土竜(モグラ)の唄(1) (ヤングサンデーコミックス)










笑いあり、感動あり、潜入捜査官の激動物語!!!

警察組織において、潜入捜査官のことを通称〝土竜(モグラ)〟という。
この漫画の主人公、巡査の菊川玲二(きくかわ れいじ)は、国内最凶の広域暴力団・数寄矢会の会長である轟周宝(とどろき しゅうほう)を逮捕すべく、数寄矢会にモグラとして潜入することになる。

なんで、主人公この名前やねん。ってことは置いといて、この漫画はストーリーも絵も抜群に良い。
全体的にコメディっぽい要素が多いのだが、ところどころエロいシーンが多いので、これだけ絵が上手いのは、健全男子たちは興奮を覚える。

極道の世界なので、金と女は欠かせないところだろう。


潜入捜査官が主役の漫画って、他にあるのかな?
少なくとも私の記憶では、「土竜の唄」が初めてである。

暴力団の潜入捜査するのだから、菊川玲二はかなり危ない橋を渡ることになり、見ているほうもヒヤヒヤもんである。
しかし、そこは玲二の強さと笑いのセンス?で乗り越えていくのである。


もちろん、主人公の玲二はいいキャラクターをしているのだが、玲二を取り巻くキャラの個性が強いのなんの。
中でも数寄矢会の日浦匡也(ひうら まさや)やめちゃくちゃかっこよく、この漫画の中でもトップレベルに人気が高いのであろう。
その証拠に、日浦匡也を主人公にした『土竜の唄外伝 狂蝶の舞』も連載されている。

土竜の唄外伝 狂蝶の舞~パピヨンダンス~ 8 (ビッグコミックス)










日浦匡也、通称「クレイジーパピヨン
彼は男も惚れてしまう魅力がある・・・。

そんな個性あるキャラクターたちが楽しませてくれるという印象だ。


また、この漫画はストーリーが長編でしっかりしているにもかかわらず、笑いのレベルがかなり高いというのが大きな特徴だ。

笑いどころは多く、それも声に出して笑える割合が高い。
ギャグ漫画にはくくられないはずなのに、これはすごい。


極道が舞台の話だと、どうしてもシリアスでちょっと怖いような漫画になりがちだが、この漫画はうまく「笑い」を織り交ぜており、誰にでも楽しめる作品にできている。

今まで、極道ものが苦手だった人は、「土竜の唄」からハマれることだろう。

「土竜の唄」を読んだら、「白竜」→「静かなるドン」→「サンクチュアリ」などと広げていけばいい。


ただ、あくまで玲二は潜入捜査官なので、正義の目線で応援することができる。
それは他の極道漫画とは違うところだ。


もうすでに、生田斗真主演で映画化しているのでチェックしておきたい。
この漫画は、実写で観ておいてもいい。
まぁ、コメディだろうから、肩の力抜いて観れるだろう。

玲二で笑いたい人は必見!