金貸しの世界は厳しい、だからこそおもしろい!!!

〇あらすじ
舞台は大阪、消費者金融(街金)の「帝国金融」に、営業マンとして灰原達之(はいばら たつゆき)が入社したところから物語は始まる。帝国金融には、日々さまざまな人間が「金」を求めて訪れており、灰原は全く経験のない金融業界で、この世界の酸いも甘いも知ることとなる・・・。



何を今さらこの漫画なんだ!って思っている人もいるかもしれないが、今だからこそおすすめしたい。
昨年まで『ナニワ金融道』の続編、『新ナニワ金融道』が連載してたんだよね。

それを読んでて、改めてこの漫画のすごさを認識することができた。


皆さん、今すぐお金が必要になったらどうしますか?

お金をつくる方法はいくつか思い浮かびますよね。

・友人に借りる
・身内に借りる
・金融機関に借りる
・所有物を売る
強盗をする

などなど、様々な方法がありますよね。
あ、最後のは絶対だめΣ(´д`;)

「帝国金融」を訪れる人たちは「金融機関に借りる」という方法を選択してるんだよね。
で、金融機関に借りるときは、たいていはまず「銀行」に借りに行く。
そして、銀行が貸してくれなくなったら、帝国金融のような「街金(まちきん)」に借りに行く。
さらに、マチ金も貸してくれなくなったら、漫画でもよくある(ミナミの帝王など)、闇金(やみきん)」に借りに行く。

つまり、金融機関にお金を借りに行く人は、
「銀行」→「街金」→「闇金」というのが一般的な流れである。(闇金は違法だが・・・)


なぜ、最初に銀行かというと、この中では銀行が一番「金利」が安いのである。

お金を借りたら利息を払わなければならない。
ただ、利息の安い銀行で借りまくっていたら、銀行は貸してくれなくなる。

そこで、利息は高くなるが、民間の金融機関である「街金」に借りに行くのである。


つまり、街金である「帝国金融」には、回収が難しい債務者が集まるのである。

そりゃあ、トラブルが多いってもんじゃない。
どうしようもない人からも借金を回収しなきゃいけないからね。

親族から資産奪ったり、ソープランドに沈めたり、なんか裏社会って感じだよね。


ナニワ金融道は、主人公の灰原達之が初めて金融の世界に足を踏み入れるところから始まるので、灰原と一緒に金融の世界を学ぶことができる。
金融に強くなる=お金に強なるということである

つまり、この漫画はお金に関して非常に勉強になる。
お金に関しての知識が増え、皆さんも必ずお金に強くなることだろう。


こういった金融漫画は必ず勉強になり、法律にも強くなる。
難しい法律書を読んでるより、よっぽど勉強になる。

金融の世界とは無縁だから、必要ないって考える方!
残念ながら、それは間違いです。



この社会は、どんな組織、会社であっても裏では金融機関が支えている。

この「縁の下の力持ちを」知れば、社会の仕組みがわかってくる。


ぜひ、灰原とともに金融の世界の疑似体験へ!


ちなみに、この漫画の大きな特徴は登場人物が、

・肉欲棒太郎(にくよく ぼうたろう)
・泥沼亀之助(どろぬま かめのすけ)
・欲田山海(よくだ さんかい)

などで、会社名(店名)が、

・ぼったくり印刷
・夜逃げトラベル
・スナック「あそこ」

などなど、固有名詞が独特すぎるところである。


この変な名前たちが「ナニワ金融道」の代名詞のようなものなので、そういった面でも楽しんでいただきたい。
ただ、表紙を見ればわかると思うが、おせじにも絵のクオリティは高いとはいえないので、あしからず・・・。