回復期病棟は他の治療優先の病棟とは少し違い、リハビリ看護の観察の視点と行動力が必要です。スタッフは入職、退職、人事異動でこれまで経験してきた看護の観点から切り替えて、業務をこなす事(アンラーニング)が必要になります。そのため、新しい仲間を迎えるにあたり、当科の特徴である整形や脳疾患、認知症の捉え方や対応方法を、毎週水曜日の14時から15分間の学習会を開催しました。講師は病棟経験のあるスタッフが自ら行い、病棟のこだわりや特徴を伝達していきます。

例えばこんな学習会をしました


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―スタッフの感想―


 ・ これまで整形や脳疾患を看護したことがなかったので基礎的な病態と病棟の
     マニュアルの伝達は大変助かりました。
 ・ 認知症の対応は身体拘束や薬剤による鎮静が当たり前であったが認知症を
     理解出来れば患者がこんなに穏やかに改善していく事がわかった。
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安全対策は転ばない様にという事だけを意識して考えていました。転ばない
     様に動けなくするではなく、患者が動きやすい環境を考えていくと楽しくな
     ります。