2023年12月

現在の状況231226

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


剪定や茎刈り、土壌改良を少しですが進めました。

剪定は樹高を下げるように行いました。
本来のやり方や姿ではないかもしれませんが、
安全性の点からも、もう限界かなと判断しました。
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茎刈りはほとんど終了と言ってよい状態となりました。
下画像のように何年も植えっぱなしになっているところは、
土が硬く、有機物も少なくなっていますので、
年明けからは株周りを中耕していく予定です
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土壌改良は通路部分について行いました。
春~秋の作業時に踏み固める場所ですので、念入りに行います
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ニホンスイセン
開花し始めました
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ウメ
花芽がはっきりとわかるまで膨らんでいます
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カワラナデシコ
花色はますます濃くなっています
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ダイダイ
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アブラナ
気温もすっかり下がり、寒さ対策のためでしょう、折れるように
葉は下向きになりました(少し前までは葉の先端は上向きでした)。
一般に葉や茎は太陽に向かって伸びる(正の屈光性)、
根は太陽と反対の方向へ伸びる(負の屈光性)とされますが、
冬期の特にロゼット葉は結果的に地面に向かって(太陽の向きとは逆に)
伸びるというか、葉の角度を変えるのですね。暖かい時期とは逆のパターンです。
葉面温度の維持の点でメリットがあるのはわかりますが、
どういう仕組みで葉の角度を変えているのでしょうか??
やっぱりオーキシンの影響が大きいのでしょうか?
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樹液
樹液が出るのにはいろいろな理由があるようなのですが、
害虫の可能性もあります。
樹齢の進みつつあるものは、木部を食害する害虫にも注意です
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キダチマオウ
株は枯死していないと思いますが、葉はすっかり枯れています。
よいとは言えない状態なので、理由を探っていきたいです
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現在の状況231221

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。



今週は剪定作業を進めました。
果樹類の剪定は思う通りいかないことが多く、
それなりに憂鬱になる作業の一つです。

来年のことだけでなく、数年先のことも予測しながら
枝を切るべきなのですが、どのような枝の出方や伸び方を
するのかも、特に樹体が若いうちは予想しづらいです。

遠回りになるだけでなく、一定の弊害も仕方がないと思いながら、
枝を多めに残す→ある程度判断がついた頃に枝を減らすなどしております。

これから果樹類を育てようという方は、まず、主枝、亜主枝の配置は徹底的に調べたうえで
取り掛かられることをおすすめします(品種によってもかなり違うだけに厄介ですが)。
徹底的に調べても、いざ目の前に立つとなかなか切れませんが、
うまくいかずとも、やるだけやったと受け入れることができます?


ウメ(選抜南高)
樹勢が強くて思った以上に伸びるばかりでしたが、やや落ち着いてきたようです。
昨年の同時期に比べてかなりの枝抜きを行いました。
着果する若い枝をたくさん切除していますので、営利生産でしたら大赤字かも。
こんな仕立てでよいとは思えませんが、だましだましやっていきましょう。
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真ん中の枝は不要な気もしますが、ひとまず残しました。
気が変わって春までに切除するかもしれませんが。
小枝は残しすぎでしょうか?切除すると収量は下がりますので、
どの程度切除するのがベストかはよくわかりません。
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モモ 山陽水蜜
これも樹勢は落ち着きつつあります。
春に、枝にせん孔細菌病の症状がでると切除しないといけませんので、
やや多めに残しています。
亜主枝を残しすぎた影響でしょう。内側部分の枝が貧弱です。
南高同様に昨年同時期と比較してかなりの枝を抜いています。
内側からよい枝は出てくるでしょうか?やや手遅れ感もあります。
仕方がないのですが、不安があったために亜主枝を多めに残したことが、
このような状況を招いたと思います。
今ならできますが、植え付け2~3年当時に思い切って切除することは
かなり難しかったでしょう。仕方がない
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もう少ししっかりした枝が出ると思っていましたが、細かな枝ばかり、、、
細かな枝はもっと減らすべきでしょうか?
減らしたところで、それなりに強い枝は出てくれるでしょうか?
出る角度の悪い枝を最小限切除して、できるだけ残しておこうと思ってしまいます。
果実のために葉数は確保したいです
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パッと見た感じではふところ部分の小枝は多そうですね
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稲田桃は再仕立てのためにさらに切り詰めました。
何をやっているんだか?
でも、予想をはるかに超える枝の成長ぶりでした。
これも内側の枝は被圧されていたため、また切除してきたため
非常に少ないです。
(参考までに昨冬の稲田桃
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中心部にもかなり光は差し込むようになりましたので、
内側から新たに枝が出てくれればコンパクトに仕立て直すことができます。
農場のように足場を確保することができないことも
仕立てにくさの一因となっています。
これらは種子から育成したものですが、譲り受ける際に
「木によって着果しづらいものもある」と聞いていたことから
3本植えとしていますが、画像左側の木は来園者にあたる恐れがあるため
いずれ伐採したいと考えています
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アンズ 新潟大実
とにかく枝が暴れ、さらにウメやモモとはまったく異なる枝の出方で
予想がつきません。ある程度の立枝は仕方がないとして、
込み過ぎないようには切除しています

