2024年08月

現在の状況240829

みなさんこんにちは。

現在の状況についてお知らせいたします。

ダイダイ
はっきりと認識できる大きさになっています
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ゲンノショウコ
開花し始めました
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ホップ
側枝からの新たな毬花(きゅうか)がみられます
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ゴマ
たくさんできてきました
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ヨモギ
ウイルスかその他の病害か、すっかり違った形状、
色合いの植物となってしまいました
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タバコ
枯死が進むかと思いましたが何とか咲き続けています
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ウコン
害虫はほとんどつかず、
暑さにも多雨にもびくともしないので、省力的で助かります
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アゲハチョウ幼虫
夏期休暇中に産卵していたのか、それなりに食べられています
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オトコエシ、オミナエシ
白花がオトコエシ、黄花がオミナエシです。
本日もチョウ?が蜜を求めてきていました
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リコリス スプレンゲリ
ヒガンバナの仲間ですが、今年も花立ちはよくなさそうです。
再び移植した方がよいのかもしれません。
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カキ
少しずつ大きくなってきています
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ローゼル
7月中旬植え、8月19日まで寒冷紗で遮光というひどい管理にもかかわらず
つぼみが出てきました。9月中にもっと大きくなりそうです
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カラスビシャク
早くも秋を感じたのが再び葉を茂らせています
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ミシマサイコ
開花し始めました
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ホソバクサボタン
ずっと咲いています
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イチジク
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今週は台風に備えた準備のほか、鉢物の植え替えも進めました。
下の画像はマンドラゴラです
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現在の状況240822

みなさんこんにちは。
現在の状況についてお知らせします。


今週は曇天となる日も見受けられますが、
酷暑の影響は随所に見られています。
植物を育てるにはあまりに厳しい気温です

キバナオウギは1株が枯れてしまいました。
昨年は秋の高温で採種できませんでしたが、
今年も厳しい結果が予想されます
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サラシナショウマは予備の株が(おそらく土壌伝染性の)
病害でやられてしまいました。
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オタネニンジン(チョウセンニンジン)は葉焼けおよび高温の影響と
思われます。遮光を強めましたが枯れてしまいました。
なお、根は生き残っていると思います。
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トリカブトも一部が立ち枯れました。
病名はわかりませんが、リゾクトニア属菌による立枯病や
ラナンキュラスなどにも大きな害を与える株枯病などが知られています
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ヒカゲノツルニンジンも恐らく来年は見込めないと思われます。
この場所でダメなら仕方がない。
病害対策などではなく、温度的に無理かなと思います
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ベラドンナもかなり絶望的となってきました。
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ユリも一部が枯れました。恐らく、フザリウム菌由来のりん茎さび病
(乾腐病)ではないかと思います
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毎年のように発生する土壌伝染性病害には(対象植物を絞り込みますが)
何らかの対応をせざるを得ないかもしれません。
多種類の殺菌剤は使いたくないところではありますが。

ニガキは病害ではないですが葉焼けが厳しく、一部は落葉してしまいました
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フジマメ
花は咲いていますが、やはり、さやはできていないようです。
これも昨年は秋の高温で採種に至りませんでした。
国内で入手可能な白花品種の耐暑性はどうなのでしょうか。
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イネ
ひっそりと花が咲いています。
コメ不足は9月になったら解消されるでしょうか?
今年の作柄は安定しているそうです
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クコ
多く着果するのは秋になってからかと思いましたが、ずいぶんと実りました。
移植から2年目で安定したのでしょうか。
植え場所としては数メートルの移動でしたが、着果数は桁違いに増えました。
日当たりはやや改善し、土壌有機物は前の場所よりやや少なくなっています。
施肥は実つきが悪くなると困るので以前より控えています。
前の場所では果樹類の肥料が流れ込んできていたのでしょうか?
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コガネバナ
頑張って咲いています。でも、突然枯れることも多いです
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ヒナタイノコズチ
暑さでぐったりしています。この植物はほとんど雑草なので
どうなったところで影響はありませんが、毎日のように萎れて
相当なストレスがかかっていると思います。
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トウゴマ
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シマツナソ(モロヘイヤ)
7月の中旬に植えたのにここまで大きくなりました。
やはり適地適作です。
北海道でトリカブトを育てるのは容易(少々悪い土でも問題なく、
自生種は車道沿いでも見られます)ですが、
シマツナソは北海道では温度不足で様々な対策が必要となるでしょう。
こういう楽な植物を多くしたい
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ウンシュウミカン
地植えでは初めての着果となります。品種は宮川早生
たくさん生産されている品種で強健だそうです。
放任に近いですが、おいしいミカンをつくるのは難しい。
生産者によっては農場にシートを敷き詰めて、土壌水分を少なくし、
甘みを高めるなどの方法も行われていますが、樹勢が衰えることも
あるため一定の技術が必要なようです
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ワタ
ワタも高温や乾燥に強く、大阪の夏でも平気で便利です
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オケラ
ずっと画像のようなつぼみ状態です。
気温が下がると開花するでしょう
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ミツバアケビ
寒冷紗を設置してかなり葉の状態がよくなりました。
思った以上の成果です。
しかし、つる用の棚の上に寒冷紗を設置している時点でおかしいです
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クロショウガ
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セネガ
昨年までは晩秋に掘り上げていましたが、
今年はこのまま越冬させるため、乾燥しやすい状態で管理しています。
やや水不足かつ土壌中の養分が少ないためか株は小さいようです
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トウガラシ
灌水や施肥もこまめに行ってはいますが、
スタートの遅れを取り戻すことは難しいようです。
今までにない小ささです
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ガマ
今年はずいぶん小さく寂しい状態です。穂も小さい。
多分、鉢を変えたからではないでしょうか?
昨年までは網目状の容器にシートを敷いて植えており、
土中に十分な酸素が供給される状況でしたが、
今年はプランター植えで酸素は入り込まなくなっています。
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現在の状況240806

みなさんこんにちは。
園内には掲示しておりますが、8/7~18日は一時閉園させていただきます。


フジマメ
ずいぶんとつるも伸び、花が咲き始めました。
でも、夏の高温下ではマメはできません。
昨年は高温が続き、結局採種できずに、22年採種の種子をまきましたが、
今年はどうなるでしょうか。
フジマメには白花で白い豆のできるものもあり、
生薬としてはそちらが用いられています。若いさやは食用にもなります
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ダイダイ
今年もハモグリバエの食害を受けています。
手ごわすぎます
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ハマナス
花は高温で正常に開くことができません。
北海道では強剪定しても夏にきちんと咲いてくれますが、
関西では枝抜き程度しかできません。
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カワラナデシコ
こんな暑い中よく咲いています
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イチジク
摘芯しました。
伸ばし続けても秋の気温低下で果実は熟すことができなくなりますので、
熟すことができるかな?という位置で先端を摘んでしまいます。
ちょっと遅いかもしれません
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稲田桃
落果し始めています。
ところどころ灰星病が入っています。まん延すると怖い病気ですので、
来年は対策をきちんとするべきかもしれません
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アケビ
こちらも日焼けが目立ってきました。
やはり遮光をせざるを得ないでしょうか
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キツネノカミソリ
衰退してしまって一株だけがひっそりと咲いています。
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ワレモコウ
秋に掘り上げた根を乾燥させて生薬として利用します。
煎液は下痢止めや止血などに効果があるとされます。
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タバコ
知らぬ間にかなりの食害を受けていました。
アオムシは花や若い子房、葉を食べていました。
7月末に防除を行い、安心していたところでした。
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ハマビシ
ずいぶんと大きく広がりました。気温が上がると一気に広がります。
ヒシの名がつく通り、とげは非常に鋭いです。
果実を生薬として利用し、
皮膚病薬として知られる当帰飲子に配剤されています。
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ニガキ
セミもすっかり少なくなりました
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ナルコユリ
果実。
生薬としては根茎を用い、滋養・強壮効果のあることで知られています
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ボタン、シャクヤク
遮光はしているものの、葉は傷んできました
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現在の状況240801

みなさんこんにちは。

ひどい暑さが続いており、
お出かけの際には熱中症対策もされているかと思います。

しかし、危険な暑さのため、不急な外出は控えよう、といった呼びかけが
当たり前のようになされるようになるとは。
なお、先月は前年の記録を更新し、統計開始126年で最も暑い7月だったそうです。

稲田桃
スタートは遅れましたが、結局いつも通りの時期に熟すことになりました。
今秋に木を小さくするので、このような実の付き方は見納めかもしれません
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ブルーベリー
ほぼ終了です。ほとんど鳥が食べてしまいました
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ハマゴウ
葉はお香の原料として使われてきました。
生薬としては秋に採取した果実を日干ししたものが
用いられてきました。
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コブシ
少し色づいています
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オオバギボウシ
相変わらずの日照不足ですが、いくつか咲いてくれました。
全草を陰干ししたものを利尿作用を期待して利用してきました。
花は一日で終わってしまいます
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ゴシュユ
果実がわずかながらに膨らみ始めています。
雌株なので雌しべしかありません。
当園の中では、葉、果実ともに最も薬っぽい香りのする
植物ではないかと思います。
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種子はできないのですが、ゴシュユはひこばえがすごく、
放っておくと森のようになるそうです
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イランイランノキ
イランイランは花の中の花の意。
香りのよいことからこの名がつけられたのでしょうか。
好みの分かれる香りのように思います
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クコ
暑さのせいでしょうか?一部の葉が黄化しています。
そして、意外と実がついています
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タバコ
また、根腐れしてしまったようです。
根腐れしていないものも昼間は高温のせいでしょう、しおれてしまいます。
実際の生産では、3月に植え付け、6月に収穫、7月には乾燥とあるので、
7~8月は避けるべき季節なのかもしれません
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ゴマ
花は優しげな色合いですが、この暑さでも元気です
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サルビア(チア)
植えつけた時期が遅かったためでしょう、成長は鈍く、
根も広がっていないようで、少し水が切れると萎れます。
枯死を避けるために寒冷紗を設置しました
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ニチニチソウ
多くの植物が厳しい中、安心の安定感です。
なお、秋になると病害を受けます
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イトヒメハギ
何とか咲いています。
根を生薬として利用し、物忘れの改善にもよいとされています
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クソニンジン
植えつけは例年以上に遅れましたが、ようやく大きくなりました。
マラリアの治療薬に利用されています
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ベラドンナ
何とか種子を実らせてほしいが、この暑さをしのげるでしょうか。
ハウスで育苗できればもっと涼しい時期に採種できるはずですが、
毎年綱渡り状態です。
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ミョウガ
ひっそりと咲いています。
食用には花が咲く前のやわらかい状態で収穫します
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ツリガネニンジン
暑さ対策のためにやや薄暗い場所で管理していますので、
徒長気味ですが咲いています。花はいまいちです。
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パパイヤ苗
来年、久しぶりに植栽してみようと苗を育成しています。
少しでも大きくしておきたいところです。
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近畿大学薬学部薬用植物園
開花状況の他、行っている作業
など現在の様子をお伝えします

大阪府東大阪市小若江1-9-7
E-mail:yakuso@phar.kindai.ac.jp
(@を半角にしてください)
ギャラリー
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