「私の夢はね、世界の中心にあるレンダーシアの
あのグランゼドーラ大劇場の舞台に立つことなの。」

※今回の記事は、現在展開しているホワイトデーイベントにこじつけながらも
またもや妄想100%でお送りいたします。くれぐれもご注意ください。
2014年03月03日 08時21分39秒
目を開けると、
おれはグランゼドーラ大劇場の前に立っていた。

「・・・ここは?なんでおれはここにいるんだっけ・・・」

一瞬目をつむっただけだと思っていた。
毎日無意識に、そして今まで数えきれないほど
繰り返してきたうちの1回に過ぎない、ただのまばたきをしただけ。

しかし、なにかが違う。
いつもより体が軽い。フワフワしている気分だ。
背中には羽根が生えたような衣装を着ているせいか?
そもそも、こんな装備買った記憶がない。
それにおれは何をしてたんだっけ。
「っつ!」
刹那、鋭い痛みのようなものが頭の裏側を駆け抜けた。
顔をしかめ、こめかみを押さえる。
「これは・・・なんなんだ?」
頭上に浮かぶ見覚えのない黄金の輪。
それを掴もうと伸ばしたおれの手は
なぜか半透明に霞み、むなしく空を切った。

たしか・・・
おれは、仲間といつものように強ボスに挑んでいたんじゃなかったか。
2014年02月12日 01時00分14秒
そうだ。思い出した。
なのに、なぜここにいるんだ?
この体はいったい・・・

不意に子供の頃レーンの孤児院で聞かされたおとぎ話を思い出す。
「神様はね、夢半ばで倒れた者に“最後の景色”を見せてくれるの。
天国に旅立つ前に少しの間だけ、
そのひとにとって一番大切な場所に連れて行ってくれるのよ。
せめて悔いが残らないようにって。」


・・・・

そうか、おれはホントの天使になっちまったのか。


景色がゆっくりとまわり、向かいに立つ見慣れた店の前で止まった。
2014年03月03日 08時21分46秒
最近おれが一番気に入っていた店だ。
賑やかに騒ぎたい時はメギかレンドアのパブを、
そして静かに飲みたい時はこのパブを訪れた。
木目調で統一された内装に、藍色で統一されたゴブラン織りの
タペストリーや絨毯が調和し、妙に気持ちを落ち着かせてくれる。
2014年03月03日 08時21分19秒
ひとりで来ることが常だったこの店に
キミと来るようになったのはいつからだっただろう。

オープン前の大劇場が見たいと急にキミが言い出したあの日。
劇場の前で、まるで小さな女のコがおもちゃ屋の大きなぬいぐるみを
ずーーっと眺めているみたいに、長い間立ち尽くしていたキミ。

「喉乾いたねっ。あっ、その店入ろっっ!」

それから何度もこの街をふたりで訪れ、
大劇場を眺めてはこのパブでグラスを傾け、キミの夢の話を聞く。
キミが一番機嫌をよくする瞬間だったね。

「ねぇ、ウェルさん。笑わない?」

「うん?」
「私の夢はね、世界の中心にあるレンダーシアの
あのグランゼドーラ大劇場の舞台に立つことなの。」
「笑わないよ。キミならやれるさ。
そうだ、その時はおれが後ろでピアノを弾こう。」

「うん!約束よっ!」

2014年03月03日 08時21分30秒
そう笑いながら、ふたりで弾いたピアノ。

鍵盤にそっと指を置いてみる。
徐々に透明度を増していくおれの体は
いつものようにその音色を奏でることはできない。

「また間違えたな!そこじゃないってww」
「いいの!私は役者さんの方なんだからっ」
そう言って小さくとがらせたキミの唇を思い出す。


「ウェルさん、いつも同じ場所ばかり連れてきてゴメンね。」

いつだったか帰り道にそうつぶやいていたね。
いいさ。
だって、やっぱりここはおれの一番大切な場所みたいだから。
ここにはキミとの思い出と、
いつの間にかふたりのものになっていた夢が
いっぱいつまっているから。

せめて悔いが残らないように-
“最後の景色”はおれの気持ちを穏やかにしてくれたよ。
でも、神様あんたは少しだけ間違っているよ。それでも悔いは残るよ。
彼女が夢を叶えるのを見届けられないことに。
いや、それよりも
「おれはキミが笑っているの見られたらそれでいい。」
その一言を言ってやれてなかったことに。
いつか伝えたかったおれの想いが行き場をなくしてしまうことに。

完全に色を失くそうとしている自分の体を見つめながら
同じように失われていく、意識。
“最後の景色”は姿を消し、やがてただ真っ白な世界が訪れた。

約束・・・したのにな。
守れなくてゴメン。






「・・・・・ェル!おおーい!
ウェル、いい加減起きろって!」

ウェル「え?」

「楽しやがってwもう終わったぜ。オーブ取って帰ろうぜ。」

ウェル「いや、でもおれ死んじまったみたいで・・・」

「はいはいww見事な死んだふりだったぜ。先出てるぞ。」

ウェル「あ、ああ。死んだふり・・・。
ぜ、絶妙だったろ?得意だからな。」

ゲートに向かう仲間達の背中に向けた目線を自分の体に向ける。
生気を帯びた腕に浮かぶ血管。
羽根も黄金の輪も見当たらない。

ウェル「夢・・・だったのか?」

『今を生きる者よ。悔いが残らないようにしなさい-』

ウェル「な?」
声が聞こえた頭上、見上げた先から
真っ白な羽根がふわふわと舞い落ちる。

「ウェル!お前もメギのバー寄るだろ?一杯やってこうぜ」

ウェル「悪い。先行っててくれないか。」
そう言って、おれはグレンのルーラストーンを握りしめた。

今すぐにやらなきゃならないコトができたんだ-

2014年03月03日 08時21分03秒

いつか伝えよう。
いつでも伝えられるから今はいいか。
そうやって気がつけば行き場を失くした言葉たちたくさんありますよね。
誰でも一度は経験のあるそんな後悔は、
気づいたときにはもうどうにもならないことがほとんどです。
どうにもならなくなったから、やっと気づけたという方が正解でしょうか。

今こうして元気に過ごしていても1秒後に何かがあるかもしれない。
言いたい言葉、言わなきゃいけない言葉、言わない方がいい言葉。
それらの境界線はとても難しいけど。
言わないと後悔するかもってわかっているなら、伝えよう。

2014年03月03日 08時20分48秒
常々そう思っているけど、なかなか実行できない男。
こんばんは、暴走天使ウェルです。
ホワイトデーイベントにこじつけてお送りしました妄想物語。
原型まったくなくなりましたが、まぁいいでしょう。

さぁ、熱い想いを抱える男子諸君。
いい口実になる日が近づいているが、14日まで待つ必要なんかない。
今だ!今電話しよう。今メールしよう。今会いにいこう。

「あと数日待てばよかったんだろうけどね。でも今伝えたくてさ。」

この切りだしで落ちたも同然だ。
健闘を祈る!

- Do not waste a time if you note what you wanna do.

~おまけ~
「続・最強伝説」
2014年03月03日 08時23分18秒
小覇王キリト、ソーサリーリングをゲット。おめでとう!

この日までのキリトのかきこみメモ
「ソサリが欲しいなんて思ったことない」
この日からのキリトのかきこみメモ
「竜玉が欲しいなんて思ったことない」

超絶アグレッシブww
見習わなきゃいかんわww

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