みなさんこんにちは。
本格的な春の到来で昼間は汗ばむ陽気となりました。
雨も降り、十分な水分が供給されていることもあって植物の成長も早くなってきています。
では、現在の状況についてお知らせいたします。


キバナイカリソウ
日本薬局方収載インヨウカクの基原植物の一つです。
以前は地植えしており、順調に育っていたものの、突然全滅したため、
鉢植えとなっています。
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マンゴー
小さな花がたくさん咲いています。
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温室内で越冬させていた鉢物も戸外に出しつつあります。
アロエ フェロクスと同スピカタ
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インドジャボク。展示しない予備株は強く切り戻しています
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フジ
満開となりました。
フジと言えば藤棚にからませて咲かせることが一般的ですが、
比較的仕立てやすい着花習性なので欧米ではスタンダード仕立てなど
日本にはない姿も見ることができます
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ボタン
開花し始めました。
根の皮を乾燥させて生薬として利用します。
八味地黄丸など著名な漢方薬にも配剤されています
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マカ
初めて地植えしたのですが大きくなりました。
採種したくて地植えしたのですが、今年は花茎を立ち上げてくれるでしょうか?
もう2~3週間もすれば答えが出ると思われます
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アマチャ
50%寒冷紗を設置しました。
これでも明るいくらいだと思います。
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オオバナオケラ
またもや立ち枯れ症状を起こしてしまいました。
完全に枯死はしないのだけど、生育はかなり衰退します。
重大な病害については今年こそコマメに記録に残し、
少しでも事前に対策を施せるようにしたいです
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ウマノアシガタ
重要な薬草でも何でもないですが、こぼれ種で広がっています。
水分を好むため、低い位置に沿って広がります
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アンズ
あっという間に果実が肥大してきました
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ジオウ
これもかつては地植えし広がっていました。
しかし、ある年に別の場所に植え替えた根がすべて発芽しないという
理解に困る被害を受けて、鉢植えとしました。
それにしてもさみしい雰囲気です。
再び地植えにしてたくさんの花を咲かせてみるのもよいかもしれません。
特に難しい植物ではないはず
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イブキジャコウソウとブルーベリー
土質で言えば相性悪いのだけど育ってくれています
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チョウセンゴミシ
昨年は雌花ばかりでしたが、今年は雄花も開花しました。
新芽の基部に5~6個程度の花がかたまって咲いていますが、
ところどころそのかたまりに雌花、雄花両方咲いているものもありました。
当園ではなかなか着果しないので、うまくいくかわかりませんが
人工授粉してみました
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ヒカゲノツルニンジン
発芽してきましたが、株は大きくなっていないようです。
今年の夏越しは厳しいと思われます。
敷地に森のような樹林地がなければ難しいかもしれません。
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カキ
一気に葉が広がってきました。つぼみも見えています
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ソラマメ
病気の影響大きく、マメはできないようです。
次の植栽植物の用意ができ次第、抜き取ることになりそうです。
こんなことは初めてで、突然でした。
実をつけるだけならたいして気を使うこともない植物だと思います。
もちろん、毎年場所を変えて植えています
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オキナグサ
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