少々遅くなってしまいましたが、今日は先週の土曜日の話を。
新宿三丁目の末広亭と、銀座の歌舞伎座に大野さんのお誘いで同じくリレー個展の千葉さんと三人で行ってきました。
その日は朝からわくわくしっぱなしです。
実は僕、寄席も歌舞伎も生で見るのは初めてなのです。
どちらも古典芸能と呼ばれているものであり、学校の音楽の時間などで映像を見たことはあるとは思うのですが、そういう間接的な見方と、会場で間近に味わうことの違いがどれほどなのか、それをこの日一日感じることができました。
どちらも時間帯が広く、値段も安く、ふらっと気が向けば行ける場所です。
周りを見ても老若男女問わずといった感じなので、僕のように一度も訪れたことが無い人はぜひ一度行ってみたらいいです。
寄席の内容は落語に漫才、奇術や小唄など様々に富んでいて一日飽きがきません。
しかもすごいのは、13時から昼の部が始まり17時頃から夜の部が始まるのですが、入れ替え無しなので一日中いることができるというところ!
お座敷に寝転がることはできないみたいですが、時間がある限りいられます。
写真に撮った寄席文字など、寄席は一つの独特な雰囲気が形となって現れていますが、それはやはりあの中の空間がお祭りにも似たハレの空間を作ろうとしているからかもしれません。
もともと落語や小唄や漫才などは、お祭りやお座敷などで行われていたものだろうし、それを寄席という空間に持ってくることで、一般の人々にその雰囲気を味合わせる疑似空間なのでしょう。見せかけなのかもしれないけれど、演者は良い着物を着て、堂々とした態度で、僕たちを楽しませてくれます。
そんな一種特殊な空間で、今日一日を楽しむことができました。
歌舞伎座は三階のような席があり、劇場はまるでオペラのように見えたのがなんだか意外。
一つの演目を楽しむだけなら600〜1000円で見れてしまうというのも、古典と言うものに勝手に抱いていた敷居の高さを取っ払ってくれました。
実際に味わうのと見聞きした物とは違うと分かっているつもりでも、一日終わってみると興奮が覚めやらず、またそんな自分自身にも驚いています。
歌舞伎の演目があんなに分かりやすく面白く、共感できる物とは!
佐七!となんだか叫びたい。
ぜひ、みなさんも一度訪れてみてください。
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