2019年07月

現在の開花状況190723

みなさんこんにちは。

じめじめとした曇天日が多く、梅雨らしい日々となっています。
来週からは晴れるようで、35℃超えの悲惨な季節が始まりそうです。

さて、現在の開花状況についてお知らせいたします。
なお、8月9日より25日まで一時的に閉園させていただきますので、
よろしくご理解をお願いいたします。


ウルイ
DSCN5754

DSCN5755


アサガオ
ピンク色の花を咲かせる品種も植えていますが、
それは種間交雑種です。
最近はアサガオの名で売られるアサガオの仲間が多くなりました。
DSCN5756

DSCN5757


チコリ
思った以上に咲き続けています。
なお、属名のCichoriumは「行く」+「畑」の意味があり、
畑の縁に生えることに由来するそうです。
確かに、やや乾きやすい場所でたくましく育つ傾向があり、
寒冷地では雑草化しています。
DSCN5758

DSCN5799

DSCN5759

ヨメナ
一面に咲くわけではありませんが、これも開花期は長そうです。
DSCN5760

DSCN5761

ノゲイトウ
DSCN5762

DSCN5763

ニガウリ
国内へは江戸時代初期に伝えられたとされています。
若葉や若芽もゆで野菜として利用できるとのことです。
DSCN5764

DSCN5765

エゴマ
シソに極めて近い植物です。
高温性で、春に開花する植物の後に植えることができるので
助かります。
DSCN5766

オニユリ
DSCN5767

DSCN5768

キカノコユリも開花継続中です
DSCN5778


アイ
DSCN5769

DSCN5770


タバコ
DSCN5771

DSCN5772


マリーゴールド
緑肥作物として植栽。センチュウ密度を低下させる効果があります。
あいみょん のヒット曲で知名度が上がったようです。
DSCN5773

DSCN5774

チョウセンアサガオ
DSCN5781

DSCN5775

ムクゲ
こじんまり仕立てています
DSCN5776

DSCN5777

ニチニチソウ
DSCN5779


オオボウシバナ
今年初開花。
DSCN5782

DSCN5783

DSCN5784

オミナエシ
DSCN5785

ゴマ
紀元前3000年前には、ナイル川流域、中東、インド、中国に至る
広範囲で栽培されていたそうです。
DSCN5808


DSCN5786

DSCN5809

ウイキョウ
今年は高温にならず、順調に開花しました。
DSCN5787

DSCN5788

コウホネ
最後の花のようです。
DSCN5789

DSCN5790

ガマ
ある本によると、緑色をした若い時期の穂は茹でたり焼いたりして
食べることができるそうです。本当だろうか。
DSCN5791

レイシ(ライチ)
新規導入した種類となります。
1株だけなので、どこまで自家受精し着果するか、来年から本番です。
DSCN5793

ミシマサイコ
DSCN5795

DSCN5796


キカラスウリ
DSCN5797

DSCN5798

オトコエシ
DSCN5801

DSCN5802

DSCN5803

キンミズヒキ
DSCN5806

DSCN5807

ゴシュユ
これはつぼみです。
DSCN5810

DSCN5811


フジマメ
DSCN5812

DSCN5814

フウセンカズラ
DSCN5816

ウコン
屋外に春植えすると、ガジュツはなかなか開花しませんが、
ウコンはあっさり開花してくれます。
紀元前600年頃の海外の書物にも記載がある有用植物としての
歴史の長い植物です。
なお、昨日のオープンキャンパスにて、ウコン茶の試飲を行いましたが、
いまいちお口に合わなかったようです。
DSCN5817

DSCN5818


とても暑くて大変ですが、よろしければお立ち寄りください。

鉢植えアジサイの剪定と植え替え2

剪定の様子についてお伝えします。
方針は「鉢植えアジサイの剪定と鉢植えならではの課題」
でも、少しお伝えしたように、以下の通りとしました。

1.細くなった枝も多いので更新をはかる
2.特に十分充実している枝を除き、一本から一本の枝に絞る
 (昨年より多めに枝を残す)



1.については、春に萌芽した地際からの芽(バラでいうベーサルシュート)の一部を残し
生育させておきました(開花、展示時に先端部を少し詰めています)。

開花時のようすです。
DSCN5314

花が終わり、剪定する直前の株の状態です。
DSCN5501

地際から出た未開花の枝(赤い矢印の枝)を再確認し、
そのほとんどを残しました
(春にある程度残すものを選別し、不要な枝は間引いています)。
それらの枝は、今年開花した枝よりずっとしっかりしています。

