彡(゚)(゚)と学ぶ、文豪たちの名作
- 2017/2/12 03:01
- カテゴリ:雑学 その他 ,
1:名無しさん@おーぷん: 2017/02/09(木)22:33:58eQR
(´・ω・`)「うあああああああああ燃やせええええ」
彡(゚)(゚)「なんやなんや何しとんねん」
(´・ω・`)「実は、知り合いのクソカスインテリに、『純文学も読めない無知は憐憫さえ催す莫迦だ』って言われて、悔しいから読もうと」
彡(゚)(゚)「なんやそいつ、腹立つやっちゃなあ。ほんで、何読んどるん?」
(´・ω・`)「俺ガイル」
彡(゚)(゚)「」
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文豪たちの書斎wwwwwwwwwwww
ちょっと草
彡(゚)(゚)「まあ、面白いことは否定せえへんよ。それっぽいエッセンスがあるのは分かるけれども、純文学とは、なあ」
(´・ω・`)「僕も最初そう思ったけど、でも、純文学もラノベも垣根が曖昧なんでしょう? 夏目漱石の坊っちゃんだって、かつてはラノベみたいな扱いだったって。だから、俺ガイルも純文学だって」
彡(゚)(゚)「ほーん」
(´・ω・`)「なんだよ。じゃあ、何を読めば純文学を読んだと言えるの?」
彡(゚)(゚)「なんや、そういうステータスみたいな読み方するもんやないで。小説は純粋に楽しむもんや。でもまあ、それっぽいのが読みたいんやったら、昔の名作でも読めばええんちゃうの?」
(´・ω・`)「昔の名作?昭和とか、明治の?」
彡(゚)(゚)「せやで」
(´・ω・`)「でも、そういうの苦手だし、買うだけ買って放置するのは……」
結構ちゃんとしとるな
彡(゚)(゚)「積読ってやつやな。ワイ個人としては否定せんけれども、無理なやつは無理やな。しゃあない、今回は青空文庫ちゅうところで読める名作文学を紹介したろ」
(´・ω・`)「青空文庫?」
彡(゚)(゚)「せや。著作権の切れた作家の作品を置いておくところや」
(´・ω・`)「横書きじゃない」
彡(゚)(゚)「スマホやったらソフトあるで。電車の中で適当に読んでみいや」
(´・ω・`)「あ、ほんとだ。うーん、これなら読みやすいし、お金もかからないし、いいかな」
彡(゚)(゚)「よっしゃ!じゃあわいが青空文庫の名作を色々紹介したるで!」
精神的に向上心のない者は馬鹿やぞ
>>7
おはK
確かに坊っちゃんは当時のラノベだわな 今でも通用するもの
楽しみなスレやな
(´・ω・`)「でもどうせあれでしょ? デカポンとか、セロレタリナードとか、そういうわけわからん言葉で紹介するんでしょ?」
彡(゚)(゚)「何言うとんねんおのれは。まだるっこしい! そういうのは、そういうことが好きな奴らにやらせればええねん! 小説を読むからと言って、わざわざ考察する必要はあらへんのや!」
彡(゚)(゚)「せやから、タイトルとちょっとした紹介程度に収めて、後は自分の目で見てもらうって感じにするで!百聞は一見に如かず!これを入門の手引として考えて、後はもう、読みまくれや!」
(´・ω・`)「うう、わかった!面白そうだからやる!」
彡(゚)(゚)「よおし! 作家ごとに分けたるわ!」
ええな
~太宰治編~
1.「魚服記」
彡(゚)(゚)「おど、おめえ、なにしに生きでるば」
(●▲●)「判らねじゃ。でも、一通り生きる快楽は味わっとくで」
彡(゚)(゚)「阿呆!阿呆!あ、いたい!」
あらすじ
ぼんじゅ山で父親と二人でサテンを営むスワという少女が居た。
自由のない生活の中で、たった一人の友人、ボンジュ山で事故死した学生のことを思いながら、街へ炭を売りに行った父の帰りを待つ……
一言メモ
彡(゚)(゚)「微妙な頃の少女の心理と、家族の絆が裏切られる瞬間を描いた、太宰治の傑作や。淡々と、厳粛に描かれるわびしい山の生活が、じんわりと心を侵すで」
あげ
いいね!
