2023年07月

現在の状況230727

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

なお、当園は8月5日~16日は休園させていただきます。


オオバギボウシ
日当たりがよくて葉は焼けています。
本当は木陰などが適した植え場所です
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カリン
ずいぶん広範囲に表皮が裂けてしまい、樹液が垂れています。
ひとまず、殺菌剤を塗布しました。腐敗は見られません。
かなり乾燥していたので、長時間の灌水を行ったのですが、
急激な吸水によって避けることがあるのでしょうか??
カトレアではよくあるパターンなのですが。さすがに違うかな?
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イトヒメハギ
移植によるダメージにもかかわらず、何とか開花しています。
3枚目の画像のようなこぼれ種による新しい株に期待です。
効果はわかりませんが、物忘れ改善薬にも使われています。
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トウガラシ
小さな果実ができています。
全体が赤くなったころに干して乾燥させると、調味料として利用できます
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稲田桃
果実の重みでずいぶんと枝が垂れ下がり、通りづらくなってしまいました。
あと10日程度で熟してくるのではないでしょうか。
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ハス
今年は春先の低温の影響と思われる生育の遅延が見られ、
特に誠蓮は病気にでもかかったのかと思うほどでしたが、
梅雨明け以降に成長が盛んになりました。新たなつぼみも
見られます。
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ようやく大きくなってきた誠蓮
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ハマゴウ
ひっそりと開花しています。砂浜などに自生し、一面を覆うように
広がっていきます。果実を生薬として利用してきましたが、
丸い果実を枕としても利用していたそうです
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カキ
見たことのない葉の傷み。ややこしいことにならなければよいのですが。
時々チェックして、広がるようだと何らかの対策を行います
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ブルーベリー
かなりの量を鳥たちが食べました。
ムクドリだけでなくスズメも食べるようです
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ハトムギ
郊外では比較的身近な存在であるジュズダマはハトムギに非常に近い
のですが、やはりジュズダマ茶も作られており、それなりにおいしいようです。
日本薬局方にはハトムギのみ収載されています
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現在の状況230720

みなさんこんにちは。
連日、気温が高く、体力的にも厳しい日が続いております。
植物にとっても1年で最も厳しい時期となってきました。

さて、現在の状況についてお知らせいたします。


フウセンカズラ
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高温の影響
一気に高温による影響を受け始めました。

ベラドンナの鉢植えは多くの年で、さらに突然に枯れます。
せめてプランターに植え、さらなる日陰に置かなければいけないのですが、
土代を節約してしまいました。
一層のこと、無機質の人工培地くらいのほうがよいかもしれません。
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下画像の通り、地植えのものは何とか維持しているものの、落葉多く、
なかなかに厳しい状況です。
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ムラサキの枯死も止まらないです。かなり減ってしまいました。
ムラサキとベラドンナはもう少しまじめに考えないといけません
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ウイキョウも小さな苗は病害を受けています。
高温による地温上昇が大きな影響を与えているとも思いますので、
例えば、地植えでは敷きわらなどを敷き、
鉢植えは他の種類を混在させてもよいから
鉢表面を葉で覆うような置き方をできれば多少は改善するかもしれません。
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オクトリカブト
白絹病の広がりが止まりません。
画像は引き抜いた後の菌糸?胞子?の残りです。
しばらくは何も植えない方がよさそうです
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インドジャボク
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レイシ
色づいてきました。
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キカラスウリorシナカラスウリ
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オミナエシ
ハチ?にかなりの人気があります
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トウゴマ
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タバコ
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ウド
春の発芽前にもみ殻などで厚く(30㎝程度)覆うとウドが収穫できます。
営利生産では掘り上げてハウスや室(むろ)などで発芽させ、収穫されます
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ニガキ
園内で最もクマゼミが好む樹木だと思われます。
樹液をかなり吸っているようなので、ダメージが不安です。
本当に小さな苗しか入手できず、ここまで8年かかっていますから
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オニユリ
ちなみにオニユリの変種で黄花のオウゴンオニユリは
朝ドラの牧野富太郎博士が名付け親です
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ローゼル
苗を植え付けました。これまでで最も遅い植え付けです。
落ち着くまでの水管理が面倒ですが、毎年大きくなり過ぎていた分、
こじんまりとまとまってくれないかと期待しています
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ニチニチソウ
昔ながらのニチニチソウ
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パイナップル
こんな小さなパイナップルを見たことがありません。
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現在の状況230714