鉢植え用品種であること、および過去の観察結果から
地際から出た枝の、翌年の開花はかなり期待できます。
(みなさんもお持ちの種類の開花の特徴を確認しておいてください)
407ee29c


残す枝を意識しながら間引きを中心に剪定を行いました。
剪定後は支柱で形を整えています。

残した枝はやや多いかなとも思いますので、
今後の生育状況によっては、さらに枝数を減らすかもしれません。
また、残す枝についても二本以上の側枝の発生が予想されますので、
できるだけ早めに一本に絞る予定です
(もちろん、十分充実した枝からは二本出すかもしれません)。
DSCN5511

下記の写真は、地際から切除した枝です。
多くの枝を更新することになりました。
DSCN5509

地際から出た枝に高さを合わせた結果、
昨年より1~2節分、浅く切り詰めています。
もう少し切りたかったです。
DSCN5512

このように記録を残しておき、来年どのような生育を見せるか確認してみましょう。
そして、良かった点、改善すべき点を考察し、
再び修正することを繰り返すことになるでしょう。

鉢植えアジサイの剪定と植え替え1

 植え替えの様子についてご紹介します。
 植え替えの効果について試しており、決して推奨していないことを前提に
お読みください。

 植え替えのデメリットとして、初期の生育が遅れると記載しましたが、
今回のアジサイの場合では、9月下旬までとのタイムリミットがある中で、
植え替えによる初期生育の遅れを補って余りある生育を得ることが必要であり、
そうでなければ植え替えをする意味がありません。
 よって、どこまで根を崩すのかも重要です。
 崩しすぎると初期生育の遅れが長引きますし、ほんのわずかしか崩さなければ
根の更新が伴わず新梢の充実も期待できないかもしれません。

 植え替えのようすです。
周囲をとんとんたたいて慎重の取り出します。
アジサイは折れやすいので注意します。
 本当は6月中に行うのがよかったと思います。

 下の画像は根鉢のようすです。意外ときれいな根でしょう。
 実は、当初は花後の植え替えはリスクが高いことから、
避けようと考えていたので、ベストの植え替え時期の一つである
早春の植え替え時にかなり根を削ったのです。
「花後の生育を考えて早春に思い切って根を削り、花後の植え替えは避ける」
も手法の一つでしょうから。
結局、方針変更で植え替えするのですが。
DSCN5642

DSCN5643

 なお、私は剪定後に思い立って植え替えしましたが、
枝折れした場合を考慮し、
本当は花がらなどを簡単に切る(仮剪定)だけの状態で植え替えます。
少々枝が折れてもリカバーできるからです。

「植え替えなくてもよいのでは」と一瞬頭をよぎりましたが、
後学のためにも植え替えます。
 削る量はカンです。明確な根拠を出すことができませんので。
重要と言いながらカンかよ、と思われるかもしれませんが、
記録を残しておいて、今後の生育具合により、来年以降の根を削る量を再考し、
少しずつベストな量へアプローチすることが重要です。
 下の写真の通り根を削りました。
きれいな根が多いこともあるのですが、ちょっと消極的かな?
DSCN5645

DSCN5649

DSCN5651

新しい用土を詰めていきます。
9月下旬までの短期決戦に備えて用土には緩効性の元肥を入れています。
(根が落ち着いたら速効性の化成肥料も与える予定です)
枝を折らないように長めの棒を利用するとよいでしょう。
DSCN5652

