ホクホク系に続きまして、しっとり系です。

〔メークイン〕
言わずとしたしっとり、煮崩れしない系の代表種。当地でも古くから愛され、今なお圧倒的人気。静岡県内ではGI認定された「三島馬鈴薯」にもこれが使われています。浜松は男爵が圧倒的なのに、同じ県内でもトレンドが大きく違うのは面白いですね。食味はとりわけ良好。男爵等よりやや遅い中早生タイプですが、多肥栽培は食味が落ちるので禁忌。凹凸が比較的少ないので皮むきし易いです。
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〔はるか〕
当店スタッフお勧めの逸品。上品な白さを持つ肉は、崩れにくく食味良好。芽が浅いので調理し易いのも魅力で、年々リピーターが増えています(品切れ注意!)。サツマイモの「紅」はるかに対して、「白」はるかと呼ばれるとかそうでないとか・・・。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性あり。
haruka


〔とうや〕
肥大性のある、丸形の早生イモ。男爵並の早生性をもち、揃いの良さ、収量性に優れます。肉質は滑らかで、淡く黄色い。芽が浅く調理し易い。黄爵という別名で呼ばれることも。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性あり。
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〔ホッカイコガネ〕
煮崩れが極めて少なく、形状も安定しているため、メークインより使いやすい。とりわけフライドポテトは専用種ともいわれるほど得意で、折れにくく、美味しいフライドポテトに仕上がります。もちろん、崩れにくさを生かした他の調理法でも美味しくいただけます。
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〔ピルカ〕
平成21年に育成された、比較的新しい品種で皮むきのし易さに定評があります。煮崩れのし難さはもちろん、収量性はメークインより高く、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性があるので栽培、調理の両方向で使いやすい品種と言えます。
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〔インカのめざめ〕
飲食店等でおなじみの人気が高い黄肉小玉種。栗やサツマイモと比喩される甘みの強く食味が特長的。収量性の低さ、貯蔵性の低さ(芽が伸びるの早い)、病虫害への弱さなどで栽培はトリッキーながら、やはり食味の良さから人気は根強いです。
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〔インカのひとみ〕
上記の「インカのめざめ」の食味の良さをそのままに、収量性、玉の大きさを向上させた品種(とはいっても、男爵等より収量性は劣ります)。黄肉なのはそのままですが、表皮は赤く、芽の周りは黄色く特徴的です(種芋はあまりそう見えませんが)。芽の早さは「めざめ」並につき、長期貯蔵には不向きです。
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他に、シンシア、ジョアンナ、コロール等おフランスな品種も入荷予定ざんす(笑)


品種によって例年より入荷が少なくなっております(特にホッカイコガネ、ピルカ、インカ系)。
売り切れ次第終了になりますので、こだわりの方はお早目に!
ご予約、取り置き対応しております。お気軽にお問い合わせください(^^♪