ぜひ実現を目指してほしいですね・・・
いろいろと乗り越えなくてはならない問題や予算などあると思いますが、実現に向けた話し合いと行動を期待します。


以下「下野新聞soonより」

小中学校の給食費無料化へ 大田原市、予算計上方針

(2月10日 05:00)

 大田原市は9日までに、小中学生の保護者らが支払う給食費を全額助成する無償給食制度に踏み切る方針を固めた。新年度当初予算案に助成費を盛り込む。給食費無料化は、昨年3月に初当選した津久井富雄市長の選挙公約の目玉の一つ。給食費無料化の予算計上は県内自治体で初めてとなる。

 市の試算では、新年度の児童生徒の見込み数は小学生約4200人、中学生約2100人。現在の給食費は小学生が月4100円、中学生は4800円で、市は保護者の負担軽減に向けて現在300円を独自に補助している。

 国などから給食費助成が得られる生活保護、準要保護世帯を除くと、市独自で約2億7千万円の財源が必要と見込まれている。

 給食費無料化は、全国的では茨城県大子町など比較的小規模の自治体で実施例がある。津久井市長は、今任期中の実施・継続に前向きな姿勢を示しているが、助成のやり方については一律の補助だけでなく、保護者が申請すれば補助する申請制度も検討することを示唆している。

 昨年12月の定例市議会一般質問では、市議から給食費無料化について質問が相次ぎ、津久井市長は保護者負担の軽減のほか、無料化によって子どもたちに社会、地域への感謝の心を育んでもらう「食育、徳育の推進」を挙げて理解を求めていた。