2019年02月

現在の状況190226

みなさんこんにちは。
気温もずいぶんと上がり、夜はやや冷えるものの、
確実に春らしくなってきました。

さて、本日はこの小さな植物園で見られた
春の兆しをご紹介いたします。

なお、今年の開園日は3月4日(月)~です。
時間は昨年と同じく10:00~16:00とさせていただきます。

キクニガナ(チコリ)
新しいロゼット葉が出てきました。タンポポに似ています。
3月に入ると一気に展開してくるでしょう。
5~6月頃にはブルーの花を咲かせるはずです。
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モモ
花芽が膨らんできました。
まだまだ苗木の大きさなので、一面に咲く訳ではないのですが。
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スイートピー
香りの良い花として知られています。
(ただ、園芸品種は本来の香りではないとも言われています)
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アケビ
つぼみです。
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アマ
花数も増えてきました。
夕方や曇りの日に、この青は映えて見えます。
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アブラナ
今の時期、スーパーにつぼみが並んでいます。
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タチツボスミレ
花も増えてきました。
本当にたくましいスミレです。
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ベラドンナ
ヨーロッパの植物で暑さに弱く、鉢植えは簡単に越夏しているのに、
地植えのものは夏に枯死していました。
これは初めて秋まで生育し、新たに萌芽してきた株になります。
日陰に植えたので徒長しがちなのですが。
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アオキ
普通に植えられている木。
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ヘレボルス
交配種です。移植しました。
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ブルーベリー
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ボリジ
ハーブとしておなじみ。
2か月後には10倍くらいの大きさとなるでしょう。
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ハッカ
芽生え。
庭作りをされる方の中には、春の芽生えが最も好き、
という方もおられます。
この時期は病虫害や雑草、枯れた葉や花をほとんど見ません。
暑くなくて作業もしやすいです。
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コムギ
大阪の春ではないけれども。
かつては全国各地でコムギを作っていたようです。
品種は「農林61号」。
現在でも国内生産で使われている品種となります。
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ゴボウ
越冬したこれらの株は夏になれば開花します。
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ヒナゲシ
成長の早い株ではつぼみが見られます。
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トウキ
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サンシュユ
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キンカン
季節感のない植物ですが。
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本日は池の清掃を行いました。
ほんの短期間だけ透明な水となります。
手前は魚を避難させたバケツ。
カルキ抜きを入れましたので、明日くらいには戻す予定です。
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池の清掃をもって冬の作業がほぼ終了いたしました。
天候にも恵まれ、予定より一週間早く終了することができました。

まだまだ寂しい植物園(一週間後も)なのですが、
よろしければお越しください。

現在の状況について

みなさんこんにちは。

あっという間に2月も半ばに差し掛かり、
一部の植物からは春の兆しを感じる頃となりました。

ダイダイ
すっかり色づきました。
この実からマーマレードを作ることもできます。
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ホトケノザ
雑草として扱っています。
本格的に手入れをする前に開花、タネを落とし、
植物園内で生き延びています。
中国では薬草として書籍などで紹介されているそうです。
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コハコベかと思われます。
これも雑草扱いですが、民間薬として使用されていたとともに
食用にもなるとのことです。
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アマ
開花し始めました。
今年は秋に植え付けたので本来の姿に成長しました。
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アブラナ(和種)
蕾を食用としています。
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ヤグルマギク
一部ですが発蕾してきました。
これも大きくなりました。
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ソラマメ
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ケール
ハトか何かの鳥にずいぶんと食べられてしまい、
ネットで保護しました。
まあ、キャベツみたいなものだからおいしいのでしょう。
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ハシリドコロ
日陰なので分かりにくいかもしれませんが、
とても鮮やかな紫色をしています。
この色合いはなかなかないように思います。
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コセリバオウレン
毎年、人知れず開花しています。
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アミガサユリ
6月には休眠しますので、春に一気に生育します。
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アセビ
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キンセンカ
この植物にとってはまだまだ寒く、
地際近くで開花しています。
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このペースで作業を進めますと、
3月初旬にオープンできるのではないかと考えています。

鉢物の植え替え

みなさんこんにちは。
昨日、本日と寒い日が続いています。

植物園では土壌改良やそれに伴う植え替えについて
終盤を迎えつつありますが、
本日は鉢植え植物の植え替えを行いました。

現在は一年で最も気温の低い時期であり、適期とは言い難いのですが、
労力分散をはかるために、一定の耐寒性を有するものから始めました。
(根を傷つけることにより植物の耐寒性は低下します)

植え替えのようす。動きの少ない分、寒さがこたえます。
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オクトリカブト(上)、ハナトリカブト(下)の根茎です。
ハナトリカブトはかすかながら芽が動き始めています。
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セイヨウアカネ
根は確かに赤根となっています。
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一昨年夏に播種、昨春に発芽したオタネニンジンの根です。
満足な生育環境でなかったこともあり、ずいぶんと小さいです。
30本ほどできておりましたが、5本を展示用に栽培しますが、
その他は見学会にご参加いただいた方へのプレゼントとなるでしょう。
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植え替えた鉢には、寒風を防ぐための寒冷紗を敷設しました。
時々様子を見ながら気温の上昇を待つ予定です。
DSCN4317

近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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