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

ダイダイ
新梢がずいぶんと伸びてきました。
果実も少しずつ大きくなっています
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ヒオウギ
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カワラナデシコ
花はほとんど終了し、花茎を切除、茎葉もくたびれた感じです。
しかし、地際には新しい芽が出つつあります。
高温期は動きが鈍いですが、秋になると成長し、一部は花を咲かせます。
涼しくなるまでは耐え忍んでいます
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ヤブラン
日陰にあるせいかもしれないですが、淡い、なかなか上品な色をしています。
ジャノヒゲと同じく根の一部が紡錘状に肥大しており、
その部位を生薬として利用します。
その形態はジャノヒゲと似ており、効能も近いようですが、
日本薬局方にはジャノヒゲのみが収載されています。
比較的身近に見かける植物です
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ハナショウブ
ずいぶん出遅れたようです
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オニユリ
大変丈夫なユリでちょっと地方に行くと庭や道端、草原でみかけます。
球根も普通に百合根として食べることができます。
生薬ビャクゴウは剝がした「りん片」を蒸して干したものですが、
消炎作用のあることなどが知られており、辛夷清肺湯などの漢方薬にも
配剤されています。
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クコ
これは千成クコの名で販売されているやや小ぶりな果実のクコです。
クコシは果実を干したもので、強壮作用や目の症状を改善する作用が
あるとされており、栄養ドリンクにも使われています。
ジコッピは根皮を干したもので解熱作用のほか滋養作用もあるとされ
ています。いずれも、日本薬局方に収載され、漢方薬にも配剤されています
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ムラサキ
急激に病害が広がっています。
予備をかなりとっているので、そちらから採種することになりそうです。
冬に(別の場所にて)多めに(植物質の)堆肥を入れてみます。
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ワタ
開花し始めました。
あまりに上方向に伸びるので摘芯を行いました
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エビスグサ
ハブ茶の原料にもなります。
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ハッカ
北見市にはハッカで大儲けした方のハッカ御殿が残っています。
夏草や兵どもが夢の跡、と言うと怒られるかもしれません。
現在は玉ねぎ栽培が非常に盛んな地域です
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ゴマ
なかなか悪くない花を咲かせています。
当園では黒ゴマを栽培しています。
白ごま、金ごまとも栄養価は変わらないそうですが、
風味が違うそうです
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ハマゴウ
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コブシ
一部が色づいてきました
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ツルドクダミ
アオドウガネなどコガネムシ類による被害。
夜行性で活動時間も遅いので駆除できていません。
以前は少し頑張っていたものの。
夜間に飛来する害虫はとても面倒です。
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モモの収穫終了
今年の果実類の収穫はこれで終了しました。
モモは特に問題なかったと思われますが、アンズは病害が多く
厳しい1年となりました。
天候によりどうしても年次変動は起こりますが、もう少し枝を透かして
薬剤散布しやすくすることが必要と感じたところです。
本当は防風ネットを張ったり(風が強いと病害が広がりやすくなる)、
雨除けの屋根をかけるなどの方法も農業現場では実践されていますが、
現実的ではないので、やれる範囲で少しずつ改善していきたいと思います

アンズは連続した雨天により春より病害が一気に広がりました。
果実にも被害が広まったのは厳しかったです。
開花直前に一度防除していたら結果は違ったかもしれません
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南高梅もこれは毎年ですが、病害を抑えきれないです。
少なくとも当園の環境では、
白加賀より病気には弱そうな感じを受けています
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トチバニンジン
国内に自生するオタネニンジンの仲間です。
オタネニンジンのような強壮作用はなく、鎮咳去痰、解熱、健胃
などの効能があるとされています。
成長はとてもゆっくりです
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現在の状況230706

