隣のサラリーマンが突如ゲロった。
- 2022/11/19 23:20
- カテゴリ:良スレ ,

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/12(土) 14:38:11.89ID:XNskqwrT0
俺の買ったばかりのパーカーを返してくれ。
きったね
ゼミ飲みの帰り道だったんだけど。
終電ギリギリを狙ったにも関わらずJRが遅延ですよ。
私鉄乗り換えだから待ってくれなかったらどうしようと思って、
ホームまで走って最後の各駅停車に飛び乗ったんです。
さすがに金曜日の終電ともあって、各駅停車なのに混雑してました。
酔ってるときは多少混んでるほうが人と人に支えられて楽なもんです。
ところが、自分の前にいた人が、ものすごい状態だったんです。
ギリギリだった自分は、ドアが背中に付く位置に立っていました。
その前にくっつくように乗っていたのは、明らかに泥酔している大男でした。
ときどきこちらによろけて、俺を圧迫死させようとしてくるんです。おい。しっかり立ってろ。
★おすすめピックアップ
「人を騙すと金がもらえるバイトで、高校の先輩を騙すことになった話」
彡(゚)(゚)「変な匂いするから外に出た結果w」
宗教に勧誘されたのでとりあえず呪いかけて帰ってきた
【お知らせ⚠️】
— 気になる速報 キニ速 (@kinisoku_) May 17, 2022
本日からこのアカウントをメインアカウントとして運用します。お手数ですがフォローよろしくお願いします🙇
不幸なことに、こっちのドアがあくのは数駅後。
対面状態でいるせいで、くさい。とにかく酒くさい。
こっちをむいて咳をするな。下向け。もしくは手で口をふさげ。
「げふっ!げふっ!げ…うぐっ!!」
うぐっのコールとともに大男を中心にサークルができた。
やっと手で口をおさえたが、すでに手遅れ感が漂っている。
吐くなよ。吐くなよ。あと二駅だからな。降りるまで吐くなよ。
俺、目の前にいるんだからな。
このときほど、各駅停車を恨んだ日はない。
就職面接に遅刻しそうになったとき以上の恨みだ。
あと一駅だ。我慢しろ。我慢するんだ。
ピュルっ
口をおさえている手の指の隙間から汁が出てきた。
俺はもうだめかもしれない。
向こうは180cm以上もあろうという大男。
そして対面しているこちらは158cmの小人だ。
シャワーは免れない。
「げg
「うおおおおーーー!!!」
シャワーよりましだと、とっさの判断だったんだろうか。
俺は思わず持っていた紙袋を大男の口におしつけてしまった。
>>17
必死の抵抗噴いた
中には、俺が初めて一万円以上出して買ったパーカーが入っていた。
紙袋を持っている手にじわじわと人のあたたかさが伝わってくる。
俺のおしゃれデビューはゲロまみれになってしまった。
「ずびばぜん…」
一通り吐き終わったあと、男は言った。
すみませんじゃ済みませんよ。俺涙目。
降りなきゃいけない駅まで通り過ぎてて、さらに涙目。
どんまい・・
よければいいのに・・・
まぁ、しょうがない
倒れこむように床に座り込む男。
パーカー入りのゲロ袋を持ったまま途方に暮れる俺。
とりあえず次にとまる駅で降りて、タクシーで帰るしかない。
残念ながら次の駅であく扉は向こう側だ。
男の屍を越えてゆかねばならない。
いや、これはさすがに可哀想だ
そのときは弁償うんぬんよりも、非日常的な出来事に遭遇したことと、
ゲロを所持していることによる乗客の視線から早く逃れたかった。
男の横を通り過ぎようとしたときに、急に足をつかまれた。
「何駅でずが…いば…」
男だった。
ゲロのついた手で俺の足をつかみやがったなああああ
男の財布から賠償金2万とって男の顔往復ビンタして別れろ
「SD駅ですけど!!」
あそこで何もしゃべらなければよかったんだ。
「…俺も…降りばず……」
座ったままでふらふらしながら手を伸ばしてくる男。
まさか起こしてくれというんじゃないだろうな。
『●●行き、最終電車発車します。お乗り遅れの(ry』
発車コールがなった。
やばい。さすがに見捨てたらかわいそうか。
俺はとっさに手を引っ張って引き上げた。
が、失敗した。タッパの違いがありすぎる。
俺は男の下敷きになったアッー!!
お前人が良すぎるよwww
酔っ払ってる時点でそいつの自業自得なんだからほっときゃいいのに
ゲロパーカーワロスwwwwwwww
おい、起きろ。起きろって。
頼むから起きろ。
起きて。お願い。
なぜ買ったばかりのパーカーをゲロまみれにされた揚句、
乗り過ごした電車内でゲロまみれの男に敷かれないといけないんですか。
みんながクスクス笑いながらこっちを見てます。どうしてこんな辱めを?
