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2017年05月

土竜(モグラ)の唄(1) (ヤングサンデーコミックス)










笑いあり、感動あり、潜入捜査官の激動物語!!!

警察組織において、潜入捜査官のことを通称〝土竜(モグラ)〟という。
この漫画の主人公、巡査の菊川玲二(きくかわ れいじ)は、国内最凶の広域暴力団・数寄矢会の会長である轟周宝(とどろき しゅうほう)を逮捕すべく、数寄矢会にモグラとして潜入することになる。

なんで、主人公この名前やねん。ってことは置いといて、この漫画はストーリーも絵も抜群に良い。
全体的にコメディっぽい要素が多いのだが、ところどころエロいシーンが多いので、これだけ絵が上手いのは、健全男子たちは興奮を覚える。

極道の世界なので、金と女は欠かせないところだろう。


潜入捜査官が主役の漫画って、他にあるのかな?
少なくとも私の記憶では、「土竜の唄」が初めてである。

暴力団の潜入捜査するのだから、菊川玲二はかなり危ない橋を渡ることになり、見ているほうもヒヤヒヤもんである。
しかし、そこは玲二の強さと笑いのセンス?で乗り越えていくのである。


もちろん、主人公の玲二はいいキャラクターをしているのだが、玲二を取り巻くキャラの個性が強いのなんの。
中でも数寄矢会の日浦匡也(ひうら まさや)やめちゃくちゃかっこよく、この漫画の中でもトップレベルに人気が高いのであろう。
その証拠に、日浦匡也を主人公にした『土竜の唄外伝 狂蝶の舞』も連載されている。

土竜の唄外伝 狂蝶の舞~パピヨンダンス~ 8 (ビッグコミックス)










日浦匡也、通称「クレイジーパピヨン
彼は男も惚れてしまう魅力がある・・・。

そんな個性あるキャラクターたちが楽しませてくれるという印象だ。


また、この漫画はストーリーが長編でしっかりしているにもかかわらず、笑いのレベルがかなり高いというのが大きな特徴だ。

笑いどころは多く、それも声に出して笑える割合が高い。
ギャグ漫画にはくくられないはずなのに、これはすごい。


極道が舞台の話だと、どうしてもシリアスでちょっと怖いような漫画になりがちだが、この漫画はうまく「笑い」を織り交ぜており、誰にでも楽しめる作品にできている。

今まで、極道ものが苦手だった人は、「土竜の唄」からハマれることだろう。

「土竜の唄」を読んだら、「白竜」→「静かなるドン」→「サンクチュアリ」などと広げていけばいい。


ただ、あくまで玲二は潜入捜査官なので、正義の目線で応援することができる。
それは他の極道漫画とは違うところだ。


もうすでに、生田斗真主演で映画化しているのでチェックしておきたい。
この漫画は、実写で観ておいてもいい。
まぁ、コメディだろうから、肩の力抜いて観れるだろう。

玲二で笑いたい人は必見!






金貸しの世界は厳しい、だからこそおもしろい!!!

〇あらすじ
舞台は大阪、消費者金融(街金)の「帝国金融」に、営業マンとして灰原達之(はいばら たつゆき)が入社したところから物語は始まる。帝国金融には、日々さまざまな人間が「金」を求めて訪れており、灰原は全く経験のない金融業界で、この世界の酸いも甘いも知ることとなる・・・。



何を今さらこの漫画なんだ!って思っている人もいるかもしれないが、今だからこそおすすめしたい。
昨年まで『ナニワ金融道』の続編、『新ナニワ金融道』が連載してたんだよね。

それを読んでて、改めてこの漫画のすごさを認識することができた。


皆さん、今すぐお金が必要になったらどうしますか?

お金をつくる方法はいくつか思い浮かびますよね。

・友人に借りる
・身内に借りる
・金融機関に借りる
・所有物を売る
強盗をする

などなど、様々な方法がありますよね。
あ、最後のは絶対だめΣ(´д`;)

「帝国金融」を訪れる人たちは「金融機関に借りる」という方法を選択してるんだよね。
で、金融機関に借りるときは、たいていはまず「銀行」に借りに行く。
そして、銀行が貸してくれなくなったら、帝国金融のような「街金(まちきん)」に借りに行く。
さらに、マチ金も貸してくれなくなったら、漫画でもよくある(ミナミの帝王など)、闇金(やみきん)」に借りに行く。

つまり、金融機関にお金を借りに行く人は、
「銀行」→「街金」→「闇金」というのが一般的な流れである。(闇金は違法だが・・・)


なぜ、最初に銀行かというと、この中では銀行が一番「金利」が安いのである。

お金を借りたら利息を払わなければならない。
ただ、利息の安い銀行で借りまくっていたら、銀行は貸してくれなくなる。

そこで、利息は高くなるが、民間の金融機関である「街金」に借りに行くのである。


つまり、街金である「帝国金融」には、回収が難しい債務者が集まるのである。

そりゃあ、トラブルが多いってもんじゃない。
どうしようもない人からも借金を回収しなきゃいけないからね。

親族から資産奪ったり、ソープランドに沈めたり、なんか裏社会って感じだよね。


ナニワ金融道は、主人公の灰原達之が初めて金融の世界に足を踏み入れるところから始まるので、灰原と一緒に金融の世界を学ぶことができる。
金融に強くなる=お金に強なるということである

つまり、この漫画はお金に関して非常に勉強になる。
お金に関しての知識が増え、皆さんも必ずお金に強くなることだろう。


こういった金融漫画は必ず勉強になり、法律にも強くなる。
難しい法律書を読んでるより、よっぽど勉強になる。

金融の世界とは無縁だから、必要ないって考える方!
残念ながら、それは間違いです。



この社会は、どんな組織、会社であっても裏では金融機関が支えている。

この「縁の下の力持ちを」知れば、社会の仕組みがわかってくる。


ぜひ、灰原とともに金融の世界の疑似体験へ!


ちなみに、この漫画の大きな特徴は登場人物が、

・肉欲棒太郎(にくよく ぼうたろう)
・泥沼亀之助(どろぬま かめのすけ)
・欲田山海(よくだ さんかい)

などで、会社名(店名)が、

・ぼったくり印刷
・夜逃げトラベル
・スナック「あそこ」

などなど、固有名詞が独特すぎるところである。


この変な名前たちが「ナニワ金融道」の代名詞のようなものなので、そういった面でも楽しんでいただきたい。
ただ、表紙を見ればわかると思うが、おせじにも絵のクオリティは高いとはいえないので、あしからず・・・。







ギャグ漫画の頂点、「稲中」の再来!!!

ある日、突然ウチの姉が持ってきて、「これを読みなさい。稲中の再来。」と言い放って、私の部屋に置いていったのがこの漫画。

そこから見事にハマった(笑)



これは「高校アフロ田中」、「中退アフロ田中」、「上京アフロ田中」、「さすらいアフロ田中」、「しあわせアフロ田中」というように、シリーズ化している。

主人公はアフロヘアーの田中ひろしであり、高校からの田中の人生が描かれている。


おもしろい漫画は数あれど、腹抱えて笑える漫画って少ないよね。
これはめっちゃ「高校」から「しあわせ」まで全部笑えた。

つまり、この作者が私のツボにはかなりハマった。



どちらかというと、この漫画は主人公の田中ががっつり笑いをとりにいくというよりかは、田中をとりまく周りの人間がやらかしてくれるのでおもしろい。

高校時代は基本的に田中と仲の良い4人、岡本、村田、大沢、井上がメインで出演しているが、田中の成長にともなって、高校時代の友人とは疎遠になり、取り巻くキャラクターも変化していく。

これが、アフロ田中の特徴的なところであり、楽しめる大事な要素である。


つまり、高校を中退して働くようになっても、その職場、職場でおもしろい人物が次々と現れるのである。


あとはさわやかなエロスに高感度がもてるだろう。



笑いのセンスはなかなか抜群である。

先日、「監獄学園(プリズンスクール)」の記事において、笑いのセンスが非常に高いというようなことを書いたが、「アフロ田中」においても同様のことがいえる。

「監獄学園(プリズンスクール)」過去記事はこちら


ギャグ漫画として飛び抜けている感がある。

もちろんツボにはまるかどうかは人によるが、少なくとも私にとってはトップレベルに笑えた。


あとは、肩の力を抜いて読めるのが非常にいい。
正直、ちょっと落ち込んでいた時期に読み始めたのだが、嫌なことを簡単に忘れることができるくらい没頭できた。

気楽に、延々と笑って読める漫画としては他にはないだろう。



「老人アフロ田中」とかまで永遠に続いてほしい(笑)



[まとめ買い] 高校アフロ田中(ビッグコミックス)



2010年、マンガ大賞3位かな。
2015年、佐藤健・神木隆之介のW主演で実写映画化。

かなりヒットした作品で、知っている人も多いと思うが、改めてすすめさせていただく。



これは漫画家が主役の漫画であり、連載する雑誌は少年ジャンプが舞台となっている。
つまり、ジャンプ編集部の裏側などが事細かにわかり、ジャンプの漫画家のリアルな心境がわかってくる。

主人公は叔父に漫画家をもつ真城最高(以下・サイコー)と作家志望の高木秋人(以下・シュージン)の二人の同級生で、彼らが組んでジャンプの連載を目指すというもの。

二人ともそれぞれ天才なんだよね。


サイコーはストイックで作画を描くのがとにかく上手い。そしてシュージンはストーリーを作る天才。
このような二人が組むと、すごい漫画が生まれるのは必然である。



この「バクマン。」自体も原作・大場つぐみ作画・小畑健という二人の天才が描いている。
特にこの大場つぐみさんは、私にとって思い入れが強い。

というのも、大場つぐみさんはかつて少年ジャンプで連載していた「とっても!ラッキーマン」の作者ではないかと都市伝説的にまことしやかに囁かれている。

大場つぐみさんは話をつくる天才なんですよね。
ただ、絵が苦手なようで、それを理由にかなりの作品をボツにされてきたとか。


ボツネタはバツの書かれた箱に入れられ、そのような作品を繰り返すと大バツ組(おおばつぐみ)と呼ばれるとかなんとか。


ちなみにあの「デスノート」も大場つぐみ・小畑健のタッグで描かれた作品である。
つまり、ストーリー作りの天才・大場つぐみに絵の上手い漫画家がつけば最強になるのである。


私は子どものころ、まわりの皆が一番好きな漫画を「ドラゴンボール」「スラムダンク」と挙げる中、唯一「ラッキーマン」と言い続けていた。

それぐらい大好きな漫画家だった。




「バクマン。」は登場するキャラクターがとにかくいい。


そして、ライバルである少年漫画界において究極の天才・新妻エイジなどが活躍し、この漫画をより一層おもしろくしている。

「バクマン。」を読んだ人は、だいたいこの新妻エイジの虜になる。

「新妻エイジかっちょええ~。」
ってな感じに(笑)


それぐらい、それぞれのキャラクターが満点なんだよね。




総じて、漫画界の裏側がよくわかる「バクマン。」はおもしろい。
ただし、裏側を詳しく描くがあまり、少年漫画としては読むのに時間がかかるかもしれない。

最近、少年漫画でも中身が濃いのが多くなってきた気がする。
「ジョジョ」も後半時間かかるよね(笑)



漫画好きなら一度は漫画家になりたいと思ったことがあるのではないだろうか。
そんな人は一度読んでみると、子どもの頃の気持ちがよみがえってくる。



ちなみにBAKUMAN(バクマン)の下の部分を隠すと、

RAKIIMAN(ラッキーマン)になりますね(笑)



[まとめ買い] バクマン。 モノクロ版(ジャンプコミックスDIGITAL)
[まとめ買い] バクマン。 カラー版(ジャンプコミックスDIGITAL)



「カネ」をテーマをした新感覚野球漫画!!!

数々の野球漫画を見てきた私だが、これは新しい!
というか、この漫画は新しすぎる目線で描かれている!


主人公・凡田夏之介は、プロ8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手である。
プロ野球で8年目・1800万円はなかなか厳しいものがある。

野球に限らずプロスポーツの世界はシビアだが、特にプロ野球はわかりやすい成果主義である。
結果が残せなければ、極端に年棒は落ちる。
最悪の場合はクビとなり、翌年から収入0で高い税金だけを払わされる。
一方で、結果を残せば何億、何十億という、金が舞い込んでくる極端な世界である。


この凡打夏之介は、そんなプロ野球の世界は「グラウンド」に「ゼニ」が埋まっていると表現し、それを略して「グラゼニ」と呼んでいるのである。

夏之介の愛読書は選手名鑑であり、ほぼ全ての選手の年棒を暗記しており非常にゲンキンな奴である(笑)


彼のおもしろいところが、年俸マニアが高じすぎて自身の年俸1800万円以下の打者を相手にすると見事に抑える確率が高くなるのに対して、それ以上の選手に対しては委縮して抑えれなくなる。
ただし、年棒5000万円以上の打者が相手になると、逆に開き直って、抑える確率が高くなるという、見事に年棒で実力が左右されており、コーチから野球名鑑を読むことを禁止されている。


「グラゼニ」のいいところは、プロ野球の裏側がよくわかるところだ。

たとえば、引退後の選手の行く末や、控えの選手がどのような会話をしているか、はたまたプロ野球選手同士の微妙な人間関係など、これまで誰にも描かれなかった世界を見れることになる。
したがって、野球好きな人はもちろんだが、野球のことがあまりわからない人も楽しめる作品になっていると思う。


過去100タイトルは野球漫画を読んだぐらい野球漫画好きな私だが、この漫画ほど異質なものは無かったと思う。

一般の人は、「へぇ~」という気持ちになりながら読んでください。

野球少年たちは、知識や技術が高められるような漫画(ドカベン、ダイヤのA、ドリームスなど)を読んでください。

一番読むべき人は、プロ野球入団が現実に近づいてきたと実感している球児たちである。




あとはお金好きの人(笑)

この野球漫画はすごい!



[まとめ買い] グラゼニ(モーニングコミックス)


続編の「グラゼニ~東京ドーム編」も出ています。

がんばれ夏之介!!




[まとめ買い] グラゼニ~東京ドーム編~(モーニングコミックス)

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