2023年09月

現在の状況230928

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

なお、今週の30日(土)は見学会開催のため開園いたします。
13:30からの講演は、若干ながら空きがありますので、よろしければお申込みください。
https://www.phar.kindai.ac.jp/yakusouen/event/2023event/2023_17.bmp


フジマメ
ようやく、果実ができ始めました。本当に遅い
DSCN5276

DSCN5277

DSCN5280


DSCN5281



モモ
数輪ほど狂い咲きをしています。
時期にそぐわぬ強めの剪定を行ったからでしょうか?
DSCN5282

DSCN5284

DSCN5285


ミカンハモグリガ
大きな被害を受けてしまいました。
常緑で数年程度は残るだろうし、病害(かいよう病)の発生率も
高くなります。
以前に被害にあった枝は明らかに生育が悪くなっていました。
かんきつ類は8~9月も気が抜けないようです
DSCN5289

DSCN5290

小さな幼虫が3匹います。葉は壊滅的な打撃を受けました
DSCN5291

DSCN5292


ステビア
なんてことはない花ですが、開花し始めました
DSCN5293

DSCN5295

DSCN5296


最近は屋外で越冬しています
DSCN5297



サンザシ
完全に熟し、落果し始めています。
食物繊維やビタミンなどが豊富とのことです。
DSCN5298

DSCN5300

DSCN5299


ハッカ
2回目の開花ですが、ずいぶんと咲いています
DSCN5301

DSCN5302


ワタ
病害がひどく、開花などしなさそうな状況でしたが、
突然、新葉が正常に戻り多くのつぼみも見えてきました。
特に薬剤などを散布したわけでもないのですが、どういうことなのでしょうか?

葉が正常な形をしています
DSCN5303


8月頃までは出葉する葉は下画像のようにクシャっとなってしまい、
つぼみもでませんでした。
DSCN5306

DSCN5304


サルトリイバラ
やはり病害が全体に広がりました。
残念ながら全滅でしょう。
DSCN5307


オオバナオケラ
昨年の白絹病、その他根腐れの被害を考えると、よく成長しました。
DSCN5308

DSCN5309

DSCN5310


シロバナマンジュシャゲ
各々がシロバナマンジュシャゲであるとして、当園には2系統あります。
赤みがかったものとクリーム色のもの。
地域によってある程度の変異がみられると思われます。
DSCN5312

DSCN5314

DSCN5315


コブシ
少しずつ色合いがくっきりとしてきました
DSCN5316

DSCN5317


ローゼル
花ももう少しで終了です
DSCN5318

DSCN5319

DSCN5320


クコフシダニ
急激に虫こぶが増えました。
来年からはかんきつ類と同じく、8~9月も手が抜けなさそうです。
かんきつと違って、落葉により冬にリセットされるのはありがたいです
DSCN5322

DSCN5323

現在の状況230922

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

日中もいくぶんか過ごしやすくなり、花は非常に少ないものの、
園内も秋らしい雰囲気となってきました。
近くにお越しの際にはお立ち寄りください。

なお、24日(日)はオープンキャンパスに伴い、
10:00~15:00まで開園いたします。



ゲンノショウコ
DSCN5182

DSCN5183

DSCN5184



サルトリイバラ
昨年受けた病害を再び受けました。
地際から枯れる病気だからややこしいです。
昨年は患部を切り取り、消毒して植え替えしましたが、
厳しかったようです。
このまま放置し、枯死した場合はしばらく植えつけないことになるでしょう。
DSCN5185

DSCN5186

DSCN5187

DSCN5188


大型化
昨年よりも1種類当たりの面積をやや多く確保して
植え付けるようにしましたが、キクなどはずいぶんと大きく育ちました。
その植物本来の姿を見るとなると相当の面積が必要なようです。
DSCN5189


メハジキ
この花も昆虫に人気があるようです。全草を生薬として利用します。
DSCN5191

DSCN5233


DSCN5234


ハマビシ
種子ができています。
細長いとげで容易に皮膚を貫通しますので、注意が必要です。
種子寿命が非常に短いので、春まで湿潤環境下で保存する必要があります
DSCN5195

