写真でフォーマットと言うと、縦横比についての範囲だけども、フィルムの時代から24:36=2:3,6:6=1:1,4:5=8:10などと幾種類もあった。そこにデジカメが登場して4:3とか16:9なんていうのも採用されてきた。
ところが写真をプリントする印画紙のほうは、別のフォーマットを準備していて、そこに引き伸ばしと言われるように拡大してプリントされるから、画像イメージの縦横比と印画紙の縦横比は結構バラバラというか、あんまり整合性が取られていないと思われる。
昔の密着焼きとか言われる時代では、カメラ(フィルム)も印画紙も同じように5:7とかいうような比率の物を供給されていたのに、間に合うものは使おうというように風潮が変化したのだろうか?
と、まぁその辺は本題ではないので置いといて、画像イメージの縦横比に合わせるかプリントする紙の縦横比にあわせるかというのでは、それぞれに主張もあって拘る向きもあるようだ。で、それも個々人のポリシーの問題なので構わない。
今では印画紙の他に、デジカメからのプリントでは特に、A4とかA3とか言うようにドイツの紙規格からきた用紙にプリントされることも多いし、ほんとに様々。

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で、ここからが本題と思うのだけど、フィルムやデジカメのイメージャーの縦横比やプリントする紙の縦横比に縛られるのではなくて、もっと合理的というか、あるいはしっくりくる縦横比は無いの?というのがここんところの疑問。

例えば絵画で使われるキャンバスには、油絵とかだとFとかPとかMとかある訳で、夫々F=Figure, P=Paysage, M=Marineとか呼ばれるように、そういう画題に使いやすい比率という事だと思う。あ、S=Squareもある。

もちろん、制作意図によっては自由なカンバスサイズと縦横比で制作される場合もあって、それは絵画でも写真でも同じことだと思うけどね。

そんなどうでも良いことをつらつらと考えながら、今、ちょっと白銀比の画面てのはどうだろうかと試みている。

白銀比=√2=1.414は、ほぼFとPの中間くらいになっていた。
(ちなみに調べたら白銀比というには2通りあるそうで、1:√2というのと1:1+√2=1:2.1414と表される。それで1:√2のほうは大和比と呼ばれる)

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ここで白銀比1:1.414を選んだ理由が、ちょうどそれが日本的なデザインの場所で多く見出されるという事だし、アンケートを取ると人気の比率になる。きっと、見慣れていて落ち着くという事だと考え中なのです。 もともと風景とか水平の写真は9:13とかになるように意識して作ってきてたところもあり、かなり近いところだから自分の中では違和感はあまりない。 フィルムやセンサーや紙のサイズに振り回されるのから卒業しようよというお話でした。