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 ぬきたし再び。ということで、恐らく2018年最もエロゲーマーを湧かせたであろう話題作の続編。

 続編発表当初はFDということでしたが、その後正統続編『ぬきたし2』として制作されることになり、その勢いたるや凄まじいものです。

 ライターさんのツイート曰く、FDとしてのテーマが「ぬきたしをすべて終わらせる(ユーザーからこれがほしいと言われるものをなくす)」だそうなのですが、2をクリアして「もっとぬきたしの世界を楽しみたい」という続編への期待を無印作品をクリアした時以上に強く抱きました。

 と言うのも、本作は無印を経てユーザーの要望をしっかりと拾い上げたが故に、より『ぬきたし』の魅力を引き出すことに成功していたのです。

「ビッグ3のルートほしいハメ!」
「メインヒロインのアフターストーリー寄越すパコ!」
「アサちゃんルート用意してねえとはどういう了見だ孕めオラァ!」

 生ハメイトの声として主なものはこのあたりだと思いますが、特にビッグ3ルート。これはSNSでも求める声が多かったのを目にした記憶があります。

 このビッグ3ルートを並行世界で実現させることで、SSの掘り下げに加え副会長の話まで盛り込んできたのには思わず舌を巻きました。

 無印では見せなかった知られざる一面を覗かせたビッグ3可愛過ぎです。

 特に郁子。この子、多分2で一番株上げたんじゃないでしょうか。僕の中では株価急上昇でした。ただの戦闘狂色情狂だと思っていたのに、さり気ない気遣いが出来たりくせっ毛を気にしていたり(爆発した髪の毛を淳之介に見られて目を点にしている郁子の顔。シコリティ高いしくそ萌えるしすこここ)、もうとにかく女性的。加えてハイスペック。奈々瀬とちょっと通じるものがあったキャラクターでした。

 あと、ぬきたし2を語る上でどうしても外せないのが副会長・秋野水引の存在。

 男の体を持ちながら心は女性である彼女。本島では当然のように白い目で見られ、救いを求めてやって来た青藍島ですら迫害されてしまったことで絶望。全てに憎悪を抱いて壮大な復讐を企てる……というのが大まかな設定でした。

 本来作中の日本全体で見ればマイノリティである青藍島。そのマイノリティにすら迫害されたマイノリティ中のマイノリティによる無秩序な破壊こそが、水引の言うところの「マイノリティによる真の復讐」

 この水引の凶行に対して、淳之介、礼、郁子の3人は少なからず共感していました。

「自分も何かを間違えれば彼女のようになっていたかもしれない」と。

 でも、そうならなかったのはお互いの存在を許し合える仲間がいたからなんじゃないかなあ、と少し恥ずかしいことを考えたりしました。淳之介も水引との戦いの中でそう言っていますしね。仲間って本当大事。

 (長めの)後日談で彼女にも仲間が出来て良かったです。


 そしてそして、個人的にどうしても外せないのがスス子たん!

 長身でそれいじるとキレるコンプレックス持ちで語尾が「っす」でオウム使いで(度々逃げられてるのはご愛嬌……てか忠誠心の欠片もないオウムさんサイドに問題があるのでは??)、この可愛らしい童顔ですよ!!!

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 このメスガキ孕ませてえなあ……( ◜◡◝ ) 

 嫌な顔しながらおパンツ見せてくれてありがとうございます。

 スス子たんルートほちいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

 あぁ~ぬきたし3の音ォ~。


 奈々瀬様の腋ネタあったのも嬉しかったです。剃り残し最高! 無印では「脇」表記でしたが今作では「腋」表記となっていたのも100マンシコリティポイント進呈します。だけどよ、何度も言ってるよな? 腋は神聖なものなんだから触ったり舐めたり、ましてやチンポ扱くなんて以ての外。臭いを嗅ぐまでが許容範囲。腋ってのは目で見て楽しむモンなんだよー!(諸説あり)


 まあ、それはいいでしょう。


 従来のハイセンスなギャグシーンは健在で、上述したぬきたしに対する要望の実現・手嶋師匠の再登場など、前作で評価された要素に加えて「ユーザーのニーズを満たそう」という製作陣の姿勢というか熱意が垣間見えた素晴らしい作品だったと思います。トゥルーエンドがダメ押しとなってぬきたしワールドを鮮やかに彩ってくれました。

 ぬきたしはこれで完結ということですが、次回作が楽しみです(ハメドリくんは解雇されちゃうのかなあ……?)