スピードを持っています。ただしキレがない故になにかにやられてしまいます。特に道中ゆったり入ることが多い下級戦はその傾向が強く、未勝利を勝ちきれなかったのはその為です。
2勝目を挙げた500万下が前後半34.4-36.6の前傾戦で35.5秒で差し切れたレース。こういうレースになると強いです。ですから前走京都新聞杯も流れとしてはドンズバで、あれはフロックではなくてああいう流れになればメンバーでも上位だったということです。
ダービーですが、今年はエポカドーロにジェネラーレウーノ、ステイフーリッシュなどロンスパ戦や持続戦を好む先行馬が多い状況を鑑みればこの馬向きの流れになる可能性は高いです。従って軽くは扱えませんが、京都新聞杯と同じ流れになってもこの馬を凌駕してくるだろう馬も多く、相当恵まれての3着あるかないかというのが現実的なラインでしょうか。
さて昨日多くの出走馬が最終追い切りを消化しましたが、文句なしに素晴らしい動きを見せた馬を記載しておきます。
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その中の当ブログ(75位ぐらい)紹介文内(D)が該当馬です!
四肢がしっかり伸びていますし、フットワークに弾力もあって誰が見ても良いというレベル。
状態は間違いなく絶好です。
明日はダノンプレミアム・ブラストワンピースなどの「その他組」4頭を考察します。
本日は「青葉賞組」と「京都新聞杯組」です。
第25回青葉賞(G2)良
13.2-11.2-11.8-12.2-12.4-12.7-12.3-12.2-12.0-11.6-11.1-11.7(60.8-58.6)
勝ち時計2分24秒4は過去10年で4番目に速いタイムで、ペルーサの年と0.1秒差と字面の上では優秀なものですが、当日の未勝利芝1400mで1分21秒2、翌日の1600万芝1400mで1分20秒2が計時されるかなりの高速馬場であったことは覚えておきたいところ。5F通過60.8秒はこの馬場を考えるとややスロー。上位5頭中4頭は4角5番手以内馬。高速馬場のスローで後ろは物理的に差せないレース。上がり最速で3着に追い込んだスーパーフェザーが最も強い競馬をした。
1着ゴーフォザサミット
トモに力が付ききっていないハーツクライ産駒にありがちな二の脚が遅いタイプで、直線も瞬時に反応出来ない代わりに追って追って伸びるタイプなので、現状は直線の長いコースがベスト。
テンゆったりだった百日草特別は位置が取れた分、前目で競馬で来ましたが、共同通信杯・スプリングSでは後方からになってしまい直線でスピードに乗った時にはゴール、というレースを繰り返しました。
前走はスタートを決めたことと距離延長も相まって好位から競馬が出来ましたし、ペースも味方。そうなれば終いの確かさはメンバー随一でしっかり勝ち切りました。ただし相手関係はG3レベルにあるかないかという微妙なメンツ。時計も高速馬場によるところが大きく評価は出来ません。
そもそも前走でスタートの課題が解消したかと言うとそう簡単な話でもなく、また近年立ち回り力が必要なダービーにおいては位置取りもさることながら瞬時に反応出来ない脚質も問題。
冷静に考えて力関係は皐月賞組より下という感じで、相当条件が揃わない限り(例えば内枠でロケットスタートを決める、とか)厳しいんじゃないでしょうか。
2着エタリオウ
ここ3戦は12F戦を続けて使っているように、基本的には脚の速いタイプではなくスタミナを活かしたいタイプ。使える脚は長いので基本的には前受けして粘り込みたいタイプですが、初期はゲートが安定せず。そういう場合は捲って出て、スタミナに物を言わせて良績を上げてきました。
青葉賞も4角手前から進出し4角先頭で粘り込みを図りましたが、さすがにオープンまで上がると早い脚の無さは致命的でゴーフォザサミットにはスッと交わされ展開不向きのスーパーフェザーにも差されかけました。格落ちメンバーでそれなわけですからG1級に入れば言わずもがな。道悪は時計が掛かるのと同時に血統的にも歓迎でしょうから、そうなった場合にだけ検討すれば良い馬でしょう。
