現在の状況240718

みなさんこんにちは。

いよいよ本格的な夏がやってきてしまいました。
植物園はあまりに暑く、ゆっくりご覧いただくのは厳しいかもしれません。
植物もダメージを受けつつあり、約2か月間は我慢の季節となります。


病害多数
3連休中の雨により病害が広まったようです。

ムラサキは連休前から病害を受けていましたが、やはり広がっていました。
土壌改良に気を配りましたが、まったく相手にされず完全敗北といったところです。
なお、筒栽培の株は安定しています。
集約的な対応をせず、既存の管理体系に組み込んだやり方で何とか無事に生育を、と
考えていましたが、木っ端みじんとなりました。
「雨よけ＋さらなる通気性の確保」について要検討です






ハナショウブ
致命的ではないけれど連休前には青々としていた一角の葉が枯死していました。


エキナセア
明らかに根腐れが進行しています。
近々、屋根付きの半日陰の場所へエスケープさせます




ヒカゲノツルニンジン
病名は不明です（灰色カビ病っぽい）が、一部のツル、葉が枯死しています




アマチャも一気に落葉していました。
致命的ではないと思いますが、、


インドジャボクは葉焼けです。
バックヤードの葉と比べたら一目瞭然です。
ほどよい置き場所が見当たらないのですが、さすがに移動でしょうか


バックヤードのインドジャボク





ヒオウギ
開花し始めました。
祇園祭の屏風祭では各町屋にヒオウギが飾られていることでしょう。





キンカン





キノコ
牛ふん入りのバーク堆肥を施用することになってから毎年生えています



稲田桃
果実が大きくなってきました。
熟すのは2週間ちょっとしたころになると思います







シュウカイドウ
じきに開花しそうです





ブルーベリー
ぬるかったですが、甘くておいしかったです





オミナエシ
オトコエシと一緒に開花しています







ヨメナ







ワタ
現在の八尾市で江戸時代に盛んに生産された株の子孫









ウド
ハチなどの昆虫に人気があります







チョウセンアサガオ
野生化している嫌われ者かもしれませんが、麻酔薬開発の原料となりました







ゴマ
暑さに強いゴマもぐったりしています。
アフリカなど温暖で降雨の少ない地域で生産されています





レイシ
果実が熟してきました。
果実は滋養強壮によいとされておりますが、鮮度の維持が困難なため
冷凍や缶詰で手にすることが多いです





イランイランノキ
花が咲いてきました。
展示は来週の予定です



イチジク
実をつけるのは難しくないけれど、売り物のような立派な果実をつけるのは
難しいと感じています





寒冷紗設置
マンゴーは果実の日焼け防止のため（本当はもう少し低い遮光率が望ましい）、
シャクヤク、ボタンは葉の日焼けや病害抑制のためにつけています







フジ
なぜか10個以上のつぼみが膨らんできてしまいました。
伸びたつるを剪定をすると先端部に養分が集中して
季節外れの開花が起こるようです。
鉢植えも先端部の成長が止まるので同じように開花すると思われます。