作業性の問題もあり、画像左側の枝は大きく切除しています
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枝は多いでしょうか?
ただ、先述の通り側枝の発生量がとても少なく、予想がつかないので
枝数の調整は夏剪定で行います
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ウメ、モモ、アンズともに以前に比べると樹勢が落ち着きつつありますので、
少なくとも枝の伸びる長さの予測はつくかと思います。
ただ、これからは老化した枝から若い枝への更新などが、
課題となってくるでしょう。


キカラスウリ
葉も落ち、気温も下がり色づいたキカラスウリが確認できます
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越冬試験中
アロエ2種(スピカタ、フェロクス)です。
雨にあたらず、風も強くない場所で越冬試験中です。
本来はかなり大きくなりますので、温室での保護は難しく
何とか越冬させたいです(種子から7年半かけています)。
なお、過去には雨の当たる場所でですが全滅しております。
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現在の状況231214

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


今週は移植や苗の植え付け、鉢ものの植え替えなどを行いました。
画像は地味すぎるようです
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これらはササユリです。
各地の自生地から採種、維持されてきたものを収集し、
2020年4月にタネをまいたものです。
2015年の造成以降、当時は植物園の状態も安定し始め、
日本薬局方収載植物など収集できるものは一通り収集できた頃でした。
ただ、植物園としての特徴(個性)がなさすぎると日頃から思っており、
入手できる環境にあったことや多くの人が名を知っている植物
であることから導入してみました。
ササユリは日本薬局方にも収載されておらず、薬用植物としては
重要とは言えないかもしれないので、
正しい選択とは言い切れないかもしれませんが、たくさん考えた末と
言い訳しておくことにします。

大きな球根(たいして大きくないですが)のものは、5球程度ずつ
鉢植えにしました。
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残りはもともとのトレイに植えなおしました。
本当はもっと深い容器に植えた方がよいです。
なかなか繊細な植物ですのでどれだけ残るかはわかりませんが、
幻滅するような結果とならないようにしたいものです。
一般にはタネをまいて5年くらいで開花するはずです。
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クチナシ
色づいてきました。
栗きんとんやラーメン、焼きそばの麵の着色にも使われています。
黄色の成分(クロシンやクロセチンという成分らしい)は水溶性
なので、15分くらい煮だして色を出すそうです。
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ブルーベリー
一部ですが色づいています。
輝くような色をしており悪くありません
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クリスマスローズ
咲いているものやつぼみがふくらんでいるものなどあります。

