2020年04月

現在の開花状況200428

みなさんこんにちは。

現在の開花状況についてお知らせいたします。
(撮影は昨日27日)
来週からは気温が上がるようですので、
やるべきことも一気に増えそうです。


パイナップル
鉢植えなので立派な果実はできないと思いますが。
利尿などの効果があるとされ、また、パパイアのように
肉類を柔らかくする作用も知られます(酢豚)
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イリス パリダ
乾燥させた根から香水原料を抽出します。
花もとてもよい香りがします。
ジャーマンアイリスの交配親で、暑さと湿潤には弱いです。
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ブドウ
いわゆるヨーロッパブドウの国内で育成されたワイン用品種
(モンドブリエ)です。日本薬局方ブドウ酒はヨーロッパブドウから
作られたものに限定されます。
鉢植えなのですが、残すつるの量(数、長さ)や着果すべき数などの
バランスのとり方がわからないので、いろいろ試しながら
やっていくことになりそうです。
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ライチ
昨夏に導入。1本のみでどこまで着果するか・・・・
中国では種子を生薬として利用するそうです
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マンゴー
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ヒナゲシ
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アマ
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ソラマメ
かつて大阪で盛んに生産されていたという伝統的な品種 ‘河内一寸’
とされるものです。勢いのない茎を間引くなど、茎の数を少し減らす
はずでしたが、気が付いたら大きくなっていました。
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ボタン
早くも花が終わってきました
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チョウジソウ
ラベルには書き忘れていますが、植物体全体に毒のある有毒植物です。
触る分には(アレルギーがなければ)問題ありません。
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茎の色も悪くないです
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コンニャク
つぼみです
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アンズ
着果数は、葉20~30枚につき果実1個が基準となるそうです。
植物園は間違いなく30枚以上にしないといけませんね
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ダマスクローズ
植えて14か月程度。昨春~秋にかけて急速に大きくなりました。
一般的な返り咲きのバラと異なり、一季咲き種で細い枝につぼみを
着けます(強く切り戻すのではなく、不要な枝の除去や
軽く切り詰める程度の剪定にとどめます)
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細い枝につぼみが着く
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ローズゼラニウム
とんでもなく大きく育ちます。
寒いところにいたので、鉢植えしか知らず、本当にびっくりです
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マルバシャリンバイ
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マムシグサ
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モモ
モモもこの後で摘果してみました。
本当はつぼみの段階で摘蕾(てきらい)を行い、
開花後も2~3回に分けて行わなくてはならないようです
(奇形果が発生しやすいとか)。
説明の言葉は難しくないけれど、いざ、実践するのは難しいです、
こういう類のものは。
少しずつ慣れていきたいと思います。
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カイケイジオウ
植え替えました。
夏に病害が発生しないことを願いたいと思います。
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カノコソウ
小林製薬 命の母という医薬品にも使われています。
市販されるサプリメントには、近縁のセイヨウカノコソウが
主に使われています
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サンザシ
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ボリジ
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レンゲソウ
もう最後の花です
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イチジク
植え付けて約1年。枝も充実してきました。
昨年より育てる枝の数を絞り込もうかと思います
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スイレン
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コウホネ
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ビワ
果実の数を絞り込み、ほとんどの枝で1個のみとしました。
ある程度は大きくなってほしいです
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ノイバラ
約5年でずいぶんと大きく育ちました。
劣悪な土壌環境の中で大したものです
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ヒメタツナミソウ シロバナ
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スズラン
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オキナグサ
花もすっかり終わり、もう少しすれば
綿毛を広げるでしょう
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ヤグルマギクとケールの花
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まだまだ緑の少ない植物園
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早くコロナウイルスの感染が収まることを願います。
最近は自宅、職場、週2~3回の近所への買い物のみの行動となっていますが、
しばらくは我慢したいと思います。

