長かった大型連休が終わりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。オールドルーキーのスミカワです。
最近はウォルナットのフローリングCMなども見かけますし、茶褐色の風合いが流行の兆しを見せているのかも知れません。
しかしこの大きさと風格をご覧ください。後ろの木製パレットがとても小さく見えます(笑)。用途を考えてみるだけでワクワクしますが、これを活かすにはそれなりの豪邸でないと置けないかも‥‥。
さて私の半生と木の関わりですが、子どもの頃からプラモデルが大好きでした。中学高校と進むにつれ、どんどんのめり込んで将来はプラモデルを作る仕事に就きたいと考えるようになりました。
と言っても買って作るプラモデルではなく、それを製造する側の職業です。名前の通りプラモデルはプラスチックで出来ていますが、試作品や見本の段階では木製なんです。
材質は朴の木で、版画とか学校で習う彫刻で良く使うので一般にも馴染みが多いと思います。加工がしやすくて目の細かさが均質なので、工芸向きな木質です。
その試作品をモックアップと呼びますが、それそのものを作る職人になりたい。そんな夢を持っていた10代でした。(次回に続きます)