タイトルを言うだけで誰かが世にも奇妙な物語的な話を作ってくれるスレ

    24
    コメント

    mistery
    1:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:36:21ID:FOMD2ktg8
    俺には文才がないから誰か頼む


    3:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:38:46ID:QmYqyrx6w
    俺とお前の一週間


    19:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)17:41:12ID:mczZraKBv
    >>3
    山田と竹中はある総合商社のライバル同士
    二人とも課長昇進を目前にしていたが、
    そんなとき気まぐれな部長からテストを出される
    それは一週間でなるべく多くの嘘をつくというものだった
    山田は同僚や飲み屋のママなどにウソをつきまくりポイントを貯めていく
    一方竹中は動いてる気配がない
    勝利をあきらめたか、と思いつつ一週間がすぎ、結果を報告する日
    今までついた嘘についての報告書を積みあげる山田と、手ぶらな竹中
    すると竹中はにやりと笑い、部屋に専務や常務など実力者が入ってくる
    嘘のつきあいで課長を決めるなど何事か、と叱られる部長
    部長はあわてて「全てただの冗談だった」としてしまう
    竹中は一週間の根回しにより、この対決自体を嘘にしてしまったのだった



    20:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)17:45:50ID:FOMD2ktg8
    >>19うめえwww
    映像にしたら怖そうだな



    4:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:38:54ID:96FkBTngO
    ソース二度づけ


    11:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:49:48ID:LSgGxUD8o
    >>4
    主人公は華々しい経歴をもつ新聞記者
    彼が成功した理由はひとつ
    それは「信頼できる情報源を二つ用意すること」
    ある日いつものように特大のスクープを入手した彼
    それは誰かはわからないが超有名タレントの不倫疑惑であった
    やはり二つの情報源を集める彼
    しかし今回は二度めの情報源確認では若干情報が違っていた
    信条に従いまた情報源を確認する主人公
    しかしまた若干の違いがある
    ソースの確認を続けていくうちに疑惑のタレントが自分と似ていることに気づいた主人公
    最後には遂に、自らの個人情報がマスコミに流されていることを知るのであった



    12:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:52:47ID:96FkBTngO
    >>11
    そっちねw



    6:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:39:41ID:evAKq2t0P
    回転芋虫


    13:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)02:08:07ID:LSgGxUD8o
    >>6
    主人公は若くして成功した大富豪の青年
    彼はその好奇心から自分を冷凍保存して未来へ行くことを実行する
    未来で目覚めた青年であったがそこは回転寿司に芋虫が並ぶような
    現代とは著しく文化を異にする未来であった
    それでも人類の柔軟性・多様性を楽しむ青年
    未来での生活にも飽きてきた彼は変化の過程をも楽しもうと歴史を調べることに
    しかしそれで彼が知ったのは人類が滅亡し宇宙人が取って代わったという事実であった
    最後には人類と思われた宇宙人に無表情で取り囲まれるシーンで終わり



    10:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)01:48:17ID:wGOqoLG5z
    超情報系


    23:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)17:56:56ID:b1AYmwDCo
    >>10
    株で負け続けている男がいた
    男は人工知能を研究する企業の研究員であり、株に勝つために最新鋭の人工知能を無断で使おうとする
    人工知能にどの株を買ったらいいか訪ねるものの、情報不足との回答
    男は人工知能の命じるまま、あらゆる資料をかき集めて入力していく
    やがて極めて優秀な投資先が出たと回答があるが、
    人工知能はなぜか「閲覧はおすすめしません」と繰り返す
    ここまで来てそれはないだろう、と男は人工知能の基幹システムに侵入し、無理やり情報を見る
    それは素晴らしい利益率が約束された情報だったが、ライバル会社の存在が不安要素だった
    男は夢遊病に取り付かれたようにふらふらと街に出て、そのライバル会社に放火してしまう
    燃え盛るビルを見あげて「これで完璧だ」と呟く男
    その背後には数人の警察官が立っていた

    タモさん登場「情報は人に豊かさを与えてくれます、
    しかし、情報そのものに干渉しようとする、それは悲劇の始まりなのです」



    25:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:00:09ID:Z7jE5SBii
    >>23
    タモさんのセリフいいな



    14:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)15:34:04ID:FOMD2ktg8
    あげ 今のところ凄い面白いからよかったら 他の人も頼む!


    18:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)17:22:06ID:RKJsPKPCe
    やってみるか


    34:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:51:49ID:Z7jE5SBii
    >>18
    「やってみるか」

    主人公はブラック企業勤めの気弱で冴えない独身中年サラリーマン。
    口下手にも関わらず営業課に配属されてしまい、かつて部下だった上司に怒鳴られ家に帰れば自分の両親にすら疎まれる日々を送っていた。

    ある夜同僚から押し付けられたサービス残業の帰り道、自宅の近所に精神科専門の病院がオープンしていることに気づく。
    しかもすでに日付が変わった深夜にも関わらず、診察を続けていた。
    不自然に思いつつも、仕事と人間関係に疲れ切っていた主人公はフラフラとその病院に足を踏み入れる。

    そこで処方されたのが「アクティブ・ドラッグ」という怪しい薬。
    藁にもすがる思いでその薬を服用する主人公。
    すると次の日から、どんな難しい仕事に対しても「よし!やってみるか!」と積極的に取り組むやる気に満ち溢れた人間になっていた。
    営業成績はとんとん拍子に上がり、周囲の人間からも好かれるようになった。
    しかしアクティブ・ドラッグの効き目がきれれば、元の自分に戻ってしまう。

    足しげく病院に通う主人公だったが、アクティブ・ドラッグは法外な価格であっという間に貯金が底をついてしまい、親の貯金と会社の金に手を付けてしまう。
    ありったけの金額を費やしてアクティブ・ドラッグを手に入れた主人公だが、横領があっさり発覚して首に。両親からも絶縁され、手元に残ったのは大量のアクティブ・ドラッグだけ。

    アクティブ・ドラッグに頼り切りの主人公。
    いくらやる気に満ち溢れていても、既に若くない主人公はなかなか再就職が決まらない。
    あんな冴えない自分なんて自分じゃない、アクティブ・ドラッグを飲んだ自分こそ真の自分だ。と自分自身に言い聞かせ、依存し続けた体はボロボロになっていった。
    あれだけ大量にあったアクティブ・ドラッグも、ほとんど残っていない。

    元の自分に戻る恐怖で、完全におかしくなってしまった主人公。
    ふと部屋の隅のロープに気づく。
    「よし!やってみるか!」
    衝動的に首を吊り、そのまま絶命。



    22:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)17:51:28ID:0uqy5JiWB
    ゴリラズ


    27:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:08:18ID:RKJsPKPCe
    >>22
    男のアパートの窓からは、近所の動物園のゴリラの檻が見えた
    うだつの上がらない浪人生である男は、暇さえあればゴリラを眺めていた
    檻には二匹のゴリラがいたが、いつからか、心の中でゴリラの会話をアテレコするようになる
    すると奇妙なことに、ケンカをするようなアテレコをするとゴリラはケンカし、
    仲良くするようなアテレコをすると仲良くしだした
    予備校やバイト先などでストレスを貯めていた男は、
    ゴリラたちに檻の中が不満だらけであるようなアテレコを行う
    やがてそのアテレコは過激さを増し、飼育係の女性への殺意にまで至る
    「あの人間を殺してやろう」とアテレコすると、なんとそれは現実に起こる
    アパートの窓からそれを見ていた浪人生、さすがに怖くなって布団をかぶって震える
    すると、頭の中にいつものアテレコ口調で声が響く
    「この部屋だな」「いつもジロジロ見てやがって」
    「手足をちぎってやろうぜ」



    29:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:20:25ID:FOMD2ktg8
    >>27 あえて最初コメディ系な感じやな
    面白い



    30:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:21:26ID:Z7jE5SBii
    >>27
    落差がいい感じ



    38:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:08:39ID:0uqy5JiWB
    >>27見てぇな!