続いて「京都新聞杯」。
第66回京都新聞杯(G2)良
12.5-10.5-11.7-11.7-12.1-13.2-12.6-12.1-11.3-11.4-11.9
勝ち時計2分11秒0は芝2200mに変更された過去17年で2番目の好タイム。芝は高速状態ではありましたが、近年のこの時期の京都芝としては標準~少しだけ時計が掛かり気味くらいで額面通りに受け取って良いでしょう。前後半58.5-59.3、途中で13.2秒とかなり緩む区間が1ハロンだけありましたが平均に速いペースで流れ、ラスト3F目最速。基礎スピードと総合力を問われたレースで、このペースを2番手で押し切ったステイフーリッシュは強い競馬でした。
1着ステイフーリッシュ
強かった京都新聞杯の前に、ホープフルS以降を振り返ります。
ホープフルSは前半流れた中で出たなり後方。3~4角緩んだ地点で取り付いて直線に向くも、コーナー機動力でタイムフライヤーに置かれ、直線入口のギアチェンジでジャンダルムに置かれ、ラスト1Fで盛り返すも3着。要所の反応で劣ったとはいえ、キャリア1戦を考えれば悪くない内容でしょう。
2走前の共同通信杯は序盤に不利もあり後方(ハナから行く気はなかったようですが)。先頭から2秒ほど遅れた位置から3角過ぎに進出。4角はただ1頭離れた大外を追い込むも、内伸び馬場も相まって前とは差が詰まらず10着大敗。外が伸びない馬場とは言え、あまりに案外な内容でした。馬体が12㎏減っており、状態も本物ではなかったでしょうか。
そして放牧を挟んで馬体も回復した京都新聞杯はレース概要通りに非常に強い内容で完勝。飛びが大きく、過去レースからも瞬時の反応が出来ないので(ホープフルSも減速地点で差しただけ)前受けするというのは正解だったのだと思います。
前後半58.5-59.3のラップを前受けして約2馬身差で完勝ですから、ダービーでも同じ乗り方をすればそこまで引けを取らないと思います。課題は2点。まずはこのレースの疲労&中2週で輸送ですから再度の馬体減りや反動は心配です。それから乗り替わり。横山典弘騎手がどうこうというよりは、藤岡兄とのフィーリングが非常に合っていた感がありましたので、乗り替わりがプラスには働かないんじゃないかという点。これらは直前追い切りなどで判断したいですが、少なくとも印は回す一頭になると思います。
2着アドマイヤアルバ
未勝利を勝つのに5戦を要しながら、昇級しても結果を残し続けていますが、こういうタイプは高い基礎スピードを持っています。ただしキレがない故になにかにやられてしまいます。特に道中ゆったり入ることが多い下級戦はその傾向が強く、未勝利を勝ちきれなかったのはその為です。
2勝目を挙げた500万下が前後半34.4-36.6の前傾戦で35.5秒で差し切れたレース。こういうレースになると強いです。ですから前走京都新聞杯も流れとしてはドンズバで、あれはフロックではなくてああいう流れになればメンバーでも上位だったということです。
ダービーですが、今年はエポカドーロにジェネラーレウーノ、ステイフーリッシュなどロンスパ戦や持続戦を好む先行馬が多い状況を鑑みればこの馬向きの流れになる可能性は高いです。従って軽くは扱えませんが、京都新聞杯と同じ流れになってもこの馬を凌駕してくるだろう馬も多く、相当恵まれての3着あるかないかというのが現実的なラインでしょうか。
さて昨日多くの出走馬が最終追い切りを消化しましたが、文句なしに素晴らしい動きを見せた馬を記載しておきます。
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四肢がしっかり伸びていますし、フットワークに弾力もあって誰が見ても良いというレベル。
状態は間違いなく絶好です。
明日はダノンプレミアム・ブラストワンピースなどの「その他組」4頭を考察します。
