20年に及ぶ初恋の話を聞いてほしい

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    コメント

    1:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 16:09:01.45 ID:cH0PDjgw0
    長かったようであっという間だったよ。


    2::2014/01/22(水) 16:12:54.67 ID:b7Oa6EzN0
    どうぞ


    5:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 18:31:51.81 ID:g0pei2mU0
    >>2
    1です。代行どうもありがとう!20年分なので長くなるけどよろしく。
    ちなみに実話、鬱エンドでもない。自分語りさせてくれ。


    3:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 16:36:30.65 ID:HXtbhnfU0
    どうぞ


    4:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 16:37:03.43 ID:Vf2GCIWv0
    さっさとアキラメロン



    6:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 18:36:09.01 ID:g0pei2mU0
    3歳になる頃、家の事情で人口10万前後の小都市に引っ越すことになった。
    俺は発話が遅く、親も保母さんも何を言ってるか把握するのが難しかったらしい。
    そんな俺が持つ最初の記憶のイメージは、初めての登園日に緊張からみんなの前でおもらしをして泣きじゃくってるものだった
    幼い自分の姿がその情景にあることから、おそらく記憶がどこかで作為的に改ざんされているのだろうと思う。
    だけど、その子は確かに折れを囲んで心配そうにしている園児の輪の中にいて、俺を眺めていた。


    7:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 18:40:39.43 ID:g0pei2mU0
    俺の保育園は、1学年あたり10人ほどしかいない小さなものだった。
    男児も女児も仲が良く、一緒にレゴブロックや縄跳び、ボール遊びをしたのを覚えている。
    俺は身体が小さく、既に書いたように言葉が覚束なかったので、決して中心的な存在ではなかった。
    そんな俺が、絵に描いたような美少女への好意をほんのりと自覚し出すのは、たしか小学校に入ってからだったと思う。


    8:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 18:42:51.64 ID:g0pei2mU0
    小学校に入学したとき、俺たちは同じクラスになった。
    まだクラス編成だとかいう概念を持つわけもなく、別に喜ぶこともしなかったし、
    何を話したか、いや話せたのかも正直覚えていない。
    ただ、遠足、運動会、学芸会、その他いかなるときも、俺の視界にはその子がいた。


    11:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 19:43:29.41 ID:pl9d49+F0
    転機は小学校3年生のときだった。
    1,2年生に引き続きその子と同じクラスになった俺は、かとなく、それでいて確かに、喜んだ覚えがある。
    小学校3年生から係活動なる制度が導入されるが、その一つに級長があった。級長はもちろん選挙で選ばれる。
    俺の中では(もちろん教室内の雰囲気や空気を汲んで)、その子が女子の級長となることは明白だった。
    男子はと言うと、俺以外にもう一人、同じ保育園のイケメン・サッカー少年が推される雰囲気が漂っていた。


    12:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 19:46:45.70 ID:pl9d49+F0
    本能的にマズいと思った。その子を獲られると、どこか確信めいたものがあった。
    当事8歳だった俺は、手を挙げて級長に立候補した。そのサッカー少年は他薦され、俺と一騎打ちになった。
    俺は自分の名前を書いた(ルール上は認められていた)。そして、一票差で級長に選出された。
    以後、俺とその子は2年間、2人ペアで学校行事の準備に励み、生徒会長と副会長、といった役回りが固定化していった。


    13:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 19:51:56.60 ID:pl9d49+F0
    俺は発話は遅かったが、試験の点数はいい方だった。
    算数はクラスで一番早く解き終わって、周りを見回してドヤ顔するような典型的なガキだった。
    だがある日、強敵が出現する。そう、作図、すなわちコンパスである。
    俺は全く円が書けなかった。顔を分け与えたアンパンマンばかり書き続けた。


    14:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 19:59:11.15 ID:pl9d49+F0
    級長選挙での危機感を経て、恋心を自覚するに至ったのは、コンパスがきっかけだった。
    その子もとても聡明な子で、いつも俺と計算問題や漢字の書き取りを終えるスピードを競っていた。
    小学生らしく、ブスだの、バカだの、いつも笑みを浮かべながら減らず口を叩き合っていた。
    特に喧嘩した覚えもなく、休み時間は二人で体育館で一輪車に乗っていた。いま思い出すとかわいすぎるな笑
    さて、コンパスでの作図もクラスで一番早かったその子は、ちょうど当事俺の隣の席だったこともあって、
    俺の机に寄ってきて、コンパスでの作図の仕方を丁寧に教えてくれた。
    とても嬉しかった、いや、試験で一番を取るのとはまるで別種の喜びを感じた。


    15:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:00:25.05 ID:pl9d49+F0
    以後、小学校5,6年生では違うクラスになるも、生徒会活動で顔を合わせることも多く和気藹々と過ごしたが、
    意識はしているものの所詮は田舎、付き合うだの告白するだのという発送など皆無だった。
    (2万払って同級生の女の子に服を脱がせたとかいう別のクラスの男子の噂が3ヶ月ほど話題を占めるほどウブだった)
    さて、中学生になってようやく人間らしい恋愛に発展するw 見てくれてる人がいたら続けます。


    16:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:06:00.78 ID:pl9d49+F0
    あぁダメだ、どうしても一度吐き出したかった。続けさせて下さい。


    17:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:07:55.67 ID:sR9sJUvIP
    続けろ。


    20:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:15:13.72 ID:pl9d49+F0
    >>17
    ありがとう!


    18:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:11:20.27 ID:pl9d49+F0
    中学1年生のとき、もう一度その子と同じクラスになった。
    男女毎の出席番号が同じで、入学式の翌日に下駄箱を間違えてその子の靴を履いてしまったのが懐かしい。
    あのとき本人に指摘される前に気付いていたら今頃変な性癖が付いていたに違いない。
    俺の中では自分の恋心に完全な自覚があった。そして、向こうも俺に一定以上の好意を抱いている確信も(勝手に)持っていた。
    俺はともかくその子の気を引くために全身全霊を込めた。
    例によって級長に立候補して当選(その子はその頃にはこういった役割を辞退するようになっていた)、
    とてつもなく厳しい部活に入り、朝6時の朝練から夜23時の夜練までひたすら練習に励んだ。
    結果を出せば振り向いてもらえるとどこかで信じていたのだと思う。


    19:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:15:09.88 ID:ULDpTzgz0
    それから?


    21:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:20:04.02 ID:pl9d49+F0
    入学して半年が経過する頃、俺はクラスで特に気の合う男子1人と親友のような間柄になり、いつも一緒にいた。
    彼女はもまた、仲の良い親友といつも一緒にいた。俺たち4人はちょうど男女ペア2つだったようで、よく話した。
    別に告白するでも手を繋ぐわけでもない、一緒に帰るなんてことになれば噂になる、だが親同士さえ10年の付き合いになる。
    そんな間柄で、俺の毎日は本当に楽しかった。
    冬休みにはさらにクラスの男女2人ずつを加えて4:4でショッピングモールとカラオケに遊びに行った。
    田舎では信じられないイベントだった。
    今の自分と同い年ぐらいの担任に呼び出されて「一線は超えちゃダメだぞ」と笑いながら諭されたりしていた。


    22:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:23:42.83 ID:1nEvOIpv0
    おい、なげーよ


    24:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:25:04.75 ID:pl9d49+F0
    >>22
    大丈夫、中1がピークだ。おぅふ...


    23:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:24:09.07 ID:pl9d49+F0
    スラムダングとるろうに剣心とドラゴンボール、そんなノリのガチ体育会系だった俺は、完全に脳みそ筋肉になっていった。
    告白するなんて発想が無かった。ラブストーリーなんて読んだこともなかった。ただ、自分の日常に満足していた。
    朝練の無い日も、少しだけ早く教室に行った。その子も同じ時間に教室に来てくれた。
    誰もいない冬の教室で、窓際の暖房の傍で身を屈めて丸まって座りながら、他愛もない話を重ねた。
    どう約束したのかも、何を話したのかも、それが何回続いたのかも、もうまるで覚えていない。


    26:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:27:28.59 ID:pl9d49+F0
    10年以上前の今日だった。4限、技術室でハンダ付けを習ったときのこと。
    俺とその子は男女毎の出席番号が同じだったため同じグループでハンダごてを振り回していた。
    俺がひたすら一人でスライムを量産することに熱中していた最中、その子が言った。