DSCN5196

DSCN5197


ハス
また咲いていました。当園でこんな時期に咲くのは初めてかもしれません。
DSCN5198

DSCN5220



ヒオウギ
光沢のある種子。
万葉集では「ぬばたま」を黒や夜を導く枕詞として使っていますが、
この「ぬばたま」はヒオウギの種子のことだそうです。
昔の方にも光沢あるこの黒色は印象的なものであったのでしょう
DSCN5199

DSCN5202


アイ
DSCN5203

DSCN5204

DSCN5205


ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ
開花し始めました
DSCN5206

DSCN5207

DSCN5208

DSCN5209


キャッサバ
出遅れましたが、高温が続いたおかげか大きくなりました。
DSCN5210

DSCN5211

DSCN5212


ミョウガ
DSCN5214

DSCN5224

DSCN5225


ナンバンギセル
気温が低下したためでしょう。花茎の伸びがよいようです
DSCN5216

DSCN5217


インドジャボク
果実が熟してよい色合いとなってきました
DSCN5218

DSCN5219



オケラ
DSCN5221

DSCN5222

DSCN5223


ホップ
DSCN5226

DSCN5227



ローズマリー
DSCN5228

DSCN5229



ゴシュユ
ほんのりと色づいてきました
DSCN5230

DSCN5231

DSCN5232


アカジソ
たくさん開花しています。
DSCN5238

DSCN5235

DSCN5236


ハルウコン
この時期の開花は珍しいと思います
DSCN5239

DSCN5240



現在の状況230914

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。

ツルボ
開花しました。
最近になって夜はやや涼しく感じるようになりましたが、
敏感に温度を感じ取っているようです。
DSCN5127

DSCN5128



ヒガンバナ
ヒガンバナも本当に温度に敏感に反応します。
毎年9月25日前後に開花します。
ただ、発らいしてきたものの、ずいぶんと寂しいつぼみの数です。
今夏も結局植え替えできませんでした。球根が浮き出すぎです。
DSCN5144

DSCN5145



ケイガイ
とても小さな花が咲いています。
今年は大きな鉢で育てましたが、地植えよりは圧倒的に安定していました。
(ほとんどすべてがそうなってしまいますが)
そして、何種類かの昆虫類が花に集まっています。

この植物を、虫の寄り付きにくいネット下で育てると
ほとんど種子がつかなかったことがあるので、
採種のためには昆虫の存在が非常に重要なのかもしれません。

半分程度開花したところで花穂を採取、乾燥させたものを生薬として利用します。
防風通聖散にも配剤されています。
DSCN5129

DSCN5130

DSCN5131

DSCN5132


トウガラシ キャロライナリーパー
真っ赤な実ができていますが、ほぼ1株のみについています。
今年は春先の低温でトウガラシのような高温性植物が如実に影響を受けました。
そこで、8月に入っても施肥を継続したのですが、
そのために栄養成長に偏ってしまったのかもしれません。
ほかの株はようやく開花し始めたところですが、それらが成熟するには
(一定以上の気温が確保された)日数が足りないかもしれません。
なお、これは生薬に用いられる種とは異なります
DSCN5133

DSCN5134



シュウカイドウ
まさにベゴニアといった花です。
花の名前の由来はカイドウ(サクラに似た花を春に咲かせる)に
似ていて、秋に咲くことからだそうです。

中国原産らしいですが各地に野生化しており、
日陰で湿度もあり、土壌の湿った場所を好みます。
繁殖力旺盛で大きな葉を一面に繁らせるので、他の植物を寄せ付けず
群落をつくります。
茎葉を搾って皮膚病などに外用薬としても使っていたそうです
DSCN5141

DSCN5140

DSCN5142

DSCN5143


ナツメ
もう収穫できます。
画像のような枝の垂れ下がりが、耐風性なども含めて生育によいとは
言えないかもしれませんが、できるだけ目線に近い位置で観賞いただけるように
この枝を生かしていく予定です
DSCN5147

