無印OL物語 (角川文庫)
無印OL物語 (角川文庫)
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作者である群ようこ先生は、「半径500mの日常」、「ホンの本音」などのエッセイを始め、「姉の結婚」などの短編集を著している先生です。先生の作品は、主に女性の方の視点から捉えられたものが多く、主人公の視点を軸に、周りの登場人物の変貌や、見方、社会問題などをコメディ、ブラックジョーク調に仕立てられていると思います。その中で、私の一押しは「無印物語」シリーズです。主に女性視線からの家族、ご近所さん、大学、仕事場、同僚、上司などの付き合い、そして、その裏に隠された本音を書かれたものです。個人的に好きな短編は「無印失恋物語・第七章、禁句」です。ここまで報われないのかと、吹き出す反面、男気な女性の主人公に同情してしまいました。(K)