    26:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:04:52ID:FOMD2ktg8
    確かにセリフ面白い


    28:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:09:02ID:WJL5wTRVj
    ピーターパン・ラジオ


    32:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:31:12ID:F2HR5LJE6
    >>28
    《ピーターパン・ラジオ》
    大人になりきれない男がある日ラジオをつけると、ピーターパンラジオという番組をやっていた。
    番組の内容は「大人になりきれない大人たちの90分」らしい。
    何の気なしに聞いていると、リスナーの多くは自分と似た境遇の大人たちで、パーソナリティである「ピーターパン」そういった大人たちを本当の大人にしてくれるらしい。
    最初はアホくさいと思って聞いていた主人公だったが、パーソナリティの的確なアドバイスに関心し、自分も投稿してみることに。
    「読まれるといいな・・・」と期待半分に聞いていたが、なんと自分の投稿した内容が読まれている・・・!
    主人公が喜んでいると、なんとも的確なアドバイスを貰う。
    主人公がそのアドバイスを元に努力すると、なんとうまくいってしまうではないか。
    主人公は再び悩み事を「ピーターパンラジオ」に投稿することに。
    するとまた採用され、アドバイスを貰う。
    燻っていた主人公だったが、そのラジオをきっかけにグングン成長していく・・・
    「大人になるのもいいかもなぁ」と思っていた矢先、今日もラジオを聞こうと机に向かうと、外から何やら窓をたたく音が。
    「俺だよ!」
    なんとその声はラジオのパーソナリティの「ピーターパン」だった。
    あわてて窓をあけると、「君、大人になったんだね!」とニコニコしながら声をかけるピーターパン。
    驚き半分も、自分をここまで成長させてくれたピーターパンに会えてうれしい主人公・・・が、しかし
    グサッ
    「ピーターパンはね・・・子供たちと永遠の夢の世界を冒険するんだ・・・でも、子供たちは大人になってしまう。
    だからピーターパンは大人になる前に子供たちを殺してしまうんだ・・・」
    ドロドロと流れる自分の血に死を実感しながら、そういえばピーターパンの原作はそういう内容だった、と思い出す男だった。

    (完)



    33:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:40:38ID:FOMD2ktg8
    >>32 本家でこのタイトルだったらまじでこうなりそうだな


    35:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:57:17ID:bR405Z95W
    世に奇妙というか星新一っぽいな
    http://amazon.co.jp/o/ASIN/B009TPQVLY/


    36:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)18:58:38ID:mKGZNJFTT
    早苗さんのあわび


    45:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:43:26ID:v6LDCE6QP
    >>36
    『早苗さんのあわび』


    一人旅で寂れた海沿いの町を訪れた若い女性
    何もない風景潮風町の人々に癒され旅を満喫
    夕食には新鮮な海産物が出て感動する
    しかし旅館の人々は「ごめんなあ 今は早苗さんがおらんけ魚の出来がいまいちで……」
    早苗さんとは誰かと訊いても曖昧にはぐらかされる
    伝説の女漁師?海女さんかな?
    興味をもった女性は翌日早苗さん探しをする
    ニヤニヤ笑う者嫌な顔をするもの反応は様々だが明確な回答をくれる者はいない
    あきらめかけたとき網を繕っている老婆がぼそりと「早苗さんなら大抵観音様のとこにおるがぁ」

    この町に観音像があるのか他の町民にききそこに向かう
    海沿いの断崖絶壁その崖の中頃に小さな祠があり美しい観音様が奉られているという
    「みえないなあ もっと観やすいようにつくれないものなの? 降りるところはどこかな」
    足場の悪いなか崖から身を乗り出していると
    つるりと足が滑り女性の姿は消えた



    「早苗さんが出たらしいぞ」
    「よかったわ もうすぐ息子が帰ってくるからその時早苗さんのあわびを食べさせられる
    丁度食べ頃ね」



    37:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:08:18ID:FOMD2ktg8
    UFOをみました


    51:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)20:27:36ID:KbB2F9WfY
    >>37『UFOを見ました』

    ある昼下がり男が牛丼屋から出て来た瞬間、上空に巨大なUFOが浮かんでいるのを発見する。腰を抜かして倒れる男、周りの人が手を差し伸べた
    「大丈夫ですか?」
    「あっあのUFOが見えてないんですか!?」
    「はぁ?何も見えませんけど」
    怪訝そうな顔で去っていく人を見て男は自分が正気を失ってしまったのではないかと思い、医者に行く。疲れからくる妄想と診断され、薬をもらう。
    しかし何時までもUFOは消えず、男はネットの掲示板でUFOの目撃者を募る。幸いな事に見えるという人間が現れ、オフ会を行う。現れたのは若い女性で互いに同じ境遇の者同士、意気投合。仲を深めていき、結婚して子供を授かる。
    子供を寝かしつけ上空のUFOを眺めながら二人が会話する
    「あのUFOって結局何なのかしら」
    「幻覚だよ。この世には幽霊を見たと言う人間がいる。それと同様にUFOが見える人間がいたっておかしくないじゃないか」



    39:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:17:59ID:sOwThYWj7
    エレベータボーイ


    47:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:49:12ID:KbB2F9WfY
    >>39
    『エレベーターボーイ』

    老人が病室で死体を見下ろしていた。どうやら自分は死んだようだ。若い頃は両親がいなかったせいで苦労したが悪くない人生だったと思う。その時、病室のドアからチンという機械音が鳴り響き左右に開いた。どうやらエレベーターのようで中の小綺麗な男が口を開いた。
    「審判のエレベーターへようこそ。私は本日のエレベーターボーイを勤めさせて頂きます。~でございます。」
    審判のエレベーターとは天国の近代化によって昇天と審判を同時に行う施設であり、過去を振り返って善行一回につき上昇し、悪行で下降するそうだ。
    老人はエレベーターボーイと現代から過去へと記憶を遡りつつゆっくりと上昇して行く。天国間際まできた直後、5才の頃の映像が映る。何故か自分には5才以前の記憶がない。両親を見られるかもと老人は喜ぶ。
    家族旅行の車の中、子供の彼はちょっとした好奇心で運転する父親に後ろから目隠しをした。衝撃、悲鳴、爆音、最悪と言われた、ある高速道路の玉突き事故は彼によるものだった。その瞬間エレベーターが断線。
    「こんな!こんな事があるか!私の人生は何だったんだ!」
    彼はどこまでも墜ちていった



    48:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)19:49:24ID:Xzh0kq1ph
    大当たりの日


    132:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)01:05:02ID:FOvyHdpwQ
    >>48

    「あんた今日大当たりの日だよ」

    通りがかった占い師にそう指さされた男、占いなど全く信じていなかったが、大好きな競馬で勝負しようと馬券を買いに行った。
    すると、千円が5万円に!
    ツイてる日だと上機嫌で馴染み割烹の店に、泡銭など使っちまえと、高い料理と酒を堪能した。
    しかし、薄造りを口にした途端、男はひっくり返った。
    「し………し…び……れ…………」
    そう、男はフグに大当たりしたのだった。



    50:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)20:10:13ID:FOMD2ktg8
    まずい好物


    52:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)20:34:50ID:v6LDCE6QP
    >>50

    『まずい好物』

    嫁がまたハンバーグを作る
    玉ねぎ炒めないなんか割れてるぼそぼそ焦げて苦い
    そう
    これがいつものハンバーグだ


    嫁は若年性アルツハイマーだ
    新婚の頃にくそまずかったハンバーグも子供が出来て向上した

    しかし会えたんだ問いたい

    どうしたらあの頃に戻る?



