木下クラブlog:個別記事

<2007年09月09日>

エヴァの可能性


さて、先日2回目の新劇場版エヴァを見てきてしまいました。
会社帰りに、渋谷で。
やっぱりエヴァは面白い。
作品として、というよりも、エヴァだから面白いのですね、きっと。
まぁその辺感覚的なものなので、良く分からない方には、まったく分からない感覚だと想いますけど・・・



・前置き:「エヴァ世代」という考え方
世代の分け方は色々あるけど、基本的にアニメは子供が見るという考え方にのっとると、
エヴァの放送されていた1995年に一番感化される中高生としてすごしていた世代をエヴァ世代と考えられます。
と、今の24〜30歳くらいまでがエヴァ世代となりますかね。
もちろんそれ以前に「ガンダム世代」とかがあったのは言うまでもないです。
んで、私は丁度そのエヴァ世代に属しているような気がします。
残念ながら、その考えで行くと、今現状一番アニメを見ているであろう大学生(現役)はその世代には含まれず、
実際そんなに騒いでない気もしますね。
今の大学生くらいは、団塊の世代なのかな、アニメ的な意味での。
そう考えると、自分は戦争を知る世代で、それを語る意義があるような、無いような・・・・・・ねw



・そもそも何故「4」部作なのか?
「3」という数字にこだわってきたはずのエヴァ
特に人物に関してはこの「3」に特にこだわってきたといわれてますね。
−シンジ・レイ・アスカ
−ミサト・リツコ・加持
−ゲンドウ・ユイ・ナオコ
−トウジ・ヒカリ・ケンスケ
他にも
・第「3」新東京市
・サードチルドレン
・3台の合議制によりなるMAGI
等等・・・
今回の公式、イントロダクションでも言っている
「New Charactor」「New Machine」「New Story」
やっぱり3である。
3にこだわり続けるならば、「序」「破」「急+?」の3部作であると謳えばいいはずであるのに、
何故に4部作としたのだろうか?
そこに何か意図的なものを感じますね。
アニメ版では第3使途が出現するところから物語りは始まります。
新劇場版では、それが第4使途とされているのも、やっぱり「3」という数字から脱却することの表れなのかと?

さて、そこで一つ。



そもそも「第4部」なんて本当に存在するのか?



・結論を先に言ってしまう
私は、まだ第4部の構成は真っ白なんじゃないかと、勝手な妄想をしています
(以下すべて個人的な妄想の世界になります。)

現在、各所でエヴァについての考察が行われています。
私は、もちろんそれすべてを読んでいるわけではないですし、本スレ程度の量でも、半分も読んでいませんが、
一つ特徴として「基本的にアニメという枠内だけで考察している」というものが有ります。
まぁ、アニメ作品なので、それは当然のことなのですが、本当にそれが結論にたどり着くのでしょうか?
というか、第1作目が公開された現状で「結論」が既に用意されているのでしょうか?
というのが、私の考えです。
1歩引いて考えて見ましょう。
最終的な幕引き、まだきまってないんじゃねぇの?
故に公開日も「未定」
各部が1年おきの公開だとするならば、時間的な余裕はあるはずなので、
第1部の評判如何を聞いて、最後の「?」を完成させる。
そのために「序」には伏線らしきものを散々用意しておいて、観客に考えさせる。
一応の伏線回収は3部の「急」までに終えられるようなシナリオをはじめから作っておいて、と。
これでまた「3」という数字へのこだわりを感じることができます。



・じゃあ「?」は何なのか?
まず、背景から考えます。
「10年前と今と、何か変わったところは無いか?」
今この言葉を見ている方はきっと
冒頭の海が赤いこととか、ミサトが既にリリスを知っていること、ラミエルの形状等、色々思い浮かべるところはあると想いますが、本当にそれだけでしょうか?
一歩引きましょう。
インターネットの進歩、自分たちの成長、既にエヴァ(アニメ)という作品の結末を見ている
3次で考えても変化は様々あるわけです。
そこで、大事なこと。
ネットの進化・・・9/1公開初日に見に行った人が、そこで感想を上げれば、9/1時点で感想が意図も簡単に読めてしまう時代になったのです。
それを考察し、また見に行って、新しい発見を逐一書き込み、またソレを多くの人が目にする、また考察。
もちろん客として劇場に見に行ってる私たちが見るだけじゃなくて、製作側もこれを見ることができるわけです。
さて、それを踏まえたうえで。
今有力として囁かれている「ループ説」で考えるなら、「4」はまた戻るんです、世界のはじめに。
でも、たぶんそうじゃなくて、ちゃんと結論が出るんだと想います。
ループ説が、有力だとみるや、今度はそれが「あからさま過ぎる」と、ミスリードだと主張する方も登場します。
さて、製作サイドの視点で考えると、この現状どうでしょう?
見る人の速感が目の前にあるんですよ、まだ結論すら考えていないのにw
宝の山ですよ。

もし万人が驚くような結論を導き出したいのであれば、現在考察されているもの以外の結論を出せばいいし、
逆に万人に納得されるようなENDを迎えたいのであれば、考察どおりにラストシーンを作れば良し。
それが4部作目の「?」の真相であったらどうでしょう?
わざわざ4部作、公開日未定なことにも納得できてしまいそうです。



