2023年05月27日

鍵盤調整

ピアノは金属の弦をフェルトのハンマーで打って
音を出す楽器ですが、そもそも大前提として、
鍵盤楽器であります。
鍵盤を叩く指の力が様々な過程を経て振動に
変化し、音になります。

サクッと道筋を辿りますと、
打鍵→ピアノアクション  (力の伝達)
→弦→駒→響板→空間→耳   (音波の伝達)
→脳           (認識)

そこでお勧めしたいのが、力の発生源である
鍵盤の調整です。

調整内容は、
高さ、深さ、傾き、ガタつき、
UP・DOWNの重さ 等々

購入後、一度もやったことがないという方、
是非 調律の際にご依頼されることをお勧め致します。
ピアノが生まれ変わります。














kinoshitablog at 22:43|Permalink 調律 

2023年05月20日

弾かないピアノの調律は?

ピアノは弾かなくても時間が経つと弦は緩み
音はどんどん下がります。

調律をしていない年数が空くほど、調律をしても
音が安定せずキレイな音は出ません。

何回も調律する必要が出できます。

もし、ピアノを弾いて音が変と感じる様であれば
すぐに調律師にご相談下さい。

YU10SB

kinoshitablog at 17:25|Permalink 調律 

2023年05月13日

ピアノの弦

アップライトピアノ調律の時にお客様から
「へー、弦3本を叩いて音が出るんだー😳」
と言われました。

グランドピアノは蓋を開ければ簡単に中が見えますが、
アップライトピアノは普通は調律の時くらいにしか
見る機会がないと思います。
メーカーやモデルにより若干の違いはありますが、
ピアノの音域を低音、中音、高音と分けた時、
ひとつの鍵盤に対して最低音は1本弦から始まり、
中音との間で2本弦が張られ、中音と高音は3本となります。

ドイツのブリュートナー社製グランドピアノで、
高音域に弦が4本張られているものもあります。
(実際に打たれる弦は3本で、1本はアリコートと呼ばれる共鳴弦です。
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