とりあえず俺はビンタをすることにした。
「しっかりしてください!!」
結構ビンタをするのは気持ちよかった。
欲に負けて往復してしまった。
ゲロ袋が横に倒れていたが、ほとんど液体が床に漏れていなかった。
そうか!!パーカーがほとんど吸収してくれてたんだね☆
ビンタ吹いた
往復ビンタのおかげで、男は少し意識を取り戻した。
なんとか男の下から抜け出して荷物を持ち直した。
幸い、次の駅も近いほうの扉が開いた。
「立って下さい、ほら、早く!!」
俺はすっかりビンタにはまってしまったようだ。
電車内に心地よい音が響く。
>>1のSMデビュー
>>1は間違いなく潜在的にドS
駅に着いた。
とりあえず荷物をホームに放り投げ、なんとか起きた男を引きずり出すようにして外にでた。
同じ駅で何人か乗客が降りたというのに、誰も手を貸してくれなかった。
そうですか。ゲロがついてるからですか。
東京って本当に冷たい町ダナ。
男はまたホームに横たわった。もう知らん。
放置ワロスwwww
ゲロ袋を見て、もう一度落胆した。
洗濯すれば着られるだろう。
しかし、気分的に着たくない。
だからといって捨てるのも悔しい。
「ホーム閉めますよ」
落胆する俺に、駅員が声をかけてくる。しってるわい。
最終的に、パーカーは倒れている男にプレゼントすることにした。
俺は男を尻目にホームを後にした。
「あの!こちらの方は!?」
駅員が俺の背中に声をかけてくる。
「さあ、知らない人です。」
ふりかえってそれだけ言うと、俺はまた歩き始めた。
「お客さん、ホーム閉めますよ!」
駅員が男に話しかけているのが後ろに聞こえる。
タクシー代ぐらい請求すればよかったと思いながら改札へ。
そこで俺は素晴らしい事実に気付いてしまった。
ワロタ
これは流石に>>1が哀れだw
とりあえずわかるのは事なかれ主義ってことか
とんだ災難だよ
新品の服の匂いクンカクンカできないなんて
『俺、最近めっちゃ稼いでるから!!マジ気にしなくていいよwww』
数時間前の俺を殺してやりたい。
ゼミ飲みでちょっとロリ入ってる女の子2人に、
「>1さんすごい優しい~!」
「>1さんみたいなお兄ちゃん欲しかった~><」
と言われて、思わず奢ってしまったのをすっかり忘れていた。
俺の財布には金が27円しか入っていなかった。
テラ見栄晴wwwwwwwwww
ワロス

男の性を見た気がした
うまい棒2本買えるぜ
しかも十円玉ではなく五円玉が4枚だったのが更に泣けた。
スイカにも定期分しか入っていない。
タクシーなんて贅沢なことは言わないから、せめてこの駅から出してくれないか。
駅員に相談しようか。
男にゲロかけられたんで乗り過ごしましたと。
買ったばかりのパーカーがゲロまみれですと。
ロリっ子をお持ち帰りしてセクロスを目論んでましたと。
お持ち帰りを想定して終電ギリギリまで粘ったのに、
店を出たとたん彼氏のうちのお泊まりですvvと言われ、
挙句にパーカーゲロ(テロ)にあった現状を再確認して涙目のところ、
ホームからやってきた例の男が、ふらふらしながら改札に向かってきた。
アッー!
2人でラブホにでも泊まるのか?
「あのー、降りられないんですけど。」
改札までたどり着いた男にそう伝える。
聞こえないのか聞いてないのか聞く気がないのか、
男はこっちも向かずに自分のポケットをまさぐっている。
「乗り過ごしたせいで出られないんですよ、お金持ってないんで!」
ちょっと荒げた声で男に詰め寄ると、ハッとした表情で、
「す、いまぜん、これ、使ってくだざい」
男は探り当てた定期を俺に差し出してきた。
「俺がこれ使っちゃったら、そっちが出られないじゃないですか。」
「んーーー………」
相変わらず酔ってて理解ができていない。
「これ返しますから、清算できるお金だけください。千円でいいんで。」
パーカーのことも詰め寄れよ
金額五桁じゃさすがに諦めつかんだろ
「千円、千円、せんえん……」
男は再び自分のポケットをまさぐりだして、財布を取り出した。
「はい、はい、大切に、使ってぐださい。」
うるせー。余計なお世話だっ。
清算を済ませて外にでた。
年末だというのに散々な日だった。
「うー寒ッ!!」
ものすごい冷え込み。歩きたくねえ…。
まてよ、あの様子ならタクシー代ぐらい出してくれるかも。俺は思った。
>>1
打つのが非情に遅い件。
>>95
ごめん、慣れてないんだ。もっとスピーディーにいくぜ!!
あの歩き方なら遠くには行っていないはず。
探したらやっぱりいた。相変わらずふらふらだった。
「すいませーん、ずいぶん乗り過ごしちゃったんで、タクシー乗りたいんスよね~」
「タクシー?いいよー。」
意外とあっさり。
五千円ぐらいふんだくろうと思ってたら、
「それじゃあ、タクシー捕まえてください。」
との指令。ギリギリの値段しか出さないつもりか。
タクシーはすぐにつかまえられた。
だいたい家までだと3000円ぐらいかかりそうだ。
ドアが開いて乗り込み、行き先を伝えようと
したら、なぜか男まで乗ってきた。

「どこまでですかー?」
「●●の、●●まで、で、はい。」
タクシーのおっちゃんに住所を伝える男。
おい、ちょっと待て。俺をどこへ連れて行く気だ。
あからさまに拒否してはおっちゃんに怪しまれると思い、
(ちょっと、どこ行くんすか!?)と小声でささやく。
「いいから、いいから。」
よくない。
「あと、これ、はい。」
なんと俺は男にゲロまみれのパーカーをプレゼントされた。
ワロタww
お持ち帰り
>>1がかわいそ過ぎて涙が出たwww
なにかお詫びをしてくれるのかもしれないと思って付いてきた俺が甘かった。
帰ってきたゲロの匂いと20分あまり格闘し、やっと目的地についた。
男はぐっすり眠っている。
「着きましたよ!!降りてください!!」
ビンタしたら目を覚まして、俺に財布を渡してきた。
「払っといてください、、」
そう言い残して先に降りて行った。
この野郎。イライラ。
が、イライラは財布を開いて瞬時に吹っ飛んで行った。
少なくとも、そこには俺の一ヶ月分のバイト代が入っているように見えた。
これは・・・
「すみません、このまま●●(俺の住所)まで行ってください!」
そして俺は男とおさらばした。
ワロタ
おい泥棒
犯罪者乙
風邪引かないように男にパーカーかぶせてやればよかったのに
と思ったが、さすがにそんな勇気はなかった。
タクシーのおっちゃんに「おつりはいらないです」と一万円を払い、降りた。
何も言わずにふらふらと進む男についていった。
なんだかきれいなマンションだった。
>>124
通報止めました
お持ち帰り成功ww
うおーー!!!部屋広い!!!部屋きれい!!!
俺の住んでる家と格差がありすぎる!!
なんだこれ家賃いくらすんだよ!!
「シャワー、使ってください、すみませんでした」
お持ち帰りする予定だった俺が、お持ち帰りされてしまった。
どういう展開だよwwwwwwww
なにかフラグが立っている気がするのは俺だけか…?
風呂場を見て俺はもっと驚いた。
トイレと風呂が一緒じゃない。シャワーが湯船と別だ。湯船広い。洗い場広い。
見ず知らずの人の風呂に入るのは少し抵抗があったが、
長いこと湯船につかってない。ここぞとばかりに入らせてもらうことにした。
湯船につかるのって、こんなにいいものだったのか・・・。
もうゲロとかどうでもいいよ。こんな幸せな気持ち久しぶりだよ。
積んであったバスタオルを勝手に使って浴室から出た、
そこで俺は大切なことに気が付いてしまった。
またゲロのついた服を着るのか?