    「ねぇ、別れよう」


    27:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:29:17.19 ID:pl9d49+F0
    ワケが分からなかった。付き合ってない。告白もしてない。手も繋いでいない。
    別れよう?告白する前にフラれてしまった。頭が困惑した。脳みそ筋肉粒々の俺は答えた。

    「付き合ってないでしょ?」


    28:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 20:33:54.54 ID:pl9d49+F0
    初めて会って10年以上経っていたその日、その子は俺が見た中で一番もの寂しい表情を見せた。
    「そっか。」

    脳みそ筋肉以上に脳みそお花畑だった俺は、それ以降も変わりなく過ごした。
    程なくして、その子が彼氏を作ったらしいという噂を耳にして、愕然とした。
    中2の記憶は部活以外に何も無い。中3も、部活が一段落した10月まで、試合の記憶しか無い。
    それまでに、俺が生徒会長選挙に出ることになったときに応援演説をしてくれたような気がするが、
    俺の日常にその子の存在が無かったからか、どういうやり取りをしたか覚えていない。
    ただ、一つだけ確実なのは、俺はその間もずっと、心底その子のことが好きだったということだった。


    34:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:25:31.31 ID:tv9Fid6x0
    中学の二年余りで、俺の自意識はとことん肥大化し切っていた。好きな子を振り向かせるためにあらゆる努力を重ねた。
    いつの間にか、人目を引くことを目的化していた。人前に立てば、目立つ結果を残せば、あの子の視界にもう一度自分が入る、
    おそらく無意識だったのだけど、ひたすらそのために努力を重ねた。
    部活である程度は満足のいく結果を残せたが、目前には高校受験が迫っていた。
    俺の成績は200人中80番程度のところだった。その子の成績は10番前後、近隣の進学校に行くだろうと予想された。


    35:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:28:26.75 ID:tv9Fid6x0
    ちょうど部活を引退した頃、市立図書館が新装された。
    俺は部活引退の翌週からその図書館に通い始め、誰とも話さず毎日22時まで一人でひたすら勉強を続けた。
    次の定期試験、成績は急上昇した。その子の気を引きたくて仕方が無い俺は、自分の席次を吹聴して回った。
    その翌日から、図書館に俺の学校の俺の学年の生徒数十名が押し掛ける事態となった。その内の一人に例のあの子がいた。


    37:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:34:21.31 ID:tv9Fid6x0
    俺の地元は厳寒の冬を迎える。11月に押しかけた数十名の多くは、12月になると姿を消していた。
    22時の閉館時間まで、保護者の承諾のもとで外で友達とたむろっていたかっただけだったのだろう。
    俺はそれでもひたすら一人で勉強を続けた。図書館には10名ほどだけが毎日顔を出すようになっていた。
    この頃から、自転車通学の3,4人で、あくまで偶然の体を装って帰宅することが出てきた。
    彼女の家と俺の家は自転車で5分ほどの距離だったが、一緒に帰ろうだなんて気恥ずかしくて言えたものではなかった。
    ただ、帰路では概ね二人きりになった。外気温で0度の冬で二人きりになる数分が至福だった。


    38:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:39:55.35 ID:tv9Fid6x0
    自転車での帰路で小雨が降ってきた日、俺しか傘を持っておらず、「使えや」とだけその傘を渡した。
    その子は、「いや、××が風邪引くやん」と受け取らなかった。
    俺は格好つけて「鍛え方が違うんじゃ」などと言ってみせたが、
    結局その子が「だったら二人で濡れて帰ろう」と言って、大袈裟に騒ぎながら帰宅した。
    新品のMDは壊れ、俺は馬鹿だが風邪を引いた。親にひたすら叱責されたが、とても楽しかった。


    39:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:43:29.67 ID:tv9Fid6x0
    受験も翌月に迫ったある日の閉館時刻、顔見知りを超えて連帯感を共有していた図書館メンツが、出口に集まっていた。
    なぜか俺だけ最後に出口に着いたとき、一人の子が「それじゃ、△△を送って行ってあげてね」とウインクして言い残し、みな解散していった。
    よく分からなかったが、初めて二人きりで、30分ほど帰路を行くことになった。
    状況が飲み込めず喜ぶ間もなかったが、とことん鈍感だった俺は特に何も考えずに、二人で帰路についた。


    40:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:44:34.92 ID:tv9Fid6x0
    帰路の半ば、俺たちは変わらず他愛も無い話をしていたと思う。
    信号待ちのため交差点で停まったとき、不意に聞かれた。

