もし、家族にこんな症状が見られたら、迷わず救急車を呼びましょう!

家族の一人が、急に意識を失う、卒倒する、突然のしびれ、
突然の激しい頭痛を訴える、顔色が悪い、などの症状
が現れたら、
すぐさま救急車を呼びましょう。

大抵の人は気が動転して、戸惑うことになりますが、
こんな時こそ、深呼吸をして、冷静に対応(処置)したいものです。

事前の用心として、電話機の前に「救急処置の対応メモ」用紙を
貼っておきましょう。

●メモの内容は、

・救急車は119番
・救急の相談窓口センター ☎♯7119 救急相談センター(東京都)
        同                救急安心センター(大阪府・奈良県)
・小児救急医療電話相談   ☎♯8000 ※各都道府県に窓口あり


・自分の所在地(自宅の住所・電話番号)を書き留めておきましょう。


119番に電話通報をしたら!

●119番通報をしたら「救急です」とまず伝える。

●自分の所在地(自宅の住所・電話番号)を、伝える。

●病人については、症状の他に年齢と、性別を知らせましょう。

●あなたの名前と連絡先を伝える。

発病者が、助かる条件は2つ。

・これらの電話の応対に、普通1分程度かかるそうです。
・119番に連絡して、救急車が到着するまでの平均時間は「6分~8分」
 (平成21年調べ)

1.「脳梗塞、脳血管障害」発病後、1時間以内の治療・手術が大切です。
  (命が助かるか、否か。障害(後遺症)が軽度で済むか、否か)
2.発病時に、適切な処置ができる病院・医師にかかる事が出来るか、否か。
  (高度な治療は、どんな病院・医師でも出来るわけではありません)
 この2つの条件が揃う「幸運な」患者になれるかどうか、
 神のみが知る事になります。
 もちろん、その「病状が深刻か、そうでないか」が、前提になる事は、
 言うまでもありませんが。

●脳の障害に限らず、救急車を呼ぶ時の病人の「症状」を、
 リストアップしてみますと、

○意識の障害:
 ・意識がない(返事がない)又は、おかしい(もうろうとしている)
 ・ぐったりしている

○吐き気:
 ・冷や汗を伴うような強い吐き気がある

○けいれん:
 ・けいれんが止まらない
 ・けいれんが止まっても、意識が戻らない。

○飲み込み:
 ・食べ物をのどに詰まらせて、呼吸が苦しい。
 ・変なものを飲み込んで、意識がない。

○けが、やけど:
 ・大量の出血を伴う外傷。
 ・広範囲のやけど

○事故:
 ・交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
 ・水に溺れている
 ・高所から転落した

○その他、いつもと違う場合、様子がおかしい場合

(ためらわず救急車を呼んで欲しい症状:大人編/消防庁)
 ・今回、子供の場合は記述していません

●救急通報のポイント

救急