鳴らない電話を待ちながら。

携帯電話はこの時代で数少ないロマンを産み出す
装置のひとつであるという気がしています。

携帯をケータイ小説や出会い系などと結びつけて考えると、
どぎついもののように捉えてしまいがちだけれど、
大切なひとからの着信を待つときのその心は王朝時代の
貴族の手紙を待つ心と通ずるものがあるのではないかしら。

さしづめ、絵文字や顔文字、改行なんかは、
和歌の巧拙に対応するものといったところでしょうか。

なんて胡散臭いことを書いてみます。こんばんは。広報担当のOです。
(面倒くさいのでポスターの制作云々といちいち書くのはやめますね)

後輩のYくんの初々しい投稿に触発されて再び記事を書いてみます。

今回紹介するのは高村光太郎の『智恵子抄』
硬派な三島の後にこれを紹介するのはちょっと憚られるけれど、
とても素敵な一冊なので、やっぱりレビューすることにしました。


智恵子抄 (新潮文庫)智恵子抄 (新潮文庫)
著者:高村 光太郎
販売元:新潮社
発売日:2000
おすすめ度:5.0
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