メリクロン苗を育てたものですが、早咲きです。
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これは無名種を種子から育成したもの。もう、5年近くたつでしょうか?
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ふきのとう
葉の基部のまるいものがふきのとうです
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シクラメン
そろそろ終わりのようです。
これから春にかけて光に十分当てて肥培します。
肥料は緩効性の肥料を置肥しています。
水やりは鉢の周囲のみとし、球根に水が溜まらないように
心がけています(表面が平べったいので水をかけると
球根表面に溜まり、腐敗のリスクが高まるように思います)
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オケラ類
地上部も切らずほったらかしですが、悪くない。
海外の庭では、(枯れた)花後の姿がユニークなものは、
あえて切らずに観賞されることが多いです。
グラス類(ススキなど)も代表格です。
ヨーロッパの人ならオケラも切らずに残されるでしょう。
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ボタン、シャクヤクの冬芽
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サンシュユ
葉が落ちて果実がくっきり見えました。
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稲田桃の仕立て直し
垂直方向に伸びていた太枝を切り落としました。
予想を超える大きさとなり残念ながらやり直しです。
4~5年かかるかもしれませんが低樹高で、もう少し小さく仕立てたいです。
上方向の枝を取り去ったことで、中心部まで光が差し込みますので、
もう少し基部側からも枝が発生、切り戻しが可能となることを
期待しています
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現在の状況231208

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせいたします。


今週も土壌改良を進めました
とてつもなく地味な仕事です。
生まれ変わったら違う仕事をするような気がします。

株の移植も同時に進めましたが、基本的には株分けを行います。
株分けの基本は、一定量以上の根および来年成長するための芽
(または新芽が発生する茎などの器官)をつけて分割することですが、
根の量はその植物の耐寒性や発根能力(根の回復する能力)を考慮して、
ある程度の経験則で行います。
越冬芽がある場合はよいですが、そうでない場合は、観察などを通じて
どの程度の茎を残したら春に確実に発芽するのかを事前に知っておきます。

株分けは種類にもよりますが、かなり小さくします

ムラサキウマゴヤシ
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ニガヨモギ
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キク
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ポット苗の植え付けも行いました
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鉢の植え替えも進めました。
地植えで不安定なものは、予備苗を含め鉢植えで管理していますが、
資材代の高騰もあり維持は厳しくなりつつあります
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カキへの堆肥入れ
カキに牛ふん堆肥を入れ20㎝程度の中耕を行いました。
ここはほとんど土壌改良のできていない場所だったこともあり、
すさまじく硬くなっていました。
カキは深根性で根の量も少なく、そのためにより一層、
土壌の物理性に気を遣う必要があるそうです。
これではだめだ、と一瞬で思うような硬さでしたので、
都道府県で発表されている土壌改良指針を参考にできるだけのことを
やってみたいと思います(1月頃でしょうか?)
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ダイダイ
かなり色づきました。
年末に間に合わせるかのように色づいています。
成熟果皮を乾燥させたものを生薬として利用しますが、
生薬としては珍しくヨーロッパからの輸入が多いそうです。
サワ―オレンジ(C. aurantium)の花は香水などに利用され、
果皮はマーマレードの原料となりますからヨーロッパで多く
栽培されているのでしょう。
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ブドウ
春に接ぎ木をした枝から遅れて開花したこともあり、
冬のこの時期に実がついています。
ちなみに巨峰を接ぎ木しました。
本来植栽すべきはヨーロッパ系のブドウですが、
環境が合わない、ワイン用が多く来園者向けではない?こともあり、
アメリカ系のブドウを栽培しています
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ウメ
一部が色づいてきましたが、まだまだ緑色が強い状態です。
気温低下が遅れたこと以外に、秋の施肥でチッソ成分が効きすぎた
可能性もあります。遅すぎる
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キンカン
早春にばっさりと切り戻したので、今年初めての着果です
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ハナトリカブト
地植えの受粉作業しなかった株ではほとんど種子が実っていません。
花粉付けをした(鉢管理の株にしました)のは正解だったと言えますが、
受粉してくれる昆虫がいなかったわけでもあるので、少々困ったものです
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マンドラゴラ
開花しました。つぼみの数はいまいちです。
ネットに出てくるような開花への道はまだまだのようです
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近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
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