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はじめに

 どうもです。

 今回は『誰も知らない天体への涙-R18番外編1巻-』についてアレコレ綴っていきたいと思います。

 僕の一押し澪ちゃんが活躍という事でしたが、意味深なセリフなども散見され興奮冷めやらぬ状態なので、乱文等ご容赦ください。

 ……と、まあ、前置きはそのくらいにして早速感想に入らせていただきます。

 以下ネタバレ注意。


生時雨澪とは?

「生時雨澪とは?」なんて、大層なタイトルになってますが、書いてることはほぼほぼ妄想なので、そこは予めご了承ください。

 生時雨澪とは、いったいどんな人物なのでしょうか?

 眼帯で、二重人格(?)で、けれども普通の女の子(桜庭先生談)

 ……本当に普通の女の子なのでしょうか?

 ちょっと信じられないですね(普通とはなんぞや、という哲学は置いておくとして)

 番外編1巻をプレイしていて気になる点がいくつかあったので、何を意味しているのかについて考えていければな、と思います。

 まず、澪の眼帯、そして二重人格について。

 本作では「あの子」という言葉によって、澪の中に存在するであろう「もう一人の自分」が表現されていました。

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「出してあげる」という言い方から察するに、澪はもう一人の自分をコントロールしているようですが、HPのあらすじを見ますと「彼女の行動原理はもう一人の自分に征服されつつある」とあるので、今後の展開次第では「もう一人」が表に出てきそうな予感もしますね。

 生時雨澪の中にいる「あの子」の行動原理とは何なのか、それは今後に期待、ということでここはひとつ。

「なによ……あんなの全部陳腐じゃない……」というセリフは、少し澪の普段のイメージと違った印象を受けましたが、興奮でこういう言葉が出たのか、それとももう一人が表出してきたのか……。

 生時雨澪が天道陽華に抱く恋心は「生時雨澪」のものなのか、それとも「もう一人の自分」のものなのか。肉体の支配権を奪い合うなんていう某エロゲーを彷彿とさせるような展開もありそうで楽しみです。

 さて、人格についてさらりと触れましたが、本題に入ります。

 僕が本作で最も気になった場面がこちら。

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 まず、覚悟とは何に対する覚悟なのか。

 文脈から読み取るならば、「初めて」への覚悟ということになるでしょうが、澪が口にしているのは恐らくそういうことではないのでしょう。

 そもそも、陽華と澪とでは、覚悟という言葉に対する意味合いが少々異なっているようにも思います。陽華の場合は、「初めてを奪われる覚悟は出来たか」という意味なのに対し、澪はもっと、こう、重たい何かが秘められているように読み取れました。

 何年も前から秘められていた覚悟。

 それこそが、「天道陽華の全てを手に入れる覚悟」なのだと思います。

 となると今度は、天道陽華の全てとは、という問題が生じる訳ですが、これはまあ、単純に「身も心も」ってやつじゃないのかなあ、と。問題はその「身も心も」が具体的にどのようなものなのか、ということになるのですが、現時点では情報が不足しているので俗な結論となってしまいます。ただ、「覚悟」が必要なほどのものであることは確実ですね。

 あと気になったのは、「そう願い続けていたのよ」という言葉。

『誰も知らない天体への涙』では「願う」という言葉が重要となっていると考えていますが、その言葉を澪があの場面で使ったことには、大きな意味がありそうです。

 具体的には、誰に(何に)願うのか、ということです。

 天道陽華の願いを叶えることが出来るのはエクリプスの城主ルナだけ。

 では、生時雨澪の願いを叶えることが出来るのは誰なのか。

 勿論、恋心の成就ならばルナに頼らずとも達成は出来るかもしれませんが、そうは出来ない事情があったとすれば話は別ですよね。

 例えば、天道陽華は既に死んでいて、作中での出来事はルナによって陽華に与えられたモラトリアムである、とか。まあ、理由は色々妄想できちゃうんで置いておきますが、とにかく、澪は陽華の全てが欲しい。けれどもやんごとなき事情によってそれは叶わない。そんな時に頼ったのがルナである、としたらどうでしょうか。

 これは以前からTwitterではちらほらと口にしているんですが、オラクルの参加者は天道陽華のみなのか、僕の中でずっと疑問でした。

 メインビジュアルの9人全員が、それぞれに何らかの「願い」を持っていて、その為に各々がオラクルに参加しているのではないか、そうだったら面白いな、なんて思っていたのですが、ここにきてその目が出つつあるのではないかな、と思います。

 こんだけ長々と書いておいて結局何が言いたいのかというと、生時雨澪もまた、オラクルの参加者なのではないか、ということです。

 今回で言えば、彼女に課せられたオラクルは「綾芽綴莉の見ている前で天道陽華に抱かれる」とかそんな感じなんじゃないですかねえ。

 根拠薄弱な妄想ですが。

 それか、天体(太陽=陽華、月=ルナ)へ願うとかという意味もあるかもしれません。

その他雑感


02

 元々陽華は誰かと一緒に住んでいて、しかもその同居人は安全と静寂を脅かすような存在だった、ということでしょうかね?

「元々一人で住んでいたようなもの」とはどういう意味なのか。同居人と口も利かない、いわゆる家庭内別居状態だったのか、それとも陽華が危険人物である同居人を監禁していたとか……?

 考えすぎ……であってほしいw

 ルナが陽華に気を遣う云々はどうなってくるのか。ルナが実は陽華のことを慮っているというのは考えづらいですが……。

おわりに

 お疲れさまでした。

 今回は周回で何かが変わったり、ということもなく、エンディングも流れなかったので、若干の物足りなさはありましたが、気になるワードもちらほらと出ていて、今後の布石になるような巻でしたね。

 布石と言っても、番外編ということなのでそこまで重要な位置づけとなっていないのかもしれませんが……。

 まあ、この番外編がどのように本編に絡んでくるのか、2巻以降も注視していきたいと思います。

 さてさて、それでは今回はこの辺で。