2023年05月

現在の状況230525

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

マンゴー
小さな実がたくさんついています。
といっても大半が未受精果と思われます。
未受精果はあまり大きくならないので市場価値はないそうですが、
味はとてもよいそうです。
ネット上ではミニマンゴーの名で売られているようです
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ドクダミ
鉢植えならなかなかきれいです。
ドクダミの花弁は結構上品な部類に入ると思います
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キハダ
半分程度が突然枯れてしまいました。
出ている葉も奇形となっています。
原因は不明です。わからないと思いますが、落ち着いたときにでも
調べてみます。
なお、樹皮が生薬として利用され、健胃、整腸作用などのあることが
知られています。
陀羅尼助だけでなく、百草丸や正露丸などの市販薬にも利用されています。
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ハナショウブ
これは伊那嵐という品種です。
品種によって育てやすさには大きな差がありそうです
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トウキ
奈良県で受け継がれてきたヤマトトウキ系統。
現在の生産量は少なくなっていますが、昭和57~8年ごろは
現在の30倍程度もつくられていたそうです
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アーティチョーク
もう少しで開花しそうです。
収穫は開花直前に行われるようなので、食べごろなのかもしれません
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オカゼリ
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稲田桃
実が大きくなってきました。
7月1日に見学会を開催しますが、稲田桃について講演していただきます。
詳しくはこちらをクリックしてご確認ください。
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ウイキョウ
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アマチャ
満開となりました
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ホップ
もうネットを超えてしまいました。
まあ、地植えでしたら5~6mになる植物ですので。
試験的な植栽ですが、光が強く当たるので夏は厳しいと予測しています
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アンズ
色づいてきました
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カキ
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スイカズラ
窮屈な場所なのに何年も切り戻しを行わなかったせいで、
切り戻すと葉がなくなる状態となりました。
伸びたツルが何重にも折り重なるので、ツルの下方は
葉を出せなくなってしまいます。
これからはもう少し高頻度で切り戻しを行えると思います
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クサスギカズラ
アップで見るとアスパラガスの仲間であることがよくわかります
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現在の状況230518

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


ロクベンシモツケ
ヨーロッパなどに自生し、当地では根を薬用として使用していたそうです。
若い葉は食用としても利用されてきました。
関西の夏の暑さは厳しいので、明るい半日陰に植えるか、鉢植えにします。
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カワラナデシコ
開花し始めました。
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アマチャ
当園のアマチャはお世辞にもきれいに咲いているとは言えません。
光が強いだけでなく、湿度不足もあるように思います(若干の水不足も)。
もう少し暗くて、じめっとした場所を用意できればよい花が咲くでしょう
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イブキジャコウソウ
植えてから一定の年数が経ち、一部に隙間が目立ち始めたことから
目土を行いました。
新しく入れた土に(土に触れた茎から出た)根が張ると、
勢いを取り戻すのではないかと期待しています
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スズメ
コムギに群がって種子を食べていました。
閉園後の夕方はバックヤードに行くことも多いので、
その間に食べられることが多いです
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スイカズラ
もう少しで花も終わりそうです。
独特の香りがしています
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ガマ
早くも穂を出し始めました
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マドンナリリー
開花し始めました。よい香りがしています
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イングリッシュラベンダー
色づいてきました。
鉢植えで育てています。
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ようやく温度も安定しましたので、温室植物も戸外に出し、
植え替えも行いました
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ただ、暖房機の故障により今までにないくらい枯死してしまいました
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ウメ
大きくなってきました。収穫は6月上中旬になるでしょうか
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寒冷紗の設置も進めました
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ノビル
種子ではなくむかごです。
ノビルは4~6倍体で種子ができず、むかごで増えていくそうです。
すさまじい繁殖力で、半分雑草扱いなのですが、
種子ができないのは考えてみたら不思議です。
球根は食用として利用されています
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現在の状況230511

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

モモ
袋がけを行いました。
今回は250~270枚ほどかけました。
モモは葉60枚程度に1果ならすのが基本だそうですが、
農家のような土壌管理ができない(周囲がコンクリート)
(また、技術的にも到底及ばない)ことを考えると
少し多すぎたような気がします。
うまくいったら学生さんに使ってもらえないだろうか?
なお、一部、観賞用にかけていない果実もあります。

病虫害に侵されず色づいたモモは来園される方にも好評のようで、
まれにながらも、当園ではなかなか聞くことができない
歓声を上げていただけます。
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スイカズラ
開花し始めました。
この花のにおいを嗅ぎたいとお声がけいただきました。
においに関心がなかったのですが、何か用途などあるのか
お聞きすればよかった。
なお、花後にかなりばっさりと切り戻す予定です。
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ジギタリスとタチセンニンソウ
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ホソバクサボタン
開花し始めました。
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アケビ
着果数が非常に少ないです。
やはり開花期がずれてしまっているのが最大の原因と思われます。
ここではある意味、ミツバアケビが主役(果実販売用の選抜品種を植えています)
です。よって、北から南までさまざまな出所があるであろう販売品のアケビ株を
たくさん取り寄せてミツバアケビと開花期が一致するものを選抜して植える、
が正解となるのでしょう。
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ロサ ガリカ
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ジャーマンカモミール
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ヒヨス
本日気づきましたが、H. albusと交雑している株がありました。
昨年は横並びに植えてしまいました。
ちょっと懸念していましたが、新しい種子を導入してやり直しとなります
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クワ
おいしそうには見えない
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ホタルブクロ
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オカゼリ
カメムシが大好きでさっそく小さなカメムシのようなものがついていました。
どこからやってくるのでしょうか?
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ボウフウ
ちょっとシュッコンカスミソウみたいな雰囲気です。
根を生薬として利用し、防風通聖散など著名な漢方薬にも使われています。
久しぶりにまっとうに育っているような
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ウメ白加賀
風や雨もあったかもしれませんがずいぶん落果しました。
あまり実をつけすぎないようにした方がよさそうです。
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イトハユリ
オニユリと同じく生薬ビャクゴウの基原植物です。
葉がとても細いのでこの名がついているのでしょう。
日本薬局方では学名のみの記載で和名は書かれていなかったと思います。

性質はそれほど強くなく、球根も小さいので実際には使われていないと思われます。
秋になると観賞用として球根が販売されます
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マンゴー
花も概ね終わり小さな実がついています。
でも、これらのうち、1つが大きな果実になるかどうかのレベルで
当たりが少ないです
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ホップ
雌花です
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ギョリュウバイ
この蜜がマヌカハニーとなります。
花は少ないです(日当たり十分の場所が必要です)。
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近くにお越しの際にはお立ち寄りください。

現在の状況230502

みなさんこんにちは。
いつもの木曜日ではありませんが、
現在の状況についてお知らせいたします。

ハマナス
開花し始めました。
大阪できちんと花を咲かせるのは涼しいこの時期のみです。
自生する地域ではジャムやお茶として利用、販売もされています。
つぼみを乾燥させたものを生薬として利用します
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ジギタリス
開花し始めました。
18世紀後半から長年にわたり心不全の治療薬として使用されてきました。
現在はあまり使われないようになっているそうです。
さまざまな(種間)交雑種が園芸用に利用されています。
イギリスの庭では定番の植物です
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シャクヤク
今年は少し開花が早く、満開となりました。
GW過ぎにはほぼなくなっています。
生薬としての利用量は多く、トップ3に入るくらいだと思います。
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ウラルカンゾウ
ウラルカンゾウとして種子を導入、育成したものです。
100%ウラルとは言い切れませんが。
改良の進んでいない野生植物は個体変異や地域変異が大きく、
形態からの判別は困難なように思います。
かつて、いくつかのところから種子を導入しましたが、形態だけでなく、
生育速度も含めバラバラでした。
山草好きの方はよくご存じでしょう。
一般用漢方製剤の70%に配剤され、(主にスペインカンゾウですが)
お菓子を含む食品や化粧品などにも多用される身近な存在です
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タンジン
開花し始めました。
株分けしましたので、今年は小さな株となっています。
国内ではあまりなじみのない生薬のようですが、
中国ではタンジンを配剤した医薬品が販売されており、
一部は国内にも流通しています。
観賞用としての苗も売られているようです
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ブルーベリー
果実が肥大し始めています。
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カキ
地味に咲いています
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カニナバラ
身近でご覧いただけない場所に植えており、申し訳ないです。
咲き始めは濃く、開くと淡い色に変化します。
ローズヒップが有名ですが、大阪ではよい果実が得られないようです。
北方系の野バラで北海道ではきれいな果実ができていました
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アンズ
果実に昨年は見られなかった(と思われる)病害が発生、苦戦中です。
多種多様な病害各々への対処は困難なのですが、
つぼみの時に一度薬剤散布を行うべきだったかもしれません
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ヒヨス
葉を医薬品の原料としますが、有毒のため触った手で目をこすったりすることは
厳禁とされています。ちょっとねばねばしていて気持ち悪い感じの葉です
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ホソバクサボタン
根を生薬として利用します。
クレマチスの仲間
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次の開園日はGW明けの8日です。
天候不順な予報となっており、病害が多発しないことを祈るばかりです。
近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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