2.「葉桜と魔笛」
彡(゚)(゚)「葉桜の時期には、わいは毎度のように妹のことを思い出すで。ああ、わいはあの時、神様を見たのや」
--
妹彡(゚)(゚)「ああ、死ぬなんていやや!女としての喜びも、男の温かみも、知らぬまま死ぬのはいやや!指が、手が、髪が、可哀想、いやいや!」
あらすじ
病床に臥して長い妹は、父に隠れて、M・Tの名乗る詩人と恋文を交わしていた
しかし、そのM・Tが妹を惨たらしく捨てたということ知った姉は……
ひとことメモ
彡(゚)(゚)「妹の悲痛な叫びと姉の健気な介抱が心に温かいで。桜の散る中、妹の涙に、とある人物の優しさが注がれて、物語がそっと締められる美しさは、太宰でしか味わえない読後感や!」
3.「駈込み訴え」
彡(゚)(゚)「ああ、全て訴えたる!これは、復讐や!あの人は自分だけ聖人ヅラして、わいに酷いことばっかしとったんや!処刑してくれ、あの人を、ワシが、処刑したるわ!!」
あらすじ
とある人物の唐突な訴えに物語が始まる。彼が言う「あの人」は常に貧しい人たちにパンを施し、奇跡を演じながら、それを支えてきた主人公に対しては常に冷酷であったという
そんな彼が、なぜあの人にここまでの憎悪を抱き、訴えに出たかを語り始める
ひとことめも
彡(゚)(゚)「太宰の疾走感ある文体で書かれた、語り形式の小説や。人の心にある善と悪の二面性を、とある二人の人物になぞらえて現した傑作や!太宰治の最高傑作やと個人的には思うで」
期待
3.「パンドラの匣」(長編)
彡(゚)(゚)「友人へ。ワイは今、結核を治療するために、健康道場とかいうところにおるで。
変な挨拶やら滑稽なあだ名やらが飛び交う、愉快な場所や。わいはここで、新しい男として生きるんや!」φ
あらすじ
結核を患い健康道場で療養する少年が、友人へ宛てた手紙形式で語られる小説。
愛らしい看護婦(助手と呼ばれる)のマア坊、美人の竹さん、患者は気障な性格のかっぽれ、厳格な越後獅子らなどによって展開される、爽やかな青春小説
ひとことメモ
「この小説に特別の解説はいらんと思う。読み始めれば止まらなくなる面白さがあるで。ラストの一文は、太宰治どころか、日本文学史の中でも屈指の一文やで」
これで知った気になる連中が増えると思うと草
(´・ω・`)「へえ。太宰治というと、走れメロスとか人間失格のイメージだけど」
彡(゚)(゚)「走れメロスを見て分かるやろうが、本来の太宰というのは活力とユーモアに満ち溢れた、前向きな人間なんやで。今回紹介した作品はメジャーどころやが、
トカトントン、懶惰の歌留多、美少女と煙草、皮膚と心、斜陽みたいなんも手出してみるとええな。男女同権とかは、ネラーが共感するかもしれへんな
共通するのは、絶妙な読点にコントロールされた、読みやすく疾走感のある文体やで。入門編としてもぴったりなはずや!」
(´・ω・`)「興味が湧いてきた。何から読めばいい?」
彡(゚)(゚)「長いのいやなら、最後にこれをおすすめするで」
夢野久作も見とけよ見とけよ~
キチガイ地獄(長直球)がワイはすき
>>26
ドグラマグラ読んだ時のキチガイ地獄外道祭文は口に出すと全てちゃんとした音頭が取れて歌うことができるから衝撃受けたわ
ああいうのがマジモンの天才なんやと思う
5.「葉」
作中作「哀蚊」
彡(゚)(゚)「ワイはな、哀蚊や。秋の蚊は哀れな気持ちが湧くもんで、蚊燻は焚かず活かしてやるもんや」
あらすじ
葉……太宰治の短編集、晩年に掲載された、奇妙な形式の小説
アフォリズムだか詩だか掌編だか分らない文章が、小気味良いテンポで次々と繰り広げられる。
かの有名な「死のうと思っていた」もこの作品の文
哀蚊……葉の中で紹介された太宰治19歳の掌編
姉の祝言の夜に見た「幽霊」の正体と、婆様が話していた「哀蚊」をめぐる物語
ひとことメモ
彡(゚)(゚)「クソ短い文の寄せ集めやから、すらすら読めるで。多分これを読んで圧倒された奴は、太宰と相性がええから、他の作品も読んでや」
(´・ω・`)「太宰治のイメージがひっくり返ったのに、最後の紹介のせいでまたひっくりかえったんだけど」
彡(゚)(゚)「まあ、遺書のつもりで書いた短編やしな」
(´・ω・`)「よーし、なんかやる気が出てきたぜ!」
彡(゚)(゚)「ぜ?」
(´・ω・`)「なんだかどんな難しい文でも読めそうな気がしてきた!どんな難しい文もどんと来いだ!」(ブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ
彡(゚)(゚)「やる気がもれとんで。その言葉、ほんまやな?よし次は」
~泉鏡花編~
あげ
(´・ω・`)「泉鏡花?」
彡(゚)(゚)「難しい文いうたら難解な言葉を使っとるイメージやが、そんなことはないんや。実際明治の格調高い文体で名を馳せた尾崎紅葉も、大仰なだけで案外読みやすいしな」
彡(゚)(゚)「せやが、泉鏡花の読みにくさは本物やで。あれは知能とかよりも前に、なれが必要や」
彡(゚)(゚)「比較的初期から紹介してくで」
1.「外科室」
彡(゚)(゚)「そ、そんな! 麻酔無しで手術なんて無茶や!!」
(´・ω・`)「良いのだ。婦人、痛みませんか」
(*^◯^*)「いえ、あなただから、あなただから」
あらすじ
手術を目前とした貴船伯爵夫人。しかし、麻酔による譫言で心内の秘密を漏らしてしまうのが恐ろしくて、麻酔無しで手術をしたいと申し出る
親類の説得にも応じず、仕方なく高峰は執刀する。
その裏には、高峰と婦人の奇妙な縁があった……
ひとことめも
彡(゚)(゚)「壮絶かつドラマティックな泉鏡花の短編の傑作や!想像するだけで悍ましい痛みの中に芽生える、神聖を極めた愛が、あまりにも美しく輝く名作やで」
ヘミングウェイあるか
2.「夜行巡査」
(*^◯^*)「やだ!やめてほしいのだ、おじさん!」
彡(゚)(゚)「いやや、いややで! お前をあいつと結婚させるわけにはいかん!どんなワガママを聞き入れても、お前の女としての幸せだけは、何としても阻止したるわ!!死なば諸共じゃあっ!あははははは」
(´・ω・`)「」ジーッ
あらすじ
冷酷かつ厳格な巡査、八田。彼と交際している女は、結納を見たその帰り、泥酔した叔父から残酷な言葉を掛け続けられる
それは、女の母親に失恋したことを原因とする、異常な恨みであった
それを角灯片手に見ていた八田は……
ひとことメモ
彡(゚)(゚)「八田の残酷さと、叔父の残酷さの種類は違う、それを対比させながら、愛と妄執を巡らせるインパクトは、泉鏡花の十八番や」
3.「歌行燈」
(´・ω・`)「宮重大根のふとしく立てし宮柱はぁ~♪」
×
彡(゚)(゚)「ワイはな、昔、修行をしていた時に、とあるマッサージ師を「能」で殺してしもうたんや」
あらすじ
十返舎一九の東海道中膝栗毛になぞらえて旅をする老人と、異様に歌のうまい門付の二人の物語を交互に語りながら進む
その門付は、かつて、能によってマッサージ師を殺害したのだった……
ひとことめも
彡(゚)(゚)「流れが少し入り組んどるんで、簡潔な説明が難しいが、泉鏡花の小説に取り入れられた音楽的な演出を極限まで活かした小説や。ラストの2つの物語が交わる瞬間は正に鳥肌モンや!」
期待
青空文庫ほんとすき
期待しとるでイッチ
4.「縷紅新草」
(´・ω・`)「叔父さん、誰の墓参りをしたいの?」
彡(゚)(゚)「昔の話や。歌によって自殺した女と、ちょうどワイが自殺を試みようとした頃に出会ってなあ」
あらすじ
辻町糸七という老人は、姪のお米を連れて彼女の母の墓参りをしようと言う。
その道中で、かつて貧困のために自殺をしかけた頃、身代わりになるように自殺した初路というハンカチ工場の娘について語る
しかし、墓参りで、初路の自殺に深く関わっている「赤とんぼ」の幽霊から逃げてきたという男が現れる
あらすじ
「これも、説明不要や。まず、この歌を見て何か感慨深いものを感じたら、全部読むことをおすすめするで」
あれあれ見たか、
あれ見たか。
二つ蜻蛉が草の葉に、
かやつり草に宿をかり、
人目しのぶと思えども、
羽はうすものかくされぬ、
すきや明石に緋ぢりめん、
肌のしろさも浅ましや、
白い絹地の赤蜻蛉。
雪にもみじとあざむけど、
世間稲妻、目が光る。
あれあれ見たか、
あれ見たか。