四季だよりvol.56 ハシリドコロ

みなさんこんにちは。

いつもはホームページにてご覧いただいている四季だよりですが、
ホームページ担当者不在のため、ブログにてアップさせていただきます。


現在の開花状況200421

みなさんこんにちは。

現在の開花状況についてお知らせいたします。
それ程、気温が上昇していないせいか、
生育はやや鈍いように見受けられます。


カキドオシ
驚異的な成長力で、垣根をくぐりぬけて(通って)広がることから
「垣通し」の名となったそうです。日陰の湿った場所に植えると
収拾つかなくなります。昨年か一昨年あたりに、欲しいという方が
おられてお持ち帰りいただきましたが、
大変なことになっていないでしょうか?
生薬としては古くから利用され、開花後期(5月頃でしょうか)に
採取、陰干ししたものを煎じて飲んでいるようです。
利尿や鎮咳などに効果があるとされています。
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シラン
何度も登場させるような代物ではありませんが。
秋に根を掘り上げて、蒸すか、数分湯通ししたものを
陰干しして利用されます。
内服していたほか、粉末にしたものを水や油で練ったものを、
ひびやあかぎれの箇所に塗って治療していたそうです
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アマドコロ
秋に地下茎を掘り取り、
刻んで乾燥させたものが生薬として利用されます。
滋養強壮や病気後の弱った体力回復によいとされ、
その効果は近縁のナルコユリに似ています。
韓国ではアマドコロのお茶が飲まれているようで、
輸入品が販売されています。
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スイートピー
お隣にあるピンク花の株は全く成長していません。
土は昨年のものを使いまわしていますが、
アサガオを育てていた土のはず。
スイートピーは連作障害が出やすいらしいので、
間違ってスイートピーを植えていた土を使って
しまったのでしょうか。
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カリン
相変わらずたくさんの実がついています。
近々、1/3,1/4くらいまで減らしていきます。
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ボタン
根の皮を天日干ししたものを生薬として利用しています。
生薬 ボタンピは現役として活躍しており、
婦人科系疾患に処方される漢方薬に配剤されています。
八味地黄丸などドラッグストアに並ぶ漢方薬にも
多く配剤されています。
なお、生薬として利用されるボタンの花はもっと地味で
当園の株は観賞用です。
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ソバ
週末に雨が降って、ぐんと大きくなりました。
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ヒヨス
この植物も現役で、硫酸アトロピンなどの医薬品の製造原料
とされています。
なお、硫酸アトロピンは解毒剤としても知られていますが、
この原料はすべて有毒植物となっています。
毒を以て毒を制すようです。
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ハナニガナ
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サンザシ
果実が完熟となる前に採取、天日干ししたものが利用されています。
胃もたれや消化不良に用いられる加味平胃散などに配合されています。
中国や、台湾では食用としても利用されており、
ドライフルーツに加工したものが販売されています。
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キンセンカ
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ヒナゲシ
イギリス・リメンバランスデーのシンボル
冷涼、少雨の気候に合います。
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ウマノアシガタ
花弁の光沢が特徴的。現在は雑草的扱いです。
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チョウジソウ
つぼみの基部は印象的な濃青色。
花弁はやや淡い青紫色。
つぼみと花が混在している時期が見頃かと思います
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ヤグルマギク
少しずつ花が増えてきました。
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イブキジャコウソウ
シバザクラと間違えられそう。
昨年植えたので一面に咲いていますが、
この状態を長年続けることはとても困難(いや地等)なので、
早めに次の材料を探しておかねばなりません。
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現在の開花状況200413

みなさんこんにちは。

前回お知らせしたとおり、植物園は閉園しておりますが、
現在の状況についてお知らせいたします。

シンビジウム ‘冬時雨’
小型でやや落ち着いた色合い。屋外で越冬してくれます。
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イブキジャコウソウ
恐ろしいくらいの成長力です。
ただ、土がよくなければ長続きしないと思われます
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マルメロ
満開となりました。とても品良い花です。
ただ、雨や高温に弱く、大阪の気候には合いません。
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オドリコソウ
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アマチャに寒冷紗をかけました
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アケビ
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冬にアケビ用の棚を設置しました
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キバナイカリソウ
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ヤグルマギク
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ヒナゲシも開花し始めました。
とても目を引く赤色です
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キンセンカ
寄せ植えに使われそうな色です
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ボリジ
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シャクヤクやボタンも開花間近となりました。
あっという間に花は終わり、花びらをあちこちにまき散らすので、
厄介ですが。
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アンズは摘果しました。
どの程度減らせばよいかわからないので適当に。
調べるとアンズ以外も含めて、葉〇〇枚に対し1果、
〇〇㎝の短果枝に対し〇果など出てきますが、
基本的には果実をさらに絞り込んで取り除いています。
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レンギョウ

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スイートピー
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ここ最近は気温が低いせいもあって、あまり代わり映えしませんが、
来週からは気温も上がるようなので、少し期待したいと思います。

一時閉園のお知らせ

みなさんこんにちは。

突然で申し訳ありませんが、
感染症拡大の現況に鑑み、
植物園を一時閉園させていただくこととなりました。

よろしくご理解をお願いいたします。

なお、ブログでは引き続き開花情報を提供していきたい
と考えておりますので、よろしくお願いいたします。
近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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