浴室から声をかけてみる。
「なんか着るものありませんかー?」
シーン。
バスタオルを腰に巻いて外に出ると、男はソファーでぐったりしていた。
勝手に借りるぐらい文句はあるまい。
段々図々しくなっとる
さすがに他人のパンツははきたくない。パンツは我慢することにした。
オサレなクローゼットを開いてみると、こざっぱりした服がならんでいた。
しかしジーパンとかそういうものしかない。スウェットとかねーのか。
ひとつの棚をあけると、パジャマが何枚か。
パジャマってwwwwいまどきパジャマてwwwwww
>>156
俺は普通にパジャマ着るけど
最初の印象から部屋とかすげー汚いんだろうなと思っていたが、
部屋もこざっぱりしてるし、クローゼットの中もきれいに畳まれてしまわれていた。
Tシャツ一枚と、ブルーのチェック柄のパジャマをかりた。
パジャマwwww久しぶりに着ると愉快wwwwww
でも少し優しい気持ちになる気がした。
「詩織さん!!」
突然そう呼ばれて俺は飛びあがった。
ゲロでせっかくのパーカーがパーか
え、もしかしてみんなパジャマ着るのか…?
そうだったらバカにしてるみたいですいませんでした。
恐る恐る振り返ると、男は急に俺に抱きついてきた。
「詩織さん、もう離さない!!」
「だ、だめ、ぼく詩織じゃないよ!男の子だよぉ!!」
恐る恐る振り返ると、男はまだぐったりしていた。寝言らしい。
そういえばゲロついたままだけどいいかな…。
せめて脱がしてやろうかな…。
男の子だよぉ!!wwww
ギッザカワユスwwwwwwwwwwwww
サイズはめっさデカかったっす。
XLだったし。俺はS。ドS。
脱がしたりでもしたらフラグが立ちそうなので放置。
それにしてもこの部屋にはベッドがない・・・
な…あったーー!!
部屋まだあんのかよー!!!ベッドでけーーー!!!!
三回ぐらい寝返りうてそうじゃねーか!!!
そろそろパンツ脱いで良いかな
なんだか興奮してきた・・・
>>1は間違いなくショタ気味
たのしそうだなw
>>1は何がしたいんだよwwww
ちなみに俺は小さいが、想像してる風貌とはかけ離れているはずだ。
よく似ているといわれる人は「井上康生」だから。負けチビ。
ベッドやわらかいなりぃ・・・ふかふかなりぃ・・・
生れてから敷布団にしか寝たことがない。ベッドすげえ。ベッドマンセー。
俺はなんとしてもここで寝かせてもらうぞ!!いいな!!

>>177
>よく似ているといわれる人は「井上康生」
ガチな男じゃねーかお前
wktk
井上康生「僕、男の子だよぉ…」?
>>185
wwwww
井上康夫「ベッドふかふかなりぃ・・・ふかふかなりぃ・・・」
そしてなんとリーマンは室伏似だったのである!
チビで井上康生でパジャマ姿・・・ごめん俺の想像力にも限界ってものが・・・
床にでっかい電球みたいなのが置いてあって、
ベッドサイドには細長いライトみたいなのが置いてある。
部屋の明かりを消してその二つだけをつけると、なんてロマンティック。
これがウワサの間接照明ですか。ロマンティック止まんない。
ベッドに寝っ転がりながら携帯をいじくる。
『今日はごちそうさまでしたぁ~またお食事行きましょう^^』
ロリっ子からメールが来ていた。
もう二度と行ってやるか~!!
でもメール来たのがちょっと嬉しかったり。
あ。
充電ない。
だいたいベッド近くに充電器があるはず。
機種合うといいなあ……っていうか充電器ない。
寝室のそれっぽいところ探したけど全然見つからない。
ひょっとしてリビングにあるのでは…。
リビングに引き返した。明かりつけたら可哀そうか?
ぼんやり月明かりに照らされている男の顔をみた。
よく見ると可愛い寝顔をしているじゃないか。
あれだ、あれに似ている。
日本ハムファイターズのマスコット、B・Bだ。

エロズリー、可愛いか?
「どうした?」
びっくりして飛び上るのは本日二回目。
B・Bが、急に目をあけて低いトーンでそう囁いてきた。
「携帯の充電器ないかなあと思いまして…」
「俺のを使いな…」
眠たそうにポケットを探ると、携帯を差し出してきた。
携帯・・・?
いや、そうじゃなくて。
「充電器どこですか?」
「ん…?テレビの横にある…」
差し出してきた携帯は、幸いなことに俺と同じドコモ。
これなら充電も間違いなくできるはずだ。
携帯のライトで探してやっとこさバッテリーにありついた。
そういえばおなかすいてきた。
何かイメージ変わったなwwwwwwwwwww
「充電器かりました」
B・Bはまた目を閉じて寝息を立てていた。
こんなに酔っちゃって、まったく。
ネクタイだけは外してあげることにした。
ビクッ
外しかけたその手をがっしりつかまれた。
「……たい…」
「え?」
アッー!
「Hしたい・・・」
あなたと合体したい…
「福岡に帰りたい…」
閉じたままのB・Bの目から一粒の涙が。
一粒どころかボロボロ流れてきた。
突然の展開に俺はどうしていいかわからなかった。
北海道じゃないのか?とは思った。
「ずっとひとり。ひとり……」
そう言いながら手を握る力は弱くなっていった。
なんだか可哀そうになってしまった。
そういえば、どうしてこんなに泥酔してたんだろうか。
財布の中身は豪華だったし、この部屋もそう。
家賃でいったら18万ぐらいはしそうだし、
そろってる家具もオサレなものが多い。
テレビも大きいし、ソファもベッドもデカい。
だけど、部屋がこざっぱりしすぎてる。
なんていうか、生活感がない。
そんな悲しい独身男を慰めたいという気持ちが俺に芽生えt(ry
ひょっとしたら、この人も友達がいないのかと思った。
俺も上京して、友達と呼べる人がいない。
学校帰りに一緒に遊ぶ奴はいるし、飲み会にも誘われる。
でも、なんか違うんだよな。なんか薄っぺらいんだよ。
暇だからふと「遊ぼうぜ」って誘える奴がいないっつーか。
大学卒業しても関係が続くやつって、一人でもいるんだろうか。
高校と違って、ずっと一緒にいるわけじゃないからな。
サークルにでも入ってけばよかったと後悔している。
しょせんゼミ友はゼミ友。優先するのはサークルの友達だ。
自由な大学生活でこんなに薄い人間関係を感じてる。
社会人になったら、もっと薄っぺらくなるんじゃないか。
来年に社会人になろうというのに、そんな不安が生まれ始めた。
気がついたら朝になっていた。
土曜日だったが、バイトの習慣で7時に目が覚めてしまった。
起き上がろうと思ったらケツに激痛が。
「つっ……!」
そういえばいつのまにか全裸だった。
肛門を触ってみるとドロリとしたものが。
ペロッ…これは精液!!
バカなwwww
ええええいきなりwww
なんてこともなく普通に起き上がりぼんやり。
そういえばお泊りしたことを忘れていた。
ベッドで寝ると疲れがよく取れる気がした。
そういえばB・Bはどうしただろう。
リビングに行ってみることにした。
やられたwww
予想通りだった
ソファーをのぞきこまなくても、
部屋の静けさに溶けていく寝息を聞けば、
そこにB・Bがいることは確認できた。
起こすのも可哀そうだから、リビングのオサレなテーブルに座り、携帯でゲームをしていた。
ガラスをあしらってありオサレなのは間違いないのだが、
テーブルがガラスだと冷気がくるようでより一層寒々しかった。
なんだか薄暗いし、寒いし、居心地いいとはいえないけど、
人の寝息を聞きながら起きるのを待ってるのって、悪くないなと思った。
ガバッ。
一時間半ぐらい経ったころだったか、
突然B・Bが起き上がり、玄関の方へと消えていった。
ばたんっ。
じょー。
どうやらトイレに起きたらしい。
そういえば、俺はどうしてあのとき帰らなかったんだろ。いま思うと不思議。
ばたんっ。
頭をかきながらB・Bがリビングに戻ってきた。
そして俺と目があった。
「………」
「………………」
「………!?…だれ?」
連れ込んでおいて「だれ?」はねーだろ。
意識のハッキリしてなさそうなB・Bに、とりあえず昨日からの流れを一通り説明。
買ったばかりのパーカーがおしゃかになったことは、特に力説をした。
「そっかぁ…ごめんなあ……シャワー浴びてきていいかな?」
謝る気あんのかよお前。
マイベースなオッサンだな
「うわあ、ひどいなこれ。スーツぐちゃぐちゃだな(笑)」
脱衣所からそんな声が聞こえる。そりゃそうだ。
それにしても、B・Bの性格が読めない。
泥酔してたときと、夜ソファーで寝てたときと、いまでは雰囲気が結構違う。
とりあえず、シャワーから帰ってきてからだ。
山場までの流れは単調なんで特急で。
B・Bがシャワーからあがってくる。
コーヒーを入れてくれた。機械みたいなので。でも俺コーヒー飲めない。
笑われる。紅茶を入れなおしてくれる。パックじゃなかった。ポットがテラオシャレ。
パジャマのことを言われる。勝手に着ましたすみませんと言う。ぶかぶかだねと笑われる。
そんな感じでぎこちない感じ。
一瞬、間ができた。
良い人っぽいな
そこでパーカーのことを謝られた。
「同じものを購入してお詫びしたいけど、ブランドはわかる?」
「えっ…とー……」
やばい。ブランド名がとっさにでてこない。
「玄関に置きっぱっすけど、ゲロまみれなんで・・・」
B・B苦笑。
「現金のほうがいいかな?」
なんか改まって言われると自分がいやらしいやつみたいで、
「あ、いや、いいっすいいっす」とか言ってしまう。そんな俺。
結局、封筒にいくらかいれて渡された。
それから、核心に触れずにいろいろ話した。
(名前とか年齢とか学校名とか会社名とか)
名前も知らずに話しているのは、少し違和感があった。
でも、名前なんですかとも聞きづらくて。
B・Bはとりあえず高給取りっぽいのはわかった。
というか雰囲気が仕事できますって感じだった。
あの泥酔してた姿はなんだったんだろうか…。
>>1=森田剛、B・B=阿部寛でドラマ化決定
>>333
森田剛てww俺も見た目が森田剛なら苦労しないわwww
「なんか、弟ができたみたいで嬉しいな。」
心底そう言っているようには見えなかった。
なんだか裏がありそうだ。
「君は………名前、なんていうんだっけ。」
とりあえず>1から井上康生に名前変えとく。
「井上康生です」
「康生はいつも家でどんなことしてるの?」
VIPだおwwwwww
すいません、自分自身VIP素人です。童貞です。すいません。
酔うと人変わるタイプか。
それよりいきなり下の名前かよって思った。ま、いいか。
「いつもっすか…?ネットしたり、テレビみたりっすね。」
「…そうかー。」
なんだ、この何かを言いだせないようは雰囲気は……?
「社会人って大変ですよね。」
俺は話題を変えることにした。
「大変だよ。やりがいはある仕事だけどね。」
あえて何の仕事かは聞かなかった。
「こんないい部屋に住んでみたいっすよ。」
ははは、と笑うB・B。
「部屋は狭いに限るよ。一人だと特にね。」
そんなもんだろうか。
「なあ、康生、ひとつお願いしてもいいか?」
ストレートパンチが飛んできそうです。
「なあ、康生、ひとつお願いしてもいいか?」
「一緒に暮らさないか?」

「一緒にWiiをやって欲しいんだけどな…」
??????
Wiiかよwwwwwwwwwwwwww
可愛いww
カワイスwwwwwwwwwwwwwww
いいおっさんwwwwwwwww
なに、この、斜め上をいくおねがい。
「い、いいっすけど……」
「ホント!?じゃあいま準備するから待ってて!!」
まるで子どものように目を輝かせてWiiを持ち出す男。
テレビにコードをつなぎながら、付いてけてない俺に、
「何からやろう、Wiiやるのはじめて?」
「はじめてっすね…」
「じゃあ、はじめてのWiiかな!!あ、やっぱテニス!!ボーリング?んー、テニス!!」
なんだ、この展開。
BB可愛すぎだろwww
これは友情フラグwwww
「まずは康生のマスコットを作らないといけないんだ。作りたい?」
「お任せします…」
「よし、お兄ちゃんが作ってやるからな。」
いつから俺はB・Bの弟になったんだ。
Wiiに入っていた似顔絵作成ソフトみたいなので、
B・Bは俺の顔と画面を何度も行き来して俺を作っていた。
寂しいもんねww
同居しちまえよ
BBの家で鍋したい
これかな?これかな?と目や眉毛をいじってる様子は、
見ていて俺もちょっとだけ吹き出しそうになった。
「ちょ、もうちょい、眉毛あげてください」
思わず注文を入れてしまった。
B・Bは嬉しそうに注文にこたえていた。
「こうせい」と名前の付けられたキャラクターが完成した。
広場には、B・Bが作ったんであろうキャラと並んで二人になった。
そのキャラの名前をみて、だいたい本名はわかったが見て見ぬふりをした。
BBとディズニーランド行きたい
>並んで二人になった
イイハナシダナー
Wiiスポーツというソフトが立ち上げられた。
テニスを選び、ゲーム数を選んで行く。
「さあ、康生がサーブだぞ。」
「どうやってトスするんすか?」
ボタンをおしてもあがらない。
「リモコンを振り上げて、振りおろすんだ。」
「んー…?あ、すげ。すげー!!!wwwww」
「だろ?」
「すげーwwなにこれwww」
「よし、本気で行くぞ!(笑)」
「ちょwww」
「おっ、おっ!」
「いwwwww」
「うっ、お!」
「おふwwwwww」
「うおし!!」
「アッー!!」
おい、Wii馬鹿にしてるやつ一度やってみろ。
俺のあのローテンションを最大限まで引っ張り上げてくれたぞ。
マジすごいぞ。Wiiすごいぞ。
ちょっとwii買いに行ってくる
ちょっといい話じゃありませんかオクサン!
「うううクソー!!!」
「ま、慣れてないからしょうがないよね(笑)」
「いいから、もっかいっす!!」
俺は負けず嫌いなんだ。
動きなら俺のほうが素早いはずだ。
「ああ、取れなかったよ~うまいなー(笑)」
「ちょ、いまの嘘だ!手を抜かないでくださいよ!!」
俺はキレ気味に言った。
B・Bはびっくりした顔をしたあと、嬉しそうにごめんね、と言った。
なごんでんじゃねぇよwwwww
なんだこの展開www
そのあとボクシングをやることになった。
リモコンにもう一つコントローラーを取り付けるんだけど、
俺とやるときにコントローラーのパッケージをバリバリあけていた。
そのときに、二人でWiiをやるの初めてなんだと悟った。
それでね、もうね、ボクシング。
もう、バカだこれwww
まわりからみたらバカにしか見えないwww
ほんとに両手振り回してパンチくりだすんだぜwww
ほんとに体を左右に振ってパンチよけるんだぜwww
B・Bうごき鈍すぎwwww
>>403
お前ゲーセンの警察官シリーズ知らないのか
>>407
あれ奮闘した後でちょっと恥ずかしかったりするww
>>407
そのゲームやり過ぎて太もも筋肉痛になった俺が来ましたよっと
スレタイからは想像出来ない展開だなw
B・Bが可愛すぎるwww
なんて爽快。笑いすぎてパンチが鈍くなるww
笑いすぎて腹筋いたいwww
B・Bをノックアウトして爆笑してたら、
B・Bはやれやれ…という顔をしていた。
あれ、ちょっと笑いすぎたかな。
「すいません、ちょっと調子に乗りす…
「チョップ!!」
B・Bが俺の頭をニコニコしながら軽くチョップしてきた。
そのまま腕に付いてたリモコンが振り子で俺の鼻にガンッ!
「いってえ!!」
「あっ、あっ!!ごめんな!!」
怒ったり笑ったり慌てたり忙しい人だよ、まったく。
なんという生暖かい展開だろうwww
wktkせざるを得ない
これはいいラブコメwwwwww
和むwww
どっかに飛んでったと思えば、ぬれタオルを持ってくるB・B。
「そこまでじゃないっすよww」
「ごめんな~。」
「それより、もっかいやろう!!」
「ちょっと休憩、しんどい~」
「えー、まだ足りないっすよ!!」
「若い子には付いていけないさー(笑)」
「何歳っすか?」
「26だよ。」
「まだイケますよ!ほら立って!第二ラウンドっす!!」
>>426
このレスだけみるとまるでアッーのようだwwww
1ノリノリじゃねーかwww
>>1のテンション上がりすぎだろww
俺はすっかりWiiのとりこになっていた。
本気でB・Bがダウンしてしまったので、一人でボウリングをやってみた。
狙ったピンを次々倒していくミニゲームがあって、それをひたすらやっていた。
「もう少し、まっすぐ投げるように意識してみ?」
「投げてますよー」
「人は無意識に曲げて投げてしまうんだよ、ほらね。」
ときどきB・Bがソファから立ち上がってレクチャーしてくれる。
誰がゲロからこんな展開になることを想像できただろうか。
レクチャー…とはつまり手取り足取りってことかね
金持ってて背も高くて包容力もあって・・・
でも酒弱いとかどんだけ萌えポイント。
さらに孤独で人懐っこいとかめっちゃもてそうだけどなwww
さすがに俺もつかれて、ソファに深々ともたれた。
B・Bが冷たいジャスミン茶を持ってきてくれた。
いちいちコップがオサレだと思った。
「はあ~!」
どっすーんとB・Bがソファに座り込んで、
衝撃で俺が少し浮いたような気がした。
「初めて二人でやったな~。」
ニコニコしながら、そうつぶやいた。
「なんであんなに酔ってたんですか?」
「はは、みっともなかったかな~(笑)」
「超みっともなかったっすよ。」
「ん、そう…だよね。だよなあ~!!」
あああ~と大きく伸びをして、背もたれに寄りかかって天井を見ている。
「いまの仕事向いてないのかな~…」
そうつぶやいてぼんやりしている。
Wiiから流れてくる音楽だけは楽しそう。
「康生、おいで。」
ブーッ!!1!!!!
突然横に座ってた俺を胸に収めてあごで頭をぐりぐり。
こ、これは、これはもしかして…?
「ああ、人ってあたたかいなあ………」
なんかペットになった気分だった。
まったく性的なものを感じなかった。これは確か。

アッー!!!
兄貴…………

「康生は毎日が楽しいかい?」
「楽しい……か、も?」
「それならきっと楽しいんだろう。」
そうなのかな。そこまで楽しんで生きてないけど。
「俺は楽しくないんだ。」
B・Bの寂しそうな声が背中に響いた。
B・B・・・(´;ω;`)ウッ…
ハイパーオチ●チンタイムまだー?