(´・ω・`)「……」
彡(゚)(゚)「どないしたねん」
(´・ω・`)「僕は遠慮しておくよ」
彡(゚)(゚)「まあ、最初のうちは苦痛やからな。でも、中島敦は泉鏡花を大絶賛しとって、
阿片と同じく最初のうちは苦痛を要すると言っとったんや。逆に言えば、慣れればどこまでもハマるってことやね
わいは外科室で感動して色々読んどるが、半年くらい掛かったで。マア最初は義血侠血とかで慣れるとええで」
(´・ω・`)「頑張るには頑張るけど、僕はもっとこんな美しい話より、ドロドロのエロチックな話が読みたいんだ!もっとこう、とにかくえろくて、エロくて、それでいて純文学っぽい」
彡(゚)(゚)「ぴったりのがおるで。次はこいつや!」
~谷崎潤一郎編~
彡(゚)(゚)
凄いな
谷崎潤一郎は掲載作品が少ないので、今回は二作に抑えておきますが、興味ありましたら、蓼食う虫や細雪を是非共ご覧ください。素晴らしいですよ
1.「刺青」
彡(゚)(゚)「へっへっへ……わいのお眼鏡に叶う美女、逃すわけあらへん!さあ、お前のドSを、ワイのとびきり痛い入れ墨で目覚めさしたるわ!」
あらすじ
人々がまだ「愚か」という徳を持っていた頃、人に苦痛を与えることを密かな楽しみとしていた入れ墨の名職人、清吉は、素晴らしい美脚を持つ女性に、渾身の入れ墨を入れることを庶幾としていた
そして、ついにその女性を見つけて……
ひとことメモ
「谷崎ド変態の極みみたいな短編や。美しく格調高く、それでいて読みやすい音に成り立つ名文に流れる谷崎のエロスが、際どいところを行き続けるで!」
藤沢周平は?
>>53
今回は変な販促に思われないように、青空文庫の無料のものを対象として紹介しとるで
もしワイ個人がおすすめするとしたら、橋ものがたりやなあ
葉桜と魔笛読んできた
親父さんええやつやな
これは良スレ
2.「春琴抄」(長編)
彡(゚)(゚)「ワイは、お師匠様のために自らも盲目になったるで!このまち針を眼に差し込んで……」ズブ
あらすじ
大阪道修町の薬屋に生まれた盲目ながら琴の名手である春琴と、
丁稚の佐助の奇妙な生涯を描いた中編。
視点としては、鵙屋春琴伝という伝記らしきものを読んだ主人公の語りによって進む
ひとことメモ
「改行や句読点を極力省いた実験的文体による名作やで。こんな変な感じなのに、読みやすい文章を保ってられるちゅうのは谷崎のいいところやな
人を煙に巻いたような書き口と、服従の快楽が絡み合う、耽美の極地や」
>>58
春琴抄はこういう愛のカタチがあるんやなぁと染み染みしてたら
最後に○ませまくってた事実でてきて肩透かしくらったわ
できた
(´・ω・`)「なんだか異様に変態だね。僕の考えてる変態と違うんだけど」
彡(゚)(゚)「しようがないわ。谷崎の変態と言えば、やっぱりマゾと脚やしな。少年ちゅう作品では、ショタの尻に垂れるロウソクとか……」
(´・ω・`)「うわぁ……」
彡(゚)(゚)「なんやねん。だめか?」
(´・ω・`)「駄目じゃないけど、もう少しこう、うーん。どうせそんな変な道に行くなら、グロテスクで、かつ美しい物語がいいな」
彡(゚)(゚)「注文多いやつやな、ワイを食うつもりか」
(´・ω・`)「何を言ってるの君は」
彡(゚)(゚)「まあ、ええわ。谷崎の美しさとは違う美しさやな。ぐろも混ざるとなると、やっぱり、こいつや」
~坂口安吾編~
1.「風博士」
彡(゚)(゚)「POPOPOPOPO!TATATATATATA!POPOPOPO」
あらすじ
諸君は偉大なる風博士を御存知であろうか? ない。嗚呼。では諸君は遺書だけが発見されて、偉大なる風博士自体は杳として紛失したことも御存知ないであろうか? ない。嗟乎。
嗟乎。嗟乎。嗟乎。嗟乎。嗟乎。
ひとくちめも
彡(゚)(゚)「POPOPO!で全て説明できる、ナンセンスな小説や。変な実験を見させられている気分で読んでみるとええで」
2.「桜の森の満開の下」
彡(゚)(゚)「満開の桜は宴に依る楽しみの場として思われますが、それは、嘘や。桜っ中のは、ただなかを歩くだけで狂ってしまう、恐ろしい魔の地なんやで」
あらすじ
桜の森はかつて人々から恐れられていたという説から始まる短編小説。
満開の桜が有名な鈴鹿峠に住まう残酷な山賊が、通りかかった男を殺して、生き残った美しい未亡人を娶る
しかし、その女は想像を絶する残酷性で……
ひとくちめも
彡(゚)(゚)「満開の桜の中に広がる、エログロなナンセンスの世界が、ぶっ飛ぶところまでぶっ飛んだ美しすぎる作品や。表面的な孤独の物語に含まれた、人間のしたたかな強さに、坂口安吾の力強い生命論が伝わってくるで」
彡(゚)(゚)「以上や!」
(´・ω・`)「え、少なくない?」
彡(゚)(゚)「しようがないやろ、ワイはエッセイばっかり読んでるからな。堕落論とか、不良少年とキリストとか」
彡(゚)(゚)「でも坂口安吾の玉石混交が激しい変身を貴重とした物語は、多く坂口安吾独特の人間の強さを描いていて、見てて暖かくなるから、うつ気味なやつにこそおすすめしたい一作や!」
>>63
なんでそういう自分の趣味を紹介せえへんねん
次は青空文庫エッセイ編やな
あく
万年床すこ
泉鏡花ほんすこ
ワイは草迷宮やな
>>66
草迷宮は、まあ、泉鏡花の大抵の作品がせやけど、着地の仕方が恐ろしく美しくて、幻想から戻ってこれへん感覚があるわ
高野聖紹介してへんなあ。できれば龍潭譚も入れたかったわ
彡(゚)(゚)「なんや眠くなってきおったんでワイは寝るわ」
(´・ω・`)「ええ、まだ四人くらいしか紹介してないじゃん」
彡(゚)(゚)「できるだけ作品をゆっくり読んでほしいからな、一気に紹介したないんや。気が向いたらまたこのスレを上げて書くで
今回は書きだめしとらんから糞遅いけど、次回までにストック増やしておくから、もっと早く紹介できるようにするで」
ちなみに次回の作家は「夏目漱石」「芥川龍之介」「フランツ・カフカ」「尾崎紅葉」「折口信夫」「森鴎外」やで!
エッセイも、という要望があったさかい、太宰治と坂口安吾のエッセイも紹介するわ
>>67
チミの趣味全開のやつ教えてな
>>69
ワイは基本小説やぞ、坂口安吾はエッセイばっか読んどるが
後さっき言った通り太宰治もやな。どっちも素晴らしくおもろいで
小説なら谷崎か泉鏡花やな
市販の純文学なら、古い方で三島由紀夫や安部公房をおすすめするで!
現代なら村上春樹や古井由吉をおすすめする
夏目出るなら夢十夜がでるかな?(ワクワク)
サンガツイッチ、次も頼むで
ヘミングウェイとかも紹介したいんやけど、青空文庫少ないからなあ
海外ならフィッツジェラルドとかギュンター・グラスとかがええかな
カズオ・イシグロもええなあ
おつやで。楽しみにしとるからまた書いてや
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コメント
2.気になる名無しさん2017年02月12日 03:11 ▽このコメントに返信
プリッ!お、屁、こいてもうたわ、すまんな、許してケロ、ブッハハハハハハこれがほんとの握りっ屁!な〜んてなハッハハハハハハ
、、にしてもこのスレはエッチやな〜〜
ひなだおは禁止やで、豊丸もな
3.気になる名無しさん2017年02月12日 03:11 ▽このコメントに返信
同じ穴の狢
4.気になる名無しさん2017年02月12日 03:41 ▽このコメントに返信
坂口安吾のエッセイほんま好き
あの人面白すぎるわ
5.気になる名無しさん2017年02月12日 04:56 ▽このコメントに返信
このスレのおかげで青空文庫なるものに出会えた
ありがとう
6.気になる名無しさん2017年02月12日 05:23 ▽このコメントに返信
こういう勉学スレはいいと思う、読んでみたくなった
7.気になる名無しさん2017年02月12日 06:08 ▽このコメントに返信
太宰治敬遠してたけどここに紹介されてるの読んだらめちゃくちゃ面白かった
8.気になる名無しさん2017年02月12日 07:13 ▽このコメントに返信
これを読むきる気力すらないぽん
9.気になる名無しさん2017年02月12日 07:25 ▽このコメントに返信
葉桜と魔笛は普通に良いよね
あれぐらいだったら読みやすい