・さて、話は一転
「序」「破」「急」「?」から考えてみるのも、また楽しいものです。
ものすごく単純に考えれば
「序」は、序章と取れるとおり、始まり。物語の初めの部分を淡々と送り、さほどアニメ版との違いも顕著に表さずに、こんな感じに製作してますよ、というこれからの手引書みたいなもの。
「破」は、言葉通り、破壊的な意味を表し、アニメ版とはまったく違う状況・進行をなして、観客をハラハラさせるもの。
「急」は、考える暇を与えず、ラストに向かって突き進む感じ。破で壊した世界をとにかく終末に向けて進行させる。
「?」で〆。
考えるまでも無く、その通りだと思わせることができる字を使っているので、このタイトルについての考察はさほどされていないようですね。
やっぱり一歩引いてみる。これが日本語の楽しさだと思えます、きっと。単なる言葉遊びですが。


「序」・・・「じょ」と読むと、
・「除」・・・取り除くといった意味合い。取り除くのは、アニメ版においての無駄なシーンかもしれないし、アニメ版当初では除けなかったノイズや映像のブレかもしれないし、エヴァという作品自体への考え方かも知れない。アニメ版を知らない人を劇場から除いていくという意味合いも考えられる。
・「叙」・・・叙位・叙階といった言葉があるように、何かを授かるような意味あい。ミサトのこととも捉えることは可能。
・「如」・・・いかさま(如何様)もこの字を使うとおり、本物かどうか疑わしい。まさにアニメ版エヴァを経て、今作はその時とまったく同じ次元なのか、時代なのか、疑わしさを意図する。
・「汝」・・・なんじ、二人称、自分の前にいる誰か。映画の前にいる自分こそ、汝たる者。主役は製作側ではなく、あくまで観客であることの示唆?
・「助」・・・汝に助けられるのか。物語の最後の仕上げはお前らに任せた、みたいなw
・「恕」・・・ゆるすとかそういう意味合い。旧劇場版ではゴメンナサイ、今回はお望みどおりの結論作るから許してね、とかそんな感じ。

「破」・・・「は」と読むと
・「波」・・・ネットサーフィンというくらいだから、ネットの広がりを想像。一つの考え方が広がり、最後には大きな波をという考えか。
・「歯」・・・笑顔の象徴。最後にはにっこり笑っていてほしいという願い。もしくは、歯を食いしばる等、逆の意味も考えられる。
・「葉」・・・枝分かれした先にあるもの。ある意味では、平行世界(枝)を辿っていった先にある現在(葉っぱ)と捉えることもできる。
・「刃」・・・先の尖った鋭いもの。10年も前の作品でも、今尚最先端をいっているという驕り。
・「巴」・・・ものが円状に巻く様。ループ世界の象徴か?三つ巴とも。
・「羽」・・・さなぎから蝶へ。進化の象徴と捉えることができる。また、羽ばたき一つで未来が・・・のエピソードより、未来を変える象徴とも。

「急」・・・「急」と読むと、
・「旧」・・・古いもの。アニメ版のことを指すのかも知れない。
・「級」・・・クラスとかそういう意味合い。トウジ・ケンスケ・ヒカリ辺りに何かある?
・「灸」・・・漢方療法の一つ。ツボをつくという意味では、4部作におけるツボは第3部か。
・「給」・・・与えること。与えるのは4部のヒントか、はたまた更なる疑問か。
・「九」・・・第九とか、九番目の使途とか、9回目のループ世界とか。
・「球」・・・丸いもの。地球とか、月とか・・・コアとか。
・「救」・・・救う。「助」とつながる面も。人類補完のことともとれる。
・「朽」・・・朽ち果てる。人類補完の裏で、朽ちるものは必ずある、と。
・「汲」・・・くみ上げる。正に、ネット上の意見を、作品に汲み上げる・・・みたいな。
・「泣」・・・泣けるような作品で、
・「久」・・・永久に語り継がれるような作品へ。永久に続く人類補完計画も想起。
・「仇」・・・仇討ち。仕返しするのは、使途へか?それともリアルの観客へか?

さて、色んな意味合いを考えるなら、最後は簡単ですね。
「しゅう」ですよw
・「終」・・・文字通り終わりを意味する。
・「周」・・・周回、輪廻転生、無限ループ等を想起
・「宗」・・・宗教的なものが沢山入ってますしね
・「醜」・・・グロさアップ?
・「習」・・・過去に習って、みんなに習って、最後の第4部。
・「集」・・・ネット上のみんなの意見を集めて作る、てことで。

ということで、汝・波・汲・集あたりをつなげて、と。。。
前半で書いたことと無理やりつなげることもできそうですね。
ということで、まとめてないけど、自分の中ではうまくまとまったところで、この辺で。



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1) WEBラジオ 無重力地下放送 38回  [ 利口系無重力blog@北大 ]   2007年09月10日 00:05
 管理人が日常とサブカルチャーな話について適当にお送りする札幌発アキバ系アマチュアWEBラジオ「無重力地下放送」の38回放送を配信します。どうぞ今回もよろしくお願いします。最近はアニメがろくに見れていませんが、頑張??

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