    54:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)20:40:57ID:fc4YHGXBQ
    これはまさかの良スレ


    59:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:13:57ID:3Q6CWao80
    お前らよくそんなパッと物語が作れるな


    60:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:28:45ID:v6LDCE6QP
    >>59
    『お前らよくそんなパッと物語が作れるな』

    から~んから~んから~ん

    鳴ったな
    ああ鳴った
    行くのか?
    お前は?
    行くか?
    行こうか?


    永遠の向こう側へ



    61:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:31:05ID:s1uIFSi11
    空洞


    67:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:57:11ID:6BmOy6to0
    >>61

    酒好きの男がいた
    男はこのところ毎晩同じ夢を見る
    それは洞窟でただ穴を掘り続けるというもの
    不安になって飲む酒の量が増えていく
    夢の洞窟はどんどん大きくなっていく
    イラツキが抑えられなくなって人当りが悪くなる

    だれも彼の相手をしなくなったころ
    アパートの大家が男の部屋を訪れたときに男が倒れているのを発見する
    病院に搬送され検査を受けた結果
    男の脳に大きな空洞ができていた



    99:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)06:45:50ID:ZIWSFCmTw
    >>67
    いいなこれ



    64:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:43:10ID:70h4VH6O5
    いよいよ明日だな


    65:◆H0rRX2dvW6: 2014/06/01(日)21:51:26ID:HFmoNnU26
    >>64
    【いよいよ明日だな】
    君達にも明日の予定というものがあると思う
    無論私にもある、が私の予定は君達とは一風変わっている
    私は…

    ……次の日
    「もう戻ってくるなよ?」
    「有難う御座いました…」
    そう、私の予定は出所だ
    いよいよ明日だな、と昨日は胸が高鳴って仕方なかった

    「あぁ、少し待ってくれ」
    「はい?どうかしましたk…」グサッ
    担当の看守さんだっけか?
    彼に呼び止められたと思ったら刺されていた

    「お前は昨日、いよいよ明日だなと…
    ずっと言っていたよな?
    俺も同じなんだよ、妹を刺し殺したやつを刺し殺して捕まるのもいよいよ明日だなと…
    皮肉なことにお前と同じことを考えていたんだ」
    声は出ない…
    君達には、いよいよ明日だなと
    楽しみにできる予定はあるかな?
    どんな結果になるかは分からないが、その明日は楽しみにしてても嫌でも必ずやって来る
    私のようになりたくなければ常に誠実に生きることだ…



    66:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)21:52:57ID:yY7RZHxps
    未来冷蔵庫


    80:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:33:06ID:zaOEBcBul
    >>66

    高野卓志はこの春大学生になり1人暮らしを始めた。
    それに備えて家電量販店に行くと、店員が倉庫の奥に連れて行った。
    そこには、ホコリのかぶった売れ残りの業務用冷蔵庫が。
    高野は定価の3割の価格で冷蔵庫を買うと、届いた当日に早速いろいろ詰め込んだ。
    数日後、高野は「弱/強」ボタンの隣に謎のボタンがあることに気付く。
    そのボタンを押すと・・・特に変わったことが起こるわけでもなくがっかりした。
    しかしその翌日、冷蔵庫の中にあった納豆がなくなっていることに気付く。
    その後もそのボタンを押すたびにいろいろなものがなくなってしまう。
    ところが、ある日、高野は買った覚えのないシュークリームがあることに気付く。
    なんだろう、高野はそう思いつつもシュークリームを食べた。
    5月のある日、高野は彼女のツグミからシュークリームをもらう。
    そう、あのシュークリーム、まさにそれだったのだ。
    高野はこの瞬間、冷蔵庫の中身が未来から送られてくることに気が付いた。

    そんな中、高野はツグミと喧嘩をしてしまう。
    かっとなった高野は冷蔵庫の中身をツグミに投げつけ、ツグミを冷蔵庫の中に入れてボタンを押してしまう。
    ツグミがいなくなってせいせいした、高野はそう思いながらテレビをつけてのんびりし始めた。
    いつものようにバラエティー番組を見ていると、高野はビールが飲みたくなり、冷蔵庫を開けた。
    すると、中には何か巨大なものが入っていた。
    それは・・・

    自分の惨殺体だった。



    82:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:49:07ID:psFSaA8W2
    未来冷蔵庫

    ひきこもりだった主人公は、ある日冷蔵庫が壊れたために電気屋に来ていた。
    そこで「未来冷蔵庫」という商品名の冷蔵庫を見つける。

    物好きな性格だった主人公はそれを買ってみることにした。

    さっそく部屋に冷蔵庫を取り付けたが、やはり変だった。
    中に入れたものが数日後には腐っている。
    主人公はそれを面白がり、ある日部屋のベランダに入ってきた野良猫を冷蔵庫の中に閉じ込めた。
    数分後に開けると、やはり猫はやせ細り死んでいた。

    もっと色々な物を詰めてみたい
    そう思った主人公は外へ出て、詰められる物を探しに行った。

    しかし様子が変だった。

    未来冷蔵庫を買いに外へ出たのはまだ数週間前だ。
    だがそのときみた外の風景と、今見ている外はまったくもって違うのだ。

    未来冷蔵庫で未来に行っていたのは、中のものではなく主人公の方だったのだ



    72:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:12:31ID:FK3i66B15
    おもちゃ箱の中で


    78:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:31:50ID:6BmOy6to0
    >>72

    「あぁ、神は我々を見捨ててしまったに違いない」
    「悲観的になるなよ。大丈夫さ」
    「何が大丈夫だ。どれほど長い間日の目を見ない生活が続いてると思ってる」
    「神様が私たちを見捨てる訳ないさ。あの頃の神様の愛情はウソだったって言うのかい?」
    「だが・・・いや、そうだな。私としたことが、すまない」
    「希望を捨てちゃいけない。強く生きていくんだ。このおもちゃ箱の中で」



    81:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:41:30ID:FOMD2ktg8
    >>78 アバンストーリーか


    75:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:18:23ID:JYX6WcRJb
    夜勤


    125:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)21:51:40ID:h1rvvOR2Y
    >>75
    祐輔は、予備校で受験勉強勤しむ傍ら、火曜はファミレスチェーンで夜勤のコックのバイトをしていた。
    祐輔のバイト先は、深夜になると料理を注文はほぼゼロである。
    祐輔は、いつも暇つぶしとして勝手にオリジナル料理を作っては、気に入ったレシピをノート書き留めていた。
    ある日のバイト中に、接客担当のバイトが困った顔をしてキッチンに入ってきた。
    話を聞いてみると、今いる客がメニューから大きく外れた無茶なオーダーをしているのだそうだ。
    しかし、よく聞いてみると、自分のオリジナルレシピで行けそうな感じだ。
    早速作って出してみたところ、客は満足して帰ったとのことだ。
    それからというもの、同じ変な客は毎週来店するようになり、祐輔も、オリジナル料理で答えた。
    これが半年くらい続いたが、ある日を境にその客は一切顔を見せなくなった。

    4月となり無事に都内の大学に合格した祐輔。
    新歓コンパで出身地を言うと、お前の地元のファミレスがミュシュランガイドで紹介されているという。
    見てみると、なんと自分がバイトしていたファミレスではないか。
    よくよく見てみると、小さく但し書きがあった。

    ※火曜深夜に限ります。



    76:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:21:43ID:U59WTQNPZ
    それでも僕がバイクに乗る理由


    84:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)22:56:22ID:zaOEBcBul
    >>76

    久しぶりの休日、国道1号線を駆け抜ける。
    湘南の海風を受けて走る快感、ここにサザンの曲なんかがあれば・・・まぁ、バイクだから無理か。
    会社の同僚は「バイクより車の方がドライブが楽しい」などと言っているが、そんなことは関係ない。
    俺はバイク、それも、このバイクで走ることが楽しいのだ。
    ああ、なんて気持ちいいんだ・・・えっ、あああ!
    ガッシャーーーーーン
    ん、ここはどこだ?
    「あ、気付きました?丸2日も意識なかったんで心配しましたよ。」
    あ、俺、事故ったんだ。
    ・・・ちょっと待てよ、じゃあ、あのバイクは?
    「ちょっと失礼」
    「え!?まだ腕の骨くっついてないんですから!!」
    しらねぇよそんなこと、それよりあのバイクは!?
    あのバイクは、あの子が、陽香が大好きだった!!
    一緒にツーリングしたり!!海に行ったり!!
    夜景の見える丘でキスしたり!!
    陽香との思い出がいっぱい詰まったたった1つのバイクなんだ!!
    陽香が飲酒運転の車にはねられて・・・俺は、俺は・・・

    バイクは、もう既に、スクラップ工場に持って行かれていた。

    あのバイクがなきゃ、俺はこれからどうやって・・・
    「ねぇ、いつまで落ち込んでるの?」
    「陽香?陽香なのか!?」
    「いつまでも思い出に浸ってるんじゃないわよ。男らしくないわよ?」
    「え、でも・・・。」
    「なんてね、私も実はあのバイクの中にいたのよ。きっと見えなかったでしょうけど。」
    「・・・どういうこと?」
    「あなた、言っておくけど、もう少しで死んじゃうところだったんだからね?助けてあげたんだから感謝してよ!」
    「陽香が、俺を、か?」
    「でもね、そのせいで私も消えちゃうの。私もそろそろけりをつけないといけなかったし、もういいんじゃないかな。今までありがとう。・・・素敵な人、見つけてね。」
    「え、ちょっと、待てって!」


    梅雨明けの晴天の下、鵠沼海岸を横目にバイクで茅ヶ崎へ。
    あれから、何年が経ったろうか。
    気づけば後ろの席は埋まっている。
    しかも、0歳児のオプション付きで。
    いい父親になるつもりでも、結局俺は男になりきれていない。
    過去の未練を振りほどくことが出来ない、残念な男だ。
    そうして、俺は今日もバイクに乗り続けるのだ。



    87:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)23:03:42ID:Xzh0kq1ph
    象を売る


    88:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)23:20:14ID:zaOEBcBul
    >>87

    20XX年、第三次世界大戦の影響でワシントン条約はすでに失効していた。
    焼け跡の町はすっかり見る影もなく、まるで幼少期に見た高度経済成長期のようだ。
    しかし、この世界で珍重されているものは、金でも、ダイヤモンドでも、はたまた技術でもない。

    象だ。

    象の牙は象牙に、肉は食用に、皮はなめし皮に使われるとか。
    とにかく、捨てるところがないんだ。
    近頃では象の先物取引なんということも行われている。
    昔は金なんかがこんな風に取引されていたらしい。今では象が貴重な金融商品だ。
    実は、うちには巨大な地下倉庫がある。
    そこには120頭もの象の大群がいる。
    象が高騰している今、長年コツコツ貯めてきた象を売れば俺は大金持ちだ。
    今、ついに、この象たちを売る時が来た。

    俺は今、ライオンキングのシンバのような気分だ。
    銀座の町中を、120頭の象を引き連れて歩いているのだから。
    街行く人の睨みつける視線、妬いているんだろ?

    「象を売りに来ました!」
    俺は証券会社に入って一声を上げた。
    みんなポカーンとしている。どうしたんだ?

    「金融商品として扱っているのは、象ではなく、像、つまり貴金属製の像です。」



    89:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)23:47:18ID:Xzh0kq1ph
    究極の小説


    91:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)00:28:29ID:Fab30ZTLU
    >>89
    ラーメンズの小説家オススメ



    90:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)00:11:01ID:sZDM5i6tx
    みっともない


    94:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)02:31:19ID:IjAtOu0XN
    >>90
    『みっともない』


    いきつけのスーパーで嫌なものをみた
    「みっと 買ってよ~ みっとみっと!」泣いて暴れるガキがいた
    国民一丸となって敵を打ち砕かんとしている戦時下
    あのように脆弱な魂を持つものがいるとは
    子供だからといって許されるのか?

    ああいう輩は駆逐されるべきである
    非常に不愉快だ

    憤りをおさえながら品だしをしている店員に声をかける
    「あ~君 みっともはどのあたりにあるかね」


    「はぁ?この戦時下 みっとも?
    たいへん申し訳ございませんがこの品不足の中
    高級品のみっともなんざどこの店にもございません
    非常に不愉快です」



    95:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)02:36:24ID:EuMprmoDR
    消費税200%


    100:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)13:30:00ID:ERDsdx4Fr
    >>96
    20XX年、日本は移民増による治安悪化と社会保障費増による財政難喘いでいた。
    両者の解決策として、政府は懲役刑以上の判決を受けた受刑者に対し、出所後の消費税を200%とする法律を策定した。

    主人公は、横領の濡れ衣を着せられた男、法廷でも冤罪を訴えたが、認められなかった。
    出所当日、看守より男は説明を受ける。
    「政府が財政難だから、消費税200%対象者かを自動判別する方法は無い。自己申告だ。
    ただし、脱税が発覚したら、即逮捕だからな。2~3年の実刑は覚悟しておけ。」
    出所後、なんとか冤罪を晴らしたい男、だが、横領に対して民事の損害賠償を請求されており、貯金などない。
    そこに来て、消費税200%が重くのしかかる。ただでさえ高い弁護士費用も、通常の3倍となる。
    それでもメゲない男、消費税200%対応IC乗車券を買い、日頃の支払いはこれで行い、重税がかかる中、冤罪の証拠集めに奔走した。
    遂に決定的証拠を押さえ、裁判にて冤罪を証明した。
    「やった!ついに無実を証明できた!重税からも、おさらばだ!」
    裁判所から出て直ぐに警察官に取り囲まれる男。
    「あなたを消費税脱税の容疑で逮捕します。」
    バカな!すべての支払いに気をつけてきたはずなのに!?
    「あなたIC乗車券を[買い]ましたね?その分支払いがまだです。」



    96:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)02:37:19ID:ZXrYjxax7
    尻の先に


    97:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)02:43:47ID:kscZMSqsn
    >>96
    「尻の先に」

    ある日男はシャワーを浴びると、そのまま鏡の前に立ち、自らの肉体美をほれぼれと眺めていた
    しかしそこで自分の尻の先に奇妙な糸が伸びていることに気がついた
    気になるが会社へいかねばならない、スーツを着ようとすると、糸はそこに無いかのようにズボンをすり抜ける
    滞りなくスーツを着て外へ出ると、他の人間も同じように糸が伸びていることに気がつく。



    98:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)06:25:11ID:sZDM5i6tx
    めちゃくちゃ面白いです。みなさん!


