永遠について清らかな日

2008年12月03日

雨あがり

0a3514df.JPG昨晩は雨。夜が行ってしまうと島には光が満ちました。わたしたちがこの家を自分たちの手で建てあげるまでのあいだ住んでいたベーカリーハウス。庭にまた、マンゴがいっぱい落ちました。その古い家には時折灯りがともります。そして家は少しづつ修復されているよう。きっと誰かが住まうのでしょうか。
島の呼吸。島の体温。島のぬくもり。…島が「生きている」から、ここにこうしているこだけでまるで母の懐に抱かれているよう。それはあまりにもやさしくとろけるようで、重い荷物で疲れた旅人たちは、はたと困惑してしまう、「ゆだねかた」を知らず。いいえ、知らないのでは無い。忘れてしまったのでしょう。…そうして時に涙を流します。

我が家の女の子たちは居眠り。そっと、気づかれないようそよ風が通りすぎます。



kirakai1 at 05:01│Comments(0)

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