10.気になる名無しさん2017年02月12日 07:35 ▽このコメントに返信
太宰治なら佳日がオススメ
読みやすいし面白い
11.気になる名無しさん2017年02月12日 08:41 ▽このコメントに返信
面白かった
読んでみるわ
しかしこういうスレはやる夫とやらない夫だったのも今は昔やね
12.気になる名無しさん2017年02月12日 10:20 ▽このコメントに返信
おーぷんのお人形遊びほんまキツイ
13.気になる名無しさん2017年02月12日 10:56 ▽このコメントに返信
青空文庫で読めるのだと『恩讐の彼方に』が好き
14.気になる名無しさん2017年02月12日 10:59 ▽このコメントに返信
太宰治はドミノみたい
主人公や登場人物が綺麗にコツコツ作ってきた物がちょっとした弾みで台無しになる様子がたまらない
15.気になる名無しさん2017年02月12日 12:01 ▽このコメントに返信
小説を楽しむという感覚を初めて理解できたわ。
16.気になる名無しさん2017年02月12日 12:05 ▽このコメントに返信
俺ガイルとか名が上がった時点で読む気なくすわ
17.気になる名無しさん2017年02月12日 12:37 ▽このコメントに返信
漫画化映像化してくれ
目悪くて活字きついねん
18.気になる名無しさん2017年02月12日 13:03 ▽このコメントに返信
22がキモイ
19.気になる名無しさん2017年02月12日 13:17 ▽このコメントに返信
オナホがトップ画の纏めサイトに似つかわしくない良い纏めだ
20.気になる名無しさん2017年02月12日 14:23 ▽このコメントに返信
駆け込み訴え本当にいいよな、俺も最高傑作だと思う
21.気になる名無しさん2017年02月12日 15:11 ▽このコメントに返信
坂口部屋汚すぎ定期
22.気になる名無しさん2017年02月12日 15:13 ▽このコメントに返信
一度本格的な文学を味わうとラノベなんか読めなくなるのがちょっと悲しい
23.気になる名無しさん2017年02月12日 16:21 ▽このコメントに返信
三島由紀夫って難しいイメージある。だけど実際のところ、ポップで読みやすい作品が多い。『お嬢さん』みたいな軽いやつとか『夏子の冒険』とか『三島由紀夫レター教室』みたいな娯楽色が強いやつがおすすめ。かっちり三幕で区切れるぐらい構成がしっかりしてて、その上文章が読みやすいから本読んだことない人でも楽しめる。慣れてきたら『潮騒』。これが気に入ったら『金閣寺』。そこまで読んだ人にする個人的なおすすめは『青の時代』と『宴のあと』すっごく面白いよ。
24.気になる名無しさん2017年02月12日 16:27 ▽このコメントに返信
※16
お前友達いないだろ
25.気になる名無しさん2017年02月12日 17:34 ▽このコメントに返信
なんJでやれ
26.気になる名無しさん2017年02月12日 19:57 ▽このコメントに返信
夢野久作は少女地獄が好き。文体が独特で少し読みづらいけど。
27.気になる名無しさん2017年02月12日 21:22 ▽このコメントに返信
昭和の価値観と平成の価値観って意外と違ってくるんよね
28.気になる名無しさん2017年02月13日 07:09 ▽このコメントに返信
ダメだもう文豪って見るとホモって読んでしまう
29.気になる名無しさん2017年02月24日 00:41 ▽このコメントに返信
泉鏡花なら夜叉ヶ池が読みやすくておすすめだぞ
読後感爽やかで昔の日本には山にも池にも神様がいたんだよなあとしみじみできる
30.気になる名無しさん2019年06月02日 14:26 ▽このコメントに返信
※16
次の行すら読めないならどんな文章もマトモに読めなさそうやな。
純文学とか絶対無理だから良かったな
31.気になる名無しさん2022年02月04日 15:53 ▽このコメントに返信
フォークナー好きや
1.気になる名無しさん2017年02月12日 03:11 ▽このコメントに返信
こういうの好きだぞ