ギター コーヒータイム

井桁ギター教室での出来事とギター愛好家の皆さんへのメッセージ

2017年04月

コンサートの記録を見直していたら
2002年の5月24日に
現在の場所の教室に移転し
オープン記念コンサートをしていました。
早いもので15年もたったのですね。

そして今年は教室開設35周年にもあたる年なので
記念イベントをいくつか用意しています。
その第一弾が
5月7日にスペシャルライブを行います。
井桁、山田、林講師の演奏と
ビックなお客様が来てくれることになり
入場希望者殺到で
入りきれないことが決定してしまい
公平にするために、心を鬼にして入場抽選!

いや、待てよ。。。
記念行事だから長年教室に通ってくれている
生徒さんを優先にするのが公平なのでは。。。

そこで、現在の教室に移転する前からの生徒さん
つまり15年以上在籍している方を
優先申し込み受け付けることにしました。
調べたら15年以上の方は20名以上!
30年以上在籍の方も何人も!
ありがたいことです。。。
我ながら年をとったなと思う反面
生徒さんとの交流が一生の宝として
増え続けていることは嬉しいです。

残念ながらスペシャルライブは
その他の生徒さんにとっては
抽選倍率が約2倍になってしまい
入場できなかった方、ごめんなさい!!
第二弾の記念イベントを企画しますね

井桁

今年になってから
新入生のお問い合わせに
「もう80歳すぎているんだけど
ギターを始めてみようと思いまして。」
という方が増えている気がします。

ここ、横浜市青葉区は全国でも有数の長寿区です。
IQと平均寿命はリンクしている、と言った学者がいました。
この辺りは、東京のベットタウンで
高度成長期を支えた
エリートの方が多い地区でもあります。
そのせいか、80歳と言われても
目を疑ってしまうほどの若々しい方が多いです。
20歳くらいは若く見えます。

昔、私が若かった頃
高齢の方が入会されると
上達できるようにご指導できるか心配でした。
でもその心配を払拭してくれたのが勝谷さんです。
昨年、95歳で卒業されましたが
とても向上心があって、積極的で
私の方が励まされていたくらい。

当教室は他にも90歳近い方がゴロゴロ(笑)
「他の集まりに行けば、大抵一番高齢者なのに
ここの教室ではちっとも優遇されない。。。」
とぼやいています。
皆さんとてもお元気で、熱心に練習されているのが特長です。

今日もお申し込みのあった方は80歳の女性。
皆さん遠慮がちに
「この歳で大丈夫ですか?」
とお尋ねになりますが
大大大歓迎です。

私が80歳になったとき
新しいことを習いに行こうと
積極的になれるかしら、と思おうと
本当に尊敬してしまします。

井桁

良いお天気なので
ウォーキングにおでかけ。
家から2km程の
寺家(じけ)ふるさと村という
緑地保全地区まで歩いてみることにしました。

普段は家から教室までの15分しか歩かないので
2kmは私にとって遠足です
でも帰りは疲れたらバスで帰れるので安心

「ギタリストは腕だけでなく脚も重要!」
と生徒さんにレッスンしているからには
自分もしっかり鍛えなくてはね。。。

アンドーヴァーのワークを始めてから
自分のからだの状態を
正確に観察できるようになってきました。
最近は足の裏のアーチが緩んでいて
いわゆる扁平足で
からだのバランスが取りにくいな、と気になります。
しっかり鍛え、足のアーチを取り戻すぞ!

寺家町はこんな田園風景
写真
ちょっとした山があり
鬱蒼とした林になっています
林
普段は舗装した道路ばかり歩いているので
こんな山道を歩くのは久しぶり。
足の裏を働かせてバランスをとらないと歩けません。
山

いかに普段、足の裏が怠けているか実感。
最近はギターは立って弾く練習をしていて
足裏を積極的に使っているつもりですが
甘かった

前から行きたいと思っていた
JIKEスタジオという
アート展示スタジオとカフェにも
寄ってみることに。
スタジオ

今週は着物をリメイクした洋服の展示販売でした。
常設の雑貨コーナーに歩きやすそうな靴があり
これを買ってさらにウォーキングしようと
ついショッピングにはまってしまいました。

買い物にハマりすぎ
カフェでコーヒーを飲むつもりだったことを忘れ
1時間に1本のバスを乗り過ごし
歩いて帰ることに。トホホ

それならば、ダイエットのために
さらに遠回りして帰るぞ!