    「ねぇ、好きな人いないん?」


    41:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:45:20.72 ID:T9xZpbs20
    なんだろう涙出てきそうな…


    42:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:48:39.01 ID:tv9Fid6x0
    「お前に関係ないだろ」

    もちろん好きな人はいたし、好きで仕方がなかった。初めて顔を合わせてから12年が経過していた。
    もうなぜ好きになったかも思い出せなかった。何が好きなのかも分からなかった。
    よくある幼馴染の「いつも隣にいた」というのとも違う。空白の期間もある。
    別に結婚しようだとか言ったことも無いし、二人きりで出掛けたことも無い。
    だからこそ、真正面から向き合うことも、背負うことも、叶わなかったんだと思う。


    43:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:51:09.01 ID:tv9Fid6x0
    その子は、ふぅん、とだけ言って、いつもと変わらない調子で話を続けた。
    受験前日まで、時折何人かで一緒に帰るような関係が続いた。
    ウインクして気を遣ってくれた(と今ならようやく分かる)子が、メールで二人はお似合いだと何度も言ってくれた。
    俺は結局その意味も分からず、何より勇気が微塵とて無く、何も進めることが出来なかった。
    受験の結果としては、二人揃って無事同じ高校に合格した。


    45:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:53:59.66 ID:tv9Fid6x0
    卒業式のあと、俺は仲の良い連中とカラオケに向かった。
    結局告白することもされることも無く、とは言え高校に進んでも同じような日々が続くだろうと思っていた。
    カラオケには既に幾つもの同級生グループが入店していた。
    俺は何曲か歌ったあと、友人たちに見栄を張るために、カラオケのトイレで第二ボタンをはずして自分のポケットに入れた。


    47:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 22:57:36.74 ID:tv9Fid6x0
    トイレから出て部屋に向かうときに、ちょうど例の彼女たちの女の子グループが入店してきた。
    その子は俺を見つけて手を振ってきた。俺はいつも通り素っ気ない様子で片手で合図した。
    俺の胸元のボタンを確認したように思えた。寂しそうな顔をしていた。全て記憶違いかもしれない。
    それから高校に入るまでの数週間は、塾での祝賀会で顔を見た程度で、一切の連絡を取らなかった。


    48:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:01:02.42 ID:tv9Fid6x0
    高校の入学式で、お互いの親を交えて4人で立ち話をして以来、クラスが違ったこともあって、ほとんど話す機会は無くなった。
    受験のために図書館に通う必要もなくなった。俺はまた毎日ひたすら部活に励んだ。
    顔を見たくて仕方が無かったが、話したいことも、連絡する理由も見当たらなかった。山ほどあったはずなのに。
    夏休み前のある日、他の男と仲良く帰る後ろ姿を見た。俺がその後ろ姿を見間違えるワケがなかった。
    俺は愕然とした。しばらくして、彼女から告白したとのことを聞いた。もうどうでも良くなった。


    49:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:04:20.54 ID:gqWWPKer0
    みてるぞ


    50:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:05:11.37 ID:tv9Fid6x0
    高校2年の中間試験前、たまたま図書館で再会した。
    再会したとは言っても、学校行事なり何なりで俺は必死に人前に出ようとしていたので、視界には入っていたはずだった。
    俺も廊下や体育館で意味もなくその姿を探していたと思う。
    ただ、向こうには彼氏がいて、俺には彼女がいた。その話に及んだとき、俺は不思議と不快ではなかったし、相手もいい笑顔をしていた。


    51:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:10:04.20 ID:tv9Fid6x0
    高校3年でまた同じクラスになった。成績は、無意味に高いところまで到達していた。思考力が付いていた。
    俺は気付いていた。小5,小6のとき、中2,中3のときに俺たちが同じクラスにならなかったのは、
    不純異性交遊沙汰を避けたい学校側の配慮だったということに。
    逆算すると、俺達は学校の大人たちから見てもそれほど親しい間柄に見えていて、そして今はもうそうではないのだと。
    高校生活は、部活に生徒会に受験勉強に、十分に充実していた。
    だが、その子と話すことも無くなっていた。受験直前期に職員室の前で鉢合わせして、太りすぎだろ、と冗談を言って、そのまま卒業した。
    大学受験を無事終えて、俺は東京、彼女は関西の大学に進学した。


    52:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:13:27.52 ID:tv9Fid6x0
    年末年始と盆ぐらいは帰省していた。mixiが流行し始め、またお互いの近況を知ることになった。
    成人式で顔を見たが、特に話すことも無く、話し掛けることもしなかった。
    ただ、そんなに多くの人と付き合った訳じゃないが、一人になったときに思い出すのはいつも同じ顔だった。


    53:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:18:04.09 ID:ohacaSx60
    ふむふむ、続けたまへ


    54:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:20:37.07 ID:tv9Fid6x0
    どういう流れだったかは忘れたが、年末に二人で飲みに行くことになった。
    酒を飲み過ぎて何を話したかも覚えていない。その後も何度か二人で飲みに行った。
    別に下心があった訳じゃない。だが近況はSNSの類で分かる。自分でもよく分からなかった。
    数年ぶりに、いやどうかすれば中学生以来に二人で話す機会は、新鮮ですらあった。
    コンパスの使い方を教えてもらったこと、同窓会で俺がひどく泥酔したこと、俺が好きだと言っていたアーティストのこと、
    向こうも俺についてのことをよく覚えていた。俺もその子について覚えていることを話した。二人でよく笑った。
    だがそれも、何度か会う内に気が付いてしまった。それが一致していないこと。視点が違う。
    俺が覚えていることを向こうは覚えていない。向こうが覚えていることを、俺は覚えていない。
    最初はその差が面白かった。だたその内に自分の覚えていることの方が余程量が多く、そして細かいことが痛感された。
    それまでの自分の全てを否定された心持ちになった。


    55:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:34:26.37 ID:tv9Fid6x0
    「住む世界が違う」

    ある日、ボソッとそう言われた。間違いなく、褒め言葉のつもりだったのだろうと思う。
    俺はその子の気を引くために生きてきたし、環境にも恵まれて、努力させてもらえてきた。
    言ってしまうと、偏差値的にはかなり高い大学を卒業することができた。
    職業も、俗にいう社会的地位が高い資格職に就くことができた。俺は海外を飛び回る日々を過ごした。
    楽しくして仕方なかった。だが、虚しくて仕方なかった。欲しかったものは何も手に入らなかった。

    何年か経って、彼女は結婚して子供を産み、九州で新しい生活を始めた。
    もし小学生で、中学生で、高校生で、大学生で、俺が告白していたら、俺が告白されていたら、どうなっていたのか。
    そういう仮定の話を考える余裕が、ようやく生まれてきた。
    今日書いたのは、中学1年生だったときに「別れよう」と言われた日だったからです。
    思うに、愛情と執着はまさに文字通り紙一重だと思います。
    また、記憶や感情に個々人で偏りがあるからこそ、人間は人間足り得るのではないかと思います。
    俺はその子に出会えたことに本当に感謝していますが、だからどうしたい、というのはもう無くなってしまいました。
    ただ、一つ言えることは、もし故郷で俺の小さな心が満たされてしまっていたら、今と同じ人生ではなかったということ。
    どちらがいいかは分かりませんし、おそらく小学生の息子がいたら告白するように強く勧めますが、この人生も悪くないなぁと思っています。

    何か質問あれば答えます。


    56:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:35:27.71 ID:O2zLlub+0
    いまなんさい?


    57:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:38:10.31 ID:tv9Fid6x0
    >>56
    アラサーとだけ。20年っていうのは実は厳密ではなくて。
    長い初恋だったけど、たまに思い出に支えてもらってるわ。


    58:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:42:46.12 ID:O2zLlub+0
    まだ間に合うんじゃない?


    59:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:49:00.44 ID:tv9Fid6x0
    >>58
    気遣いありがとう。未練とかじゃないんだよね、幸せにやってくれって話。
    ちなみに俺は図書館でウインクしてくれた子と結婚しました。人生何があるか分からんね笑


    62:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:54:26.34 ID:tv9Fid6x0
    よっしゃー有給使って一回スレ立ててみたかったんだ、読んでくれた人どうもありがとう。
    娘を風呂に入れて寝るわ。夕方から嫁さんの視線が痛いってか見つからないことを祈るマジでwwwww
    成就したり玉砕したりだけが恋愛じゃなくて、霧散して空気になったりもするのかもしれんね。
    みんなもいい恋愛してくれ!


    60:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:53:22.26 ID:Dw8kBFNN0
    今見たけど面白かった
    それでも過去は引き返さずに今を見ていないといけないんだよな・・・
    >>1さんもこの先きっといい事あるからがんばれよ


    63:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:57:22.54 ID:tv9Fid6x0
    >>60
    どうもありがとう。失恋っていうのとはちょっと違うし、とても幸せだわ。
    もう一回やり直せるならその子と結婚して学校の先生にでもなりたいなぁ。


    65:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:00:32.10 ID:B0Ou3qWnO
    >>63
    キタイ
    アラサーの娘がこの時間に風呂ってどーなのよwww


    61:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:54:01.92 ID:B0Ou3qWnO
    ウインクの子との馴れ初めが気になった


    63:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:57:22.54 ID:tv9Fid6x0
    >>61
    最後にリロードしたら目についてしまったので書かせてくれ!案の定娘寝てたパパ悲しい


    64:名も無き被検体774号+:2014/01/22(水) 23:59:33.27 ID:tv9Fid6x0
    普段あんまり休みが取れないので久しぶりに時計見ずにネットサーフィンしてたら娘寝てた(´;ω;`)
    そりゃそうじゃ(´;ω;`)
    折角なのでウインクの子との馴れ初めも書かせてください。


    66:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:03:32.12 ID:ULDpTzgz0
    甘酸っぱいなぁ


    67:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:05:40.60 ID:tv9Fid6x0
    えっと、俺の嫁は図書館で気を遣って初恋の子との二人きりの帰り道を演出してくれたウインクの子です。

    その子が中2のときに告白した先輩が俺の親友だった。もちろん俺は中学で留年なんてしてないから年上の親友なwww
    そんでその親友から相談されて、その結果断るってことで本人に代わって返答伝えてあげた感じ。
    そのときは適度に(メールで)慰めて、廊下で会ったら仲良く話す程度。

    スペック:身長162cm 体重聞いたら殴られた 上戸彩を柔らかくした感じ


    68:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:10:13.85 ID:6cBfZiPg0
    んでアレだ、就活のときに色々サポートしてあげたのね。
    エントリーシート見てあげたり、面接の練習付き合ったり。
    そんで俺が旅行の体でその子に会いに行ったり、なんか文通したりして射止めた感じ。普通やな笑
    特筆すべきこととしては、大学4年のときに二人で地元のショッピングモールでデートしてたら初恋の子と鉢合わせして大変だったことと、
    実はその子も6歳からの付き合いで親同士が同級生、そう、つまり俺の同級生は二人いたのです。
    ふはははははは!!!神様ありがとう


    69:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:12:40.62 ID:1tVIVH8B0
    なんんかイラっとした


    71:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:15:58.03 ID:6cBfZiPg0
    >>69
    サヒヒwwwwwフーセンwwwwwwww
    最後の数レス見直して絶対求められてるものと違ったって自覚したけど戻れなかったごめん

    みんな息子が生まれたら何より先にラブひな読ませてやってくれ
    http://amazon.co.jp/o/ASIN/4063345785/


    70:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:14:25.90 ID:snfnR0esO
    普通だった
    とりあえずリア充だったのはわかった氏ねwww

    嫁と娘大事にしてやれよー( ^∀^)ノ乙


    72:名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 00:40:29.45 ID:uAwBxCK30
    よかったよ


    元スレ:20年に及ぶ初恋の話を聞いてほしい
    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1390374541/

    毛布を掛け布団の下に敷く奴wwwww

    この恋愛漫画クソワロタwwwwwwww

    弟のPC借りたから、閲覧履歴を漁ってみた結果wwwwwww

    ソーシャルゲーム会社でデータ分析してるけど質問ある?

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      コメント

      1.気になる名無しさん2014年01月26日 08:47  ▽このコメントに返信

      これはつらいかも...

      2.2014年01月26日 08:58  ▽このコメントに返信

      いい大学でてるって割に読みにくい文章でこれがゆとり世代かと思った

      3.2014年01月26日 09:08  ▽このコメントに返信

      察しろよ
      付き合ってないじゃんとか言われた時点で女の方から告白なんて絶対無理だろ

      4.名無し2014年01月26日 09:08  ▽このコメントに返信

      ※2 よくある携帯小説みたいな文章の胡椒くさい話が好きなんだろ?