    103:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)14:09:49ID:U3TvYoX0s
    >>98
    「めちゃくちゃ面白いです。みなさん!」

    ここはひと気のない真夜中の劇場。
    廃墟巡りが趣味のわたしは今日も数十何年も前から使われていない劇場の探検に来ていた。

    暗闇の中を懐中電灯を持って進んで行くと、何やら奥の方から、声が聞こえる。

    多少の恐怖は感じながらも前へ進んでいくと、大きなホールへ出た。

    中央にはハット帽を被った少年が甲高い声で何やらマジックをしているようで2階からのスポットライトに照らされていた。

    「みなさん!今日はわざわざお越しいただき、ありがとうございます!今日は存分に楽しんで行ってください!」

    変わった少年もいるもんだと、不思議に思いながらもバレないように、隅の方で隠れてみていた。

    トランプマジックや、帽子からハトなどを披露した後、
    何やら大きなナイフを取り出して次のマジックの準備をしていた。
    どうやら解体ショーの手品でもするようだ。

    元々手品に興味のなかったわたしはあんなの何が面白いのかな、
    と小さな声で呟いた。

    その時、
    「めちゃくちゃ面白いです。みなさん!」
    少年がこちらを向いて走って来たので、わたしは一目散に逃げ出した。

    彼は最初から、わたしのためだけに手品をしてくれていたのだ。



    106:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)14:22:11ID:JFPn687y1
    はじめての怪談


    110:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)15:15:04ID:1eN4gL1YW
    >>106
    『はじめての怪談』

    初仕事でミスをした
    こっぴどく罵倒され正直凹む
    台無しだのシラケるだの空気読めだのそこまで言わなくてもいいではないか

    帰れコールの中悔し涙をこらえて消えた

    たかだか99本目の蝋燭が消えたタイミングで出てしまった位で何なのだ
    人間て恐い



    116:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)16:57:29ID:HHUcyNx8b
    >>110
    成る程わかりやすくて面白い
    ありがとう



    107:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)14:22:15ID:sZDM5i6tx
    妻が消えた日


    109:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)14:39:44ID:U3TvYoX0s
    >>107
    「妻が消えた日」

    妻が消えたあの日の記憶が全く思い出せない。
    一体自分は何をしていたんだ。
    妻と車に乗って山に向かって…
    あぁー!妻よ!どこに行ってしまったんだ!



    108:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)14:28:24ID:kLy9aQaam
    自分RPG


    113:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)15:59:10ID:T6pqlyVCv
    >>108
    「自分RPG」

    ケイスケは高校時代、大学受験に失敗して以来、自室に引きこもりインターネットゲームに没頭していた。

    そんなある日、今話題となっているオンラインRPG、「サクセスストーリーズ」のある噂を聞く。

    それは、そのゲームは幸運を呼ぶゲームだという噂だった。

    好奇心に負け、ケイスケは「サクセスストーリーズ」をプレイする。
    すると、とても不思議な事が起きた。
    ゲーム内で報酬があると、現実のケイスケの講座に大金が入った。
    ゲーム内で恋人を作ると、ケイスケに恋人が出来た。

    幸運を呼ぶ「サクセスストーリーズ」にのめり込み、いつしか最強クラスプレイヤーになり、現実でも色んな物を手に入れたケイスケは、恋人と共にSkypeをしながら隠しボスを倒す事に。

    隠しボスの圧倒的な力に押されるケイスケと恋人。
    そんな中、ゲーム内で恋人がゲームオーバーになると、突然恋人が苦しみだし倒れる音が聞こえた。
    嫌な予感がするケイスケ。
    そして隠しボスの攻撃をまともにうけてしまった。
    すると、ケイスケの身体に同じように切り傷が出来た。

    死の恐怖に怯えるケイスケ。
    そしてとうとうケイスケはゲームオーバーになり、その画面を見たケイスケは倒れてしまった。

    しばらくして、ケイスケは意識が戻り、目を覚ます。
    目の前にいたのは、その隠しボスだった。

    「ようこそ、自分RPGへ!!」

    どこかから、そんな陽気な声が聞こえた。



    86:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)23:03:36ID:jMjKfbDwQ
    最後の晩餐


    111:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)15:17:23ID:HfuyaOI67
    「最後の晩餐」

    「今日の夜は有名レストランで食事だ!」俺が言うと妻は「急にどうしたの?
    いつも節約節約うるさいのに‥何か気味悪い」
    「いや何、たまには嫁さん孝行しろって社長がサービス券くれたんだよ」
    と言うのは勿論嘘だ。
    俺は昨夜、急にクビを宣告された。今朝、出社する振りをして1人車中で
    今後の事を考えていた。家のローン、車のローン、カードローン‥
    この不況再就職も難しい‥お先真っ暗だ。だったら最後に最高に美味い物を
    食って心中しようと決心した。
    妻は俺の言葉を信じたらしく、いそいそと準備している‥本当に可愛いらしい
    妻だ‥そんな姿を見ると本当に申し訳ない‥
    レストランの食事は本当に美味しかった久々に会話も弾んだ。
    あぁ幸せだ‥妻も本当に幸せそうだ‥まさか、この帰りの車で海にダイブ
    するとは夢にも思ってないだろう…「素晴らしい最後の晩餐だな‥」ふと
    呟いていた。「えっ?なに?」妻が怪訝そうな顔で聞き返す。
    何か気取られては不味いと慌てて取り繕う
    「いや、素晴らしい最高の晩餐だな」「ふふっそうね」妻が笑顔で応える。
    誤魔化せたようだ…食後のコーヒーも飲み終わり、会計をしようとボーイを
    呼んだ。
    すると奥からスーツ姿の2人の男が現れた。「A田A男さんですね。」
    そう言うと二人の男は警察手帳を見せこう続けた‥
    「今朝、お宅の会社の社長のBさんが他殺体で発見されました。
    凶器のナイフからあなたの指紋が検出されました。
    昨日、急にクビを言い渡されたそうですね…それに今朝はどちらに?…
    詳しいお話を署でお聞きできますか?」
    俺は状況が飲み込めないままパトカーに乗せられた…

    そんな夫を見つめながらレストランに残された妻が呟いた
    「最後の晩餐だなんて…焦ったじゃない・・」
    傍らのボーイが言った
    「2人も裏切ったんだからユダ以上だよね‥」



    117:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)17:31:04ID:U3TvYoX0s
    なんか文章にすると
    意味がわかると怖い話っぽくなるな



    119:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)18:46:36ID:sZDM5i6tx
    信号待ち


    124:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)21:30:24ID:1eN4gL1YW
    >>119
    『信号待ち』

    「おっせぇなあ
    あいつら来ないから出発できねーし」
    「来たらしめようぜ」
    「もうあの2人おいてくか」



    「あ 信ちゃん来た!」



    120:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)18:48:44ID:58KhtLVNW
    喜びの機械


    130:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)22:31:19ID:7KjXo9nZr
    >>120
    喜びの機械

    その機械はどんな状況でも人を幸せにする最善の選択肢を選ぶ。
    その機械のおかげで人間は戦争を防ぎ、病気を克服して生き延びてきた。
    しかしある日、その機械が人間に牙を剥く。
    人間は一丸となって危機を防ぎ、その機械を破壊した。
    何故機械が人間に牙を剥いたのか調べるため、エンジニアが情報を読み取ると、機械は第三次世界大戦の勃発を予想していた。

    そう、彼はその身を持って人類を幸せへと導いたのだ。



    129:名無しさん@おーぷん: 2014/06/02(月)22:27:11ID:c205Kf8ng
    S●Xしたい病


    142:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)21:54:05ID:j3bWK1WsL
    >>129
    《S●Xしたい病》

    201●年、ある奇病が世界規模で問題となっていた。
    その奇病は、俗に《セ●クスしたい病》と呼ばれている。
    症状は「発作が起きた時、速やかにセ●クスをしなければ一日以内に死に至る」というものだ。
    この病気にかかった人は、一種の障害者と見なされ、見知らぬ相手と無理やりセ●クスをしても罪に問われないし、相手はセ●クスを拒否してはいけない。
    感染者はまだ少ないが、健全な社会を脅かすこの病気の、感染方法や治療法などが急ピッチで進められている。

    主人公は、ごく普通の大学生。
    ある日、主人公はサークルの仲間5人と山へ合宿に出掛けるが遭難してしまう。
    「このままじゃ、全員死んじゃう。私が先に行って、道がないか見てくるわ」
    このサークル唯一の女性でありながら、部長も勤める先輩がこう言った。
    「あ、俺も行きます!」
    主人公は部長と共に山の中を歩き回るが、道には辿り着かない。

    しばらくすると、主人公は部長の様子がおかしいことに気がついた。
    蒸気する肌、上がる息、うるんだ瞳……これはまさか、《セ●クスしたい病》では!?
    「ねぇ…」
    「ななはなななななんですか!?」
    「今まで黙ってたけど、実は……《セ●クスしたい病》にかかってるのよ…」
    「せ、先輩!そそそそそれ、本当ですか!?」
    「……ええ、本当よ。哀れなことに《セ●クスしたい病》の患者なの…………鈴木くんは!」
    「………え、鈴木?鈴木って、このサークルに所属してる…さっきの遭難場所に、山田と田中と一緒に待ってるはずの鈴木…ですか?」


    「そう、そして……鈴木くんは……周期的に今日、発作を起こす可能性が…非常に高い!」


    201●年、ある奇病が世界規模で問題となっていた。
    その奇病は、俗に「セ●クスしたい病」と呼ばれている。
    この病気にかかった人は、一種の障害者と見なされ、見知らぬ相手と無理やりセ●クスをしても罪に問われないし……相手は《セ●クスを拒否してはいけない》。

    そう、それがたとえ、男同士でも。



    131:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)00:09:29ID:LgwYrIv8E
    ルーティン


    139:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)21:34:31ID:4ZuRm5OCj
    >>131
    私は特急電車の運転手。
    今日もこの時間、この路線をルーティンで走っている。
    明日も私はこの時間にはここを通過するだろう。



    そうだ。
    今日は月に一度のルーティンの日だ。

    この駅だ…




    運転手より指令へ、○○駅で飛び込みによる人身事故が発生…
    繰り返す…



    134:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)01:56:28ID:iymFO01W6
    黒時計と白時計


    135:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)03:56:00ID:pALLadjDi
    >>134

    兵藤は地元では名の知れた神童で、東京の一流大学に通う大学2年生。
    小中高と成績は優秀、生活態度も申し分なし。
    というのは、あくまでも表の顔。

    ある晩、兵藤は黒い腕時計を右腕につけて人気のない道をさまよった。
    兵藤は私鉄の高架下でうずくまるホームレスを発見し、容赦なく殴り殺した。
    殴り殺すと、兵藤は右腕の腕時計の竜頭をつまんで時間を戻した。
    「これでチャラだ。」兵藤がほくそ笑むと、時計は白くなった。

    時計は毎晩黒くなり、兵藤はその度に殺人のために街に繰り出した。
    しかしある晩、いつものように街に繰り出してチンピラを鈍器で殴り殺して家に帰ると、玄関の前に友人の姿があった。
    「こんな夜中に何の用だ?」兵藤が尋ねると、友人は「暇だったから遊びに来た」と答えた。
    兵藤は何でこんな夜中に来るんだと思いつつも友人を家に通した。
    兵藤が時間を確認すると午前1時35分、時計は白かった。
    せっかく友人が来たのだから、と兵藤が発泡酒を冷蔵庫から出そうとすると、何者かが後ろからヘッドロックをかけてきた。
    慌てふためく兵藤はその瞬間、「宿命なんだ」という友人の声と、その腕に光る黒い時計を認識した。



    136:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)15:43:27ID:LgwYrIv8E
    夢の遊園地


    144:名無しさん@おーぷん: 2014/06/03(火)22:51:59ID:8HTvshek6
    >>136
    男がベンチでうなだれている。
    男は、元々このワンダーエンパイアの総支配人であった。
    不況のあおりを受け、ワンダーエンパイアは5年前に閉園となっていた。
    ポケットから小瓶にを取り出し眺めている。
    中身は液体に溶かした青酸カリだ。
    死のうと決めて手に入れたものの、いざ手に取ると飲む決心は起きない。

    目玉のジェットコースター「エーススプリンター」も、今は錆び付き見る影もない。
    小瓶を通してエーススプリンターを眺めてみる。
    するとどうだ、在りし日のエーススプリンターが、沢山客を乗せて快走する姿が見えるじゃないか。
    「懐かしいな…」
    ザ・パイレーツも、メリーゴーラウンドも、小瓶を通した風景は、多くの来場者で賑わったあの頃のものだ。
    「心象風景ってやつか」
    ホラーハウスを小瓶越しに見てみる。
    出口から泣きじゃくった男の子が両親と出てくる姿が移り、その前を笑顔の女の子が走り抜ける。
    女の子の笑い声が聞こえた気がした。
    小瓶を下に下ろしてみる。

    えっ?本当に男の子と女の子がいるじゃないか!
    どういう事だ!?
    辺りを見回してみると、廃墟のはずのワンダーエンパイアに、大勢のお客様がいる!

    「おじさん行こ?」
    女の子に手を引かれる。
    園内は、あの頃のままだ。
    訳がわからないまま、スピンコースターに女の子と乗る。
    うわーー!!目が回るーーー!!!
    その後も女の子に連れられ、アトラクションに片っ端から乗り込んだ。
    流石に疲れ果て、ベンチ座り込む。
    「おじさん、楽しい?」
    「ここは夢の遊園地だ、楽しくない訳がない。」
    「そうだよ、ここはとっても楽しいんだよ?だからおじさん、死んじゃダメだよ?いつか、もう一度あたしと遊ぼ?」

    気がつくと、白い天井が見えた。
    どうやらベッドに寝かされているようだ。
    回復した男が聞かされた話では、どうやら男は青酸カリをあおったようだ。
    家を出る時の様子がおかしい案じた妻が助けてくれたそうだ。

    それから20年後、男は同じベンチに杖にもたれて腰掛けていた。
    孫娘が、楽しそうに駆け回っている。
    男は、15年掛けワンダーエンパイアを再建した。
    今日は5周年記念日だ。
    孫顔は、どこかあの時の女の子に似ている気がした。



    147:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)06:52:11ID:7A0KZWIoO
    >>144
    いいね



    149:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)16:24:00ID:D4vc0zxLU
    俺も>>144好き


    146:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)02:38:25ID:D4vc0zxLU
    質問者