ところが途中でケーキ屋さんに。。。
青葉区は雑誌でも紹介されるような
有名ケーキ屋さんがいっぱいあって
嬉しいような怖いような。。。
ケーキ

2時間くらい歩いたのですが
これではカロリーオーバーでした

井桁

この前
ついにミニチュアフード作りという
趣味を見つけてワクワク体験をしました。

趣味ってなんて楽しいの。
できた時の嬉しさ
次、何をつくるのかと考えるだけで
楽しい。

でも、1回休んだので
「この前休んだ分は宿題で
来月までに作ってくるといいです」
と先生から告げられ
「え〜、来月までに忘れずできるかな」
と心配になりました。

。。。でもまだやっていません。
好きなことのはずなのに
お道具箱のフタがあきません。

やりたいな〜、と思うのですが
今始めたら、やめられなくなって
寝る時間が遅くなっちゃう。

やろうかな〜
でも、疲れたから気分がのらない。

やってきなさい、と強制された訳ではないけど
やっぱり、やっておいたほうがいいよね。

早く作っておかないと
作り方忘れちゃう。
でも、明日でいいか。。。

そしてもう、2週間もたってしまいました。
それなのに!
こんな本をつい買ってしまいました。
本
こんな本買って
ニマニマ見ている暇があったら
さっさと宿題やればいいのに!

ギター教室の生徒さんたちが
「今週はいろいろあって練習できなかったんです〜」
と言う時の気持ち
すご〜く共感しました。

明日こそは宿題する。

井桁


今日は原善伸先生の
ギターレンクライスコンサートに行ってきました!

原先生とは同門ではありませんが
ご縁あって子供の頃から
尊敬し、頼りにしている方です。

このギターレンクライスコンサートは
原先生と先生が輩出したギタリスト22名と
ゲスト奏者によるコンサート
今までの教授活動の集大成ともいえる会です。

クラシックギターの独奏や合奏
フルート、マンドリンなどとのアンサンブル
いろいろな演奏スタイルが楽しめました。
満席のお客様も熱心に聴き、拍手されていました。
ご成功、おめでとうございます!

井桁ギター教室の歴代講師も
原先生の門下生が5名もいます!
今日はその中の
谷川卓生、井上仁一郎、槐 智明、山田雄太講師が出演。
原先生なくては当教室は成り立ちませんね

コンサートを聴きながら
私の恩師である山口昭三先生がおっしゃった言葉を思い浮かべました。
「発表会で自分の生徒たちが、
皆、同じような演奏をしていたら、教師として恥ずかしい。」

私が教室を持つ時に
山口先生から受けたアドバイスも
「教えることは教えないこと」
この言葉をいつも念頭にいれています。
生徒さんへ演奏方法を教え込むのではなく
生徒さん自身が自分で音楽に向き合えるようになること
それが「指導」であると教えていただきました。

今日集まったギタリスト達は
同じ先生から指導を受けたとは思えないほど
皆、それぞれの演奏スタイルを確立し
活躍している方ばかりです。

単に、たくさんのギタリストを輩出しただけではなく
本当に素晴らしいご指導をなさったという証です。

そして全国からこの日のために集まっての演奏は
原先生への敬愛の念が込められていました。

演奏者としては、もちろん第一人者ですが
指導者としても日本のギター界の歴史に残る
「名指導者」なのだと感じました。

これからも大先輩として
見習っていきたいと思います。
パンフ
原先生

私は無趣味です。

教室にきてくださる生徒さんは
当然、「趣味はギターです」と言えますよね。
でも、私は仕事なので趣味ではありません。

ギターを始めた当初は趣味だったのかというと
いわゆる、子供のお稽古事だったので
好きで始めたわけではありません。
その後も趣味という感覚はなく
練習を続け、いつしかプロに。

つまり、ギターが趣味だったことはないのです。

そこで、最近は趣味を探していました。

ある日、「ミニチュアドールハウス展」をやっていたので
ふらっと入ってみました。
もともとミニチュア好きでしたが
小さな家具や家を見るとワクワクして
とても楽しい気分です。
(ギターを弾いてもこんな気分にはならない。。。恥)

翌日、たまたま行ったデパートでも
粘土でミニチュアチョコレート作り体験をやっていて、ふらっと参加。
粘土をこねて着色して型にいれるだけなので簡単。

こんなに、「ミニチュア」に巡り合うのは
何かの縁にちがいない!
さっそく、近所のカルチャーセンターの
「ミニチュアフード作り」講座に申し込みました。

先週は初レッスンで
ミニチュアパンケーキを作りました。
といっても粘土を丸めて形にして絵の具で着色するだけなのですが。
パンケーキ

簡単なのですが、予想以上に真剣になっている自分にびっくり。
粘土をこねている間の楽しさったら。。。
パンケーキにのせるバナナとキウイも作るのですが
のろまな私は間に合わず大変。
「早くしないと時間内で出来上がらない。。。
でもゆっくり丁寧に作りたいの!」
すごく必死でパンケーキとバナナとキウイも作りました。
よかった

趣味できました

そうか!
ギターを習いに来ている生徒さんもこんな気持ちなのね。
「ゆっくりでも、でき上がる過程が楽しい」
そんな気持ちを大切に
慌てすに、一緒に楽しんで待ってあげたい、
こころの底から思いました。

そして、何十年もギターを弾いていると
楽しさも当たり前になっていることも反省。

「できていくことを楽しむ」
忘れないようにします。

井桁

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