      実際、思い出して書こうとしたら、書けないもんだろ。

      5.2014年01月26日 09:10  ▽このコメントに返信

      20年分て書いてあった時点で読むの止めたwww
      日記にでも書いてろやオッサンww

      6.気になる名無しさん2014年01月26日 09:48  ▽このコメントに返信

      まあ、こうやって思い出話に唾を吐かれるわけで
      話す相手は選んだほうがいいよ、とよく思う。

      7.気になる名無しさん2014年01月26日 09:57  ▽このコメントに返信

      3行も読む気にならなkった
      面白いの?

      8.2014年01月26日 09:59  ▽このコメントに返信

      お風呂入れるような小さい子は夜9時ごろには寝かすだろ

      9.2014年01月26日 09:59  ▽このコメントに返信

      ネタの奴はいいけどガチで三行三行言ってる奴って日常生活送れるのかな

      10.ななし2014年01月26日 10:01  ▽このコメントに返信

      小説家っぽい文章ですね
      会話の所も文章に織り交ぜているし・・・ちゃんと文章になってるところがラノベと違って読みやすいかな?

      なぜ素人がこんなにちゃんとした文章が書けるのか気になるが

      11.2014年01月26日 10:06  ▽このコメントに返信

      文章下手くそだし
      つまらん

      12.気になる名無しさん2014年01月26日 10:30  ▽このコメントに返信

      自分と同じ過ぎる
      ラブひなは人生変わるよな

      13.気になる名無しさん2014年01月26日 10:37  ▽このコメントに返信

      3行でまず書けよ
      読まない

      14.2014年01月26日 11:58  ▽このコメントに返信

      ゆとりゆとりってそのゆとり世代を育ててきた奴らがなに言ってんだかww
      今の腑抜けた時代をつくってきたのは育成技量の足りないあんたたちだろww

      15.気になる名無しさん2014年01月26日 12:30  ▽このコメントに返信

      何言ってるのか全然頭に入ってこない文だな
      せめて登場人物に仮名をつけろよと

      16.2014年01月26日 14:23  ▽このコメントに返信

      変に小説っぽく書こうとしてるせいかものすごく読みにくい

      17.気になる名無しさん2014年01月26日 14:29  ▽このコメントに返信

      若干脚色して盛ってあるけどマジっぽい話。
      ただすごく面白くない書き方してる。
      冒頭で掴みと、適度に事件を織り交ぜて欲しい。

      18.名無し2014年01月26日 14:54  ▽このコメントに返信

      頭悪い人が必死に知的()な文を書こうとしました感がすごい。気持ち悪い文章。ところで、「かとなく」って何語?

      19.2014年01月26日 14:58  ▽このコメントに返信

      本当にいい大学出てるの?
      発話できない円が描けない執着するって発達障害にしか見えない

      20.気になる名無しさん2014年01月26日 22:27  ▽このコメントに返信

      全部読みました。素敵な思い出だと思います。大切にして下さい。

      21.2014年01月27日 02:16  ▽このコメントに返信

      読みやすい文章がいいのは論文とか説明文だろ
      小説やらエッセイみたいなものは少し読みにくい方が人間臭くていいんだよ
      読みにくい読みにくい言って読まないやつは普段から本読んでない低脳だろ?
      読んでない奴等がコメすんな

      22.気になる名無しさん2014年01月27日 03:56  ▽このコメントに返信

      俺が無粋なだけかもしれないが報告者の気持ちも初恋の女の子の気持ちもよくわからんな
      お互いどうしてもこの人じゃなきゃっていうほどの思いはなく、ちょっと好きだった程度に見える
      「欲しかったものは何も手に入らなかった」というのも内容からすると大袈裟な感じ
      心の機微をヴィヴィッドに描くだけの文章力がないということなのか?

      23. 2014年01月27日 05:20  ▽このコメントに返信

      似たような関係の人がいたから読んで寂しくなった。
      あの時ああしていたらっていうのもすごく分かる。

      24.2014年01月27日 08:08  ▽このコメントに返信

      読みやすかったしおもしろかったよ
      ラノベみたいな娯楽小説じゃ味わえない読後感
      文章読みにくいって言ってる奴は普段何読んでるの?

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