    163:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)20:45:39ID:heNVgGEZP
    >>146
    衆議院予算委員会は紛糾していた。
    政府・与党案に、野党側が強硬に反対しているためだ。
    「早く終わらせて沙知絵に会いたい…」
    首相は、愛人のことを考えていた。
    次の質問者は、野党の若手女性だ。
    まだ20代だが、舌鋒鋭く下手な中堅より厄介だ。
    「総理、率直に聞きます。あなた不倫されていますね?」
    いきなり何を言い出すのだ……
    「何を持ってそのような質問されるのかはわからないが、侮辱は止めていただきたい。
    法案の質問なら受け付けるが。」
    「証拠が在ります。」
    そう言うと、首相と沙知絵しか知らない秘密のネタが、数々明かされた。
    何なんだこれは!?
    首相も全く反論できず、ただ震えていた。
    ハニートラップに引っかかったのか?
    女性議員が声を大きくする。
    「総理、初めてテレビでお見かけしたときから一目惚れしました。
    今の奥様と別れて私と結婚して下さい。
    あなたのお子様も、今お腹の中にいます。もう、4ヶ月です。」



    152:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)17:46:13ID:f60OvX8RW
    恐怖心


    153:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)18:01:48ID:9ehGFUpOf
    >>151

    タモリ「あなたは、恐怖心を感じた事があるだろうか?
    私はありますよ。何度も
    え?そんなのカッコ悪い?
    ですが、考えてみてください
    恐怖心とは、なんなのか」

    『恐怖心』

    主人公の彼は、普通の男子高校生だ。
    ただ1つ、他人より恐怖心が大きいという事を除けば。
    主人公(以下A)は、何にでも怯え、怖がり、パニックに陥ってしまう程の恐怖心の持ち主だ。

    ある時Aが道を歩いていると、猫が目の前に飛び出してきた。可愛らしい猫だ。
    だが、Aは「ひぃぃぃぃ!!」と怯え、頭を抱えてうずくまってしまった。
    通行人が「大丈夫ですか?」と声をかけると、Aは怯えながらも「大丈夫です……」と言い、去って行った。

    そんなAをクラスの男子はいじめていた。
    虫や恐怖画像をAの机に入れたり、いきなり物陰か飛び出して脅かしたりして、反応を楽しんでいた。

    A自身もこの体質をなんとかしたいと考えており、悩んでいた。
    時には気を失ってしまうし、些細な事でも大声をあげてしまう。
    病院のカウンセリングを受けてみたが、効果無し。それどころか、『病院』という場所のシチュエーションだけで怖くなって、気が気でいなかった。

    続く



    157:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)18:20:47ID:9ehGFUpOf
    >>153続き

    ある日Aが下校していると、商店街に見慣れない薬局ができていた。
    気になったので入ってみると、どうやら中は普通の薬局らしい。
    だが、なんだかその中にもとんでもない副作用のある薬が混ざっているような気がして、また怖くなる。
    ふとカウンターを見ると、『心に効くお薬あります!!』という張り紙がしてある。
    Aはビクビクしながらも、「あ、あの、恐怖心が無くなるお薬ってありますか?」と聞いた。
    すると、清楚な雰囲気の男の店員は「はい、ありますよ」と言って、後ろの棚から1つのビンを取り出した。
    普通の栄養錠剤のような物が入っていて、『恐怖ナクナール』というラベルが貼られている。
    少々値が張ったが、恐怖を抑えながら、Aは薬を購入した。
    「ご使用は薬の説明に沿って、限られた数だけ服用してくださいね」と釘を刺されたので、Aは頷いた。

    家に帰ると、Aは「まあどうせ嘘なんだろう」と思いながらビンを開けてみた。
    1日1錠、食後。と書いてある。とりあえず夕飯を食べ、服用してみた。
    すぐに効果は現れなかった。
    Aは「やっぱり嘘なんじゃないか」と思い、明日返品しに行こうと思った。

    効果は突然現れた。
    Aがその日寝ようと思い、電気を消すと、何かが違う。
    闇が怖くない。
    いつもだったら暗闇が怖くて、ガタガタブルブルしているのに、今日はまったく恐怖心を感じない。
    Aは久しぶりに、悪夢も見ずにぐっすりと眠った。

    続く



    158:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)18:41:59ID:9ehGFUpOf
    >>157更に続き

    翌朝、Aは自分がこの部屋の中に1人ぼっちなのに恐怖を感じ、すぐに身支度をし、朝食を食べると、薬を服用して学校へ行った。

    道に猫が飛び出して来たが、可愛く思い、頭を撫でてやった。

    学校に着くやいなや、同級生の男子がマスクやお面をして脅かしてきたが、Aはとくに反応せずに、教室まで歩いて行った。

    その日からAは変わった。
    明るくなり、友達との付き合いもうまく行き、Aをいじめていた男子たちもAの明るさに惹かれ、仲良くなった。
    『強い男』と男子に慕われ、『頼りなる人』と女子に人気を得た。
    肝試しなどにも行っても動じないし、元々正義感もあったので、Aはみんなの人気者となった。

    ある日、Aは街ですごく好みの可愛い女性を見つけた。
    ナンパしたいけれど、とてもそんな勇気が出ない。
    その時、Aはその場で薬を服用し、女性に声をかけた。
    恐怖は何も感じなかった。
    女性はAと趣味もあい、数週間後にAと付き合う事になった。

    Aの人生はバラ色だった。
    いつもは恐怖心が薄く、明るく楽しい性格で友達も多く、困った時には2錠目を服用し、無敵の状態となる。
    Aはいつしか、朝食後に2錠を服用するようになっていた。

    Aが服用を始めてから数ヶ月後。変化が起きた。
    Aは勉強をしなくなった。
    成績が落ちるという恐怖を感じなくなったのだ。
    友人との会話も乱暴になった。
    酷い事を言って友人が傷つくという恐怖を忘れたからだ。
    恐怖という恐怖を忘れ、Aは非行に走り、どんどん堕落していった。

    いつしかAは殺しをしてしまっていた。
    いろいろな犯罪も犯した。
    だが、その顔に恐怖の色は無い。
    余裕の表情で、街を歩いている。
    片手には、あの錠剤。

    暗い街の中。Aは車の多く通る、青信号の道路の真ん中を歩いていた。
    Aは恐怖を感じない。
    目の前を10tトラックが走ってくる。だが、Aは逃げようとしない。

    Aはただ歩いていく。
    危険という存在の真正面へ。


    死 ぬ こ と さ え 怖 く な い


    おしまい。



    159:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)18:44:31ID:9ehGFUpOf
    なんかありがちになっちゃってごめんね


    161:◆QyAk6kZuQ9Ac: 2014/06/04(水)19:03:00ID:hx07PWyhj
    >>159

    いや良かったよ
    ありがとう



    160:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)18:52:02ID:1z5BuUAC1
    誰だっけ?


    164:名無しさん@おーぷん: 2014/06/04(水)23:43:17ID:ESTQS8CF2
    >>160
    「俺の事覚えてる?」
    ダメだ…思い出せない…
    目の前のこの白髪の男は誰だったか?

    「お前が殺そうと思った男だよ。」

    腹部が熱い、ナイフが刺さっている。

    「結局思い出せず終いか。
    訳がわからないまま死ね。」

    思い出した。
    私が濡れ衣を着せ、10年前に自殺に見せかけた殺したと思った男だ。
    恨みを買う者は、売った者を覚え…ていな……いもの………………だ
    ………



    170:名無しさん@おーぷん: 2014/06/05(木)06:28:10ID:0Dx6qjd0T
    2月30日


    171:名無しさん@おーぷん: 2014/06/05(木)08:29:10ID:VDnwoXbXm
    >>170
    「2月30日」

    とある刑務所で印刷仕事をやっている囚人の主人公。
    翌年3月上旬の出所を楽しみにしてまじめに作業に取り組み模範囚となり、秋口から増えてきたカレンダーの印刷作業で忙しい毎日を送っていた。
    そんなある日、確認ミスで2月30日というありえない日付入りのカレンダーを大量に作ってしまう。
    慌てて顔なじみの看守に報告するが、「何が間違ってるんだ?」と怪訝な反応。
    それどころかよく出来ていると褒められる始末。
    後日その看守から「出所祝いの先払いに」と、そのカレンダーを一部もらえることに。
    戸惑いつつ同室の囚人にもそのカレンダーをみせるが、同じ反応。
    疑心暗鬼に陥った主人公は面会にきた家族にも確認するが、「何言ってんの、2月は30日まであるよ」と翌年の手帳を見せられる。
    そこには確かに2月30日が存在した。

    1年が367日となった翌年、仕事に忙殺されていた主人公は「自分がずっと勘違いしていた」と割り切れるようになっていた。
    2月30日、いつも通りの仕事を終えた主人公はもうすぐ出所とワクワクしながら就寝。
    そして翌朝、主人公は看守に今日から3月ですねと何の気なしに声をかけたら笑われた。
    「何言ってんだ、まだ31日だろ」
    カレンダーには、2月の31日があった。

    混乱しながらその日の仕事を終え就寝。
    翌朝起き抜けにカレンダーを確認。
    2月32日。
    翌朝 2月33日になっていた。
    翌朝 2月34日になっていた。
    翌朝 2月35日になっていた。

    どれだけ働いても、何度寝ても、2月の日付が1日増えるだけ。
    あれだけ待ち望んでいた出所の日が来ない。
    主人公は泣きながら看守に詰め寄るが「何言ってんだ もうちょっとで出所なんだから問題起こすなよ」と一蹴される。
    日付が増える瞬間を見ようと寝ずにカレンダーを見張り続けてみたが、ほんの2~3秒目を離した瞬間に増えていた。

    とうとう発狂した主人公、カレンダーを素手で引き裂き焼却炉に捨てる。
    そして翌朝、恐る恐る看守に今日の日付を尋ねてみると「えーっと… 今日は3月1日だな」。

    ついに2月から脱出したと歓喜する主人公。
    その日の印刷作業も終了、あと少しの辛抱だと思うと浮足立つ。
    部屋に戻ると、同室の囚人が落ち込んでいる。
    「どうかした?」「いやぁ、今日大失敗しちまったよ 今月のカレンダーの印刷でな、日付全部1日になってんの なんでこんな失敗したんだろう。」



    173:名無しさん@おーぷん: 2014/06/05(木)09:46:37ID:8c3vwIIS9
    >>171
    見てみたい



    178:名無しさん@おーぷん: 2014/06/05(木)20:17:27ID:pAdALL8hD
    全部読んだよ


    58:名無しさん@おーぷん: 2014/06/01(日)20:48:56ID:JYX6WcRJb
    お前らセンスありすぎ
    羨ましいわ





    【閲覧注意】世にも奇妙な画像スレ

    【画像あり】少女雑誌『りぼん』の漫画大賞に輝いた小学生のレベルがハンパないwwwww

    【画像あり】こういうズボン履いてるやつなんなの?

    すげえ自動販売機を発見したったwwwwwwwwwww




    キニ速の全記事一覧

    この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

    人気記事ランキング

      おすすめサイト最新記事一覧

      コメント

      1.気になる名無しさん2014年06月06日 07:57  ▽このコメントに返信

      余裕の1

      2.気になる名無しさん2014年06月06日 08:30  ▽このコメントに返信

      間違いなくコメ欄でもやるバカが現れる

      3.気になる名無しさん2014年06月06日 08:35  ▽このコメントに返信

      このスレにいたなら間違いなく参加したがさすがにコメント欄では・・・

      4.気になる名無しさん2014年06月06日 08:51  ▽このコメントに返信

      短いのに「まずい好物」にはちょっと泣けた

      5.気になる名無しさん2014年06月06日 09:01  ▽このコメントに返信

      これ奇妙スタッフが、ネタに困ってヒントを得るためにスレ立てたとか思うと、それはそれで奇妙ネタにありそうでちょっとぞわっとした

      6.気になる名無しさん2014年06月06日 09:34  ▽このコメントに返信

      たしかに最近のレベル低くなってる奇妙な物語だとスタッフが元ネタ募集してもおかしくない

      7.気になる名無しさん2014年06月06日 09:52  ▽このコメントに返信

      面白いけど星新一だよなw

      8.気になる名無しさん2014年06月06日 10:11  ▽このコメントに返信

      ラーメンズの小説家らしき存在は確かに世にも奇妙な物語っぽいわ

      9.気になる名無しさん2014年06月06日 10:20  ▽このコメントに返信

      消費税200%の意味が分からなかった。教えて

      10.気になる名無しさん2014年06月06日 10:44  ▽このコメントに返信

      ゴリラズとピーターパンラジオはちょっと見てみたい

      11.気になる名無しさん2014年06月06日 10:55  ▽このコメントに返信

      センスある物語が多かった

      12.気になる名無しさん2014年06月06日 11:05  ▽このコメントに返信

      これは傑作だってのはないが、とにかく短時間で物語を仕上げるのが凄い。
      やっぱ常にそういう物語に触れてるのかね??

      13.気になる名無しさん2014年06月06日 11:07  ▽このコメントに返信

      ※9
      消費税200%に対応したICカードの
      消費税を払い忘れてたわ(・ω<)テヘペロッ

      14.気になる名無しさん2014年06月06日 13:12  ▽このコメントに返信

      ID:v6LDCE6QP
      ↑こいつセンスなさすぎだろwww
      まずい好物で泣けたとか言ってる奴は多分本人だろ?
      残念だけど、お前だけ絶望的にセンスないよ?

      15.気になる名無しさん2014年06月06日 13:45  ▽このコメントに返信

      ゴリラズと2月30日はセンスありすぎて怖い。

      16.気になる名無しさん2014年06月06日 15:18  ▽このコメントに返信

      ゴリラズ誰か動画にしてくれ
      MMDとsoftalkあればできそう

      17.気になる名無しさん2014年06月06日 17:20  ▽このコメントに返信

      みんな無駄にセンスあるのだが

      18.気になる名無しさん2014年06月06日 17:38  ▽このコメントに返信

      米2の人ドンマイw
      だれもいなかったねwww

      19.気になる名無しさん2014年06月06日 17:43  ▽このコメントに返信

      お前らの反応で2/30とゴリラズも読んで、後は上の方だけだがどれもつまらんが

      20.気になる名無しさん2014年06月06日 23:11  ▽このコメントに返信

      既出なんだが

      21.気になる名無しさん2014年06月07日 13:35  ▽このコメントに返信

      ※3
      ぜひコメ欄でもやってほしいけどね、読む側としては。
      こんな才能自分にはないから読んで楽しませてもらっていて感謝だわ

      22.気になる名無しさん2014年06月08日 06:01  ▽このコメントに返信

      個人的に「恐怖心」が一番好きです

      23.気になる名無しさん2014年06月08日 14:30  ▽このコメントに返信

      「質問者」のラストがよく分からない
      質問者が不倫相手なら顔見知りのはずだよね?

      24.気になる名無しさん2014年06月08日 18:01  ▽このコメントに返信

      ※23
      ヒント:化粧

      キニ速の全記事一覧

      週間ページランキング

      記事検索
      カテゴリ別アーカイブ
      月別アーカイブ
      はてなブックマーク
      3日間集計逆アクセス
      Copyright (C) 2011 キニ速 -気になる速報-. All rights reserved. ブログパーツ