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


フジマメ
ずいぶんと伸びました。
雨が降ると優に数十センチは伸びているのではないでしょうか
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ヒオウギ
開花し始めました
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ミソハギ
日陰となる時間も長い、ミソハギにとって恵まれたとは言えない場所
ですが、何とか開花しています
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モモ
収穫が始まりました。
販売しているものより熟度の進んだ状態で収穫するためもあって、
なかなかに難しいです。
リンゴのように長い果梗がないため、実が枝に食い込みます。
よって下方向に引っ張るのですが、果実を強く握り過ぎると
指が食い込むため力加減もややこしいです
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いくつかはイタチ?に食べられましたが、昨年より被害は少ないです
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キバナオウギ
開花し始めました。
地植えだとすぐに枯れてしまいますが、鉢植えでは
管理さえきちんとすれば数年以上生き延びることは確認しています。
展示場所で環境を整えることは難しいですが、3年程度生き延びるように
していきたい。
暑さ、多雨に弱く、北海道が適地とされています
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ケイガイ
地味ですが開花し始めました。
これも地植えではいまいちでしたが、鉢植えでは病害も少なくなります。
1年草
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ウコン
気がついたら開花していました。
数少ない、普段からまったく気に掛けなくとも育つ植物。
カレー粉の原料などに使用されています
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ソバ
ハトに食べ尽くされました。この後、撤去しました。
しかし、本当に上手に食べます。
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ヒロハセネガ
試験栽培をしているもの。
ずいぶんと生育に差が出ています(1か所に複数株を植えています)。
土壌が均質でないこともあるでしょうが、遅れているものは
定植しばらくして立ち枯れ症状が出たものです。
最初に失敗するとずっと尾を引いてしまいます。
なお、兵庫県が産地として知られますが、高齢化により
作る人は減りつつあるそうです
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タバコ
開花し始めました。ちょっと植えすぎたかもしれません。
タバコ農家のように適正間隔で植えると葉はさらに大きく育つでしょう
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ゴマ
急激に成長してきました
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オオボウシバナ
開花盛期となっています。花は気温が上がると終わってしまうので、
早い時間のみの開花となります
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トウガラシ
よく見ると上品な花です
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ハトムギ
実のてっぺんから雌しべ(横向きに広がっている)、
雄しべのかたまり(段状に雄しべを出している)を出しています。
ずいぶんとへんてこな姿です。
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黒ショウガ
久しぶりに植えてみました。7年ぶりくらいでしょうか。
鉢植えでも展示しています。
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ブルーベリー
時々、鳥が食べにきています
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ウンシュウミカン
新梢が伸びてきました。
最近は高さ2m程度、幅2m程度の小さな仕立ても増えているようです。
植える苗木は増えますが、高所での作業がなくなるので作業性が高まります。
そんな感じの仕立てをしてみたいと考えています
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ゴシュユ
植え替えて4年ほど経過したでしょうか?
ようやく根も落ち着いたか、本来の葉の大きさに戻りつつあるようです。
思った以上に回復に時間を要しています
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レイシ
今年も実は少しだけついています。
2品種確保は難しいから仕方がない
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エゾリンドウ
開花し始めました。
根傷みしやすいので鹿沼土単用で管理していますが、
ちょっと乾きすぎます。
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エゾウコギ
葉はちりちりです。
暑さに非常に弱く、あきらめています。
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カリン
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ミシマサイコ
開花し始めました
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ムラサキ
病害発生。地際に近い茎が黒ずんでいます。
バックホウで土壌改良を行ったため有機物が減っています。
もっと有機物を投入して、軽く遮光をしたらもう少し
よくなるのではないかと思います。
センチュウ被害も受けます
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ワタ
つぼみが出ています。ワタも急激に成長してきました
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近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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