DSCN5653

この葉を枯らすことがあっては致命的となります。
水を十分に与えて、遮光した場所で10日くらいは養生しようと思います。

なお、管理の方針上、液肥を与える予定はありませんが、
効果はてきめんですので、良いアジサイを育てたい!という方には
お勧めします。

DSCN5654


なお、植え替えが不安だけど、何かしたいと思われる方に
部分的な用土の入れ替えをご紹介します。


中が空洞の管を突き刺して、土の一部分を抜き取ります。
できた空洞の部分に新しい用土を入れます。
DSCN5641

DSCN5639

空洞部分に新しい土を入れます。
DSCN5640

芝生管理のコアリングに似た方法です。
周囲の根全体を傷つける植え替えと比較してリスクが低いと思われます。
一般的に行われている手法でもありますのでご参考まで。

現在の開花状況190712

みなさんこんにちは。

天気の良くない日が続いております。
私が東大阪へ来てから、最も曇天日が多い年ではないでしょうか。
全国的にこうであるなら野菜の生育が遅れるかもしれません。

それでは、現在の開花状況についてお知らせいたします。

ブドウが色づいてきました。
ただ、光がまともに当たっているので、濃く色づかないかも。
つるがまだまだ充実しておらず、その分、房も小さいです。
DSCN5656

DSCN5657


モモ
一個だけ。
DSCN5658

DSCN5659

ソバ
気温も上がらないせいか、側枝が育って再開花しました。
DSCN5660

DSCN5661

タチセンニンソウ
DSCN5663

ヨロイグサ
花にはたくさんの虫が集まってきています。
セリ科植物は昆虫の人気が高い傾向にあると感じます。
しかし不思議なことに、ハエ、カメムシ、ブンブンなど、
人には不人気の虫ばかり集まっています。
DSCN5664


ニガウリ
成長が早く、雌花も咲き始めました。
DSCN5665

DSCN5667

コガネバナは終了が近いです。
DSCN5666

ホウセンカ
DSCN5668

タバコは結構開いてきました。
DSCN5669

DSCN5670

キカノコユリ
日照条件が大きく変わり、昨年より1m近く丈が低くなっているようです。
本当は株もとに光の当たらないことが望ましいです。
DSCN5672

チコリ
気温が上がらないためなのか、元気です
DSCN5673

DSCN5674


ローズゼラニウム
とんでもなく大きくなりました。
鉢植えでしか育てられない地域にいたので、さすがだと思います。
DSCN5675

DSCN5676

キツネノカミソリ
寂しげに一本だけ。
もう少し条件の良い場所を考えないといけません。
DSCN5679

DSCN5680

ゴマ
DSCN5682

ガレガソウ
花だけでなく、葉もシダ植物に似ていて涼しげです。
DSCN5684

DSCN5683

ハトムギ
DSCN5685

DSCN5686

ハッカ
DSCN5688

DSCN5689


トウガラシも大きくなってきました
DSCN5690

DSCN5691


オミナエシ
DSCN5695

DSCN5681


トウゴマとチョウセンアサガオ
DSCN5692

ハスはもう終わりです
DSCN5693

スイレン
DSCN5694

オニユリが開花し始めました
DSCN5697


来週もあいにくの天気が続きますが、
曇った日は暑くもなく、ストレスを感じないでご覧いただけます。
近くにお越しの際にはお立ち寄りください。

鉢植えアジサイの剪定と鉢植えならではの課題(要注意)

みなさんこんにちは。

今回は、2~3回に分ける予定ですが、
できるだけコンパクトに仕立てることを前提として、
鉢植えアジサイの剪定と植え替えについてご紹介しています。
よい線をついた内容かと思いますが、植え替えについては不透明な部分もあり、
ハウツーであると言い切れません。
また、丁寧に記載しているつもりですが、見方によっては「くどい」と
言えなくともありません。
そこをご了承いただければ、以下をお読みください。



私がこのブログを記載するにあたっては、
あるページにログインするのですが、
そこでどの記事が主に閲覧されているかを知ることができます。

この2週間以上、最も閲覧数の多い記事が
昨年の7月9日に投稿した「アジサイの剪定」です
(といっても大した数字ではありません)。

このブログには珍しいハウツー的な内容であるのと
アジサイを育てている方の中に、剪定について悩んでおられる方が
一定数おられることも理由なのでしょう。

そこで、ここの寂しい閲覧数を稼ぐために、
また、二匹目のドジョウを狙ってとも言えますが、
標記について少し記載したいと思います。

ただし、鉢植えの剪定はともかく、総合的な対応については、
推測の部分も多くあるのでご注意ください。


なお、鉢植えの剪定の様子についても、
昨年の記事に少し記載しておりますのでご参照ください。

昨年の剪定の後、開花した様子が下記の画像です。
DSCN5314

なお、昨年の剪定後の画像は下の通り(2018年7月の画像と同じ)。
これが10か月後に上の写真のようになりました。
8120f695

それなりに開花しましたが、大きな問題があり、
5年のスパンで考えると、このままでは厳しいかなと考えておりました。
問題は枝が細くなりつつあることです。

下の画像は開花後に地際から枝を切除したもの。
少しずつ枝が細くなっていることがお分かりいただけるでしょうか
(品種の特性により、枝が細くとも開花できたと言えなくもありません)
DSCN5506

