4日目。
ホテルのビーチの透明度があまりにもあんまりやったんで、OPの『パヤ島シュノーケルツアー』に
参加した。

港で船の出港を待つ間、鷲の像の前で写真を撮っていると
「撮りましょうか?」
後ろを振り返って、日本女性を探したが見当たらず、こちらを向いて微笑んでいるのは白人女性。
びっくりしている私に
「折角だから、お二人で撮りますよ」
と言ってくれた。

綺麗な日本語。北海道へ留学しているロシア人で、ジェーニャとその連れはカーチャ。二人とも
大阪弁の我々よりよっぽど綺麗な日本語やった。お言葉に甘えて、撮ってもらった。

img20091025172030284  パヤ島のビーチから100mくらい離れた所に、
 プラットホームと呼んでいるポンツーン(浮島)
 があり、その周辺でのシュノーケル。
 T子は初シュノーケル。しかも足が届かない。
 ライフジャケットを着けているのに緊張している。
 写真はジェーニャ(左)とカーチャ(右)。


img20091025173825686  パヤ島に上陸するとサメの餌付けを見られた。
 サメは50cmくらいか。
 この時にT子、ウニを踏んでしまった。
 ポンツーンの医務室へ行くと棘を木槌で打ちこん
 で、「ノープロブレム」でおしまい。



ポンツーンでバイキングランチを摂ったり、シュノーケルで遊んだり楽しんだが、ここも透明度がいいとはいえずガッカリ。。。マレーシアの西海岸で透明度を期待する方が間違っていることを後日知った。

img20091025172745391  夜は『マタハリマレー』で食事。綺麗な女性とおか
 まが接客。オープンエアのとても感じの良いレスト
 ランで、このセットメニューは‘ナシカンプルカンプ
 ン’食べ切れなかった。
  *きれいな女性の方はサラという名前やそうな。
 「ランカウイ マタハリ」で検索したら、ある方のブログに彼女の
 写真も載っていた。家へも招待されたようで。。。羨ましい。。。

5日目、移動日。
ゆっくりめにホテルを出発し、空港まで送ってもらう。
大事件勃発!!クアラルンプールまで戻る飛行機が来ない。故障?
「どうなるの?どうなんの?」
と乗客の多くが日本人で、ザワザワ。日本語がザワザワ。

遅れた飛行機でクアラルンプールに到着した時には、乗るはずの関空行きも成田行きも出発したあと。成田行きのお客様はこちらへ、の案内でほとんどの人が行ってしまい、残ったのは我々夫婦とジェーニャとカーチャの4人だけ。
「あれぇ?大阪へ行くの?」
「はい。出発も大阪から。。。」

マレーシア航空の係が説明してくれるんやけど、すべて英語。我々にはチンプンカンプンで、
「プリーズ・スピーク・スローリー」
とお願いしてゆっくり話してもらってもやっぱりチンプンカンプン。

不本意ながらジェーニャとカーチャに通訳してもらって、何とかわかったのは、韓国経由で関空へ帰れと言ってるらしいこと。手書きの紙を1枚もらって大韓航空機に乗り込んだ。

ジェーニャとカーチャは
「英語はなんとかわかりますが、韓国語はまったく判らないのでお願いできますか?」
と聞かれた。
「まかしときぃ~!」
と二つ返事。韓国語がわかる訳ではなく、インチョンでもキンポでも日本語で何とかなると思っての返事やった。そして何とかなった。

関空に到着し、彼女達を少々遠くても送ってあげるつもりでそう告げると、カーチャが
「友達が迎えに来てくれるので大丈夫です。。。それより。。。」
とジェーニャの方を見た。
「金抜かれた!」
布製のトランクの一部が鋭利に切り裂かれている。
「なんぼ?」
「3万!」
航空会社に抗議するという彼女達とそこで別れた。彼女達に幸あれと祈りながら。。。

この旅行が終わって、T子はスイミングスクールに通いだした。次のタヒチ旅行をより楽しむために。。。

タヒチ話2タヒチ話3もどうぞ!