2017年01月

2017年01月25日

ピアノ川柳29

先週、直木賞の受賞作が発表されました。
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」で、
ピアノコンクールのお話。

昨年は本屋大賞で宮下奈都さんの
「羊と鋼の森」で調律師のお話と、
ここのところ音楽を題材とした作品の
受賞が続いています。

音楽と文学の融合。
映画での表現が難しいことでも、
一流の文芸作家の手にかかれば
文章で音楽を表現できてしまうのは、さすがです。

おめでとう  ピアノで快挙  直木賞
                                        調律仙人




kinoshitablog at 18:47|Permalink 調律 

2017年01月18日

白鍵前面の黄ばみについて

長い年月 ピアノをお使い頂いていると
白鍵前面が白鍵上面と比べて黄ばみが目立つ
場合があります。

これは白鍵前面が経年変化により
劣化したためです。

この場合の修理は黄ばんだ白鍵前面を剥がして
新品の白鍵前面に貼り変えます。

一般的に全ての白鍵盤を貼り変えるため
ピアノの鍵盤をお預かりしての修理となります。

もしも 白鍵前面の黄ばみが気になるならば
調律の時にご相談下さい。DSC01448 S-400B小窓


kinoshitablog at 17:39|Permalink 調律 

2017年01月10日

ピアノ川柳28

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

早速ですがピアノの状態いかがですか?
この時期、室内のエアコンによる寒暖の差と過乾燥の影響で急激に狂い出すことがあります。
ピアノのお部屋のエアコン設定温度は、常時ONの場合は15〜25度で一定にし、常時でない場合は止めた時の室温とあまり差が大きくならないように(人間が凍えてしまわぬ程度…ここが難しい)する他、湿度は50%を下回らないようにすることが理想です。(上限70%)

環境の  変化が苦手  ピアノさん
                                    調律仙人



















kinoshitablog at 18:55|Permalink 調律 

2017年01月06日

ピアノの掃除屋さん

先日、お孫さんから「うちのピアノの音がヘン」
と言われて20年ぶりに調律された時のことです。

1日かけて整音、整調、調律をして帰る時
ずっと後ろで作業を見ていたおばあさんに
『ピアノのお掃除ありがとう』とお礼されて
ビックリしました。

ピアノのタッチ、音色、音程を整える作業の他
鍵盤をすべて外し掃除機をかけ、外装の汚れ
を落としたり、金属部分を磨いたため
おばあさんにはピアノの掃除屋さんと思った
のでしょう。




kinoshitablog at 17:54|Permalink