「こんなこと人に言うもんじゃないな。」
はははっと変わらずB・Bは笑った。
「別に言ってもいいよ。赤の他人だし。」
「赤の他人かあ~…」
もっと寂しそうな声が背中に響いた。

そこで赤の他人発言はダメだろwwwwwwww
BB非リアなのか…
B・Bが女だったら間違いなく食ってるなwww
なんだろうな、俺は秘密もってそうなB・Bから聞き出したくてたまんなかったんだな。
赤の他人だと思えば、誰でも言っちゃえーって気分になるだろ?なるけどあれは冷たかったな。
「詩織さんは?」
突然思い出して突然聞いたら、突然すぎてB・Bは驚いていた。
「なんで詩織を知ってるんだ!?」
「寝言で言ってた。」
「そうか(笑)俺の婚約者だよ。」
なんだか俺は胸がズキンってしたんだ!
すいません、腐女子サービスしました。
>>524
うほっ
っうぇうぇwwww
「婚約者の割には、詩織さんの痕跡がないね、部屋に。」
俺はちょっとばかし探偵みたいなことを口走った。
ハハハ、B・Bはまた笑った。
「一度も部屋に来たことがないんだよ。」
「婚約者が一度も部屋にこないって変じゃないか?」
「厳しいところを突いてくるね(笑)」
ズバリ言いすぎたかも。
「康生、セ●クスは好きか?」
B・Bもずいぶん凄いことを聞いてくるものだ。
あばばばば
B・Bのセリフはいちいちエロすぐるwwwwww
さすがに俺は危機感を感じてB・Bの胸から抜けだした。
「俺、ホモじゃないんで!!」
「違うよ、康生、ごめんごめん、いいからおいで。」
結局また胸におさまってしまった。
「詩織にセ●クスがヘタって言われたんだよ。」
これまた衝撃告白きました。
>>571
結局また胸におさまってしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
わたし悶えましたわ
童貞にこういう振りされるときついよねwww
また素直に胸におさまる康生ワロタwwwwwww
おいでおいでされたい
「俺、あんまり興味がないんだよなあ。セ●クスに。おかしいかな。」
「おかしくはないと思うけど…」
「付き合って一年も経ってないのにセ●クスするなんてって言ったら、笑われたしね。」
「それは笑われるわ。」
「そうかな~」
こんな展開が見れるなら、腐ってもいいかなって思った僕はもう駄目かも……。
付き合って一年も経ってないのにとかwwww
B・B乙女すぎるwwwwwwwww
「こうして人のぬくもりを感じられるだけで、俺は幸せなんだけど…」
「でも、セ●クスは数こなせば上手くなるよ。」
はいーネット情報ー童貞のネット情報ー
「うまくなるべきかな~」
「ヘタって言われたなら上手くならなきゃ。」
「でも、最近は抱きしめようとするだけで拒否するんだよ。」
それは婚約者としてオワテルwwwwww
>>600
そこで康生を抱きしめた、とwwww
抱きしめようとするだけで…なんかすげぇかわいそうだな…

>>611
アジョットw
「それって金目当てだろ?」
ピタリ。
B・Bストップモーション。
ハハハハハハ!!!
すごい震動が背中から伝わる。
「はははは、そうなんだよ(笑)」
そうなんだよってお前wwww
>>620
ちょwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いいやがったwwwwwwwwwww
あれ、なんか眼から変な汁が
「なんだか康生は俺の心が読めるみたいだなあ(笑)」
「誰でもその話きいたらわかるよ。」
「そんなもんかなあ~」
「B・Bはさ、誰かに心の内を話したりすることないの!?」
俺は再び胸から抜け出して、B・Bの目に訴えた。
初めてそのときに名前を呼んだ気がする。Wiiで見た名前で。
名前で呼ばれたことと、質問の内容の重さから、
瞬きを何度かした後、目をそらしてうなってしまった。
「う~ん…どうだろうなあ……」
「だからストレス溜まって、あんな風に酒にあたるんじゃねーの?」
「うん、だけどな、康生…」
「そのほうがよっぽどみっともないぜ!」
「…そうだよなあ………」
「なんかB・B見てると息苦しいもん。」
思い出してみると明らかに言いすぎです\(^o^)/
気づいたらもう親友ランクまで上がってるじゃないか…
「偶然の出会いってことで俺もうB・Bに会わないからさ、
なんでも言ったらいいと思うよ。今のままじゃ自殺でもしそうだし。」
「もう会わない…のか……?」
「酒の力を借りなくても、本音を言える強さを持たないと。」
俺はうじうじしてるのが嫌いなんだ。だからそう言ってしまった。
大人は酒を飲むことでしか本音を出せない人が多いけど、
それって誰かに依存してるのと同じことだと思うんだ。
本音を言うのって、大切なことだと思う。
素直なだけじゃこの世界は生きてけないけど。
弱音を吐かない人間なんてそんなにいないし、
不満を持たない人がいるのかどうかもわかんない。
ときには不満をぶつけないと人間腐っちまうよ。
なんだかまとまりなくてすいません。
>>677
やっときたかwwwwww
>>677
童貞つえーなwwwwwwwwwwwww
>「もう会わない…のか……?」
いや会ってやれよwww
なんか>>1がかっこよくなってる・・・・!
なんかこう改めてみると、すげー俺でしゃばってますね。
社会人にとって学生が社会についてエラソーに熱弁するものほどウザイものないっすよね。
だんだん>>1が格好良く思えてきたwwwwww
童貞のくせにテクがすごいなw
自分をもっと曝け出さないわけにはいかなくなったなBB!!
「そうだな!!」
俺に負けない声でB・Bが叫んだ。
「そういえば俺、いままで愚痴なんて誰にも言ったことなかったよ。」
B・Bは立ち上がると、Wiiのディスクを抜きに行った。
「康生がそこまで言ってくれて嬉しいよ。年下に説教されるようじゃ俺もまだまだだな。」
俺は泣きそうになってた。自戒の意味も含まれてたから。
自分にはいま、喧嘩ができる相手がこの街にいるんだろうか。
怒れる相手が、ワガママが言える相手が、目の前で泣ける人が・・・
「よし、康生!ひとまずマリオパーティーだ!!」
あ、はい。
>>703
そこでマリオパーティの流れにフイタwww
>>703
オチつけるなwwwwwwwwwwwww
そうだな、マリオパーティーだな。
B・B、今までマリオパーティー一人でやってたのかよ・・・orz
ごめん、もうすぐ終わる。勉強中のみんなすまん。
マリオパーティーも初めてやったが、これはおもろい。
ただミニゲームをこなすだけかと思っていたが、ボードゲームなんだな。
スポーツとはまた違うハマるものがあった。
ボードゲームをやりながら、なんかB・Bは白熱していた。
「●●め!!俺にミスを押しつけやがってぇー!!」
「キャバクラなんか行きたくねーんだよちくしょー!!」
とか、怒ってんのか笑ってんのかわかんない様子で、
しかも独り言なのか俺に語りかけてんのかわかんない。
でも、一言一言が心の底から生まれてくるような感じだった。
俺はちょっと嬉しかった。
>>731
キャバクラwww上司の悪口ktkr
ビー ビー ビー ビー
「あれ?携帯なってない?」
一旦ポーズ。
そういえば、テレビの横で携帯を充電したままだった。
『康生さんシフト忘れてませんか?』
一瞬で現実に戻されてしまった。今日は遅番だったんだorz
帰らなくちゃ、って切り出すのがすごく嫌だった。
「シンデレラはおかえりのお時間ですね。」
B・Bは立ち上がり、笑顔で俺の頭をポンっとたたいた。
「ちょっとデカいけど、好きな服を着て行っていいよ。」
そう、俺はずっとパジャマのままだったんだ。
袖も裾もまくりあげてwww
「汚れた服は、どうしよっか…」
「しまむらの服だから捨てちゃっていいよww」
ファッションセンターしまむらはボンビーの救世主です。
ちょwwwwwwwシンデレラとかwwwwwwかっけえwww
シンデレラwwwwww
しまむらで1万のパーカーかw
まあ、男にリアルでシンデレラとか言う男がキモいのは間違いない
なるべく安そうな服を選んで、コート着て…
名残惜しい。余韻をもう少しだけ味わいたい。
が、一刻も早くバイトに行かないと、また店長にイヤミを言われる。
「バスタオルとか、パジャマとか、勝手に使っちゃってごめんね。」
俺は今更ながら謝った。
「いいから、いいから、そんなの。全然。ハハハ。」
俺と目を合わせてくれなかった。
いいから、いいから。
俺がここに連れてこられたときの言葉だ。
>>777
やばい、グッときたwwwwwwww
これは会うべきだろwwww
>>777
泣いた
>>777
康生「またWiiやりにきていいかな・・・」
あ、買って持ってたゲロまみれのパーカーはブランド品ですよ!
そのときに着ていた服がしまむらさんのです。総額6千円ぐらいです。
「もう会わないって約束しちゃったからなあ。」
リビングを出るときに、そのセリフがB・Bから。
どうして俺はあそこで言わなかったんだろう。
「…ま、まあ、アンタが会いたいっていうなら会ってもいいけどね!!」
ツンデレでもいいから言ったらよかった。
(´;ω;`)ブワッ
会ってやれよ・・
玄関で靴をはいているときに、すんげぇいやなにおいがした。
ここに来たとき、玄関に置いておいたパーカーの袋だった。
「これ…パーカー……?」
B・Bが指をさして顔をしかめる。
「そう、B・Bがゲロ袋にしたパーカー。」
改めて言ったらおかしくなってきちゃって、二人で大笑いした。
>>807
ワロタ
こんな兄貴欲しいな
マリ友になってやれwww
「じゃあ、バイトいってきます。」
「ああ、康生。頑張ってこいよ。俺も頑張るから。」
「うん、またね。」
「下まで送るよ。」
「いい、ここで、いい。」
「そうか…。」
しばらく間ができた。
「出て右曲がって大通りでたら、駅が見えるから。」
「うん。わかった。」
「じゃあ、気をつけて。」
「ありがとう。」
手を振って、エレベーターに向かった。
エレベーターの扉が閉まるまで、B・Bは手を振っていた。
>>824
あぁどうしようもなく切ねぇなぁチクショー・・・
優しい気持ちになれるなぁ…
正直>>1読んだ時はこんな展開になるとは思わんかった
エレベーターから降りたら、B・Bが息を切らせて目の前にいた。
「やっぱり俺たち、ちゃんと友達になろうぜ!!」
俺はそんな展開を期待していた。
もちろん、降りても誰もいなかった。
マンションを後にしても、追ってくる人はいなかった。
俺はちょっとだけ泣いた。
>>838
ちょwwwバッドエンドかよ
目から汗が・・・ry
グッド=ラックみたいだ
素直じゃねぇな・・・。
東京って冷めてるなあと、ずっと思っていた。
でも、人を遠ざけてるのは自分なんだって気づいた。
心をひらいて人と接すれば、きっと分かち合えるよ。
人って誰でも、あたたかいんだよね。
俺は大切なことを、2007年の終わりに知ることができた。
良い話だが何かしんみりした・・・
こんな出会いに完敗
あえてもう会わないってのがしんみりする
これで、いちおう終わりになります。
あれから2007年が終わり、2008年が始まり、12日が経ちました。
一度、家の前まで行ってみようかな、なんて思いましたが、
家から駅までの途中は涙をこらえてうつむき加減だったので、
そもそもB・Bの家の場所をしっかり覚えてなくて涙目でした。
ちなみにパーカー代としてもらった封筒には、3万円が入っていました。
その封筒を受け取ったときには、俺はすっごく冷めていたのを覚えています。
パーカーはそのままにしておいてって言われたから、玄関に放置してきました。
スレを立てた最初は最後まで書く予定がなくて、Wiiの山場止めにしようと思っていたので、
1の文章とか中途半端ですいませんdせいた。結局最後まで書いちゃいました。暗くてすまんす。
ここまで付き合ってくれたみなさん、ありがとうございました。
>>903乙 いい話だったな・・・
>>903
乙!
久しぶりに良いものを見た
>>903乙!!
ありがとう
>>903
また電車の中で会えるさ
>>903
良い話だった。ほんとにこんな出会いもあるんだなぁ。
>>903
乙!
なんか、不思議でふわふわとして、それでいて暖まるお話でした!
>>903お疲れ様、ありがとう
>>903
ありがとう>>1ありがとう
ひさびさの良スレだったなw
>>903乙ですた
最後の最後でタイピングミスしてしまい、究極に涙目です。>>903
みなさん!!アデュー!!!
>>956
>>1乙!!!!!!!!
>>956
多分絶対にお互い忘れないだろう また会う日もあるさ
これは泣けた
またゲロもらえばいいじゃない!
>>1乙
乙!感動した!
乙!心があったまった!
後日、電車の中にはDSで遊ぶB・Bの姿が!
1000だったら泥酔した>>1がB.Bにゲロぶっかけ
>>1000なら後日B.Bに会いに行く
最後に言わせてくれ、Wii買っちまったwwww
もうロリっ子の罠にはひっかかんねえwwwwwww
>>1000なら1とBBは一生の友達
1000なら一万円の裏にBBのアドレス
>>1000なら後日B.Bに会いに行く
>>1000ならみんなずっと友達
>>1000ならBBに親友ができる
>1000だったらBBと>1がアッー!!
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コメント
2.気になる名無しさん2022年11月19日 23:22 ▽このコメントに返信
2008…あっ
3.気になる名無しさん2022年11月19日 23:23 ▽このコメントに返信
めっちゃ前で草
4.気になる名無しさん2022年11月19日 23:23 ▽このコメントに返信
糞松時代
5.気になる名無しさん2022年11月19日 23:26 ▽このコメントに返信
すげえうまいだろうなこの1が書く字体
6.気になる名無しさん2022年11月19日 23:37 ▽このコメントに返信
あまりにも長すぎて途中からまぁ嘘松やろとおもって最後だけ読んだら嘘松COはなかった。
展開がわけわからん感じやし嘘松やろけども。
7.気になる名無しさん2022年11月19日 23:40 ▽このコメントに返信
古き良きノリと感じてしまう
個人的には好き
8.気になる名無しさん2022年11月19日 23:43 ▽このコメントに返信
嘘松様でした
9.気になる名無しさん2022年11月19日 23:43 ▽このコメントに返信
今じゃあ人混みで咳ひとつできない
嫌な時代になったな
10.気になる名無しさん2022年11月19日 23:43 ▽このコメントに返信
2008年の嘘松
11.気になる名無しさん2022年11月19日 23:53 ▽このコメントに返信
ゲロ食らっただけ事実定期
12.気になる名無しさん2022年11月20日 00:02 ▽このコメントに返信
なんか心なしか腐女子っぽい創作文だな
13.気になる名無しさん2022年11月20日 00:04 ▽このコメントに返信
当たり前だろ
14.気になる名無しさん2022年11月20日 00:11 ▽このコメントに返信
この時代、2chに書き込んだ話が書籍化されたりしたんよな
テレビのバラエティ番組でも2chの体験談を披露する番組があった気がする
だからみんなタイトルで釣って読むと感動系ストーリーみたいな創作を書き込んだという
15.気になる名無しさん2022年11月20日 00:17 ▽このコメントに返信
この時代の人たちはこういう話を素直に信じてたのだろうか
それとも半ば嘘だと思いつつも楽しんでたのだろうか
16.気になる名無しさん2022年11月20日 00:27 ▽このコメントに返信
ノンケ同士でそんな簡単にケツに入らねーから
17.気になる名無しさん2022年11月20日 00:28 ▽このコメントに返信
無産ってやっぱクリエイターに憧れてるんだなぁってこういう駄文見ると思う オタクって基本ワナビだよな
18.気になる名無しさん2022年11月20日 01:04 ▽このコメントに返信
便所の落書きに駄文とか言ってる方がこの当時のノリより痛々しい
19.気になる名無しさん2022年11月20日 02:34 ▽このコメントに返信
めっちゃ懐かしいのきたな。
もしかしてあの話かな?と思ったらそうだった。
20.気になる名無しさん2022年11月20日 03:16 ▽このコメントに返信
この記事を開いて読んだ感想が「嘘松(キャッキャ)」とか感性のなさを感じるわ
創作とか実話だとかどっちでもいいんだわ
嘘を嘘として楽しめないキッズは5chやらない方が良いと思う
21.気になる名無しさん2022年11月20日 03:21 ▽このコメントに返信
>>15
嘘だと思いながら楽しんでたと言うよ、昔のジジイ達は
そして現代の嘘はつまらないだの説教付きでな
22.気になる名無しさん2022年11月20日 04:31 ▽このコメントに返信
>>20
面白いかつまんないかはともかくとして嘘松と書くことの無意味さよな
23.気になる名無しさん2022年11月20日 06:01 ▽このコメントに返信
わたしなら器物破損と精神的苦痛で賠償させるけどな
24.気になる名無しさん2022年11月20日 06:30 ▽このコメントに返信
こういうノリが失われたターニングポイントは何だろうな。
iPhoneの普及がまず一つあると思うんだけど、2010年代前半まではまだこういう話を楽しむノリが残ってた気がする。
25.気になる名無しさん2022年11月20日 08:16 ▽このコメントに返信
2008年とか古すぎだろ
26.気になる名無しさん2022年11月20日 09:59 ▽このコメントに返信
>>24
普通に一般人が流れてきたせいだろうな
27.気になる名無しさん2022年11月20日 15:48 ▽このコメントに返信
創作だと思うのは別にいいんだよ
当時だってそう思ってた奴らは普通にいるだろうしなぁ
こういう雰囲気はネットの情報を鵜呑みにするなってのがある程度認知されてから変わったような気がする
結局のところその情報を鵜呑みにした奴らがそれをネット全体においての大前提とした考えのまま、嘘でも真実でもどうでもいいようなノリの、それを言った所で場をシラけさせるだけな話にまで得意気にコメントをするような奴ばっかりになったってだけな話で
28.気になる名無しさん2022年11月20日 20:32 ▽このコメントに返信
>>16
入ってたとは限らんやろ
相手が誰かもわからない朝立ち寝惚け酩酊状態で擦り付けて出したんだろ
29.気になる名無しさん2022年11月20日 20:34 ▽このコメントに返信
筋書きは良かったと思うよ
30.気になる名無しさん2022年11月21日 03:12 ▽このコメントに返信
なんでぎゅうぎゅうで乗ってるのに吐きそうになった瞬間みんなよけれるんだ??そんな隙間あるのか
31.気になる名無しさん2022年11月21日 10:33 ▽このコメントに返信
>>30
この前の梨泰院の事故くらいのすし詰めじゃなきゃ基本避けれるで。
満員電車でも臭いやつとかやべーやつ来るとその周囲だけ空間できる。
32.気になる名無しさん2022年12月07日 01:32 ▽このコメントに返信
何年前だよと思ったら・・・
1.気になる名無しさん2022年11月19日 23:22 ▽このコメントに返信
過去ゴミ記事
解散