kisaragi2012のブログ

琉球沖縄に対する差別と犠牲、原発主義国家=日本を考える

スイス&北イタリアの旅 (2016.8記)

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2016.6.19~7.19(1ヶ月) スイス&北イタリアの旅

前回、スイスアルプスの自然に惚れて、再び、今度はマッターホルンを見尽くす旅に出かけました。
今回は、1ヶ月という長い旅行なので相当の準備をしました。
1.ベースとなる街を特定し、ホテル選定を吟味
  具体的には、旅の道順を考慮して、イタリアのマッジョーレ湖のほとりのStresa
  ミラノをベースに旧市街・新市街、それにコモ湖のBellagioへの小旅行をはさむ
  本命の
マッターホルン三昧のための拠点となるZermatt
       岐路の途中にアルプとハイジの楽しを楽しむための街、Chur
  最後の旅程としてZurich の近くのLuzern
 
    ( 高齢者の旅のテクニック)
 ・街をゆっくり味わうために日程をゆるやかにすること 
  (たとえば、
2連泊以上すること、次の街へ移動する朝はホテルを遅くにすること、など)

    ・主に滞在する地方には拠点とする街を決め、その街のホテルは同一にして快適なホテル※をとること
  ※
メニュが豊富なビュッフェ式朝食が提供されている、バスルームが快適、など
 ・拠点の街から近くの街へ何度か小旅行(1~4泊)する。
  そのためには1年前からホテルを物色-吟味-予約しておく (キャンセル無料の予約で。
  この場合、出発直前に返金不可の契約に変更すると料金が安くなる場合もある)
  また小旅行にはB&Bなども混ぜるなどして個性的な宿泊を楽しむ

 ・スイス旅行の交通費は半額カードを使う(高い料金の登山鉄道やロープウェイなどでずいぶん得をする)


2. スイスとイタリアの市民の生活、意識を垣間見る(非EUのスイス、およびEUの低レベルGDP国といわれるイタリアの生の生活意識について)
 そのためにはある程度のイタリア語などを話せるように半年かけて勉強しておく(フランス語より発音が易しいので会話で通じやすい

3. スイスは、自然と大地と観光をほんとうにうまく結び付けている。日本の文化の劣化状況を考えてみる
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4.イタリアでは、いわゆるGDPのまやかしを市民生活風景から知る(なぜイタリア市民はあんなに明るいか、日本人のようにモノ上位主義でなく、mangiare(食べる), parlare(おしゃべり)を楽しむ、こころ優先で生きる)

では、出発! 6月19日関空

フライトはいつもフィンランド航空。この長所は飛行時間が短いこと。なんせ、帰りは8時間50分。で、ジュネーブから始めます。ここは空港から電車で10分、しかも無料。高齢者の海外旅行は、とにかくゆったりと旅程を組むことが大切。ヨーロッパの夏は9時半ごろまで明るいから気分的にも楽。ローザンヌまで行ってしまってもいいけど、やはり楽々の時間割がベターということでね。10時間以上の飛行の疲れをとる、ということが大切。
6時半に空港着で7時前にホテルに到着、近所を散歩。2年前と変わらないけど懐かしい。その時は5000円ほどの高額で食べ損ねたレマン湖魚料理、Fille de percheを今回はフラン安のおかげで食べられた。
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ジュネーブは、旧市街が楽しい。ジュネーブのレマン湖は言われているほどには綺麗とは思えないですね。で翌日にローザンヌに行ってあらためてレマン湖を見てみることに。
ローザンヌは、ホテルを市街地ではなく湖畔にとって散歩した。やはりジュネーブと違ってアルプスを背景にした湖は静かで美しいです。
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旧市街へはメトロで10分ほどです。ホテル宿泊者は無料乗車券がもらえます。

3日目はイタリアのストレーザへ列車の旅。
1本だけ直通電車があるので楽です。午後の出発ですので午前中はローザンヌの湖畔などを散歩。
さて、スイス鉄道(SSB)半額カード(1万円ほど)を使いますが、さて、Domoddosolaという駅からはイタリアですので使えない。で、どーするか。直通電車だし・・・。裏技でもないんですが、
Domoddosolaまで半額カード使用、そのあとは通常料金を支払う、ということにする。つまり1列車で2枚の乗車券にする。で、車掌さんもOKの対応でした。
  ま、とにかく半額カードってメチャ便利ですよ。何度も電車やロープウェイに乗るのなら、例えば10万円の出費が6万円ほどで済みますから。(このカードはスイス入りの日などに駅で購入し、乗車券は
旅行前に自宅でSBBサイトからEticketを買ってプリントして持参する) 

4日目。車窓にマッジョーレ湖が出てきて、湖畔のStoresaに到着。住宅地のなかを10分ほど歩いてホテルへ。レストランやカフェが立ち並ぶ中心街から5分ほど離れたところに立つホテルは静かで庭が広くてきれい。で、安い。ツインでなんと90ユーロ。これも直前に値下がったところを再予約した裏技。

マッジョーレ湖は湖畔沿いの並木道、湖に浮かぶ島もアルプスを背景に綺麗です。有名な3つの島の中でPescatore(漁村)島がいい。趣のある路地が楽しいです。
(湖に浮かぶペスカトーレ島)
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(1kmほど続く湖畔のプロムナード。浮かぶ島はベッラ島、背景はスイス南アルプス)
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鉄道ストライキ (ときどきあるようです。労働者の権利がふつーに根付いてるのでしょう) で
近郊のBavenoという町に行かなかったかわりに湖畔でのんびりと静かで美しいコメントアルプスを見ることにしました。観光名所を訪ね歩くのもいいですが、自然そのものをゆっくり味わって時間を過ごすのは旅行の大きな楽しみです。
それからベンチや緑の木陰で坐りながら行き交う人、いろーんな人(ストレーザは外国からの訪問客が多い)をウォッチングするのも大好きです。そこへ、ある中年の外国男性が日本語で話しかけてきました。片言かと思ったら、かなり達者な日本語です。彼は中東の出身でスイスの南の地方に住んでいる言語学者で、日本語にも造詣が深い、ただ昨今の状況から複雑な個人史も話してくれ大変面白い出会いでした。
アジアの端から遠いヨーロッパにわざわざ出かける我々にとって、こーいう、世界のいろいろな国や地域の人たちと話すことは大事で、海外旅行の妙味です。(後述するコモ湖でのギリシャ女性、ベトナムへ行ったときに出会ったフランス人親子-母はロシア人)。ヨーロッパに生活するひとはいろんな歴史を持っていることがじかでわかる。


6月24日。ストレーザで3日ほどのんびり過ごして、電車で1時間、ミラノへ
ホテルを
10時頃出かけて歩いて駅へ。だが、予定の時間に電車は来なく、半時間ほどホームで待つことになった。その間、「こーいうことは、時々あるんだ」とイタリアの青年とおしゃべりしてわかった。半年のイタリア語自習でもふつーに(でもないが)会話が弾むなんて楽しい。

昼過ぎ、ミラノ中央駅に着く。でかーい!メチャメチャいっぱいの人が渦巻いてる。スゴーイねぇー!!・・・いろいろな国の人が行き来してる。西欧、東欧、アフリカ、中東・・・ごちゃ混ぜ。ハンパじゃない。これって、おもしろい、いろいろな地域の市民が国境なきかのように行き交う、
これがいいんだって思う。