DSCN5148


キキョウ
ちょっとした狂い咲き
DSCN5161

DSCN5162


チャノキ
すべての品種につぼみがついています。
病害が多くてきれいには咲いてくれません。
この植物にまで集約的な管理は困難なので割り切ってはいますが、
無害で育成することはなかなか大変ではないかと思います。
お茶農家も大変です
DSCN5164

DSCN5165


フジマメ
開花は継続していますが、まだ、実はついていません。
気温低下に伴い、そろそろつき始めるでしょう
DSCN5166

DSCN5167

DSCN5168

現在の状況230907

みなさんこんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますが、最悪の時期は脱したようです。
ほんの少しですがほっとしています。


アサガオ
ちょっとくたびれ気味。
DSCN5078

DSCN5079

DSCN5080

DSCN5081


ヨメナ
開花期は長いです。
雰囲気的には秋の花のように感じます
DSCN5082

DSCN5083


レイシ
ようやく、新しい芽が成長してきました。
冬~春にかけての温度が十分ではない(一定期間の低温遭遇は必要です)ため
、熟すのが遅れ、新芽の発芽も遅れ、枝も十分に育たないといったところでしょうか?
(鉢植えであることも大きいですが)。
1品種しかないためか実の付きもよくありません(簡単な人工授粉はしていますが)。
いずれは撤退かなあ、と思いつつあります。
DSCN5084

DSCN5085


ツルボ
つぼみが出てきました。
秋が近づいていることをきちんと感じているようです。
りん茎をすりおろしたものを腰痛や打撲傷時に患部に塗布するなど
利用されてきたそうです。
また、りん茎のほか若葉やつぼみも食用とされてきました。
DSCN5086

DSCN5087


ローゼル
開花し始めました。
今年はスペースの関係もあって、7月中下旬に苗を植栽しましたので、
とても小さいですが、ほどよいボリュームとなりました。
ハイビスカスティーの原料です
DSCN5088

DSCN5089

DSCN5090


チョウセンアサガオ
開花は夜ですが、本日は曇天だったため撮影できました。
葉や種子など株全体が有毒です。大阪でも野生化した個体を
見ることができます。
DSCN5091

DSCN5092

DSCN5093


葉焼けなど
今夏の高温のためか例年以上に葉焼けなどが目立っているようです。
樹木などは森林に生えているものも多いので、都市部の直射日光は
ことさら厳しいのでしょうか
DSCN5096

DSCN5097


カリンの果実も焼けているようです

DSCN5113

DSCN5114

DSCN5115


鉢植えは鉢温上昇もあるのでダメージを受けやすいかもしれません
DSCN5116

DSCN5117


オケラ
開花し始めました
DSCN5098

DSCN5099

DSCN5100


クコ
恐らくクコフシダニ。
しばらく防除をしていなかったら入ってしまいました。
適切に駆除をしないと、葉は虫こぶだらけになってしまいます
DSCN5101

DSCN5102


ゴマ
もう、花もラストです。落葉も激しくなってきました
DSCN5103

DSCN5104

DSCN5105


ゲンノショウコ
DSCN5106

DSCN5107

DSCN5108


ラッカセイ
花と花後に茎状のもの(子房柄)をのばしている様子。
茎状のものが地中に到達するとふくらんでラッカセイができます
DSCN5109

DSCN5110

DSCN5111

DSCN5112


センブリ
断続的に立ち枯れ症状が発生しています。
きちんとするには薬剤の定期散布やこまめな日照管理、水管理など
集約的な管理が必要なのでしょう。
DSCN5118

DSCN5119

DSCN5120


インドジャボク実生
種子は乾燥に弱いとのことで、採種直後の2021年11~12月に播種、
翌年5月頃発芽、発芽より1年4か月程度経過したものです。
きちんとした管理ではありませんが、来年くらいには開花するでしょうか?
DSCN5121
近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
ギャラリー
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
  • 現在の状況240905
カテゴリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: