2023年02月

現在の状況230222

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


筒栽培の株を植え替えました。

筒栽培とは細長い管にカンゾウなど深根性の植物を植えつけることにより、
特に収穫における効率を高めようと試みられている栽培方法です。

薬用植物には根を利用するものが多いものの、当然見えませんから、
筒栽培からヒントを得て透明のアクリル管に植えることにより
観察してもらえるようになるのではと、思い実行したのはずいぶん前です。
きれいに根を取り出せるように筒は縦方向に半分に切り、
つなぎ合わせました。

筒に光が当たらないよう遮光したものの、結局、内部からコケが生えて
あっさり(数年後)挫折となりました。
養液栽培なども考えましたが、養液を冷却する機械などシステム的に
あり得ないこともあり、ひとまずあきらめていました。
それでもせっかくだからと保持し続け、今回、植え替えることにしました。

スペインカンゾウ
2016年早春に10㎝くらいのストロン(芽のついた根)を植え付けたもの。
7年間放置していたようです。
1mの管でしたが、根は底からはみ出していました。
この後、芽の数が多かったので整理し、同じ筒に植え付けました。
筒は洗いましたので、1年くらいはかすかに根を観察できるかもしれません。
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コガネバナ
2018年春に筒の中に直接タネをまきました。約5年放置になります。
ポットで育苗すると根がまっすぐ伸びてくれず、細かいいわゆるひげ根
が増えてしまうので、直接播種することが必要となります。

コガネバナは乾燥地の植物であるからか高温多雨に弱いようで
普通に地植えすると2~3年で枯れてしまうことが多いです。
筒の中は(雨水も構造的に入りにくいので)常に乾燥気味に保たれます。
恐らく、その効果で5年も生き延びているのでしょう。

筒から取り出し水洗いしました。
根だらけでそろそろ限界な気がしますが、このまま植え付けました。
根は大きく傷ついていると思われますので、来週まで灌水は控えます。
今春はムラサキのタネもまく予定です。
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もしかしたら2株入っているかもしれません
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アブラナ、アマ
植え付けが1月になってしまったので、大きくならないまま
開花しそうです。いずれも10月中の植え付け望ましいです。
作業の流れ上、どうしようもなかったのですが、今年から
畝立てをやめたので、来年からは本来の姿で開花することになるでしょう。
畝立てをやめようと意識して5年が経過しましたが、
(畝立てをしなくても育つであろうと期待できる)最低限の土壌環境に
ようやく達したのではないかと思います。
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支柱立てを進めました
植物よりも支柱が目立ちます。支柱園と揶揄されそうな勢いです。
今春は例年にない大きな作業が控えているので、
やれることを進めています。
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今日は快晴で気温以上に暖かく感じる日となりました。
来週はさらに春が近づくようです
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現在の状況230216

みなさんこんにちは。

現在の状況についてお知らせいたします。


避難
温室暖房の調子が悪く、一部ですが室内に避難させています
(家庭向けの小型暖房機が2機ついています)。
室内の暖房は最低18℃となるので、温室との落差が大きく(5℃)、
あまり長居させたくはありません。
新芽が動き出しでもすれば、戻した際に
低温障害を受ける可能性があります。
一般の温室では、補助暖房の存在は当たり前のことですが、
故障に備えてもう一つ取り付けるべきなのでしょう。
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大鉢の植え替え
地植えしていたものの一部も鉢植えしました。
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オウレン
今年も一部が枯死しています。
鉢植えだと栽培容易で根張りもよいのですが、
地植えすると根の多くが腐ってしまいます。
(真砂土ベースであることやセンチュウの存在もあるかと思われます)
土を大きく取り換えるとより健全に育つと期待できますが、
経費や労力面からして、いずれオウレンも大鉢行きとなりそうです。
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なお、鉢植えのオウレンは少しだけ開花し始めました。
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エンゴサク
一つだけ開花しました。
これだけ球根が地表近くにあり、地温が高くなったせいでしょう。
ほかは葉がようやく出始めたところです
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クリスマスローズ
八重咲のオリエンタル系??ハイブリッドです。
いろいろな原種の血が入っているかもしれません。
メリクロンで増やされた市販品です。
なお、薬草として使われていたのは(有毒ですが)、ニゲル(niger)種です。
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デンドロビウム
高芽を取り、ごちゃっとひとまとめに植えたもの。
セッコクの血が入る小型種です。
日本にも自生するセッコクは健胃、強壮作用のある生薬として
全草を乾燥させたものを利用してきました。
中国では今でも人気のある生薬だそうです。
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ヤブツバキ
種子からとれるツバキ油は幅広く利用されていますが、
どうしても開花が開園前となるので、
小さな鉢植えの扱いとなっています。
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アセビ
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現在の状況230209

みなさんこんにちは。

今週も地味な画像ですが、
現在の状況についてお知らせいたします。

カトレア
秋咲きとされる個体ですが、遅れての開花となりました。
温度のせいでしょうか、本来の色は出ておりません。
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シュンラン
つぼみを出した状態で冬を越します。
江戸時代から盛んに育種、栽培されてきたそうで、
珍しい個体などは投機の対象でもあったようです。
現在でも個体によっては非常に高価です。

梅酢漬けや塩漬けにした花にお湯を注いだものを蘭茶といい、
大切な客人をもてなす際に出されてきたそうです。
かつては、塩漬けシュンランをそれなりに入手できたものらしいですが、
現在はわずかに販売される程度となっています。
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クリスマスローズ
つぼみが上がってきました。
今年の開花は早くなりそうで、開園時には終わっていそうです、、、
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マンゴー
昼間の温室内は暖かくなってきたためか、新梢が伸びてきました。
先端近くのややふっくらした部分につぼみがついています。
それにしても枝が細い。
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ウメ
花弁が見えてきました。
もう、各地でちらほら咲いているようですね。
現在は南高梅と白加賀を植栽していますが、新たな品種を入手し、
高接ぎによって実つきをよくしたいと考えています
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クチナシ
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ハナトリカブト
発芽してきました。
先日もお伝えした通り、
センチュウ害によって甚大な被害を受けている株なので、
何とか採種できるまで育ってほしいものです
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樹木周りに改良剤
土壌の状態が初期造成時のままである場所がたくさん残っています。
真砂土がそのまま入れてあるのみで、
順当な生育は難しくなっていくと懸念されます。
土壌が悪い場合、苗木のうちはよいが、
大きくなって根圏が広まるにつれ衰退するといったことは
よくあることだと思います。当然と言えば当然です。
そこで、少しばかりですが、つぼ掘り状に穴を掘り、堆肥を混入しました。
かなり前からやろうと思いつつようやく始まった感じですが、
今後は毎年続けていかなくてはなりません
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現在の状況230202

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


モモの枝を誘引する棚を設置しました
諸事情で設置できていませんでした。
園路沿いに支柱を立てており、圧迫感を感じる欠点もあるのですが、
モモを近くに見ていただけるだけでなく、枝折れの防止、
低樹高による作業性の効率化も期待できます。
棚の設置に伴い、切除を保留にしていた枝も含めて整理しました。
枝の密度は今までで最も低くなったかもしれません。
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オリーブ
かなり透かしました。
ブッシュ状になっていましたが、かなり整理しました。
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フキノトウ
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マンドラゴラ
種子ができそうです。
株を絶やさないためにも採種後に速やかにタネをまく予定です
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コンニャク
寒波襲来前に避難させましたが、戻すタイミングを失いました。
温室内は最低7~8℃ありますので、もう少し気温が上がるまで
避難となりそうです
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ラベルの準備
植物名などいくつかの種類のラベルについては、
多くがラミネートしただけの自作品なので破損、紛失したものの
チェックを行い、また未作成のものについては新たに文章等を作っていきます。
文字だらけの植物園だなと思うこともありますが、知識のない方でも
理解していただけるようにしていきたいと考えています
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近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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