枝が細いということは、
剪定後から花芽分化までの生育が不十分であるということになります。
その原因の可能性として、以下のことが考えられるかと思います。

1.剪定時期がやや遅かった
2.強く切り詰めたことにより葉枚数が減少し、
   初期生育に遅れが生じた
3.施肥が十分ではなかった
4.分枝(1本の枝から2本以上の枝を出すこと)によって
   養分が分散され、充実できなかった
5.根詰まりにより、枝の充実が妨げられた
6.その他、日照、灌水などの管理上の問題があった


1.について
特に鉢植えにしたもののの剪定は、
一日でも早く行うことが望ましいです。
地植えと比較して回復が遅れることは避けられないためです。
花後すぐ、敢えて6月中と申しておきます。

2.について
鉢植え用品種は強く切り詰めても開花しやすく、
鉢植えだからこそコンパクトに仕立てたいこともあり、
葉枚数は少なくなる傾向があります。
大きな原因となっているでしょうが、譲れない線かもしれません。
ここを妥協すると鉢植えの意味が薄れるかもしれませんので。

3.について
多くの種類を扱っており、一つ一つに多くの時間を割くことができないため、
置き肥のみを基本としています。
しかし、液肥を週に1~2回程度、ないしはより薄めたものをそれ以上
与えたほうが生育が促進されることは間違いありません。
アジサイにそこまでやるかは考えどころであります。

4.について
一定年数を経て、枝数も十分にあることから、
十分充実した枝を除いては、旧枝1本から新梢1本のみとすることで
改善が期待できますので、やってみようと思います。

5.について
今回のメインとなる課題です。
アジサイを育てている方はご存じかと思いますが、
アジサイは根張りが強く、鉢植えではすぐに根詰まりしてしまいます。
よって、冬~早春に植え替えても開花時には根が詰まっています。

この状態でどこまで新梢を生育させることができるのか、
私には十分わからないです。
一つの手法として、植え替えについて検討することになりますが、
この時期の植え替えには大きなリスクがあります。

もちろん、今年購入したばかりの方やまだまだ小さい株の方は
大きな鉢にまったく根を崩さずに植え替えればよいだけですから
何のリスクもありません。

問題なのは、これ以上鉢を大きくしたくない場合です。
根を崩さなくては植え替え不可能ですが、
花芽分化の始まる9月下旬までに新梢を充実させる必要があります。
しかし、根がある程度回復しなければ、新梢の生育は望めませんから、
高温時期の植え替えによるダメージから回復し、新根が発達するのに
要する時間がポイントとなります。


今回は(不透明な部分もあるものの)4、5について対応しようと考えました。
次回は実際に行った剪定や植え替えについてご紹介します。


※鉢植え植物の植え替えとは
鉢植え植物は根の発達範囲が鉢内のみとなることが、
生育の大きな制限要因となっています。
多くの植物において、鉢植えと地植えでまったく生育が異なることを
目視的に知っている方は多いと思います。
そのような鉢植えにおいて、少しでも良好な生育を得るために
(大半の植物にとって)必要となる作業が(根の切除を伴う)
植え替えです。

植え替えのメリット、デメリットとしては
以下のことが考えられます。

メリット
・土粒の崩壊、根詰まり等による物理性の低下や
 養分の植物による吸収や流亡等による化学性の低下
 がみられるであろう古い土の一部が、物理性、化学性に優れた新しい土に
 置き換わることにより生育の促進が期待できる
・古い根の切除(と新しい用土への入れ替え)、新根への更新により、
 養分吸収能力のある若い根の割合が高まることから、
 生育の促進が期待できる

デメリット
・新根の発生、発達に一定の期間を要することから
 初期の生育は遅れがちになる
・地上部(茎葉)が一定量あり、特に気温の高い時期の場合、
 一定期間は水分吸収能力と蒸散のバランスが崩れることから、
 根の回復までは慎重な対応が必要となる

以上から、
根の回復能力の低い種類は根の切除を少量にとどめたり、
さらに、極めて低い種に対しては、腐敗した部分を切除する程度とする一方、
発根能力の高い種類は、強めに切除してより広範囲で根の更新をはかることも
考えられます。
よって、発根能力に応じた対応が必要となるとともに、
地上部があり、気温が根の生育適温から外れている種が多いであろう
夏の植え替えは避けるなど、種類ごとの適期に植え替えを行うこととなります。


近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
ギャラリー
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
  • 現在の状況260716
カテゴリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: