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3月5日に発表されたロジテック社の外付けHDD
昨年夏にユーザーイベントがあって訪問した時に見せていただいたモデルが改良された。
ちょうど発売に先立ってのユーザーイベントに参加したので、その状況も含めて報告しよう。

ロジテック社では昨夏のイベントの後、ユーザーの声をとり上げて新しい商品開発を続けて来たのが開花して、今回のプレミアモデルの登場という事になったという。それで、新モデルのシリーズ名にも、フリーディスカッションの時に出て来たネーミングから「凛」という和風の名前が採用されたのだ。
これって、凄い事ではないか。
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その、新しいモデルの特徴は、外観は昨夏のモデルとなんら変わらないのだけれど、実質的な部分では、静音化が進んで発熱も抑えられたという。
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イベントのデモでも確かに従来モデルより、一層静かになっていたし、お借りした新モデルを家でPCにつないで使ってみても、確かに静かになったのが実感できた。
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夜中に使ってもアクセス音が分からない程になった。
ただ、静かなPCの横なら良いけれど、うるさいPCでは、そちらの音が大きければ意味が無い。

同時に発熱も抑えられたと言う事だが、確かに400GB位の画像データを一挙にPCからコピーした(ちょっと別の用途があったので、丁度よかったのだが、普段はこんなことしないよね)が、手で触っても、ほんのり温かみを感じるくらい。

実は、低発熱と低消費電力は静音化の副産物だったようだ。
HDDのヘッドのアクセスロジックをチューンしたことで8dBの静音化が実現して、8dBといったら半減以下だから、これは効果が大きかったと思うけれど、HDDのドライブユニットを作っているメーカーは、アクセス速度を上げるために盛大な電力を使って、ヘッドアクセスを最速化しているから、そのおかげで音が大きいとか電力を使うとかという結果のようだ。
ヘッドを動かして目的地へ移動させる時の制御をオーバーシュート気味にしてたのを行きすぎる前にブレーキをかけて停めるように調整したのだと推測するけれど、そうすると通常はアクセス速度が遅くなる。
ただ、実際の書き込み読み込み速度はヘッドの移動だけではない一連のプロシージャーを含むから、そんなに影響は無いかもしれない。

速度は遅くなってないのかと質問したところ、実効的な差は無いという話だった。
確かに、沢山のファイルをコピーしてみても、意外と速かったという感じがする。正確に比較した訳ではないので、非常に主観的だけれど、デスクトップPCから凛HDDに400GBをコピーして、その後、凛HDDから別のPCに再コピーするという都合2回のコピーをしてみた感想だ。

ランダムアクセスでどうかというのはノートPCにつないで使うときはHDD以前にPC側の速度のほうが影響ありそうで、何を比較してるんだか分からない結果になったので、ここでは触れない。

話があちこちに飛ぶけれど、低発熱で低電力と言う事は、メーカーの人に聞いたところでは測定してないようだったが、HDDドライブの寿命にも影響があるはずで、おそらく寿命が延びるというか信頼性が高くなっているものと思われるのだ。
HDDの寿命って、それを測定するソフトもあるけれど、あれはHDDの温度センサーを見て、それの熱積分量から推定している筈だ。要するにトータル熱量で寿命が決まってくる訳だ。

デザインも良いし、コンパクトで置き場所も問わない感じがお洒落だ。
あわせて、DVDドライブもお化粧を凝った「凛」シリーズが出た、、
惜しむらくは、この「凛」製品はWEB限定品ということだから、手にとって見る事が出来ないけれど、身の周りに置く物にこだわりのある人にとっては、お薦めのシリーズだ。
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それにしてもロジテックさんは、だんだんとWEB通販とか販路がせまくなっているようで、そこでの差別化というのは大変だろうと思うのだが、アキバ系のみならず、良いモノを探している人向けの商品をこれからも作り続けて欲しいなと応援していきたいと思う次第。


 

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