さて、ミラノは初めて(実は20年ほど前のイタリア旅行で大雪で行きそびれた)なのでタクシーでホテルへ。若い運転手は快活で、いい感じ。(これから会うイタリアの人も多くが陽気でたのしいひとだった)
チェックインまで時間があるので荷物を預けて近くの市民公園へ。ランチはストレーザでの朝食をサンドイッチにして持参。 (  おおむねこの方式でホテルの朝食で手製ランチをつくる。ということでホテル選びの時に、朝食がいかに豊かなメニュを提供しているかを必ずチェックします)
この市民公園、Publici Giardani、木陰でのんびり。昼時はサラリーマンなどがテーブルでランチしてます。なにしろ昼の休み時間がたっぷりあるのですからね。
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  ホテルに戻り、さて散策開始。まずは歩いて近くの街で新しいミラノと評判のコルソコモへ。広場でおばちゃんと雑談。相手が分かろうがわからんかろうがふつーにしゃべってくれるので会話的にはスムーズ。
というのも、去年の年末に京都を訪れていたイタリア人夫婦に繁華街で出くわして
生まれて初めてイタリア語で会話してちょっと自信がついてたので、平気でしゃべりかけられたのです。
そのまま旧市街をあるいてドゥオーモへ。大きい。これまで見たなかでも一番。
ストラスブール、ランス、ノートルダム、アミアンとかを超えてる、前の広場も。
(夜がいいかも。左にはガレッリアの入口が見えます)
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  ドゥオーモは中に入るのはちょっと大変です。半時間ほど並んで入場券(1ユーロ)を買ってから入るのです。人気があるので寺院内が混雑しないように配慮してあるみたい。
それから、そばにある「1900年代美術館」は宗教画に飽きたら入るといいです。新しい感覚を得られるかも。
http://www.museonovecento.it/    こんな絵とかがあります。
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余談ですが、ドゥオーモのそばの通りで不思議な、不可解なパフォーマンスがあったので、ちょっと、なんでこーできてるの?分かった人は教えてください。

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さて、この演技者も中東からの人ですが、イタリアに限らずヨーロッパは移民の人たちがたくさんいますよね。ヨーロッパは北アフリカ、中東などから移住して、今ではおよそ2000万人以上になっていますが、その歴史や現状(難民、過激事件)、宗教(イスラム教、ユダヤ教など)の問題については以下の本を参考にして知ることができます。
『世界最終戦争論』(内田樹・姜尚中著 集英社新書)
『イスラームとの講和』(内藤正典・中田考 著 
集英社新書)
『イスラム化するヨーロッパ』(三井美奈著 新潮新書)

翌日は、6月の最終土曜日ということで、月一のヴィナリオ運河沿いの土曜市。すごいたくさんの露店が運河沿いとその横路に縦横に並んでいて、とても賑やか。大勢の市民や近郊の人たちが骨とう品や洋服などを物色したり冷やかしたりして楽しんでいる。ぼくも、これ何するもんですか?なーんて店主としゃべったりして愉快です。
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ミラノは、モンテナポレオーネ通りなどの有名な高級ブティック街がありますが、こーいう庶民の買い物市はいいですね。ちなみに、
モンテナポレオーネ通りを見るなら、その裏のスピーガ通りが断然いいです。石畳の静かで綺麗なところです。
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滞在したホテルもその辺りから歩いて15分くらいで、ミラノ中心街の端ということで、4つ星なのになんと100ユーロ!端といってもドォーモからトラムやメトロで10分ほどなので便利で静か)朝食もメチャ豊富メニュでバスタブ付きツインが1万数千円とは、ホテル選びも重要です。

 ホテルでの朝食と健康保持 
・朝食はビュッフェ方式で多彩なメニュが提供されるホテルを選びます。
野菜は思いっきり食べるようにします。緑黄色野菜は少ないところが多いですがトマトは概ね出されますので厚かましいほど食べます。旅行中は野菜がどうしても不足しますので朝食でたくさん食べるようにします
ヨーグルトも必ず出ますので、プレーンヨーグルトに果物を入れてたっぷり食べるようにします。野菜とヨーグルトと果物は胃腸を快調にし快通快便て気持ちよく過ごすことにつながりますから大切です。
チーズ、ハム、卵もほとんどのホテルで提供されますのでほどよく食べ栄養をつけて元気よく旅が続けられるようにします。(できたらサンドイッチをつくってその日の野外でのランチ用にします。ただしあまりおおっぴらに製作するのは控えて)


 土曜市のナヴィリオ地区から午後は、
随筆家・イタリア文学者須賀敦子が住んでいたムジェロ街のアパートへ。
http://eyes-woman.com/life/4525/
 
中心街から歩いて30分、トラムに乗って10分ほどの住宅街、トラムの通りを歩きながら、通りから入ってすぐの彼女のアパートを見つけ、 「ふ~ん、こんなところに住んでたんだぁ。ここからドゥオーモ近くのサンカルロ教会横のコルシカ書店に通ってたんだ」なーんてね。
観光名所ばかりじゃなく、日本の文学者や画家などがどんな感じで外国の街に住んでたんかなぁと思い浮かべるのも旅の醍醐味かな。(辻邦生-パリ5区のデカルト通り とか・・・)


さて、ミラノの楽しみはとーぜんマンジャーレ、食べる!ですよね。で、コトレッタ・アラミラネーゼとオッソブーコ。
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 ミラノの前半3日を過ごした後、待望のコモ湖へ小旅行
 ミラノをベースにして4日間の小旅行をしてまたミラノに戻る、という旅程は中高年者にとって楽ですよ。大きな荷物は預けておいてリュックだけで行けますから。
  夏のテクニックとして、速乾性の超軽のTシャツ、下着、靴下を各4着をリュックにいれてホテルに着いたら即洗濯、といったやり方で楽勝に過ごせます。

さて、コモ湖の真ん中の街でとりわけ美しいBellagioへ船で行きます。まず電車で40分ほどのコモという街に行きそこから遊覧船に乗って湖とアルプスの山を楽しみながら
2時間ほどで着きます。出航するまでコモ旧市街を散策。意外と静かでいい街です。ここのドゥオーモには素敵なタペストリーがあります。
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さて、アルプスを背景に綺麗な湖畔を見ながらの船旅は実に楽しいです。
で、2時間ほどでBellagioに着きました。
湖畔から細い石畳の坂の路地を少し上がるとホテルです。
室から湖が見えていい感じです。この湖畔の街はコモ湖の真珠と呼ばれるだけあって綺麗な風景を楽しめます。
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ここでゆったりと3泊しました。ホテルは毎日違うところに移り変わって、それぞれ個性的で
おもしろい。初日は船着場の近くで湖も見える室。2日目は街の中心から少し離れたB&B。
3日目は土地の人が住む家の隣にある三つ星の、古風なホテルで、室からは民家の花の庭と
湖が見える。

湖岸からいくつもの石畳の小路があって、感じがいい。
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藤などがさいて湖岸が美しい。
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周りの石畳の階段沿いにたくさんのレストランがあり、コモ湖の魚料理が楽しめていいです。
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夕景。夕陽とアルプスと湖。夕陽が水に沈む・・・ コペンハーゲンからオスロへの船から眺めた夕陽もよかったけど、生まれてきてよかったなぁ、って思う時です。太陽と海や湖、ウーーン。。。
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4日目。

Bellagioから船でVarennaへ、10分ほど。湖畔にへばりついている静かな街です。

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さて、コモ湖の小旅行をあとに、ミラノに戻ってきました。
トラム・市電を見るとミラノに帰ってきたなー、って思う。いい街です。
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今日はパヴィア修道院を見学しに行きます。ホテルからガリバルディ駅まで市電で10分、
それから30分ほど国鉄に乗り、駅から修道院の壁側の道を20分ほど歩いたところで
向こうから歩いてきたイタリア人女性二人ずれに入口を尋ねると開門まで3時間近くも
あることがわかった。で、一人はミラノの大学生で話が弾みイタリア語と英語のちゃんぽんで
10分ほど親しく対話できました。
それから入口の近くにある村のたまり場みたいな駐車場公園でカフェ&トイレ休憩しながら
地元の人たちとちょっと雑談。このあたりはロンバルディア平野の田舎の風景が美しい。
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修道院前の草の上でランチしながら開門を待つ。いつの間にか
20人ほどの観光客が集まってきた。解説を担当する修道士の案内で見学。
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修道院は、俗世界を絶った人が生活しているので興味深く、これまでカンヌの地中海に浮かぶ
島の修道院やベルギーのブルージュの修道院などを訪れたことがあるが、このパヴィア修道院は
規模も大きく、実際に修道士が暮らしているので関心をもった。解説が丁寧で印象深く有意義でした。
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筆者はキリスト教を信仰しているわけでは全くないが、宗教に興味があります。
とりわけ、日本を含め現代資本主義社会が貧困、不平等、格差など矛盾が露呈し
行き詰まりを見せる中で、20世紀の戦争や大量殺戮を経てもなお今、それが
拡大していること、その原因が物神崇拝=拝金主義を基底にある資本主義を
考えるとき、宗教、とりわけイスラームの考え方が資本主義の思想より下位にある
という「先進国」の考え方に疑義、問題があるのではないか、と思うようになって
きたからです。
そして、21世紀に入って世界の状況が、欧米日の弱体化が進む中で若者人口
が膨らむイスラーム世界の復興が注目されている。
中世、イスラーム世界は強大だった。その象徴のひとつ、スペイン・コルドバの
モスク、メスキータには昨年(2015年)見学しました。
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さて、パヴィア修道院からの帰路に電車で10分、パヴィアの街に寄った。
落ち着いた旧市街がいい。


 翌日は、ミラノで一番気に入っているブレラ地区へ。静かで樹木も大きい石畳の
住宅街と
美術館(ブレラ絵画館)辺りを散策した。
ここには、有名な『ピエタ』や『死せるキリスト』など優れた絵が多く所蔵されていますが
以下の可愛い作品もいいですよ。
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下は、フランチェスコ・アイエツのThe Kiss (1859)
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さて、ブレラ地区で楽しいピザの店をご紹介します。この辺りこは美術系の大学があるので
その大学生や市民がこの店に集まるそうです。私たちが行った時も、となりのテーブルに
4,5人の学生が、ここの特別のピザを食べていました。私も食べましたが、ふつーのピザ
とはちがってふわっと厚みがあり、うまい。
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一般的なピザでも、ミラノのピザは大きい。下の写真は野菜ピザ。豪快。
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翌日は、いよいよミラノの最後の日。で、有名な
最後の晩餐の絵があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。
この絵は見なかったが、建物が非常によかった。
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(つづく)


















ここを訪れるにあたって、なかなか場所がわからず、3人の人に尋ねたが、いずれも大変えーかげんで
距離感なんかがぜんぜんバラバラ。イタリアの人はメチャ親切だけど大雑把な人が多いなあ・・・
それから、ドゥオーモなどの旧市街中心部はやはり気に入ったので最後に味わった。市電、自転車、バイク・・・
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で、いよいよ、明日はミラノを出て、待望のスイスのツェルマットへ
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ミラノ中央駅からEC(ユーロシティ)でスイスとの国境駅Domodossolaを経て
Vispで乗り換えてZermattまで4時間ほど。問題は、スイス鉄道では半額カード
が使えるのでそれを利用したいけど、なにしろVispまでは同じ列車だから
どーしたらいいか?オンラインでスイス鉄道サイトで、Milano=Domodossola
を通常料金で予約し、Domodossola=Zermattを半額で予約する、でいいかな、
ということで車内検札を首尾よく行けた。
10日ほど前に滞在したマッジョーレ湖を車窓に見ながら国境を越え、Vispで
乗り換えもスムーズに。で、いよいよアルプスと雪を頂く4000mの山々が車窓に
見えてくる。午後3時ごろZermatt到着。

ホテルは、2年近く前から直接メールで確保していた。とにかく
Zermattは人気が
凄いのでハイシーズンではいいホテル(街の中心で、twinで2万円で、室から
マッターホルンが見える)は予約が難しいので早くから連絡を密にしていた。
で、期待通り一番いいと思われる室に案内された。
夕方、中心通りのBahanhof通りなど街歩きに出かけたが、曇りでマッターホルンも
あまり見えない。それでも、ちらっと見えると、カメラを構えていたスペインからきた
若者グループははしゃいで上機嫌。ま、とにかく人がいっぱいで、みんな楽しそー。
おととし訪れたGrinderwaldに比べ格段に繁華。
レストランも混んでいたが、それほど待たずにおいしくいただいた。

翌朝、5時過ぎ、連れ合いが早くも起きて興奮して僕を目覚めさせると、なんと
見事に快晴で朝陽に染まって赤いマッターホルンが赤くなってきているではないか。
写真に紹介されている、あの赤い山。慌ててカメラを撮りまくり。
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山頂から赤くなり始めて次第に中腹の上くらいまで赤くなって、15分ほどで
全体が朝陽に白く輝く。初日から本当にラッキーで、大げさに言えば人生の
感動。これからここで5日も過ごすのに、もうこれで帰ることになっても後悔
ないなー、って思えるほどだった。それほど自然の凄さというか美しさに
興奮した。
さて、おいしい朝食を食べたあと、ゆっくり綿密に計画した日程にたがって
まず、初心者コースでマッターホルンを手軽にみられるハイキングコースに
出発。スネガです。例の半額カードでロープウェイで登る。スネガ展望台から
ガーンと見える。実に綺麗。これが、マッターホルンかあ・・・
帰りはハイキング。大快晴で、山とアルプスが見事に綺麗。
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ツェルマットの良いとこは、ホテルのフロントにある山の天気状況テレビです。
今の山の天気、今日一日の天気予報、先行き5日ほどの予報が見られることです。
安心して出かけられます。着ていく服も選べます。ちなみに、一番下に
ヒートテックTシャツ、その上にExtraヒートテック、その上にフリースの
ハーフジッパー、その上にダウンジャケット。これで完璧なのだ。
上へ上がって
日差しがいっぱいの快晴で気温が上がっても順に脱いでいけばいいわけです。
太陽のもと、標高3800mのハイキングでもダウンを脱いでリュックにいれて
歩くほどに快適ですから。 


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地下ケーブルのスネガ駅から5分ほど歩くとLeiSeeライ湖が超キレイ。
Eggenからぶらぶらとハイキングして岩椅子に腰を下ろして休憩。持参の
日本手ぬぐいを敷いて手製のランチを食べ、それからFindern-村へ
ゆっくりと歩いて村入口辺りにあるカフェVronyで休憩。そこの特性の
甘い甘いお菓子を食べながら、ど正面のマッターホルンを満喫した。

こんなのんびりと歩けるんだー、スイスアルプスは。帰りもマッターホルンを見ながら下っていきます。至福の旅です。いくつかの村を経て5時ごろ、ホテルに戻ってシャワーして昼寝。
さーて、夕食に出かけよう。
 

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連日、晴天で超ラッキー。で、3日目はゴルナーグラートへ登山電車で登った。
修道女のグループも訪れてた。あとのハイキングでも見かけた。自然の偉大さ、
凄さは宗教をも超える・・・?というか、すべてを超える。日頃、日常おこっていること
毎日の俗世界のこまごましたことがみみっちいことだと教えてくれる。吹き飛ばして
しまうね。だって、この山々、氷河って人間が生まれる以前からあったんですよね。
で、今も、これからもずーっとあり続ける。人間社会がどーなっていこうともね。
だからね、身の回りの嫌なことや悩み事や病気のことも含めて、ま、たいしたことないわ、
どーっちゅうことないわ!って言うてくれるんだ。でね、ま、一度はマッターホルンを
見に行くことをお勧めしますわ。
それにしても修道女の白装束ってアルプスに合うなぁ・・・





(つづく)









    

2014.7.31

 


スイスの旅
 ----間違ってるね、日本社会は。   (2014.7)

 

6月から7月にスイスに旅行しました。目の前に飛び込む絶大な雪山、4000m級の迫りくる自然の美しさと泰然さは、醜い、惨めな日本をひととき忘れさせてくれました。(写真①②)

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写真①

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写真②




 


さて、宿泊のベースにしたインターラーケン。繁華な表通りとちがって山裾に流れる運河と散歩道は実に素敵なところです。(写真③④)
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写真③

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写真④


そこに掲示板があって、「人間の生命および健康的、民主的権利として労働時間は制限される(憲法28条)…」なーんてことが書かれている。憲法によって働く時間は制限されている。(スイスは平均週35時間、他のヨーロッパ諸国もその前後)「サービス残業」だの「過労死」なんていう社会とは真逆なのだ。

いま、日本は、黒田日銀総裁の政策は成長至上主義のもとグローバル資本主義の猛威にさらされ続けています。アベノミクスの浮かれ声とは裏腹に、実質賃金は下がり続け、今なお生活保護世帯や低所得者層が増加傾向のまま、非正規雇用者数は1906万人(2013年)年収200万円以下の給与所得者数は1090万人(2012年)、生活保護受給者数も200万を超えています。この状況は、金融資産(預金など)を保有していない二人以上の世帯の割合が1987年の3.3%から2013年に31%にはのぼることに端的に表れています。1987年以前の16年間では平均5.1%だったのですがグローバル資本主義の進行とともに中産階級が崩壊し、極少の富裕者・大企業への富の偏在と労働者の貧困化が急激に進んできたのです。(水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』集英社新書 2014.3)

 

非正規雇用者数の急増は労働規制の緩和をますます推し進めていることで生じているし、低賃金で長時間労働を強いられ、一方では正規労働者一人当たりの労働時間も無法的に増大している。アベノミクスではスイスのように労働時間を制限するなんてありえないのです。法人税と金融資産課税を下げ消費税を上げて大企業や富裕層だけを助け国民に負担を押し付ける政策は成長至上主義をとる限り続く。成長教を排し、ゼロ成長、ゼロ金利、ゼロインフレに脱却しなければ、そして「積極財政」のまま1000兆円をこす借金を続けるなら日本の崩壊もあり得ますね。国債がいつまでも買われ続けることはないのですから…暴落=社会の崩壊が始まる前に、これ以上の格差拡大・貧困層の増加と富裕層支配をストップさせるために、アベノミクスをぶっ潰さねばなりません。


 ♪♪
スイス旅から日本を見る(2014.6.23-7.15)♪♪
 

ジュネーブでは国連欧州委員会を見学

 ここでは世界の様々な地域や国から様々な民族・人種の人達か集い、自らの地域の状況や情報を伝え合い、考えを披露し、解決のため討議するために毎日のように会議が開催されている。

こういう場が世界にはどこかで必要なのだ。スイスはどの国よりも多くの難民を受け入れるとともに、世界に起きている¥困難な問題の解決の一歩を歩み出すために、とにかく集まる、話をする、といった場を提供している。
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写真⑤ 
足の掛けたイス (紛争が終了しても地雷は残る。戦争の非道を無くせ)

 















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写真⑥ 国連欧州委員会ビルからレマン湖を見る















インターラーケンの東駅の近くでは静かに過ごせます。アルプスやベルンなどの街に行くにも便利。
 

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ユングフラウ連峰が見える

自然は静かに悠々と私達を見ています














 インターラーケンで泊まるなら、ユースホステルを薦めます。

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写真⑧
早朝
5時過ぎ。YHの室から運河、夢幻のよう (キラキラ日本は間違い。明るけりゃいい、というもんじゃない)

 スイスはホテルも食事も高い。ここはリーズナブルで従業員も親切、野菜など良い食材の夕食。











グリンデルヴァルトは繁華街からはずれたホテルなら室から見えるユングフラウ三山が素晴らしい 
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写真⑨ 室のベランダからアイガーがまともに輝く(やはり自然がすべてを超える) 















メンリッヘンからクライネシャイデックの散策道は雪の連峰を見ながら誰でも歩けるアルプス 

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写真⑩ (スイスは本当の観光=人が自然と遊ぶ=を知っているね。スピーカーから音楽や案内で喧噪の日本、なんとかならないか)
















クライネシャイデックから列車でミューレン村へ。そこは、ケーブルでアルメントフーベルに上がるとそこには花の谷を意味する ブルーメンタール(Blumental)があります。小雨でも花というのはきれいね

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写真 斜面に広がるお花畑
















インターラーケンからツーンの街まで列車で、そこから船で湖畔の村に行く。晴れて最高の景色
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写真
ツーン湖の美しさは絶品。遊覧船からも湖畔からも連峰が楽しめます 














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ジュネーブ滞在中に寄り道したフランスのアヌシー湖もすごくきれいでした。優劣つかない
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写真⑬
船から見るアヌシー湖と湖畔のタロワール村。透明度はヨーロッパで一番といわれる。日本はなんでよごれるの?












ツーン湖からまたインターラーケンに戻って(旅は、どこか軸になる街をベースにしておくと楽ですね。洗濯とかもして乾かせるしね)、夕景なんかも情緒もあっていい気分で散歩できます。
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写真⑭ インターラーケンの表通りから夕日に映えるユングフラウ連峰

















(後日、つづく)



























2013.9.13
北欧から戻って・・・東京オリンピック決定と安倍政権のフクシマ隠し
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(Stockholm 3013.9.8撮影)

  2011年、原発禁止の憲法を掲げるオーストリア国民の文化について見聞を深めるため、ウィーンへ行きましたが、今回は、スウェーデンなど北欧へ。旅のテーマとして、<社会保障政策における「公助・共助」の理念が市民の間で如何に実現されているか、安倍政権の基本原理である「自助」理念、市場原理、競争主義に基づく社会政策に対する批判>を念頭に置きながら2週間の市民生活の状況見聞を試みました。滞在中、スウェーデンのテレビニュースで東京オリンピック決定のニュースを聞きました。Sveriges Television(SVT)は、しかし、日本の関係者の沸き立つ場面を映すと同時に、フクシマの現状の解説を伝えていました。

そして、帰国後見たものは、甘利経済再生相を筆頭に安倍内閣が急に「福島を収める」を声高に叫び出した報道です。これって何?

多分、こうだ---


 日本国内の国民と違って、外国ではとくにヨーロッパでは、この不安危険極まりない原発事故の未収束状況を知っていて、そんな状況下でなんで東京オリンピックなのか、と不信に思っています。(SVTの報道がそのひとつです)
実は、政府(官僚)と安倍内閣はそれを感じていて、これから、世界各地から東京オリンピック反対の市民運動が徐々に出てくることを恐れているのだ。だから安倍政権は、やたら「収束作業を国が率先する、資金を提供」と言い出したのである。とにかく、東京オリンピックを実現したい、世界の反対世論を抑えるために資金を投入し、「安全」をひろめたいのだ。「収束」なんかできるわけがなくてもがむしゃらに、ウソでも「安全福島原発」「東京安全」をアピールしなければならないのだ。

しかし、現実は違う。世界は知っている。フクシマを見ている。


「安倍さんは安全性を確認して原発を再稼働させるといっています。それならば、福島原子力発電所を安全性を確認しないで稼働させたいのですか、と聞きたくなります。福島原子力発電所も、かつての自民政権が安全性を確認して許可を与えたのです。福島だけではありません。これまで58基の原発が動いてきましたが、そのすべてが、自民党政権が安全性を確認した、と言って稼働を認めた原発です。そして、事実として福島でこれだけの事故が起きています。安全性は確認できなかったのです。その事故の原因もまだわからない、現場に立ち入ることすらできないという状況の下でどのように「安全性を確認」するというのか。そんなことができる道理がないのです。・・・まことに正気の沙汰ではありません」(「世界」10月号。小出裕章氏インタヴュー)

さて、安倍政権の経済至上主義の象徴である原発輸出、輸出先の国民の命に対する安全を保証しないまま日立や東芝といった企業の利益のためだけで強行する産業優先政策は様々な分野で現れていますが、北欧諸国における市民生活を第一に考える政策を見聞するとき明確にその違いとアベノミクスの反社会性を実感できました。日本は、市場競争主義=がんばるものだけを支援し、がんばらないものは切り捨てられても仕方ない=、それしか日本は持続できない、などという考えを基本にし、社会保障、福祉政策においては「公助」は二の次、「自助」主義を理念にしている。それに対し、北欧諸国は、所得に応じて税金(超過累進課税)を集め、給付(所得再配分)では医療や教育や育児などの領域において全国民が平等に(無料で)享受できるように、公助が基本理念になっているため、人々は安心して生活しています。インタビュしても高い税金への不満はほとんどなく生活に満足している、との答えが返ってきた。

(写真1:男女平等で働き育児もふつうに男性が長期の育児休暇をとり、パパも育児に専念している風景が公園などでたくさん見られた)

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 一方、わが国は、平均月給35.8万円の1985年生まれ男性の年金が現在の16万円から7.7万円に急減するとの試算がでている(週刊ダイヤモンド2013/09/14日号)ことに表れているように将来生活の不安は極まっている。なぜこうも違うのか。国民本位よりも企業優先、なんでも市場の競争原理に任せる経済・社会政策にまい進しているからだ。そしてさらにその推進に躍起になっている。命より原発エネ、市民の生活より大企業・輸出企業への支援が大事、福祉分野でも競争原理で市場化する、等々・・・ いよいよ狂ってきた日本。

産業優先だから、クルマ企業優先だから、交通政策においても、歩道はないがしろで車道を大きくとり、自転車事故が急増していても専用レーンは作らない、置いてきぼり・・・といった自動車優先主義。

一方、北欧ではクルマ優先社会ではなく、安心して暮らせる交通政策。クルマ、歩行者、自転車が余裕で共存している。排気ガスを抑制し環境破壊の進行をできるかぎり食い止める行政が行われている。

 (写真は、ストックホルムでの3者専用レーン。安心して歩く人、きれいな大気のなか快適に通勤する自転車)

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人間本位の国家理念は、国鉄の車両などにおいても実現されている。ノーマライゼーション(
ノーマライゼーションとはだ。(日本では国鉄民営化はスピードアップと産業力には寄与したが、健常者本位で弱者や乳児などへの配慮は欠落したままで非人間性は進んでいる)

(写真は、デンマーク国鉄の車両。自転車はもちろん、乳母車、車イスが普通に乗り入れられるスペースが用意されている)
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このような政府、公助による自然保護、公園の保全のもと市民は、自然享受権をもって、広大な自然公園の中で、有機野菜栽培を楽しむ、といった素晴らしい生活を過ごしています。

 (写真-2枚-はストックホルムの ローゼンダルスの有機野菜公園。ボランティアで栽培に参加している女子学生にインタビュすると、自然の中での活動は素晴らしく100%満足している、と答えていた)

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自然や環境を大切にすることでは、風力発電の普及政策も目を見張るものがあった。
(写真は、デンマークのコペンハーゲンの海上風力発電。電力供給の20%、ほかの再生エネルギーを併せて50%(残りは火力)、原発に頼らない供給をおこなっている
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フクシマで世界に多大な被害を及ぼし続け、いまだ全く収束の目途も無いままに、それにもかかわらず原発輸出、再稼働を推進する安倍政権日本は狂気の沙汰である。

北欧の見聞から、この日本のみじめさ、文化の劣化からなんとしても脱出したい、という感を強く持った。

琉球沖縄の史軸 - 本の紹介

2017.1
下記の本が図書新聞の3284号(2016.12.24)で紹介されています。
著者自身がインタビュに答えて、琉球沖縄の史軸について日本史軸の誤謬が
沖縄の根底的解放への妨げ、桎梏となっているか、語っています。

 

「海邦小国」をめざして : 「史軸」批評による沖縄「現在史」

後田多敦著

出版舎Mugen, 2016.7

http://www.shimbun-online.com/product/toshoshimbunbookreview0161217.html

を開き、<立ち読みする>をクリックして、下欄の+記号で拡大すれば最初の部分が読めます。

 

なお、この本は下記の大学図書館に所蔵されてます。


  



2015.10.17
私達、日本国民は、長年の沖縄への過重な基地の押し付け続けを、もう止める時が来た。
 ―――翁長知事と沖縄人の積年の叫びを聞かねばならない
 「米軍基地の県外移転を!」

 もともと、米軍海兵隊は1976年に岩国から普天間に移設されたのだ。それを元に戻す、ということ。
 岩国は反対運動が起こり、で沖縄に移転した、というなら沖縄はそれ以上の強い反対運動があるよ。
 それでも沖縄は基地を受け入れよ、というのはなぜだ? 
 日本においては住民の要望は尊重するが、 沖縄の住民の意志は無視する、
 これ、差別じゃないですか。もともと琉球人であり日本国民とは言えない、で、軽んじていい、というのか。沖縄戦で日本のために20万人の沖縄人が犠牲にされた。戦後も日本の平和のために米軍の基地による多大な犠牲を強いてきた。日本政府はもちろんのこと、国民もその状況を是認してきたのです。74%の基地集中の差別状況を知ってても。
 日本国民は無意識のうちに沖縄を植民地扱いしてきた。しかし、いまや沖縄の人々はもう我慢の限界に達した。翁長知事を誕生させた全沖縄人が突きつけた、「差別をヤメロ」「植民地扱いをヤメロ」
「米軍基地の県外移転を!」「日本は沖縄の基地を持って帰れ」

明日は、
「差別をヤメロ」「植民地扱いをヤメロ」のプラカードを掲げてデモに参加します。


(参考図書)
知念ウシ「シランフーナー(知らんふり)の暴力」2013.9.19 未来社
知念ウシ・赤嶺ゆかり他「沖縄、脱植民地への胎動」2014.8.25 未来社

琉球沖縄に対する差別と犠牲、原発主義国家=日本を考える
 



  

2015.4.16

最近の安倍政権の流行言葉=「粛々と進める」。この意味は、沖縄の意志が100%基地反対であれ、知事が法的に正当な主張していても、そんなことは関係なく計画は強行します、という意味で、これは沖縄を植民地的扱い(口には出しませんが)と認識しているから出てくる言葉です。
 太田元知事が書いています。

本土と沖縄間の心理的溝の拡大について
大田 昌秀(元沖縄県知事)

「一体、日本にとって沖縄とは何だろうか」。戦争中から敗戦後の今日まで、沖縄の人びとは何度こう問い返してきたのでしょうか。
 従来、沖縄は日本の国内植民地、もしくは米国の軍事的植民地と言われてきました。なぜにそのように言われなければならないのでしょうか。理由はいくつも考えられますが、ここでは3つの観点から考えてみたいと思います。
 まず第1に沖縄が日本本土から構造的に差別されていることが挙げられます。現在、日本の国会には衆・参合わせて722人の国会議員がいますが、その内沖縄代表は最多で11人しかいません。それらの沖縄代表が口を揃えて戦時中から敗戦70年後の今日まで未解決のまま存続してきた「沖縄問題」の解決を訴えても、圧倒的多数を占める本土他府県選出の国会議員が、同問題を自らの問題として解決に取り組んでいただかない限り解決は覚束ないのです。それにもかかわらず残念ながら本土他府県の議員たちは、一部の例外を除いて沖縄問題を自らの問題として考えずに常に対岸の火事視しているのです。その結果、皮肉にも多数決を原理とする民主主義の名において沖縄はいつまでも「捨て石」にされて差別される構造となっているのです。ですから沖縄では、「構造的差別」という言葉がマスコミなどの常套句となっています。
 第2に憲法と沖縄との関係から生じている深刻な問題があります。
 憲法といえば、沖縄ほど憲法と無縁な府県は日本全国どこにもありません。それは、明治の大日本帝国憲法下でも現行の平和憲法下でも変わりはありません。ちなみに両憲法が制定された時、沖縄はいかなる代表をも国会に送っていませんでした。
 ちなみに大日本帝国憲法下で沖縄代表が国政に参加できたのは、他府県よりも30年も遅れただけでなく、現行の平和憲法下でも20年余も遅れたのです。しかも現行憲法の第9条は、沖縄を米軍の軍事基地化するのを担保にしてできたものです。そのことは1947年の天皇メッセージ問題からも明らかです。そのような背景もあって1952年の平和条約が発効した時点で沖縄は、吉田茂総理の提言どおり日本から切り離され、バミューダ方式(99カ年)で米軍の直接軍政下に放置されました。そのあげく1972年5月に日本に復帰するまでの27年間、沖縄には憲法が適用されませんでした。憲法が適用されなければ、人間は人間らしく生活することはできません。なぜなら現行憲法は、人間が人間らしく暮らせる基本的権利をあますところなく規定しているからです。


2015年2月22日、辺野古での県民集会
(写真提供:沖縄物産企業連合)

憲法が適用されなかったにもかかわらず、逆に沖縄の人びとほど憲法を大事にしてきた人びともいないと思います。憲法の非適用によって沖縄の人びとは人間らしく処遇されず、絶えず日本本土の目的を達成する手段、つまり物扱いされてきました。もしくは、政治的取引の具に供されたのです。そのため人間らしい生活をするべく米軍の厳しい軍政下にあって沖縄の人びとは、必死になって基本的人権をはじめ諸権利の獲得を図り、自力で勝ち取ってきたのです。それのみか、憲法記念日を設け、憲法手帳を市民に配布するなどして何よりも現行憲法の中身を大事にしてきました。
 にもかかわらず今や日本国憲法は、改悪の危機に晒されています。いきおい憲法が改悪されたら真先に悪影響を被るのは沖縄の人びとに他なりません。敗戦後70年に及ぶ苦闘が雲散霧消しかねないからです。
 第3は、米軍および自衛隊の基地問題です。ある米軍記者は「沖縄に基地がある」というより「基地の中に沖縄がある」と表現しましたが、まさにそのとおりです。日本の0.6%の面積しかない沖縄に在日米軍の専用施設の74%が集中しているだけでなく、自衛隊の沖縄本島への常駐だけでなく八重山進出も露骨です。沖縄は、戦争が起きる度に米軍や自衛隊の出撃基地もしくは補給基地となり、自らの意思に反して他国の何ら罪もない老幼婦女子を殺りくする加害者の役割を担わされています。そのためいわゆる反戦地主たちは、祖先から受け継いだかけがえのない土地は人殺しと結び付く軍事基地に貸すのでなく人間の仕合わせに結びつく生産の場に使いたいと主張しているのです。
 だが、日米両政府は、普天間基地の辺野古への移設を強行しようと図っています。辺野古に基地ができたらそれは単なる代替施設ではなく20%軍事力が強化されるだけでなく運用年数40年、耐用年数200年になる巨大軍事拠点となり、現行の普天間の年間維持費の280万ドルが一挙に2億ドルに増大します。こうして日本の納税者は、1兆円ともいわれる移設費と建設費に加えて巨額な維持費も思いやり予算もすべて負担しなくてはならなくなるのです。そうなると個々の納税者の財政負担は一体いくらになるのか、空恐ろしくなります。


青い空。警告看板の奥には米海兵隊基地
(写真提供:沖縄国際平和研究所・藤澤英明さん)

じつは現在最大の問題になっている普天間飛行場の辺野古移設問題には裏があることがアメリカの国立公文書館で解禁になった公文書で分かりました。同問題は、1996年に橋本龍太郎総理大臣と私との間で始まったと思っていました。しかしつとに1960年代に米軍部が計画していたことが判明したのです。
 すなわち1965年に沖縄を日本に復帰させる話が水面下で始まると、米軍は沖縄が日本に復帰して日本国憲法が適用されると沖縄住民の権利意識がますます強まって在沖米軍基地の中でも最重要基地の運用が困難になると懸念しました。米軍が最重要視する基地は、普天間飛行場を初めキンザー倉庫など人口の多い県都那覇市に近い嘉手納以南に集中しています。そのため米政府は、嘉手納以南の重要基地を一まとめにしてどこかに移そうと計画してアメリカのゼネコンを招いて沖縄中の調査をさせました。その結果、辺野古に面する水深30mの大浦湾が最適だとして翌66年から67年にかけてそこに普天間飛行場の代替滑走路のほか、航空母艦や強襲揚陸艦なども導入できる海軍の一大桟橋を作るほか、反対側の陸地には核兵器を収納できる陸軍の巨大な弾薬庫を作る計画を立てました。
 ところがベトナム戦争の最中で多額の軍事費を要したので資金がありません。当時は、日米安全保障条約は沖縄には適用されていないので、米軍は移設費も建設費も維持費も自己負担しなければなりませんでした。しかし資金がないので米政府は日本政府と密約を結んで沖縄の日本復帰後も基地の自由使用は認めるし、核兵器も何時でも持ち込めることになったので同計画は放置されていました。それが今日約半世紀ぶりに息を吹き返しているのです。
 今では移設費から建設費、維持費、思いやり予算に至るまですべて日本側が負担することになっているのです。だから米軍は辺野古への移設に執着しているわけです。
 ところが世論調査をすると沖縄では83%が辺野古への移設に反対しているのに本土では過半数の56%が賛成しているのです。それは移設したら自分たちの頭上にどれだけの財政負担がおっかぶされるか、知らないからに他なりません。このままだとこれまでの本土と沖縄間の心理的溝は拡大し、沖縄の人びとは独立を志向するようになりかねません。


2015年4月号(No.049) 
http://www.yotuba.gr.jp/y_tsushin/2015/1504/05.htm 




  


2014.12.18

 「こんな選挙は二度とごめん被りたい」。少なからぬ有権者にとって偽らざる心境ではないだろうか。

 戦後最低だった投票率。推し量るに、いま有権者心理の最大勢力は間違いなく「棄権党」だろう。投票所に足が向かない事情はそれぞれあったにせよ、有権者1億396万人の実に47%が選んだ第2勢力は自民だが、比例区の得票は棄権党の3分の1に過ぎない。(中略)

 海外の関心は今回めずらしく有権者にも注がれた。棄権の多さは「解散に国民が納得できず、歳末に寒波も来た」ため。「高度成長期に郷愁を感じる60歳以上が自民を支えた」「心ならずも自民に投票した人が多く民意と議席が背離した」と踏み込む分析もあった。

 言うまでもなく、こと選挙の公正さに関する限り、日本は世界屈指の水準にある。1人一票、立候補の自由、開票の正確さなどどれも徹底している。 たとえば今週まで続いた香港デモの学生は「だれでも立候補できる日本並みの選挙制度がほしい」と訴えた。14年前の米大統領選では、開票が混乱した州の選挙実務者から「日本の開票はなぜ速くて正確なのか」とうらやましがられた。

 世界に誇れる日本の選挙だが、今回は根っこのところで評判を傷つけた。一義的には首相と国会が対立して立ちゆかなくなった時に使うべき宝刀を、延命という本来とはまるで別の目的に振り抜く――。首相の魂胆は世界に丸見えだった。 

 納税者としても、悔いが残る。有権者1人あたり600円を費やしての結果である。共産など一部を除くと、与野党の勢力は空しいまでに同じではないか。(以下、省略)」
(朝日新聞朝刊 12.18 「
主権者よ、しつこくあれ 特別編集委員・山中季広」

 
「安倍のための、安倍による選挙」に対する大量の抗議の棄権票。安倍のために使われた700億円。無駄な選挙をするくらいなら東北の粗末な仮設住宅の建て替えに使うべきだ!抗議の声は大きい。共産党の得票と合わせると、安倍政権に反対する有権者は国民の半分以上になる。

 沖縄は全く別だ。日本の愚衆(※)が安倍を支持し大量の自民党議員を選んだ状況と真逆。反自民が全員当選した。
だが、安倍首相は、知事選と衆院選で辺野古新基地阻止の民意が示されたにもかかわらず、「地方自治もへったくれもない、日本のために基地建設は何が何でも必要」だと、沖縄人を完全に無視する強権的差別政治を進めようとしている。もはや沖縄の人は自治権獲得の闘いへとすすめざるをえなくなった。闘いは困難を極める。日本の国民の多くが沖縄と沖縄人を無視しながら安倍政権を支えているからです。
支配国=日本に住む私たちは、沖縄の人達とその自治権獲得闘争といかに連帯できるのか、問われている。

 

(※)「日本の愚衆」については、京都新聞朝刊2014.12.13 色川大吉の談話で、次のように話している。

「改憲を争点に選挙すると負ける。それを知ってるから憲法9条には手を付けず、なし崩し的に自衛権を拡大して米国の戦争に協力する。・・・あれだけ大勢の人が選挙で安倍さんに入れたんですから、みんなで泥舟一度沈んでみたらいいと思う。民衆が支持してるんですから。」
「底辺の大衆はもともと自分本位な存在です。自分をみじめにさせているやつはたたきのめせ。それだけ。
経験に学び、行動に結びつけられるのは、全体の三分の一くらいで、残りは、目先の利害で動く「愚衆」だと言っていい。でも彼らが歴史変革の原動力になるんです。だから本当は自分の首を絞めるような政権を支持している民衆の切実さに、野党はもっと注目しなければ」

 
目先の利益だけでアベノミクスを支持した日本の愚衆は衆議院の3分の2の議席を戦争できる国を目指す安倍に与えてしまったのです。
 



  

2014.11.27

「棄権」という投票行動で、安倍の笑いをうつろなものにさせよう!

 

さて、実際の投票日の行動ですが、どうすれば安倍政権に打撃を与えられるか、です。冷静に厳しく対応しないと、1214日は、戦後最悪のとんでもない不幸な日になってしまう重大な危機をはらんでいます。

 

まだ少しは良心的な朝日新聞、報道ステーションでも、新聞でのコラムでは「安倍首相による、安倍首相のための選挙。今なら大勝できるからというだけの、党利党略の選挙」(11.27朝刊)と書きながら、実際には政府広報と同じ次元の「民主主義の権利ですから、投票に行きましょう」と呼びかけている。そして、投票日にはいつもと同じ「開票報道特番」を喜々として放映するのです、今回もきっと。
 

しかし、今回の選挙はこれまでの選挙とは全く違います。安倍のための選挙、安倍政権の長期政権確立のためだけに仕組まれた選挙なのです。このことをはっきり確認することが重要なのです。

にもかかわらず、朝日でもきっと「開票報道特番」をスタッフを総動員して大々的に放映し、開票経過から終了まで安倍の大笑いの、大アップが何回も登場させてしまうのです。このテレビの威力は生半可じゃありません。それを見る国民にはそのシーンの連続は、「経済優先」を隠れ蓑にした公約の陰で戦争への道(集団的自衛金の行使容認、特定秘密保護法など)や原発再稼働を進めることも国民から支持されたことを洗脳してしまう力を持つからです。大メディアたるテレビを通じて内外に認めさせることになるのです。これが怖いのです。

ですから、今回は選挙をあまり価値の無いものにすることが大切なのです。投票に行く=選挙に参加することが必ずしも民主主義の行使ではない、棄権することも投票なのです、今回は。棄権票を激増させることによって選挙の結果を意義のない、すくなくとも希薄なものにすることができるのです。

今回に限っては「棄権」が民主主義の行使なのです。これしか選択肢はないのです。小選挙区制が基本の選挙では自民党が少数得票で大量当選するのですから自民が大勝する結果は初めからわかっているのです。選挙に参加すれば、なんといっても、安倍の政策には文句は言えません。言っても「選挙で支持された」として突っぱねられる根拠を与えてしまうことになりますから。

 

もし、投票率が激減したならば、当選者にバラをつける安倍の笑いはうつろになり、特番も盛り上がらず、「支持されたとは言い難いですね」、などの解説もでてくるでしょう。

共産党は「この選挙はいいチャンスだ」と言っていますので支持者は投票に行きますね。で、その分を除いて激減させるのです。とくにすべての無党派市民は、棄権という投票行動で安倍政権のための選挙を拒否することが重要です。

そして今度こそ、「格差を拡げ、日本の経済破綻リスクを醸成する金融緩和・円安政策=アベ・クロダミクスを止めさせる」選挙に追い込むのです。具体的には、消費増税を引き延ばしを決めた2017年4月です。大企業利益増加と富裕層優遇及び円安政策を続けることを柱とする安倍政治において実質賃金が下がり続けるのは変わるはずもなく、それなのに10%消費税は、さらに消費需要を減退させ急激に景気を悪化させるのは必至ですし、逆に再延期すれば、それこそ日本売り、国債の暴落は必至です。どちらにしても地獄なのです。にっちもさっちもいかなくなるのです。黒田の今回の金融緩和(国債の大量購入、同時なされた年金基金GPIFの国債売り=株購入=ギャンブル化)によって日本の財政は袋小路に入りました。(日銀は国債を買い続け、売るに売れない、売れば暴落=金利高騰につながる2年後の2017年はそのアベノミクス破綻が安倍に襲いかかります

 

朝日放送よ、勇気をもって「開票報道特番」をやめるべきです。「大義がない、安倍政権の延命が目的」と朝日新聞に書いてるのですから、やめるべきなのです。いまだ、株高=景気良しの宣伝に騙され続け目覚めないサラリーマンが遂にわかる時が2年後にくるのですから。「開票報道特番」の代わりに、「日本社会の現状と棄権者の声」というテーマで特番を企画し、深刻な状況に突入している生活事情や財政的幼児虐待(累積赤字国債の将来の負担押し付け)、大企業の利益増大と非正規労働者の急増=賃金低下、富裕層・資産家への課税による所得再配分の海外事例などをとりあげた特番を放映することが求められます。


下記の本は、半日で読める、とても分かり易く分析しているのでお薦めです。10月に出版された。
黒田日銀の「大胆な金融緩和」の弊害と危険性や非正規社員の急増=賃金低下など、安倍政権が進める経済政策の現状を把握できます。
 

アベノミクスと暮らしのゆくえ

山家悠紀夫著. -- 岩波書店, 2014. -- (岩波ブックレット ; No. 911). 
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国家の暴走 : 安倍政権の世論操作術

古賀茂明 [著]. -- KADOKAWA, 2014. -- (角川oneテーマ21 ; D-40) 

目次

序章 加速する暴走
第1章 「軍事立国」への暴走
第2章 戦争をするための「一三本の矢」
第3章 本当の「積極的平和主義」とは
第4章 アベノミクスの限界
第5章 間違いだらけの雇用政策
第6章 日本再興への提言
終章 「改革はするが戦争はしない国」へ
 

  


2014.11.20

安倍の長期政権確立のための衆院選を拒否せよ

 拒否の理由はこうだ。

    安倍政権の悪政を止めさせようとする勢力が安倍政権を追い詰めたうえで解散・選挙に持ち込んだのではなく、安倍政権が自らの延命と4年間長期政権をつづけることを目的として安倍首相が提起した選挙であるからです。

    国会を無視し、閣議でのみで集団的自衛権の行使容認を決定した7月の時点以来、国会は不要だということがまかり通っている。この日本の運命を左右する重大な政策を民主主義の要である国会の議論や採択を経ずに決定したのです。その国会・衆議院議員を選ぶなんて意味をなさなくなっているからです。

    したがって、この安倍政権が提起した選挙に乗ることは、「安倍の国会無視」行為を是認することになるのです。反安倍勢力が追い詰めての解散でないので選挙結果は初めから明らかです。自公の過半数以上は目に見えています。したがって、選挙に参加することによってその結果を認めざる得なくなり、安倍政権の諸政策(集団的自衛権の行使、特定秘密保護法、原発再稼働など)を認める、支持することになるのです。お墨付きを与えてしまうのです。選挙後はもう何も言えませんよ。安倍政権はフリーです、何をやってもかまわなくなるのです。どんなに批判しても選挙で信任を受けたので、の一言で突っぱねることが出来るようになるからです。

 わかりましたか?絶対、選挙に参加してはいけません、今回は。投票率を出来る限り下げさせ、自公だけの選挙にするのです。

しかしながら、民主党海江田は「受けて立つ」なんていうし、一番ましな共産党も早々と公認候補をきめるし、どこも選挙に参加してしまいます。安倍のつくった土俵にのぼってしまうことに気が付いていないのです。

つい先週の画期的な沖縄知事選の結果もどこ吹く風、沖縄住民の訴えと重大な意義にも無関心なこの国民にはもうまったく手の施しようがありません。ネットだけが頼り、かな。有志のみんな、頑張ろう、発言しよう!


  



戦後70年にして、ついに「いつでも戦争参加しますよ、準備政権」誕生か・・・!

 

安倍内閣(安倍首相と菅官房長官)はごちゃごちゃ具体例をあげて説明しても、結論は明快で「集団的自衛権の行使」は戦争に参加すること、なんです。(安倍はこれをぜんぜん否定していない)

いろんな想定を公明党に示し土俵にのってもらって、ついに寄り切られそうになってきた。

 

・彼らの説明の中で、日本が「必要最低限度の範囲」で武力を使う、「限定」する、というのがあるが、考えてみてください。少しだけ使ったつもりでも、相手国にとっては敵国となり、日本の領土が攻撃される可能性が生じてしまうのですよ。つまり、攻撃されても文句は言えないことになるのです。

憲法9条、前文、13条は、どんなに解釈を施しても、こねまわしても、「集団的自衛権」(=日本が軍事攻撃されなくても武力行使・戦争に参加する)は否定されているという結論にしかならないが、これを行使する、行使を認めるというのなら、それは「憲法解釈」ではなく憲法の無視である。

・もう一度、はっきりと確認しよう、「集団的自衛権の行使」というのは、日本で武力行使を受けない状況が前提になる、のだということを。日本が攻撃を受けてないのに、国外で起きている事態がどうして「国民の権利を根底から覆す事態」(安倍)になるのか。これはメチャメチャな理屈です。が、安倍はこのメチャクチャな論理でもなんでもいい、とにかく戦争参加を国民(自衛隊員を真っ先に)に強いる、という暴挙をサッカーW杯の熱狂に紛れてやってしまおう、というのだ。

(朝日新聞朝刊2014.6.13に掲載の坂田雅裕-小泉内閣法制局長官の主張を参考にしました)

2015年1月-2月 スペイン・アンダルシアとポルトガル・マデイラ島への旅

2015年1月-2月 スペイン・アンダルシアとポルトガル・マデイラ島への旅
 寒中の京都を脱出して暖かい地中海へ

2015.1.9 南欧スペインの中心都市マラガ
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(つづく)
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