弊社の主力製品は広葉樹がメインです。

広葉樹に限りませんが、木材は製材加工時や梱包養生時、販売時や出荷時にいたるまであらゆる場面で端材が発生します。

それらは産廃処理としてチップ加工されたりもしますが、最近はキャンピングやアウトドアブームもあり、薪として活用される事も多いです。

それはそれで良いと思いますが、やはり手を入れてカタチを変えて使ってこその「木材」です。

という事で小さな端切れを捨てずに活用してみました。IMG_1543
手前がブラックチェリー材のスプーン。

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奥にあるのがクルミ材のスプーン。

使った道具はノミと彫刻刀と紙やすりのみ。

スプーンの下にある板は割れがひどくて捨てる予定だったウォルナットの端材にレジン埋め加工を施して作った、ちゃぶ台です。

ところで大げさな記事タイトルに戻りますが、木を燃やせば二酸化炭素を排出します。しかしマイ食器を作れば燃やさずに済みますし、弁当などに付くプラスチックスプーンを使わないので、石油資源の削減にも寄与します。これからはSDGsの時代なのです!


…なんて言ってみましたが、単なるケチケチ根性です(笑)。工作やDIYの時間も楽しいですし。

何と言っても、木のスプーンや食器で食べるとなぜかメシがとてもとても美味しく感じます。最近は100円ショップでも容易に買えますので、ぜひ一度お試しを